JPS62115352A - ガス検知装置 - Google Patents
ガス検知装置Info
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- JPS62115352A JPS62115352A JP19164786A JP19164786A JPS62115352A JP S62115352 A JPS62115352 A JP S62115352A JP 19164786 A JP19164786 A JP 19164786A JP 19164786 A JP19164786 A JP 19164786A JP S62115352 A JPS62115352 A JP S62115352A
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、雨水の浸入を防止し、地下水により検知部
が浸漬されるのを防止する防水キャップを備えたガス検
知装置に関するものである。
が浸漬されるのを防止する防水キャップを備えたガス検
知装置に関するものである。
近年、地中に埋設したガス管からのガスが漏れて着火し
、これによりガス爆発の惨事を引き起す21G故が発生
している。
、これによりガス爆発の惨事を引き起す21G故が発生
している。
したがって、地中埋設管からガス漏れが発生した場合、
漏れたガスが地中でどのように流れているかを知ること
は爆発事故を防止する上できわめて重要なことである。
漏れたガスが地中でどのように流れているかを知ること
は爆発事故を防止する上できわめて重要なことである。
上記の事故を防止するため従来は測定区域内の測定点に
ガス導出パイプを地上から挿入し、パイプ内のガスを吸
引して測定する方法がとられていた。
ガス導出パイプを地上から挿入し、パイプ内のガスを吸
引して測定する方法がとられていた。
しかしながら、上記の方法では吸引によって地中のガス
が移動するので、漏れたガスの流れを正確にとらえるこ
とができない欠点があった。
が移動するので、漏れたガスの流れを正確にとらえるこ
とができない欠点があった。
このため、漏洩ガスの検知には、ガス検知器の検知部を
マンホール内や地中に設置し、長期にわたって測定する
ことが必要であるが、雨水の浸入あるいは地下水の浸漬
により検知部が損傷するので実施することが不可能であ
った。
マンホール内や地中に設置し、長期にわたって測定する
ことが必要であるが、雨水の浸入あるいは地下水の浸漬
により検知部が損傷するので実施することが不可能であ
った。
この発明は、上記の欠点を解消するためになされたもの
で、ガス検知器(dに設けた防水キャー2ブ内の空気圧
によって長期間地中やマンホール内に設置しておいても
地下水の浸漬を防止し、検知ガスのみを通過させてセン
サへ導くガス検知装置を提供することを目的とする。
で、ガス検知器(dに設けた防水キャー2ブ内の空気圧
によって長期間地中やマンホール内に設置しておいても
地下水の浸漬を防止し、検知ガスのみを通過させてセン
サへ導くガス検知装置を提供することを目的とする。
この発明にかかるガス検知装置は、検知素子が透孔を有
する保護カバーでおおわれて構成されているガス検知器
に、前記保護カバーを包み下方に開口した防水キャップ
を設けたものである。
する保護カバーでおおわれて構成されているガス検知器
に、前記保護カバーを包み下方に開口した防水キャップ
を設けたものである。
この発明においては、ガス検知装置のガス検知器が水が
出るような低い場所に設置されていても下方に開口した
防水キャップで包まれているので、水の侵入が防止され
、ガス検知器が水によって損傷されることがない。
出るような低い場所に設置されていても下方に開口した
防水キャップで包まれているので、水の侵入が防止され
、ガス検知器が水によって損傷されることがない。
まず、この発明に使用されるガス検知器の一例を第2図
の回路図に基づいて説明する。第2図において、Elは
白金線上に不活性物質を塗布し導入された検知ガスを検
知する検知素子、R2は白金線を標準空気で封入した温
度補償素子、R1。
の回路図に基づいて説明する。第2図において、Elは
白金線上に不活性物質を塗布し導入された検知ガスを検
知する検知素子、R2は白金線を標準空気で封入した温
度補償素子、R1。
R2は抵抗器であり、以上でブリッジ回路が構成される
。Bは電源、VRは可変抵抗器であり、rはその摺動子
を示す0Mは指示計、Gは検知ガス、Aは空気である。
。Bは電源、VRは可変抵抗器であり、rはその摺動子
を示す0Mは指示計、Gは検知ガス、Aは空気である。
その動作は、検知ガスGがないときブリッジ回路の出力
が零となるように摺動子rを調整しておく。
が零となるように摺動子rを調整しておく。
次に、検知素子E、の白金線に検知ガスGが触れると、
標準空気と被検知ガスの熱伝導度の違いにより温度が変
化し、かつ、検知ガスGの濃度に比例して白金線の温度
による抵抗値の変化を取り出すことができるので、ブリ
