JPS62114691A - 自動検卵移卵機 - Google Patents

自動検卵移卵機

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JPS62114691A
JPS62114691A JP25445085A JP25445085A JPS62114691A JP S62114691 A JPS62114691 A JP S62114691A JP 25445085 A JP25445085 A JP 25445085A JP 25445085 A JP25445085 A JP 25445085A JP S62114691 A JPS62114691 A JP S62114691A
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JP
Japan
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egg
tray
eggs
checking
hatcher
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JP25445085A
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和弘 金子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動検卵移卵機に係り、更に詳しくはセッター
トレーに収容されて孵化されている卵を、セッタートレ
ーにセットしたまま自動的に検卵し、所定の孵化状態の
卵のみを自動的にハッチャートレー内に移すことができ
るようにした自動検卵移卵機に関する。
従来の技術 周知の通り、ブロイラー等の種卵は21日間で孵化する
。この孵化を孵卵機を用いて行う場合には、最初の18
日間をセッターと呼ばれる孵卵機で行い、後の3日間は
ハッチャーと呼ばれる孵卵機に移して行なう。このよう
にセッターからハッチャーに種卵を移す為の移卵作業は
従来は手作業で行なっている。手作業で移卵する場合の
手段は種々あるが、例えばハッチャートレーがセッター
トレーよりも大きく形成されているので、(セッタート
レーは卵を収容するものでありハッチャートレーは孵化
したヒヨコを収容する必要があるので、ハッチャートレ
ーはセッタートレーよりも大きく形成されている。)ハ
ッチャートレーの内部に収まると共にセッタートレーを
内部に収めることができる枠組を形成し、該枠組内にセ
ッタートレーを収容し、次いでこの上からハッチャート
レーを、帽子をかぶせるようにしてかぶせた後に、ハッ
チャートレー、枠組、セッタートレーを三者一体にして
二人がかりで裏返し、裏返した後にハッチャトレー内か
ら上記枠組とセッタートレーを取り去り、卵だけをハッ
チャートレー内に残すようにして移卵している。
又、この移卵機には所定の孵化状態になっている種卵だ
けをハッチャー内に移すようにしている。
このように所定の孵化状態の種卵だけをハッチャー内に
移すようにする為には、セッタートレー上に収容されて
いる種卵を検査する必要があるが、従来この検卵作業を
手作業で行なっている。即ち、セッタートレー上にセッ
トされている種卵の1個ずつに光を照射せしめて内部を
透かしてみて、肉眼で種卵の1個ずつを検査するように
している。
発明が解決しようとしている問題点 上記したようにセッターからハッチャーに種卵を移す時
の検卵作業及び移卵作業を全て手動で行なっているので
次のような不具合、又は解決すべき問題点を内在してい
る。即ち、(イ)検卵作業、移卵作業共に手作業で行な
う為に手間費間がかかり、合理化に限界がある。又(ロ
)検卵作業を行う為にある程度の熟練を要する。更に(
ハ)移卵作業を行う為にセッタートレー、枠組、ハッチ
ャートレー等を一緒に裏返さなければならないので重労
働である。
そして又(ニ)裏返す時に種卵に衝撃を与えて破卵して
しまう等である。
本発明は述上の点に鑑み成されたものでありその目的と
する所は、(1)検卵および移卵作業を自動的に行なう
ことができる自動検卵移卵機を提供するにあり、これに
よって(2)特別の熟練を要することなく、誰れにでも
容易に検卵、移卵を行なうことができ、又(3)セッタ
