JPS6211396A - 空間分割型回線接続方式 - Google Patents

空間分割型回線接続方式

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JPS6211396A
JPS6211396A JP15044285A JP15044285A JPS6211396A JP S6211396 A JPS6211396 A JP S6211396A JP 15044285 A JP15044285 A JP 15044285A JP 15044285 A JP15044285 A JP 15044285A JP S6211396 A JPS6211396 A JP S6211396A
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JP
Japan
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light beam
line
optical beam
receiving
deflection
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JP15044285A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sano
成夫 佐野
Shigeru Kawami
川見 繁
Takashi Tabu
椨 隆
Nobuyuki Masuda
増田 伸之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順番で、本発明を説明する A、概要 B、産業上の利用分野 C1従来の技術 り9発明が解決しようとする問題点 E0問題点を解決するための手段(第1図)20作用 G、実施例(第2図、第3図) G+、構成の説明(第2図) Ga、動作の説明(第2図、第3図) H0効果 A〔概 要〕 空間分割型回線接続方式を、従来の機械的又は電子的ス
イッチを用いたネットワークに代えて光ネットワークを
用いて構成し、更に、最適化制御手段により発信回線の
情報を乗せた光ビームが対応する受信回線の受光部に常
に最適状態で受信される様にする。これにより、少いハ
ードウェア量で大容量且つ高速の光ネットワークを構成
することが出来ると共に、低精度のデバイスでも光ネッ
トワークは安定に動作し、システムの信頼性を保障する
ことが出来る。
B〔産業上の利用分野〕 本発明は、空間分割型の回線接続方式、より詳細には、
光の直進性、高分解能を利用して、各発信回線から対応
する各受信回線へ直接つなぎ込みを行う光ネットワーク
を用いた空間分割型回線接続方式に関する。
C〔従来の技術〕 データ交換の様に複数の発信回線と受信回線をそれぞれ
対応させて接続する方式には、時分割型の回線接続方式
や空間分割型の回線接続方式が用いられている。
時分割型回線接続方式は、発信回線に乗せられた時分割
多重信号を時分割ネットワークにより所定の受信回線に
それぞれ出力する。
この時分割型回線接続方式は、ハードウェア量はそれ程
大きなものとはならないが、時分割ネットワークを構成
するスイッチング・デバイスの持つ応答特性の遅れによ
り回線のピットレイトが制限され、それを超えるピット
レイトになる時分割多重信号の伝達は実現出来ない。例
えば、時分割ネットワークのスイッチング・デバイスと
してメモリスイッチを用いる場合、回線のピントレイト
が32 Mbps以上になると、通常のMOSメモ・リ
スインチでは実現困難である。
この様に、超高速な時分割ネットワークを構成すること
は、一般に困難である。
一方、空間分割型回線接続方式においては、機械的又は
電子的スイッチが空間的に配置された空間分割ネットワ
ークにより、各発信回線が対応する受信回線に接続され
る。
この空間分割型回線接続方式は、回線接続は効率良(行
われるが、莫大なスイッチング・デバイスを必要とする
。例えば、100ラインの発信回線を100ラインの受
信回線に接続する場合、1段構成では一万個のスイッチ
が必要であり、ゲートによる場合は、それを超える数の
ゲートを必要とする。多段構成にすると順次スイッチや
ゲート量を減少させることが出来るが、反面、トラヒッ
クの高い場合にネットワーク・ビジーが多くなるので、
段数をそれ程増すことが出来ない。
この様に、機械的又は電子的スイッチで構成される空間
分割ネットワークによる空間分割型回線接続方式は、一
般に莫大なハードウェア量を必要とした。
D〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の回線接続方式において、時分割型回線接続方式は
、ハードウェア量は多くならないが、高速動作をする時
分割ネットワークを構成することが困難であり、従って
大容量の回線接続が困難であるという問題があった。一
方、空間分割型回線接続方式は、回線接続は効率良く行
われるが、ハードウェア量が莫大なものになるという問
題があった。
本発明は、従来の回線接続方式における問題点、特に空
間分割型回線接続方式における問題点を解決する為に成
されたもので、少いハードウェア量で大容量且つ高速な
回線接続動作が可能な空間分割型回線接続方式を提供す
ることを目的とする。
E〔問題点を解決するための手段〕 従来の空間分割型回線接続方式における前述の問題点を
解決する為に本発明の講じた手段を、第1図を参照して
説明する。
第1図は、本発明の構成をブロック図で示したものであ
る。
第1図において、110は光ビーム送信手段で、レーザ
・ビームの様な高分解能特性を持った直線状の光ビーム
に対応する発信回線の情報を乗せて送信する光ビーム送
信部(111)が各発信回線SCに対応して設けられて
いる(図には1個の光ビーム送信部111が例示されて
いる)。
120は光ビーム受信手段で、各受信回線RCに対応し
て設けられた受光部122により対応する発信回線の情
報を乗せた光ビームを受信し、その情報を対応する受信
回線に出力すると共に、最適化制御を行う為の受信位置
信号(RP S)を出力する。
130は光ビーム偏向手段で、光ビーム送信手段110
と光ビーム受信手段120の間に介在し、供給された偏
向制御信号に基づいて光ビーム信号手段110の各光ビ
ーム送信部111から送信された各光ビームを電気光学
的に偏向する。
140はネットワーク制御手段で、各光ビーム送信部1
11から送信された各発信回線SCの情報を乗せた光ビ
ームを光ビーム受信手段120内の対応する各受信回線
の受光部122に受信させるべく偏向する各偏向制御信
号を光ビーム偏向手段130に供給し、且つ、最適化制
御手段と共に最適化制御動作を行う。
150は最適化制御手段で、光ビーム受信手段120か
ら入力された受信位置信号RPSより最適化制御信号(
OCS)を作成してネットワーク制御手段140に供給
し、最適化動作を自動制御する。
F〔作 用〕 光ビーム送信手段110における各光ビーム送信部11
1は、レーザ・ビームの様な高分解能特性を持った直線
状の光ビームLBに対応する発信回線の情報を乗せて送
信する。
ネットワーク制御手段140は、各光ビーム送信部11
1の送信した各光ビームLBを光ビーム受信手段120
内の対応する各受信回線RCの受光部122に受信させ
るべく偏向する各偏向制御信号を光ビーム偏向手段13
0に供給する。
光ビーム偏向手段130は、供給された各偏向制御信号
に従って各光ビーム送信部111から送信された各光ビ
ームを電気光学的に偏向する。
こ・れにより、光ビーム送信手段110の各光ビーム送
信部111から送信された光ビームLBは、対応する光
ビーム受信手段120の各受信部RCにそれぞれ受信さ
れる。
各光ビーム送信部111から送信された光ビームLBは
、偏向手段130の僅かな特性変化やネットワーク制御
手段140から供給される偏向制御信号の僅かな変化に
より進行方向が変えられて、対応する所定の受光部から
外れたり、場合によっては他の受光部に受信される危険
がある。そこで、最適化制御子¥jt150は、ネット
ワーク制御手段140と協動して各光ビーム送信部11
1の送信した光ビームLBが対応する受光部122の最
適位置(例えば、受光部の中央位置)において受信され
る様に自動制御する。
以上の様な空間分割光ネットワークを用いることにより
、大容量で且つ高速な空間分割型回線交換方式を少いハ
ードウェア量で実現することが出来る。又、最適化制御
手段150を設けたので、偏向手段130に低精度のデ
バイスを使用しても、安定した回線交換動作が可能とな
り、全体のシステムの信頼性を向上させることが出来る
G〔実施例〕 本発明の一実施例を、第2図及び第3図を参照して説明
する。
第2図は本発明の一実施例の説明図、第3図は同実施例
の最適化制御動作の説明図である。
G+(構成の説明) 第2図において、光ビーム送信手段110、光ビーム受
信手段120、光ビーム偏向手段130、ネットワーク
制御手段140及び最適化制御手段150については、
第1図で説明した通りである。
光ビーム送信手段110には、各発信回線5C(SCx
=SCn)に対応するして複数の光ビーム送信部(11