ッジ回路が不平衡となり、指示計Mの指示からガス濃度
を知ることができる。なお、この例は気体熱伝導式の場
合を示したもので、この他にも検知素子E1は各種のも
のを使用できることは明らかである。
標準空気と被検知ガスの熱伝導度の違いにより温度が変
化し、かつ、検知ガスGの濃度に比例して白金線の温度
による抵抗値の変化を取り出すことができるので、ブリ
ッジ回路が不平衡となり、指示計Mの指示からガス濃度
を知ることができる。なお、この例は気体熱伝導式の場
合を示したもので、この他にも検知素子E1は各種のも
のを使用できることは明らかである。
第1図はこの発明の一実施例を示す側断面図で、第1図
と同一符号は同一部分を示し、1は地中のガスを検知す
る場合のガス検知装置の全体を示し、2は基部、3は前
記基部2の上部において一体に固着された保護カバーで
、空気Aや検知ガスGが通過する透孔4が多数形成され
ている。5は前記基部2に載置され検知素子E1と温度
補償素子E2を取り付ける合板、6□ 、62は前記検
知素子E1と温度補償素子E2の導線、7は前記検知素
子E!と温度補償素子E2とを接続したあと、前記基部
2の内部と台板5の下方部分を充填した接着剤、8は前
記保護カバー3の内面に密着して設けられたステンレス
製の金網で、土砂の浸入を防止している。
と同一符号は同一部分を示し、1は地中のガスを検知す
る場合のガス検知装置の全体を示し、2は基部、3は前
記基部2の上部において一体に固着された保護カバーで
、空気Aや検知ガスGが通過する透孔4が多数形成され
ている。5は前記基部2に載置され検知素子E1と温度
補償素子E2を取り付ける合板、6□ 、62は前記検
知素子E1と温度補償素子E2の導線、7は前記検知素
子E!と温度補償素子E2とを接続したあと、前記基部
2の内部と台板5の下方部分を充填した接着剤、8は前
記保護カバー3の内面に密着して設けられたステンレス
製の金網で、土砂の浸入を防止している。
9は防水フィルタで、検知素子E、と温度補償素子E2
が密對して取り付けられており、防水および撥水処理に
より水分を通すことがなく空気Aおよび検知ガスG等の
気体のみを通過させる機能を有し、検知素子El、温度
補償素子E2とを水分による損傷を防止している。
が密對して取り付けられており、防水および撥水処理に
より水分を通すことがなく空気Aおよび検知ガスG等の
気体のみを通過させる機能を有し、検知素子El、温度
補償素子E2とを水分による損傷を防止している。
また、防水フィルタ9は下記の工程により作成される。
(1)、綿セルローズ円筒濾紙を規定の寸法に切断する
。(2)、シリコン(またはふっ素)樹脂系防水剤をビ
ーカーにとり気泡のなくなるまで待つ。(3)、円筒濾
紙を防水剤に5〜lO分浸し、動かしながら充分に含浸
させる。(4)、円筒濾紙を防水剤中から取出し、40
〜50°Cの熱風で約1時間乾燥する。
。(2)、シリコン(またはふっ素)樹脂系防水剤をビ
ーカーにとり気泡のなくなるまで待つ。(3)、円筒濾
紙を防水剤に5〜lO分浸し、動かしながら充分に含浸
させる。(4)、円筒濾紙を防水剤中から取出し、40
〜50°Cの熱風で約1時間乾燥する。
1oは前記各導線61.62の保護管、11は前記防水
フィルタ9の外周に保護カバー3、金網8を介して所定
の隙間を置いて取り付けた防水キャップ、12は前記保
護カバー3と防水キャップ11とを所定の間隙に保持す
る座金、13は前記防水キャップ11の取付けねじ、1
4は土地、14aは地表面、15は地下水、15aは地
下水位である。
フィルタ9の外周に保護カバー3、金網8を介して所定
の隙間を置いて取り付けた防水キャップ、12は前記保
護カバー3と防水キャップ11とを所定の間隙に保持す
る座金、13は前記防水キャップ11の取付けねじ、1
4は土地、14aは地表面、15は地下水、15aは地
下水位である。
次に使用態様について説明する。まず、検知装置1を地
中に埋設する場合は、降雨により土砂や雨水が流れて来
ても防水キャップ11と基部2との隙間が狭いため内部
へ土砂が浸入することなく、また、保護カバー3と金網
8とにより検知装置1の内部へ土砂の浸入を防止し、防
水フィルタ9により水分の浸入を防止して各素子E1
、R2が土砂や水分により損傷されることなく保護され
る。そして空気Aまたは検知ガスGのみを通過させる。
中に埋設する場合は、降雨により土砂や雨水が流れて来
ても防水キャップ11と基部2との隙間が狭いため内部
へ土砂が浸入することなく、また、保護カバー3と金網
8とにより検知装置1の内部へ土砂の浸入を防止し、防
水フィルタ9により水分の浸入を防止して各素子E1
、R2が土砂や水分により損傷されることなく保護され
る。そして空気Aまたは検知ガスGのみを通過させる。
次に、検知装置1が地下水15の中に水没した場合につ
いて説明する。
いて説明する。
この場合、検知装置1は地下水15の中に入れられるが
、検知装置1の内部の気体の体積と圧力についてはボイ