ートレー、枠組、ハッチャートレー等を裏返すという重
労働を無くして、労力の軽減化を図ることができ、更に
(4)移卵時の破卵を可及的に少くして歩留りの向上を
達成することができる自動検卵移卵機を提供するにある
問題点を解決する為の手段 本発明は上記目的を達成する為に次の技術的手段を有す
る。即ち、実施例に対応する添付図面に使用した符号を
用いて説明すると、セッタートレー上に収容され孵卵機
内で孵化されている卵3…の孵化状態を検査する為の検
卵装置4と上記検卵された卵3…をセッタートレー2か
らハッチャートレー5に移す為の移卵装置6より成り、
上記検卵装置4はセッタートレー2上に収容されている
卵3…の収容態様の内、その幅方向に対応する配列で検
卵用センサー12…が複数個配設されていて、これらの
検卵用センサー12…の前をセッタートレー2が通過し
た時に、このセッタートレー2上に収容されている卵3
…の孵化状態を検出することができる検卵部7と、セッ
タートレー2の進行位置を検出する為の位置検出センサ
ー13…を有する位置検出部8と、検卵部7によって検
出された検卵信号16に基いて制御出力信号17を発信
する為の動作回路部9より成り、力信号17を発信する
為の動作回路部9より成り、移卵装置6は、検卵終了位
置に於けるセッタトレー2の上側に位置する箇所に配設
された左右一対のハッチャートレー用ラック20,20
と、ハッチャートレー用ラック20,20の上側を初期
動作位置とすると共に、上下動機構24によって上記左
右一対のハッチャー用ラック20,20内の隙間23を
通って、セッタートレー上に下動することができる吸卵
部21と、移卵装置の各動作をシーケンス制御する為の
制御回路部22より成り、上記吸卵部21にはセッター
トレー2上にセットされている卵3…の収容態様と同一
の配列で吸着盤27…が複数個取着されていると共に、
真空機構28が連設されており、吸着盤27…と真空機
構28の間は真空通路29を介して接続されており、制
御回路部22は、セッタートレー2およびハッチャート
レー5の挿脱を検出する為の挿脱検出センサーMS1,
MS2,MS3を有していて、これらの挿脱検出センサ
ーの検出信号に基いて上記上下動機構24と真空機構2
8をシーケンス制御するように成されており、更に上記
吸着盤27…には当該吸着盤27…の吸着動作をオン・
オフ制御する為のオン・オフ制御手段30が設けられて
いて、これらオン・オフ制御手段30の駆動は、上記検
卵装置4の動作回路部9から発信される制御出力17に
よって制御されるように成されている自動検卵移卵機で
ある。
に成されている自動検卵移卵機である。
作用 本発明は上記技術手段より成るので、セッタートレー2
を検卵装置4の入口側11から奥部側14へ向けて差し
込んでいくと、セッタートレー上に収容されている卵3
…は検卵用センサー12…の前を次々と通過していくこ
とになる。上記検卵用センサー12…は、セッタートレ
ー2上に収容されている卵3…の内、その幅方向に対応
する配列で配設されているものであるから、1列目、2
列目、3列目…n列目というように列毎に検卵していく
ことができ、検卵した結果は検卵信号16として動作回
路部9に送信される。そして、検卵用センサー12…が
何列目の種卵を検卵しているのかは位置検出部8によっ
て検出されていて、その検出結果が位置検出信号18と
して上記動作回路部9に送られるようになっている。こ
れによって、部9に送られるようになっている。これに
よって、動作回路部9はセッタートレー上に収容されて
いる複数の卵3…の孵化状態を個別に識別できるように
なっている。上記のように卵3…の孵化状態を識別した
動作回路部9は、オン・オフ制御手段30…に制御出力
信号17を発信する。上記制御出力信号17を受信した
オン・オフ制御手段30…はその制御出力信号17に基
いて、吸着盤27…の吸着動作をオン・オフ制御する。
の吸着動作をオン・オフ制御する。
上記のようにして検卵が順次行なわれ、セッタートレー
を検卵終了位置迄差し込んだ時に全ての検卵が終了する
。そして、この検卵が終了した時に、上記吸着盤27…
は所定の孵化状態の種卵に対応する吸着盤のみがオン・
オフ制御手段によって吸着動作可能とされている。
セッタートレー2が検卵終了位置まで差し込まれた時に