11〜1lln)が設けられているが、第2図には1個
の光ビーム送信部1111が示されている。なお、各光
ビーム送信部1111〜111n全体を指す場合は、各
光ビーム送信部111という。各発信回線SCについて
も同様である。
光ビーム受信部120において、121は受光パネルで
、内部に各受信回線RC(RC1〜RCm)に対応して
複数の受光部1221〜122mが設けられている(図
には、1個の受光部1221が示されている。なお、各
受光部1221〜122mをまとめて言う場合には、各
受光部122と言う)。123は受信部で、各受光部1
22で受信した各光ビームを復調して対応する各受信回
線に出力すると共に、各受光部122で受信された光ビ
ーム検出信号LDSにに各受光部の識別符号IDを付し
て受信位置信号RPSを作成し、データバス124によ
り最適化制御手段150に供給する。なお、受光部12
21に対する光ビーム検出信号、識別符号及び受信位置
信号は、それぞれLDSi、IDi及びRPSで示され
る。
光ビーム偏向手段130において、131は水平偏向グ
リッドで、内部に各光ビーム送信部111に対応して水
平偏向部137が設けられている。
水平偏向部137は、各光ビーム送信部111から送信
された光ビームLBを水平偏向制御信号HDC3に従っ
て水平方向に偏向させる。132は垂直偏向グリッドで
、内部に各光ビーム送信部111に対応して垂直偏向部
138が設けられている。垂直偏向部138は対応する
水平偏向部137から送られた光ビームLBを垂直偏向
制御信号VDC3に従って垂直方向に偏向させる。13
3は水平偏向制御信号レジスタ(HD CS R)で、
デジタルな水平偏向制御信号HDCSがセットされる。
135は水平D/A変換器CHD/A)で、HDC3R
133から読み出されたデジタルな水平偏向制御信号H
DC3をアナログな水平偏向制御信号HDC3に変換す
る。134は、デジタルな垂直偏向制御信号VDC3が
セットされる垂直偏向制御信号レジスタ(V D CS
 R)である。136は、デジタルな垂直偏向制御信号
VDC3をD/A変換してアナログな垂直偏向制御信号
VDCSを出力する垂直D/A変換器(VD/A)であ
る。
水平偏向グリッド131及び垂直偏向グリッド132は
、水平偏向制御信号HDC3及び垂直偏向制御信号VD
C3のレベルに従って光の屈折率を変化させることによ
り、光ビームLBを水平及び垂直方向にそれぞれ偏向さ
せるもので、電界の大きさによって屈折率が変る電気光
学効果を持った素子、例えば液晶素子やKDP結晶素子
等のデバイスを用いて構成される。
なお、水平及び垂直の偏向グリッド131及び132に
は、各光ビーム送信部111に対応する水平及び垂直偏
向部137及び138が設けられ、HDC3R133,
HD/A135.VDC3R134、VD/A136も
各偏向部毎に設けられているが、動作は同じであるので
、特にはサフィックスを付して区別しない。又、水平及
び垂直偏向グリッド131及び132の間隔は、実際の
構造においては極めて接近しているので、水平偏向グリ
ッド131の水平偏向部137で最大に水平偏向されて
も、垂直偏向グリッド132の対応する垂直偏向部13
8から外れることはない。
ネットワーク制御手段140において、141は水平偏
向制御信号マツプ(HD CSマツプ)で、水平偏向グ
リッド131内の各水平偏向部137に対する所定の水
平偏向制御信号(HDC3)の値が格納されている。1
42は垂直偏向制御信号マツプ(VDCSマツプ)で、
垂直偏向グリッド132内の各垂直偏向部138に対す
る所定の垂直偏向制御信号(VDC3)の値が格納され
ている。例えば、水平偏向部137五の場合、対応する
光ビーム送信部1111の送信した光ビームLBiを受
光パネル121の各受光部1221〜122mに受信さ
せる為に必要な水平偏向制御信号HDC3O値が全てH
DCSマツプ141内に格納される。
143はネット・ワーク・マツプ(NWマツプ)で、各
発信回線SCについてそれぞれの接続対象となる受信回
線が対応づけられて格納されている。
144は制御プロセッサで、光ビーム送信手段110の
動作、光ビーム偏向手段130の動作、最適化制御手段
150による最適化制御動作、初期化動作、障害検索動
作等を制御する。
161は制御用のデータを転送するデータバス、162
は各種制御信号が通る制御バスである。
G2(動作の説明) 第2図の動作を、各動作に分けて説明する。
(1)初期化動作 制御プロセッサ144は、光ビーム送信手段110内の
1つの光ビーム送信部1111にデータバス161より