ル・シャルルの法則により、Pv=RT・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(1)で表わされる。ここで、Pは圧力、■は
体積。
、検知装置1の内部の気体の体積と圧力についてはボイ
ル・シャルルの法則により、Pv=RT・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(1)で表わされる。ここで、Pは圧力、■は
体積。
Tは絶対温度、Rは定数である。
第1図において、土地14内の温度が一定であるとすれ
ば、防水キャップ11内の空気の圧力Pは地下水位15
aが地表面14aからam、検知装置1の下端部におけ
る埋設位置がbmのときの圧力となり、その体積v1は に減少し、減少した体積分の地下水15が検知装置]の
下方の隙間から浸入する。
ば、防水キャップ11内の空気の圧力Pは地下水位15
aが地表面14aからam、検知装置1の下端部におけ
る埋設位置がbmのときの圧力となり、その体積v1は に減少し、減少した体積分の地下水15が検知装置]の
下方の隙間から浸入する。
ところで、検知装置1は通常、地表面14aから2m以
内に埋設されるので、(埋設位置:bm2m)防水キャ
ップ]1内の空気の圧力は地下水位T5aが地表面14
aに達した場合(amOm)でも第(2)式により、 であり、防水キャップ11への地下水I5の浸入は防水
キャップ11内部の空間の体積をV6ccとすると第(
3)式より地下水15の浸入部分の体積”Vo−0,8
3V0 =0.17Vo (cc) である。
内に埋設されるので、(埋設位置:bm2m)防水キャ
ップ]1内の空気の圧力は地下水位T5aが地表面14
aに達した場合(amOm)でも第(2)式により、 であり、防水キャップ11への地下水I5の浸入は防水
キャップ11内部の空間の体積をV6ccとすると第(
3)式より地下水15の浸入部分の体積”Vo−0,8
3V0 =0.17Vo (cc) である。
したがって、検知装置1に防水キャップ11が付いてい
る場合は、防水キャップ11とその内側に取り付けであ
る防水フィルタ9との間に空間部の体11i1 V o
を埋設位置b=2mを最大として適宜に設定すれば、地
下水位が地表面T4aに達しても防水フィルタ9への地
下水15の浸入を防止できる。
る場合は、防水キャップ11とその内側に取り付けであ
る防水フィルタ9との間に空間部の体11i1 V o
を埋設位置b=2mを最大として適宜に設定すれば、地
下水位が地表面T4aに達しても防水フィルタ9への地
下水15の浸入を防止できる。
このように地下水位15aが検知装置1の埋設位置(地
表面14aより2m以上)より下がれば検知装置1は支
障なく再びガスの検知を開始する。
表面14aより2m以上)より下がれば検知装置1は支
障なく再びガスの検知を開始する。
以上説明したようにこの発明は、ガス検知器における検
知素子の周囲を保護カバーで覆い、さらに下方に開口し
た防水キャップで保護カバーを包んだ構成としたので、
土砂や雨水はもちろん、検知装置全体が完全に水没して
も、防水キャップ内の空気圧により検知素子に水が達す
ることがないので、検知素子が水分により損傷されるこ
とがない利点を有する。
知素子の周囲を保護カバーで覆い、さらに下方に開口し
た防水キャップで保護カバーを包んだ構成としたので、
土砂や雨水はもちろん、検知装置全体が完全に水没して
も、防水キャップ内の空気圧により検知素子に水が達す
ることがないので、検知素子が水分により損傷されるこ
とがない利点を有する。
第1図はこの発明の一実施例を示す側断面図、第2図は
ガス検知器の一例を示す回路図である。 図中、Elは検知素子、E2は温度補償素子、R,、R
2は抵抗器、Bは電源、VRは可変抵抗器、rは摺動子
、Mは指示計、Gは(被)検知ガス、Aは空気、1は検
知゛装置、2は基部、3は保護カバー、4は透孔、5は
台板、6□ 、62は導線、7は接着剤、8は金網、9
は防水フィルタ、1Qは保護管、11は防水キャップ、
12は座金、13は取付ねじ、14は土地、14aは地
表面、15は地下水、15aは地下水位である。
ガス検知器の一例を示す回路図である。 図中、Elは検知素子、E2は温度補償素子、R,、R
2は抵抗器、Bは電源、VRは可変抵抗器、rは摺動子
、Mは指示計、Gは(被)検知ガス、Aは空気、1は検
知゛装置、2は基部、3は保護カバー、4は透孔、5は
台板、6□ 、62は導線、7は接着剤、8は金網、9
は防水フィルタ、1Qは保護管、11は防水キャップ、
12は座金、13は取付ねじ、14は土地、14aは地
表面、15は地下水、15aは地下水位である。
Claims (1)
- 検知素子が透孔を有する保護カバーでおおわれて構成さ
れたガス検知器において、前記保護カバーを包み下方に
開口した防水キャップを設けたことを特徴とするガス検