、これを挿脱検出センサーMS1が検出し、制御回路部
22が上下動機構24を駆動せしめる。これによって吸
卵部21が左右一対のハッチャートレー用ラック20,
20内の隙間23を通って、セッタートレー2上迄下動
せしめられて、所定の孵化状態の卵3…のみを真空吸着
する。そして、真空吸着後に吸卵部21は上方の初期動
作位置に復帰する。
このように吸卵部が所定の孵化状態の卵3…を真空吸着
して初期動作位置に復帰したら、次にハッチャートレー
用ラック20,20にハッチャートレー5を差し込む。
このハッチャートレー5の差し込みは挿脱検出センサー
MS2によって検出されて、制御回路部22が上記吸卵
部21をハッチャートレー5の上部近傍迄下動せしめる
。そして吸卵部21が下動限に達した時に制御回路部2
2が真空機構28の真空動作を停止せしめるので、吸着
盤27…が真空吸着していた卵3…をハッチャートレー
5上に放卵する。この放卵後に上記吸卵部21は、制御
回路部22によって駆動制御される上下動機構24によ
って再び上側の初期動作位置に上動せしめられる。
そして、ハッチャートレー5をハッチャートレー用ラッ
ク20,20内から抜き去ることによって第1回目の検
卵・移卵工程が終了する。以後上記の如くの動作を繰り
返して検卵・移卵作業を行なうようにする。
実施例 次に添付図面に従い本発明の好適な実施例を詳述する。
図中1は自動検卵移卵機本体を示し、セッタートレー2
に収容されて孵卵機内で孵化中の卵3…の孵化状態を検
査する為の検卵装置4と、該検卵装置4によって検卵さ
れた卵3…の内、所定の孵化状態の卵だけをハッチャー
トレー5に移す為の移卵装置6によって構成されている
上記検卵装置4は検卵部7、位置検出部8、動作回路部
9によって構成されている。上記検卵部7は本体1を構
成する基台10の入口側11上に検卵用センサー12…
を複数個配設して構成したものである。上記検卵用セン
サー12…の配設態様は、セッタートレー2の卵の収容
態様に対応して定めるようにする。即ち、本実施例に於
いてはセッタートレー2が第6図に示すように第1列目
、第3列目、第5列目…の奇数列と、第2列目、第4列
目、第6列目…の偶数列は互いに半分ずれた態様で形成
されているので、第1列目と第2列目の収容態様に対応
させて配設するようにする。
上記検卵用センサー12としては種々のセンサーを考慮
することができるが、本実施例に於いては、投光器12
aと受光器12bより成る赤外線センサーを配設した例
を示している。
上記位置検出部8はセッタートレー2の進行位置を検出
する為のものであって、セッタートレー2の位置を検出
することによって、検卵用センサー12…が検出中の卵
3…が、セッタートレー2の何列目にセットされている
ものであるかを検出し、その検出した結果を動作回路部
9に知らせるものである。セッタートレー2の進行位置
を検出する為の位置検出センサー13として、本実施例
ではリミットスイッチを用いた例を示している。即ち、
上記位置検出センサー13…を、基台10の表面上の入
口側11から奥部側14にかけて配設されたセッタート
レー案内枠15,15上に複数個取着せしめ、セッター
トレー2をこの案内枠15,15間に差し込んだ時に、
セッタートレー2によって接触子13a…が順次押圧さ
れていくことによってセッタートレー2の進行位置を検
出することができるようにしたものである。
ようにしたものである。
上記動作回路部9は、検卵部7から送信される検卵信号
16に基いて、制御出力信号17を発信する為に設けら
れたものである。上記したように検卵部7には検卵用セ
ンサー12…が配設されているが、これらの検卵用セン
サー12…はセッタートレー2上に収容されている複数
の卵3…の内、第1列目と第2列目に対応させた分しか
配設されていない。従って、第3列目以後の奇数例の検
卵は第1列目にセットされている卵3…を検卵した検卵
用センサーを繰り返し使用すると共に、第2列目以後の
偶数列の検卵は、第2列目にセットされている卵3…を
検卵した検卵用センサーを繰り返して使用するように成
されている。その為に検卵用センサー12…が検出した
検卵信号16はそのままでは何列目の卵を検卵した結果
発信されたものであるかわからず、従ってこの検卵信号
16をそのまま制御出力信号17として使用することが