データを乗せて光ビームBLiを送信させる。それと共
に、制御バス162より、HDC3R133,HD/A
135゜VDC3R134,VD/A136を経由して
、水平及び垂直偏向グリッド131及び132内にある
光ビーム送信部1111に対応する水平偏向部1371
及び垂直偏向部1381に初期信号値を与える。
光ビーム送信部111. iがら送信された光ビームB
Liは、光ビーム偏向手段130に与えられた初期信号
値によって偏向されて、受光パネル121上の1つの受
光部122j  (図示せず)に受信される。
受信部123は、受光部122jから得られる光ビーム
検出信号LDS iに受光部122jの識別符号IDj
を付した受信位置信号RPSjを最適化制御手段150
に供給する。最適化制御手段150は、この受信位置信
号RPSjより最適化制御信号OC3jを作成して制御
プロセッサ144に送る。
制御プロセッサ144は、この最適化制御信号OC3j
より、どの受光部に受信されたかを検索し、最適化処理
を行う(なお、この最適化処理については、(3)最適
化制御動作の所で詳細に説明する)。最適化処理が終了
すると、HDCSマツプ141の光ビーム送信部111
1及び受光部122jで指定されるエントリに、その時
の水平偏向制御信号HDC3の値を書き込み、同様にV
DCSマツプ142の光ビーム送信部1111及び受光
部122jで指定される工・ントリに、その時の垂直偏
向制御信号VDC3の値を書き込む。
以下、水平及び垂直偏向制御信号HDC3及びVDC3
の値を順次変化させて、その時に受信される受光部12
2を検出して最適化処理を行い、得られた水平及び垂直
偏向制御信号の値を、前述と同様にしてHDCSマツプ
141及びVDCSマツプ142に書き込み、これを全
受光部1221〜122mについて行う。
1つの光ビーム送信部11Liについて行った上述の書
き込み処理を残った全ての光ビーム送信部について行う
。これによりHDCSマツプ141及びVDCSマツプ
142が完成して、初期化動作が終了する。
(2)  回線接続動作 回線接続動作の開始に先立って、スイッチング情報即ち
各発信回線5C(SC+〜5Cn)がどの受信回線に接
続れさるかを指示するバス情報が送られてくると、制御
プロセッサ144は、そのスイッチング情報をNWマツ
プ143に書き込む。このスイッチング情報は、1つの
発信回線において接続対象となる受信回線が変わった場
合には、新たに書き込まれる。
各発信回線SC1〜SCnの対応する受信回線への接続
は、各光ビーム送信部1111〜111nによって行わ
れるが、以下、発信回線SCiを光ビーム送信部111
1により対応する受信回線RCiに接続させる場合を例
にとって説明する。
制御プロセッサ144は、NWマツプ143の内容を読
み取って発信回線SCiの接続対象となる受信回線RC
iを知ると、HDCSマツチ141及びvDCSマツチ
142をサーチして、発信回線がsciで接続される受
信回線がRCiである場合の水平及び垂直偏向制御信号
HDC3及びVDCSの値を読み出し、HDC3R13
3及びVDC3R134にセットする。
HD/A135及びVD/A136はHDC3R133
及びVDC3R134にセットされたデジタルな水平及
び垂直偏向制御信号HDC8及びVDCSをD/A変換
して、水平及び垂直偏向部137及び138に加える。
光ビーム送信部1111より送信された発信回線SCi
の情報を乗せた光ビームLBiは、水平及び垂直偏向部
137及び138により偏向されて、受光パネル121
上の所定の受光部1221に受信される。
受信部123は、受光部1221から入力された光ビー
ム検出信号LDS iから発信回線SCiの情報を再生
して接続対象である受信回線RCiに出力する。
以上の様にして発信回線SCiを受信回線RCiに接続
する動作が終ると、NWマツプ143から次の接続対象
となる受信回線を読み取り、次の受信回線について前述
の動作を行う。
(3)  最適化制御動作 最適化制御動作を、第3図を参照して説明する。第3図
において、122は受光部の一実施例を示したもので、
5×5の受光素子(Eo 。
〜E44)で構成される。
送信される光ビームLBO幅は、この受光素子程度の幅
となる様に選定される。
最適状態では、第3図(A)に示す様に、5×5の受光
素子の中央の受光素子E22において光ビームBLが受
信される。環境変化により水平及び垂直偏向グリッド1
31及び132の特性に変化が生じると、最適状態であ
る中央の受光素子E22から外れて、第3図(B)に示
す様に、他の受光素子(例えばEll )に受信される
様になる。
