JPS62114208A - 電解コンデンサ駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサ駆動用電解液Info
- Publication number
- JPS62114208A JPS62114208A JP25366185A JP25366185A JPS62114208A JP S62114208 A JPS62114208 A JP S62114208A JP 25366185 A JP25366185 A JP 25366185A JP 25366185 A JP25366185 A JP 25366185A JP S62114208 A JPS62114208 A JP S62114208A
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- JP
- Japan
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- acid
- electrolytic capacitor
- driving
- electrolytic
- electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電解コンデンサ駆動用電解液に関するものであ
る。
る。
[従来の技術]
電解コンデンサ駆動用′iシ解液として、グリセリン、
エチレングリコール等の極性溶媒にアジピン酸、アジピ
ン酸アンモンのような有機酸又は有機酸塩を溶解した溶
液を用いることは知られている。(例えば特公昭58−
13019号特許公報、特開昭58−159321″+
公開特許公報参照)しかしながら、L述の′電解液は
120℃以ヒの高温度での安定性に欠け、寿命特性が不
良である欠点を有する。
エチレングリコール等の極性溶媒にアジピン酸、アジピ
ン酸アンモンのような有機酸又は有機酸塩を溶解した溶
液を用いることは知られている。(例えば特公昭58−
13019号特許公報、特開昭58−159321″+
公開特許公報参照)しかしながら、L述の′電解液は
120℃以ヒの高温度での安定性に欠け、寿命特性が不
良である欠点を有する。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明の目的は、従来技術が有していた前述の欠点を解
消しようとするものである。
消しようとするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明においてはフルオロカルボン酸又はその111の
有機溶媒溶液を使用する。フルオロカルボン酸又はその
塩としては好、ましくは−・般式CnF7n(CCIO
H)2(nは、kfましくは l−12)で表わされる
バーフルオロンカルボン 塩、 CnF、+n、1 C0OH(nは前と同じ)で
表わされるパーフルオロカルボン酸又はその塩、c2F
、とCF=CFO(CF2)3 COOCH3の共重合
体を加水分解して得たパーフルオロカルボン酸又はその
塩等を用いることができる。なかでもパーフルオロジカ
ルボン酸或はその塩類を用いた場合特に好適な結果を得
ることができる。なお、CnF2n 。
有機溶媒溶液を使用する。フルオロカルボン酸又はその
塩としては好、ましくは−・般式CnF7n(CCIO
H)2(nは、kfましくは l−12)で表わされる
バーフルオロンカルボン 塩、 CnF、+n、1 C0OH(nは前と同じ)で
表わされるパーフルオロカルボン酸又はその塩、c2F
、とCF=CFO(CF2)3 COOCH3の共重合
体を加水分解して得たパーフルオロカルボン酸又はその
塩等を用いることができる。なかでもパーフルオロジカ
ルボン酸或はその塩類を用いた場合特に好適な結果を得
ることができる。なお、CnF2n 。
CnF2n・+に!i−のパーフルオロ基は直鎖であっ
てもよく、分岐を有していてもよい。
てもよく、分岐を有していてもよい。
に記各カルボン酸の塩としては、好ましくは、アンモニ
ウム塩、アミン塩アルカリ金属塩等が好適に使用される
。
ウム塩、アミン塩アルカリ金属塩等が好適に使用される
。
パーフルオロジカルボン酸又はその塩としては、パーフ
ルオロアジピン酸、パーフルオロデカンジカルボン酸’
Jnが12以下、9ましくはn= 2〜lOのものが
最も好ましく、主導度の高い電解液をうろことができる
。
ルオロアジピン酸、パーフルオロデカンジカルボン酸’
Jnが12以下、9ましくはn= 2〜lOのものが
最も好ましく、主導度の高い電解液をうろことができる
。
有機溶媒としては、グリセリン、エチレングリコール、
ジエチレングリコールなどの多価アルコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテルなどのアルキルエーテル
類、メチルアミンジメチルアミン、 Nメチルピロリド
ンなどのアミン類γ−ブチルラクトン、γ−バレロラク
トンなどのケトン類、ジメチルアセトアミドなどのアミ
ド類などが好適に使用できる。なかでも、エチレングリ
コール、γ−ブチルラクトン等の極性有機溶媒が特に好
適に使用できる。
ジエチレングリコールなどの多価アルコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテルなどのアルキルエーテル
類、メチルアミンジメチルアミン、 Nメチルピロリド
ンなどのアミン類γ−ブチルラクトン、γ−バレロラク
トンなどのケトン類、ジメチルアセトアミドなどのアミ
ド類などが好適に使用できる。なかでも、エチレングリ
コール、γ−ブチルラクトン等の極性有機溶媒が特に好
適に使用できる。
なおフルオロカルボン酸又はその塩の濃度は好ましくは
1〜70wt%、特には5〜EiOvt%とするのが適
当である。
1〜70wt%、特には5〜EiOvt%とするのが適
当である。
また、本発明の電解液には、必要に応じて化成性改良剤
としてリン酸塩、ホウ酸多価アルコール類等を添加する
こともできる。
としてリン酸塩、ホウ酸多価アルコール類等を添加する
こともできる。
本発明の電解コンデンサ駆動用電解液は、既知の電解コ
ンデンサのいずれにも通常の態様にて使用できる。
ンデンサのいずれにも通常の態様にて使用できる。
[実施例]
実施例1と比較例1
パーフルオロアジピン酸(HOOCCF20F2CF2
CF2COOH) 72.5gをエチレング’) :I
’−)Ly 5GJ ニ溶解し、NFI3水を加えてp
H8に調節した。この電解液には4.2%の水が含まれ
ていた。一方、アジピン酸CHOOCCH7CH7GH
2CH2C0OH) 3Et、5gをエチレングリコー
ル500gに溶解し、NH水を加えてpHl3に調節し
た。この電解液には、3.1%の水が含まれていた。こ
れらの電解液を密閉容器に入れ、125℃に保持し、電
解液の比抵抗の変化を調べた。結果を表1に示す、表1
より明らかにパーフルオロアジピ酸を用いた方が比抵抗
の変化が小さく、高温での安定性が良いことがわかる。
CF2COOH) 72.5gをエチレング’) :I
’−)Ly 5GJ ニ溶解し、NFI3水を加えてp
H8に調節した。この電解液には4.2%の水が含まれ
ていた。一方、アジピン酸CHOOCCH7CH7GH
2CH2C0OH) 3Et、5gをエチレングリコー
ル500gに溶解し、NH水を加えてpHl3に調節し
た。この電解液には、3.1%の水が含まれていた。こ
れらの電解液を密閉容器に入れ、125℃に保持し、電
解液の比抵抗の変化を調べた。結果を表1に示す、表1
より明らかにパーフルオロアジピ酸を用いた方が比抵抗
の変化が小さく、高温での安定性が良いことがわかる。
表 1
実施例2と比較例2
パーフルオロデカンジカルボン
(CF2)+oCOOH) 295gをエチレングリコ
ール500gに溶解し, 10wt%のテトラメチルア
ンモニウムハイドロオギサイド水溶液を加えてpH8に
調節した。この液を加熱して水分を除き,含水量を1.