できない。動作回路部9は上記検卵信号16と、位置検
出部8から送信される位置検出信号18の両方を受信し
、1個ずつの卵3…に対応する個別の制御出力信号17
として送信する為に設けられた回路部である。この動作
回路部9の構成をより具体的に説明すると、例えばセッ
タートレー2に、第6図に示すように幅方向に沿って卵
収容部19…が6個形成されたものが22列形成されて
いるとする。
個形成されたものが22列形成されているとする。
このようなトレーの場合には記憶素子、例えばキープリ
レー等を1列に6個で22列配設する。そして、セッタ
ートレー2を入口側11から差し込んで、セッタートレ
ー2の1列目にセットされている卵3…を検卵用センサ
ー12…で検卵している時には、1列目の記憶素子を動
作可能状態とする位置検出センサー13…がセッタート
レー2に押圧されて、1列目の卵3…に対応させて配設
された上記記憶素子がスタンバイとなり、検卵用センサ
ー12から送られる検卵信号16に備え、2列目の卵を
検卵する時には、2列目の記憶素子をスタンバイ状態と
する為の位置検出センサー13が押圧されて、2列目の
記憶素子をスタンバイ状態にさせる。このようにして、
セッタートレー2上にセットされている卵3…の1個ず
つに対応させて配設されている記憶素子の各々を、列各
に順次スタンバイ状態にして、卵3…の個々の制御出力
信号17を発信するものである。上記制御出力信号17
は後述する放卵終了時迄送信し続けられるように成され
ている。
成されている。
次に移卵装置6について説明する。該移卵装置6は、検
卵終了位置に於けるセッタートレー2の上側に位置する
箇所に配設された、左右一対のハッチャートレー用ラッ
ク20,20と該ハッチャートレー用ラック20,20
の上側を初期動作位置とする吸卵部21と、移卵装置6
の各部をシーケンス制御する制御回路部22によって構
成されている。
上記ハッチャートレー用ラック20,20、検卵終了位
置の上側にハッチャートレー5を挿脱する為に設けられ
たものであり、これら左右一対のハッチャートレー用ラ
ック20,20の間には隙間23が形成されている。上
記隙間23はセッタートレー2の大きさと略同じ大きさ
に形成されている吸卵部21が通ることができるように
可能な限り大きく形成するようにする。
吸卵部21は、セッタートレー2上にセットされている
卵3…の内、所定の孵化状態の卵3…を真空吸着してハ
ッチャートレー5内に移す為のものであり、上下動機構
24によって上記隙間23内を通って上下動せしめられ
るものである。
上下動機構24としては種々の機構を考慮することがで
きるが、本実施例に於いては第10図に示すような上下
動機構とすることができる。即ち、第10図に示す上下
動機構24は上下動モータ25を正逆方向に回転せしめ
ることによって、吸卵部21を支持している天板26を
上下動せしめるように成したものである。吸卵部21に
は吸着盤27…が複数個取着されていると共に、真空機
構28が連設されており、これら複数の吸着盤27…と
真空機構28間は真空通路29を介して接続されている
。上記吸着盤27…はセッタートレー2上に収容されて
いる卵3…の収容態様に対応する態様で取着されている
ものであって、セッタートレー2上に収容されている卵
3…を真空吸着する為に取着されているものである。上
記吸着盤27…の各々には、 吸着盤27…の吸着動作をオン・オフ制御する為のオン
・オフ制御手段30…が配設されている。
このオン・オフ制御手段30...としては種々の手段
を考慮することができるが、第9図の例は、各々の吸着
盤27…に通ずる真空通路中に、該真空通路を開閉する
為の電磁弁31…を配設した例を示している。このオン
・オフ制御手段30…は前記動作回路部9から発信され
る制御出力信号17によって制御されながら各々の真空
通路を開閉するものである。制御回路部22は上下動機
構24および真空機構28をシーケンス制御するもので
ある。
即ち、この制御回路部22は上下動機構24の下動限位
置を検出する為のリミットスイッチLS1.上動限位置
を検出する為のリミットスイッチLS2、およびハッチ
ャートレー上の上側近傍位置を検出する為のリミットス
イッチLS3を有していて、これらのリミットスイッチ
LS1,LS2,LS3の検出信号に基いて上下動機構