受信位置がずれても、受光部122内の何れかの受光素
子により受信されている場合は、光ビームは正常に受信
されて、それに乗せられた情報は所定の受信回線に出力
される。しかし、最適状態より外れると、他の受光部に
受信される様になるので、常に最適状態において光ビー
ムが受信されることが、安定な動作を行わせる為に必要
である。
受信部123は、受光部122のどの受光素子に光ビー
ムBLが検出されたかを示す受信位置情報に受光部12
2の識別符号IDを付した受信位置信号RPSを作成し
て、最適化制御手段150に送る。
最適化制御手段150は、入力された受信位置信号RP
V中の受光素子に関する受信位置情報から受信位置を最
適状態に持ってくるに必要な水平及び垂直方向の偏移量
ΔH及びΔVを求め、これに識別符号IDを付加して最
適化制御信号OC8を作成して、制御プロセッサ144
に供給する。
この際の最適化制御手段150における水平及び垂直方
向の偏移ΔH及びΔV検出方法の一例を、第3図を参照
して説明する。
受信部123は、受光部122の各受光素子から信号を
入力して、行ワード信号及び列ワード信号からなる受信
位置情報を作成する。光ビームBLが受光部122の受
光素子Eijに受信されたとすると、行ワード信号及び
列ワード信号は、次の様に形成される。
i個 例えば、第3図(A)の場合は、行及び列ワード信号は
共に(11011)であり、第3図(B)の場合は、行
及び列ワード信号は共に(10111)である。
この行及び列ワード信号からなる受信位置情報から、光
ビームBLの水平及び垂直方向の偏位ΔV及びΔHは、
次の様に検出される。
受信部123は、前述の行及び列ワード信号からなる受
信位置情報に受光部122の識別符号IDを付した受信
位置信号RPSを作成して、最適化制御手段150に送
る。
最適化制御手段150は、入力された受信位置信号RP
Sより行及び列ワード信号を取り出し、前述の方法で識
別符号IDの受光部122に受信しされた光ビームBL
の水平及び垂直方向の偏位ΔH及びΔ■を検出する。例
えば、第3図(Ao)の場合はΔV、ΔH=Oであり、
第3図(B)の場合はΔV、ΔH=+1である。
制御プロセッサ144は、この最適化制御信号OC3を
受け、所定の光ビームBLに所定の水平及び垂直方向の
偏移ΔH及びΔ■を与える水平及び垂直偏向制御信号の
変化量を求めて、HDC3R133及びVDC3R13
4にセットし、水平及び垂直偏向グリッド131及び1
32の各偏向制御信号の値を変化させる。
受光部122に最適状態において受信される様になると
、即ち最適化制御信号OCSのΔH及びΔVが共に零に
なると、制御プロセッサ144は、その時の水平及び垂
直偏向制御信号HDC3、VDC3の値をHDCSマフ
プ141及びVDCSマツプ142に格納し、従来の値
を更新して最適化制御動作を終了する。
この最適面制御動作は、オンライン状態で行うことが出
来るので、この最適化制御動作時は、発信回線と対応す
る受信回線のパス自体を閉塞することなく実行すること
が可能である。
なお、各光ビーム送信部111によって形成されるパス
について常時オンラインで最適化制御動作が行われると
、多数のパスについて同時に最適化制御動作が必要とな
った場合に処理しきれなくなる恐れがある。その場合は
、一定のスレショルド値を設け、最適状態からあるレベ
ル以上受信位置がずれた場合に最適化制御動作が開始さ
れる様に、最適化制御手段150又は制御プロセッサ1
44で制御する様にすればよい。又、最適状態からずれ
の最も大きいものから順番に行う様にしてもよい。
(4)障害検索動作 頻繁な環境変化等により水平及び垂直偏向グリッド13
1及び132の特性変化が短期間内で生じやすい場合に
は、前述の最適化制御動作をオンラインで行う必要があ
るが、環境変化が少なかったり、水平及び垂直偏向グリ
ッド131及び132を構成する各デバイスの特性が環
境変化に対して安定している場合には、障害検索処理を
時間を置いて周期的に行うことにより、システムの信頼
性を保持することが可能である。
障害検索を行う場合は、制御プロセッサ144は、周期
的に制御パス162より制御信号を光ビーム送信手段1
10に送り、各光ビーム送信部111から送信される発
信回線の情報を制御用のデータバス161に順番に取り
出す。
一方、光ビーム受信手段120の受信部123は、受信
された各発信回線の情報を制御用のデータバス124に
より制御プロセッサ144に返送す。
制御プロセッサ144は、光ビーム送信手段110及び
光ビーム受信手段120より送られた各発信回線SC及
