JPS62115065A - 接着性組成物 - Google Patents

接着性組成物

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JPS62115065A
JPS62115065A JP25572685A JP25572685A JPS62115065A JP S62115065 A JPS62115065 A JP S62115065A JP 25572685 A JP25572685 A JP 25572685A JP 25572685 A JP25572685 A JP 25572685A JP S62115065 A JPS62115065 A JP S62115065A
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber
adhesive
metal
chlorinated
process oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP25572685A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanobu Iwasa
忠信 岩佐
Toshikatsu Kanehara
金原 敏勝
Yoshihiro Ogawa
小川 佳大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP25572685A priority Critical patent/JPS62115065A/ja
Publication of JPS62115065A publication Critical patent/JPS62115065A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はゴムと金属との接着に用いる接着性組成物、と
りわけ加硫ゴムと金属との接着に用いて強固な接着力を
示す接着性組成物に関するものである。
(従来の技術) 従来、ゴムと金属とを接着するには脱脂処理あるいはさ
らにブラスト処理された金属の接着面にフェノール樹脂
を主成分とするプライマーを塗布し、次いで塩素化系ポ
リマーを主成分とするカバーコートを塗布後、これらの
塗膜表面に加硫ゴムまたは未加硫ゴムを配置して加圧・
加熱処理する方法が採用されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、ゴムの組成や用途によっては上記プライマー
やカバーコートを塗布して加圧・加熱接着しただけでは
充分な接着力が得られない場合もあり、例えば高温雰囲
気中で使用される工業用ゴムの場合には熱劣化後の接着
力が低下し易いため、より強固な接着力を備えた接着剤
が望まれている。
とりわけ、加硫ゴムに接着剤を塗布して接着する後加硫
接着の場合は、未加硫ゴムの加硫と接着とを同時に行う
加硫接着の場合に比較して接着工程が簡略であるという
利点があるものの、反面接着力が劣ることから、強固な
接着力を備えた接着剤が必要になるという問題点がある
本発明者らは上記問題点の解決を目的としてゴム用接着
剤につき研究を重ねた結果、ゴムと金属との接着に用い
て充分なる接着力を備えた接着性組成物を見出し、本発
明に到達したものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は塩素化系ポリマーを主成分とする接
着主剤の固形分100重量部に対し、ナフテン系プロセ
スオイルおよび/または芳香族系プロセスオイルを10
〜100重量部配合したことを特徴とする接着性組成物
を採用することにより、上記問題点の解決を図ったもの
である。
(作用) ゴムと金属とを接着する際、金属の接着面にプライマー
を塗布し、次いで本発明の接着性組成物をカバーコート
として塗布後、この接着性組成物からなる塗膜上にゴム
を当接することにより、これらプライマーとカバーコー
トとを介してゴムと金属とが強固に密着し、とりわけ熱
老化後の接着力が向上する。
次に、この接着性組成物の組成につき、より詳細に説明
する。
塩素化系ポリマーを主成分とする接着主剤とは塩化ゴム
、塩素化ポリプロピレン、塩素化エチレン−プロピレン
ゴム、クロロプレンゴム、塩化ビニル系エラストマーな
どの各種塩素化系ポリマーを主成分とし、これにカーボ
ンブランクや少量の架橋剤が添加された接着剤である。
次に上記塩素化系ポリマーを主成分とする接着主剤とナ
フテン系プロセスオイルおよび/または芳香族系プロセ
スオイルとの配合比は、塩素化系ポリマーを主成分とす
る接着主剤の固形分100重量部に対し、10〜100
重量部であって、ナフテン系および/または芳香族系プ
ロセスオイルの配合比が上記の割合より少なくても、ま
た逆に過剰であっても接着力は低下する。
なお、本発明の接着性組成物の調整方法は上記塩素化系
ポリマーを主成分とする接着主剤にナフテン系プロセス
オイルまたは芳香族系プロセスオイルを、もしくはこれ
ら二種のプロセスオイルを任意の割合で配合したものを
上記所定の割合で混合するだけでよい。
次に、上記接着性組成物を用いた加硫ゴムの接着方法を
簡単に説明する。
まず、金属の接着面を脱脂あるいはブラスト処理した後
、金属用プライマー(好ましくはフェノール樹脂系のプ
ライマー)を塗布して乾燥させた後、上記接着性組成物
を塗布して乾燥させる。
上記プライマーや接着性組成物の塗布は金属の形状や大
きさなどに応じてスプレー塗布、へケ塗りあるいはディ
ッピングなど各種の塗布方法を用いて行えばよい。
その後、加硫ゴムの成形物を上記接着性組成物からなる
塗膜上に置き、熱盤プレスのような加熱・加圧装置を用
いて接着を行う。この加熱・加圧処理により上記プライ
マーからなる塗膜と接着性組成物からなる塗膜との界面
、および接着性組成物からなる塗膜と加硫ゴム成形物と
の界面には架橋反応が生じて強固に密着する。また、上
記接着性組成物は金属と未加硫ゴムとの接着の場合にも
同様な方法で行うことができ、この場合は未加硫ゴムの
加硫反応と上記架橋反応とが同時に進行する。なお、上
記接着性組成物の適用対象となる加硫ゴムあるいは未加
硫ゴムとは、天然ゴム(NR)および塩素化ブチルゴム
(Cff−11R)、クロロプレンゴム’(CR)、ク
ロロスルホン化ポリエチレン(C3M)、スチレン−ブ
タジェンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、ブ
タジェンゴム(BR)、エチレン−プロピレン−ジエン
三元共重合ゴム(EPDM)あるいはエチレン−プロピ
レン共重合ゴム(EPM)などの合成ゴムであって、殆