24の動作を制御するものである。制御回路部22はセ
ッタートレー2およびハッチャートレー5の挿脱に応じ
て上下動機構24や真空機構28等を制御するので、各
トレーの挿脱を検出する為のマイクロスイッチが、セッ
タートレー案内枠15およびハッチャートレー用ラック
20上に配設されている。即ち、セッタートレー案内枠
15上にはセッタートレーの挿脱を検出する為のマイク
ロスイッチMS1が配設されていると共に、ハッチャー
トレー用ラック20上にはハッチャートレーの挿脱を検
出する為のマイクロスイッチMS2が配設されている。
第10図の例では、ハッチャートレー用ラック20上に
マイクロスイッチMS3を配設し、マイクロスイッチM
S1の出力をこのマイクロスイッチMS3を介して制御
回路部22に送信するようにしている。これは、ハッチ
ャートレー5がハッチャートレー用ラック20,20内
に差し込まれている時には、セッタートレー案内枠15
,15内にセッタートレー2を差し込んでもその信号が
制御回路部22に送信されないようにする為である。
尚、図中32は真空機構28と吸卵部21間を接続する
真空ホース33中に介設された電磁弁、34は空気圧縮
機であり、吸卵部21に圧縮空気を送給する為に配設さ
れたものであり、該空気圧縮機34と吸卵部21間を接
続する加圧ホース35中には電磁弁36が介設されてい
る。
次に上記実施例に基き動作を説明する。
本発明は上記の如く構成されているので、卵3…をセッ
トしているセッタートレー2を本体1の入口側11から
奥部側14に向けて差し込んでいく時に、上記卵3…の
孵化状態を自動的に検査することができる。
即ち、上記卵3…はこのようにセッタートレー2を差し
込んでいく時に、基台10の上面の入口側に配設されて
いる検卵用センサー12…の検査領域を通過していくこ
とになる。
上記検卵はセッタートレー2上にセットされていり卵3
…の列各に行なわれていく。即ち、1列目の卵3…が上
記検卵用センサー12…の検査領域を通過する時は、1
列目の卵3…の各々に対応して配設されている動作回路
部9中の記憶素子がスタンバイ状態となる。これは、位
置検出部8の位置検出センサー13…の内、1列目に対
応してセッタートレー案内枠15上に配設されて位置検
出センサー13の接触子13aがセッタートレー2に押
圧され、位置検出部8から動作回路部9へ、 位置検出信号18として送信されるからである。
そして、このように列各に対応してスタンバイ状態とさ
れている動作回路部9に対して、検卵部7から検卵信号
16が送信される。上記検卵信号16を受信した動作回
路部9は、その検卵信号16に基いた制御出力信号17
をオン・オフ制御手段30に送信する。この制御出力信
号17は各々の卵3…各に個別に送信されるものであり
、セッタートレー2上に収容されている卵3…の収容態
様に対応して取着されている吸着盤27…は上記制御出
力信号17によって真空吸着動作をオン又オフ状態にさ
れる。これをより具体的に説明すると、例えば第6図中
進行方向矢示37に向かって右から3番目の卵収容部1
9′に収容されている卵が、無精卵又は中止によって、
所定の孵化状態になっていなかったとする。この卵の孵
化状態は、この卵を検査する為に配設されている検卵用
センサー12によってその孵化状態を検査されて、ハッ
チャートレー5に移さない卵であると判定される。この
検卵信号16が動作回路部9に送信されると、動作回路
部9は上記卵収容部19′に対応して吸卵部21上に取
着されている吸着盤27に取着されているオン・オフ制
御手段30に当該吸着盤27に連らなる真空通路29を
閉じるように制御出力17を送信する。従って、この卵
収容部19′上にセットされている卵は吸卵部21に真
空吸着されなくなって、セッタートレー2上に残ること
になる。
に残ることになる。
このようにして、1列目、2列目、3列目…n列目と順
番に列各に検卵していき、セッタートレー2を一番奥部
側14に差し込んだ時に全ての検卵が終了する。この検
卵終了時にセッタートレー2がセッタートレー案内枠1
5上に配設されているマイクロスイッチMS1の押圧子
MS1Pを押圧する。
この押圧子MS1Pが押圧されると、制御回路部22が
上下動機構24に向かって、下動信号38を発信する。
上記下動信号38を受信した上下動機構24は上下動モ