びそれに対応する受信回線の情報を比較する。
両者の情報が一致すれば、各パスの情報伝達は正常に行
われているが、もし、ビットエラーが発生した場合は、
それが連続的なもの即ち定常的なエラーであるか否かを
検索する。
連続的なビットエラーが検出された時は、システムを一
時止めて、次に説明する復旧動作を行う。
(5)復旧動作 障害の発生したパス、即ち連続的なビットエラーが検出
されたパスに関して、前述の(3)で説明した最適化制
御処理を行う。障害の発生したパスについて最適化制御
処理を終り、他のパスに対してビットエラーが発生しな
い事を確認した後、復旧処理を行う。
なお、復旧動作中にシステムの動作を一時止めない様に
する必要がある場合は、ネットワークシステムを2組設
ける冗長構成として前述の(4)及び(5)の動作を行
い、障害の発生したパスが検出された場合はそのパスの
あるネットワークシステムを他方の正常なネットワーク
システムに切換えた後、復旧処理を行うようにする。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明の
各構成は、この実施例に限定されるものではない。
例えば、最適化制御手段150を制御プロセッサの内部
に設ける様にしてもよい。NWマフブ143内に、発信
回線とその接続対象となる受信回線の情報に加えて、対
応する水平及び垂直偏向制御信号の値を接続動作開始前
にHDCSマツチ141及びVDCSマツプ142から
読み出して格納する様にしてもよい。又、受光部122
の構成は5×5以外の構成でもよい。
H〔発明の効果〕 以上説明した様に、本発明によれば、次の諸効果が得ら
れる。
(イ)空間分割光ネットワークを用いたので、少いハー
ドウェア量で大容量で且つ高速な空間分割ネットワーク
を構成することが出来る。
(ロ)最適化制御手段を設けたので、環境変化のある状
態の場合や特性の変化しやすい低精度の光ビーム偏向デ
バイスを用いた場合でも、安定した回線接続動作が可能
となり、システム全体の信頼性を向上させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の構成のブロック説明図、第2図・
・・本発明の一実施例のブロック説明図、第3図・・・
同実施例の最適化制御動作の説明図、第1図において、 110・・・光ビーム送信手段 120・・・光ビーム受信手段 122・・・受光部 130・・・光ビーム偏向手段 140・・・ネットワーク制御手段 150・・・最適化制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 空間分割型回線接続方式において、 (a)各発信回線SCに対応して設けられ、高分解能特
    性を持った直線状の光ビームに対応する発信回線の情報
    を乗せて送信する光ビーム送信部(111)を有する光
    ビーム送信手段(110)と、 (b)各受信回線RCに対応して設けられた受光部(1
    22)により対応する発信回線の情報を乗せた光ビーム
    を受信し、その情報を対応する受信回線に出力すると共
    に、受信位置が所定位置をずれた際に調整する最適化制
    御を行う為の受信位置信号(RPS)を出力する光ビー
    ム受信手段(120)と、 (c)光ビーム送信手段(110)と光ビーム受信手段
    (120)の間に介在し、供給された偏向制御信号に基
    づいて光ビーム送信手段(110)の各光ビーム送信部
    (111)から送信された各光ビームを電気光学的に偏
    向させる光ビーム偏向手段(130)と、 (d)各光ビーム送信部(111)から送信された各発
    信回線SCの情報を乗せた光ビームを光ビーム受信手段
    120内の対応する各受信回線の受光部(122)に受
    信させるべく偏向する各偏向制御信号を光ビーム偏向手
    段130に供給し、且つ最適化制御手段(150)と共
    に最適化制御動作を行うネットワーク制御手段(140
    )と、 (e)光ビーム受信手段(120)から入力された受信
    位置信号(RPS)より最適化制御信号(OCS)を作
    成してネットワーク制御手段(140)に供給し最適化
    動作を制御する最適化制御手段(150)、 を備えたことを特徴とする空間分割型回線接続方式。
JP15044285A 1985-07-09 1985-07-09 空間分割型回線接続方式 Pending JPS6211396A (ja)

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