5%に調1!iシた。
ール500gに溶解し, 10wt%のテトラメチルア
ンモニウムハイドロオギサイド水溶液を加えてpH8に
調節した。この液を加熱して水分を除き,含水量を1.
5%に調1!iシた。
・方デカンジカルボン酸(HOOC:(CH2)+oC
OOH)115gを用いた他同様にして電解液を調合し
た.これらの電解液を用いて実施例1と同様にして、
125℃保持時間と比抵抗の相関を求めたところ、表2
の結果が得られた。
OOH)115gを用いた他同様にして電解液を調合し
た.これらの電解液を用いて実施例1と同様にして、
125℃保持時間と比抵抗の相関を求めたところ、表2
の結果が得られた。
表 2
この表より1刷りかにパーフルオロデカンジカルボン酸
の力か比抵抗の変化が小さく;高温での安定性か高いこ
とがわかった。
の力か比抵抗の変化が小さく;高温での安定性か高いこ
とがわかった。
実施例3と比較例3
実施例1において、パーフルオロアジピン醜のかわりに
パーフロログルタル酸(HOOCCF7CF2CF2C
OOH)を用い、 NH3水を用いるかわりに:、?性
ソーダ水溶液を用いた他、同様にして電解液を調製した
。この液には4.4%の水が含まれていた。一方アジピ
ン酸のかわりにグルタル酸を用い、NH3水のかわりに
IJY性ソーダ水溶液を用いた他は比較例1と同様にし
て、電解液を調製した。この液には、4.0%の水が含
まれていた。
パーフロログルタル酸(HOOCCF7CF2CF2C
OOH)を用い、 NH3水を用いるかわりに:、?性
ソーダ水溶液を用いた他、同様にして電解液を調製した
。この液には4.4%の水が含まれていた。一方アジピ
ン酸のかわりにグルタル酸を用い、NH3水のかわりに
IJY性ソーダ水溶液を用いた他は比較例1と同様にし
て、電解液を調製した。この液には、4.0%の水が含
まれていた。
これらの電解液を実施例1と同様にして、125℃で保
持時間と比抵抗の相関を求めたところ1表3の結果が得
られた。この表より、明らかにパーフロログルタル酸の
方が高温での安定性が高いことがわかる。
持時間と比抵抗の相関を求めたところ1表3の結果が得
られた。この表より、明らかにパーフロログルタル酸の
方が高温での安定性が高いことがわかる。
表 3
[効果]
本発明の電解液は高温度での安定性が高い効果を有する
。
。
さらにL記の実施例から同じ酸モル濃度ではパーフロロ
ジカルボン酸はジカルボン酸に比し比抵抗が小さいこと
が判る。(パーフロロジカルボン酸の方がジカルボン酸
より酸強度が大きいためと考えられる。)
ジカルボン酸はジカルボン酸に比し比抵抗が小さいこと
が判る。(パーフロロジカルボン酸の方がジカルボン酸
より酸強度が大きいためと考えられる。)
Claims (4)
- (1)フルオロカルボン酸又はその塩の有機溶媒液より
なることを特徴とする電解コンデンサ駆動用電解液。 - (2)フルオロカルボン酸又はその塩がパーフルオロジ
カルボン酸又はその塩であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項の電解コンデンサ駆動用電解液。 - (3)パーフロロ基の炭素数は1〜12であることを特
徴とする特許請求の範囲第2項の電解コンデンサ駆動用
電解液。 - (4)有機溶媒が、極性有機溶媒である特許請求の範囲
第1項〜第3項のいずれかの電解コンデンサ駆動用電解
液。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25366185A JPS62114208A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
EP86115635A EP0229254A3 (en) | 1985-11-14 | 1986-11-11 | Electrolyte for an electrolytic capacitor |
US06/930,415 US4740869A (en) | 1985-11-14 | 1986-11-14 | Electrolytic capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25366185A JPS62114208A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114208A true JPS62114208A (ja) | 1987-05-26 |
JPH036645B2 JPH036645B2 (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=17254421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25366185A Granted JPS62114208A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62114208A (ja) |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP25366185A patent/JPS62114208A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH036645B2 (ja) | 1991-01-30 |
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