ータ25を正回転せしめる。この上下動モータ25が正
回転すると、その回転トルクによって天板26が第2図
中矢示39に示したように下動せしめられる。この天板
26の下動は、吸着盤27…がセッタートレー2上に収
容されている卵3…に過不足無く当接することができる
位置迄下動した時に、 天板と一緒に下動する第10図中に示した押圧片41が
天板26の下動限を規制するリミットスイッチLS1の
接触子LS1Pに当接して終了する。この天板26が下
動する時に、吸卵部21がハッチャートレー用ラック2
0,20間を通ることになるが、吸卵部21はセッター
トレー2と略同じ大きさに形成されており、且つハッチ
ャートレー用ラック20,20間にはセッタートレー2
よりも大きな隙間23が形成されているので、吸卵部2
1は上記ラック20,20間をスムースに通過すること
ができるものである。
上記のようにして吸卵部21がセッタートレー2上に下
動してリミットスイッチLS1が押された時に上記制御
回路部22は真空機構28に真空動作信号42を発信す
る。これによって吸着盤27…は各々セッタートレー2
上にセットされている卵3…を真空吸着するのであるが
、上記各々の吸着盤27...はオン・オフ制御手段3
0…によってオン・オフ制御せしめられており、所定の
孵化状態になっていない卵に対応する吸着盤27…はそ
の真空通路が閉じられているので、卵を真空吸着するこ
とができない。そしてリミットスイッチLS1が押圧さ
れてから所定の時間、例えば1秒間経過した時に、 制御回路部22から上下動機構24に向かって上動信号
43が発信される。この上動信号43によって上下動モ
ータ25は逆回転せしめられ、これによって天板26が
第2図中矢示44で示したように上動せしめられる。天
板26の上動は押圧片41がリミットスイッチLS2の
接触子LS2Pに当接した時に終了し、これによって吸
卵部21は吸着盤27…上に卵3を真空吸着した態様で
初期動作位置に復帰することになる。
上記の如くの状態で吸卵部21が初期動作位置に復帰し
たら、次に左右一対のハッチャートレー用ラック20,
20中にハッチャートレー5を差し込む。
ハッチャートレー用5がこのように差し込まれると、ハ
ッチャートレー用ラック20上に配設されているマイク
ロスイッチMS2の押圧子MS2Pがハッチャートレー
5に押圧される。上記押圧子MS2Pが押圧されると制
御回路部22が上下動機構24に再度下動信号38を発
信する。従って、卵3…を真空吸着した状態で吸卵部2
1が下動する。この下動限は卵3…の下端部がハッチャ
ートレー5の底面に触れるか、又は触れる寸前とし、こ
の位置で押圧片41がリミットスイッチLS3の接触子
LS3Pに当接する。接触子LS3Pが押圧されると制
御回路部22は上下動機構24の下動動作と、真空機構
28の吸引動作を停止せしめると共に、空気圧縮気34
を駆動せしめる。
この吸引停止と共に加圧空気が真空通過中に送給される
ことによって、真空吸着されていた卵3…はハッチャー
トレー5内に放卵されることになる。
卵されることになる。
上記放卵によって動作回路部9からオン・オフ制御手段
30に送信されていた制御出力信号17がクリアーとな
り、検卵装置4は次の検卵を行うことができるようにな
る。従って、前と同様にセッタートレー案内枠15,1
5中にセッタートレー2を差し込んで検卵を開始する。
このセッタートレー2を差し込んだ時に、該セッタート
レー2がマイクロスイッチMS1の押圧子MS1Pを押
圧しても、ハッチャトレー5がハッチャートレー用ラッ
ク20,20内に差し込まれている時には、マイクロス
イッチMS3によって、マイクロスイッチMS1と制御
回路部22間は開回路にされているので、ハッチャート
レー5がハッチャートレー用ラック20,20内に差し
込まれているにも拘らず、天板26が下動せしめられる
不具合は無い。
リミットスイッチLS3の接触子LS3Pが押圧されて
から所定時間、例えば1秒間経過した時に、制御回路部
22から上下動機構24に上動信号43が発信される。
これによって上下動モータ25が逆回転せしめられて、
吸卵部21が上動せしめられて上側の初期動作位置に復
帰する。次いで、内部に卵3...が放卵されたハッチ
ャートレー5を抜き出して1回目の検卵移卵作業が終了