どの工業用ゴムがその適用対象となる。
(実施例) 以下、接着性組成物の具体的配合例、その使用方法およ
び接着力につき、実施例を掲げて説明をする。
まず、表−2に示すようにケムロソク−250(商品名
、ロート礼装塩化ゴム系接着剤)とEPX#1 (商品
名、富士興産社製芳香族系プロセスオイル)とを、その
配合比を種々変えて混合し、接着性組成物−1〜10を
調整した。
一方、表−1の組成からなる未加硫天然ゴム(NR)配
合物を160℃で15分間プレス加硫して5龍厚のNR
基材を製造した。
表−1(表中の「部」は重量部である。)次に、約3.
0龍厚の鉄板二枚の各接着面をトリクロルエチレンで脱
脂後、グリッドプラスト処理を施してプライマー(商品
名「ケムロソクー205」、ロード社製フェノール樹脂
系プライマー)を塗布し、50℃、10分間乾燥後、カ
バーコートとして上記接着性組成物−1をスプレー塗布
してさらに50℃、10分間乾燥した。
次いで、上記鉄板二枚の間に前記5 mm厚のNR基材
を挟み、同基材の厚みが約25%減少するように上下両
方向から押圧した。その後、この状態を保持したまま1
50℃の恒温槽中で40分間加熱して上記接着性組成物
を反応させ、NR基材と鉄板とを接着した。
図は二枚の鉄板1とそれらの間に接着されたNR基材2
を示すものであって、各鉄板1とNR基材2との間には
プライマー3および接着性組成物4がそれぞれ塗布形成
されている。
次に、上記鉄板lとNR基材2との接着力を調べるため
、両面に鉄板1が接着されたNR基材2を試料とし、オ
ートグラフを用いて引張り剪断試験(引張り速度−25
龍/分)と破壊モード測定試験を行い、表−2に示す結
果を得た。一方、上記試料を120℃の恒温槽中に10
日間放置してNR基材2を劣化させたものについても同
様の試験を行い、表−2に示す結果を得た。
また、接着性組成物−2〜10をそれぞれ用いて上記と
同様の方法で鉄板とNR基材とを接着した後、これらを
試料として未劣化時および熱劣化後にそれぞれ引張り剪
断試験(引張り速度=25龍/分)と破壊モード測定試
験を行って表−2に示す結果を得た。なお、表−2中の
比較例−1はケムロソク−250のみからなる接着剤で
あって、未劣化の場合も劣化後の場合もいずれもその接
着力は低下している。また、比較例−2は芳香族系プロ
セスオイルの配合比が過剰な接着性組成物であって、同
様にその接着力は低下している。
次に、表−3に示すようにケムロノク−250とサンセ
ン−410(商品名、サンオイル社製ナフテン系プロセ
スオイル)とを、その配合比を種々変えて混合し、接着
性組成物−11〜20を調整した。
次に、上述した方法により接着性組成物−11〜20を
それぞれ用いて二枚の鉄板間に前記NR基材を接着した
。なお、使用したプライマーは前記「ケムロツタ−20
5J  (ロード社製、フェノール樹脂系プライマー)
である。
また、二枚の鉄板が接着された前記NR基材を試料とし
て同様の試験を行い、表−3に示す結果を得た。なお、
表−3中の比較例−3はナフテン系プロセスオイルの配
合比が過剰な接着性組成物であって、未劣化時において
も劣化後においてもいずれもその接着力は低下している
表−2,3の試験結果から、本実施例の接着性組成物−
1〜20を使用することによりNR基材と鉄板とが強固
に密着し、しかも熱劣化後においてもその接着力は充分
に保持されていることが判明した。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
カバーコートとして使用する接着性組成物は塩素化系ポ
リマーを主成分とするものであれば、いずれのメーカー
のものであってもよい。
また、ゴム基材としては上記NRの外、前記例示の各種
合成ゴムを使用することができる。
さらにまた、接着力の向上を目的として上記接着性組成
物中にジブチルジチオカルバミン酸ニッケルやジエチル
ジチオカルバミン酸ニッケルなどのジチオカルバミン酸
塩(例えば、入内新興化学社製、「ツクランク−NBC
j、[ツクラック−NECJあるいは「ツクラック−N
MCJなど)を接着主剤の固定分に対し、2〜20重量
部重量部加することにより、上記接着性組成物と同等も
しくはそれ以上の接着力を得ることができる。
前記ケムロック−250と、芳香族系もしくはナフテン
系のプロセスオイルと、上記[ツクランク−NBCjと
をその配合比を種々変えて混合した接着性組成物の調整
例(接着性組成物−21〜40)およびその接着力を表
−4,5に示す。
なお、接着力を測定するための試験は前述した方法(引
張り剪断試験、破壊モード試験)により行ったものであ
る。
発明の効果 以上詳述、したように、上記接着性組成物は各種ゴムと
金属とを接着する際に用いて充分な接着力を示し、しか
も熱劣化後においてもその接着力は充分に保持されると
いう効果を発揮し、広汎な工業分野においてゴムと金属
との接着に利用することのできる優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の接着性組成物によりゴムと金属とが接着さ
れている状態を示す断面図である。 1・・鉄板、2・・NR基材、4・・接着性組成物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塩素化系ポリマーを主成分とする接着主剤の固形分
    100重量部に対し、ナフテン系プロセスオイルおよび
    /または芳香族系プロセスオイルを10〜100重量部
    配合したことを特徴とする接着性組成物。
JP25572685A 1985-11-14 1985-11-14 接着性組成物 Pending JPS62115065A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183784A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Inoac Corp 不連続な金属被膜を有する弾性体及びその製造方法
US10005935B2 (en) 2015-05-01 2018-06-26 Lord Corporation Adhesive for rubber bonding

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183784A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Inoac Corp 不連続な金属被膜を有する弾性体及びその製造方法
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