知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19164786A JPS62115352A (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ガス検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19164786A JPS62115352A (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ガス検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62115352A true JPS62115352A (ja) | 1987-05-27 |
JPH0317293B2 JPH0317293B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=16278136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19164786A Granted JPS62115352A (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ガス検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62115352A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421854U (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-24 | ||
WO2007141824A2 (en) * | 2006-06-09 | 2007-12-13 | Giorgio Tonelli | Protective container for a device, intended for an underground installation, or an installation immersed in a liquid, and sensor comprising said container |
JP2010008371A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Hitachi Ltd | 可燃性ガスセンサ |
JPWO2019069616A1 (ja) * | 2017-10-02 | 2020-09-10 | パナソニックセミコンダクターソリューションズ株式会社 | センサ装置および気体監視システム |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP19164786A patent/JPS62115352A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421854U (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-24 | ||
WO2007141824A2 (en) * | 2006-06-09 | 2007-12-13 | Giorgio Tonelli | Protective container for a device, intended for an underground installation, or an installation immersed in a liquid, and sensor comprising said container |
WO2007141824A3 (en) * | 2006-06-09 | 2008-02-07 | Giorgio Tonelli | Protective container for a device, intended for an underground installation, or an installation immersed in a liquid, and sensor comprising said container |
JP2010008371A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Hitachi Ltd | 可燃性ガスセンサ |
JPWO2019069616A1 (ja) * | 2017-10-02 | 2020-09-10 | パナソニックセミコンダクターソリューションズ株式会社 | センサ装置および気体監視システム |
US11788999B2 (en) | 2017-10-02 | 2023-10-17 | Nuvoton Technology Corporation Japan | Sensor device and gas monitoring system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0317293B2 (ja) | 1991-03-07 |
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