する。
そして上記ハッチャートレー5を抜き出すことによって
、マイクロスイッチMS1と制御回路部22間が閉回路
となるので1回目と同じように、吸卵部21がセッター
トレー2上に下動してきて、セッタートレー2上に収容
されている卵3の内、所定の孵化状態の卵を真空吸着す
るものである。
本実施例に於いてはオン・オフ制御手段30として、電
磁弁31を用いた例を示したが、第11図に示すような
上動手段45を用いて、所定の孵化状態以外の卵に対応
する吸着盤27は卵3に接触しないように上方に持ち上
げておくようにしてもよい。上記上動手段45としては
、ソレノイド又は小形モータ等を利用して構成すること
ができる。
又、本実施例に於いては上下動機構24として、上下動
モータ25とラック・ピニオンを組み合わせたものを示
したが、この上下動機構24としては油圧や空気シリン
ダを用いて吸卵部21を直接的に上下動せしめるように
してもよい。
更に、この例では負圧及び正圧を作る為に真空機構と空
気圧縮機をそれぞれ配設した例を示したが、このように
することなく、リングブローモーターを用いて吸引側の
負圧及び吐出側の正圧を利用し、真空通路29への負圧
及び正圧の切換えを電磁弁によって行うようにしてもよ
い。
そして更に、本実施例ではハッチャートレー5をセッタ
ートレー2と同じ方向、即ち入口側14から奥部側15
に向かう方向から挿脱するようにした例を示したが、上
記ハッチャートレー5は本体1の横方向から挿脱するよ
うにしてもよい。この場合、例えば本体1の左側に挿入
場所を設けると共に右側に抜き出し場所を設け、ハッチ
ャートレー5の挿入場所→放卵場所→抜き出し場所の移
動を、制御回路部22に制御される送り手段を配設して
、吸卵部21の動作に対応させて自動的に行うようにし
てもよい。
発明の効果 以上詳述した如く本発明は(1)本体1に検卵装置4と
移卵装置6を一体的に配設したものであるから、検卵と
移卵を自動的に行うことができる自動移卵検卵器を提供
することができ、これによって(2)特別の熟練を要す
ることなく検卵・移卵作業を行うことができ、又(3)
セッタートレー2からハッチャートレー5への移し替え
を真空吸着しながら行うようにしたので重労働を無くし
て労働の軽減化を図ることができ、更に(4)移卵時の
破卵を可及的に少くすることができて、歩留りの向上を
達成することができる自動検卵移卵機を提供する等種々
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の実施例を示し、第1図は側面図、第
2図は正面図、第3図は各部機構の関連を示す構成図、
第4図は本体入口側に於ける検卵用センサーの配設態様
を説明する為の図、第5図は同じく検卵用センサーの配
設態様を説明する為の、本体入口側部分の断面図、第6
図はセッタートレーの部分平面図、第7図は位置検出セ
ンサーの配設態様を示す図、第8図はハッチャートレー
の平面図、第9図は吸着盤の取着態様を示す吸卵部の部
分断面図、第10図は上下動機構の一例を示す斜視図、
第11図はオン・オフ手段の他の例を示す図である。 尚、図中1…本体. 2…セッタートレー、3…卵 4
…検卵装置 5…ハッチャートレー、 6…移卵装置、
 7…検卵部、 8…位置検出部、 9…動作回路部、 11…入口側、 12…検卵用センサー、13…位置検
出センサー、 16…検卵信号、17…制御出力信号、
 18…位置検出信号、20…ハッチャートレー用ラッ
ク、 21…吸卵部、22…制御回路部、 23…隙間
、 24…上下動機構、 27…吸着盤、28…真空機構、
29…真空通路、30…オン・オフ手段をそれぞれ示し
ている。 をそれぞれ示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セッタートレー2上に収容されて孵卵機内で孵化されて
    いる卵3…‥の孵化状態を検査する為の検卵装置4と、
    上記検卵でされた卵3…‥を、セッタートレー2からハ
    ッチャトレー5に移す為の移卵装置6より成り、上記検
    卵装置4は、セッタートレー2上に収容されている卵3
    …‥の収容態様の内、その幅方向に対応する配列で検卵
    用センサー12…が複数個配設されていて、これらの検
    卵用センサー12…の前をセッタートレー2が通過した
    時に、このセッタートレー上に収容されている卵3…‥
    の孵化状態を検出することができる検卵部7と、セッタ
    ートレー2の進行位置を検出する為の位置検出センサー
    13を有する位置検出部8と検卵部7によって検出され
    た検卵信号16に基いて制御出力信号17を発信する為
    の動作回路部9より成り、移卵装置6は、検卵終了位置
    に於けるセッタートレー2の上側に位置する箇所に配設
    された左右一対のハッチャートレー用ラック20、20
    と、ハッチャートレー用ラック20、20の上側初期動
    作位置とすると共に、上下動機構24によって上記左右
    一対のハッチャートレー用ラック20、20内の隙間2
    3を通ってセッタートレー2上に下動することができる
    吸卵部21と、移卵装置の各動作をシーケンス制御する
    為の制御回路部22より成り、上記吸卵部21にはセッ
    タートレー2上にセットされている卵3…‥の収容態様
    と同一の配列で吸着盤27…‥が複数個取着されている
    と共に、真空機構28が連設されており、吸着盤27…
    ‥と真空機構28の間は真空通路29を介して接続され
    ており、制御回路部22は、セッタートレー2およびハ
    ッチャートレー5の挿脱を検出する為の挿脱検出センサ
    ーMS_1、MS_2、MS_3を有していて、これら
    の挿脱検出センサーの検出信号に基いて上記上下動機構
    24と真空機構28シーケンス制御するように成されて
    おり、更に上記複数の吸着盤27…‥には当該吸着盤2
    7…‥の吸着動作をオン・オフ制御する為のオン・オフ
    制御手段30が設けられていて、これらオン・オフ制御
    手段30の駆動は、上記検卵装置4の動作回路部9から
    発信される制御出力信号17によって制御されるように
    成されており、これらによって卵3…‥をセットしセッ
    タートレー2を検卵部7に差し込んだ時に、上記卵の孵
    化状態が検出されると共に、吸卵部21が上側の初期動
    作位置から、左右一対のハッチャートレー用ラック20
    、20内に形成された隙間23内を通って、ハッチャー
    トレー用ラック20、20の下側に位置するセッタート
    レー2上に移動し、セッタートレー2にセットされてい
    る卵3…‥の内、所定の孵化状態の卵3…‥のみを真空
    圧で吸着した後に上記の初期動作位置に戻り、次いでハ
    ッチャートレー用ラック20、20内にハッチャートレ
    ー5を差し込んだ時に、この吸卵部21がハッチャート
    レー5の上側近傍迄下降して、このハッチャートレー5
    の中に真空吸着していて卵3…‥を放卵し、放卵した後
    に再度初期動作位置に上動することによってセッタート
    レー2内にセットされていたを卵3…‥の内、所定の孵
    化状態の卵3…‥のみをハッチャートレー中に移卵する
    ようにしたことを特徴とする自動検卵移卵機。
JP25445085A 1985-11-13 1985-11-13 自動検卵移卵機 Pending JPS62114691A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574339U (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 赤石工業株式会社 洗濯機用棚装置
JP2005515770A (ja) * 2002-01-29 2005-06-02 エフ ピー エス フーヅ プロセッシング システムス ベスロテン フェンノートシャップ 洗卵システムおよび洗卵方法
JP2011501654A (ja) * 2007-09-21 2011-01-13 ファイザー・インク 自動化された卵除去の性能をモニタリングする為の方法と装置
JP2015523862A (ja) * 2012-06-05 2015-08-20 ゾエティス・エルエルシー 卵を移送する処理システム及び関連する方法

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