JPS62113171A

JPS62113171A - 静電複写装置

Info

Publication number: JPS62113171A
Application number: JP61260543A
Authority: JP
Inventors: レロイ　マートン　ニイエ，ジユニア; トーマス　ウイリアム　パイク
Original assignee: Xerox Corp
Current assignee: Xerox Corp
Priority date: 1985-11-07
Filing date: 1986-10-31
Publication date: 1987-05-25
Anticipated expiration: 2010-03-08
Also published as: US4639124A; JPH0721667B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、一般的には多色面゛電複写機に関し、特に、
それに用いるための改良されたクリーニング装置に関す
る。

［従来の技術Ｊ静電複写においては、光導電部材の表面が帯電せしめら
れることによって感光性を与えられる。

帯電された光５＃電部材は、複写されるべき原稿の−光
像による露光を受ける。感光性を与えられた光導電面が
露光を受りると、電荷は選択的に放電される。これによ
り、光導電面上には、複写されるべきＩ３ハＢ）上の情
報領域に対応した静電潜像が記録される。光導゛南面上
に記録された静゛市潜像の現像は、それに対して現像剤
を接触ばしめることによって行なわれる。代表的な現像
剤は、そこへ摩擦電気的に付着しうるｊ−ナー粒子を有
するキャリア粒子を含む。１〜ナ一粒子は、キャリア粒
子から潜像へ引付けられ、光導電面上に粉末像を形成す
る。

次に、この粉末像はコピー用紙十へ転写され、後にそこ
へ融着される。多色面“市複写においては、複数の静電
潜像が光導電面上に記録される。光導電面上に記録され
るそれぞれの静電潜像は、原稿の色フィルタされた光学
的光像に対応する。光導電面上に記録された色フィルタ
された静電潜像は、光学的にフィルタされた光像の減法
混色用原色に対応した色の１〜ナ一粒子によって現像さ
れる。あるいは、強調式静電複写（ｈｉＱｈｌ　ｉｇｈ
ｔｃｌｃｃｒｒｏｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｃ　ｐｒｉｎ
ｔｉｎｇ）においては、基水原ｔ＋ｉ１つの色、すなわ
ち黒、によって複写され、その選択された諸部分がもう
１つの色、例えば赤、によって強調される。この方式に
おいては、最初の静゛市潜像は、強調される部分または
強調されない部分のいずれかに対応する。次の静電潜像
は、前に記録されなかった細部分に対応する。その後、
それぞれの静電潜像は、黒色トナー粒子おにび選択され
た色、例えば赤、のトナー粒子により現像される。

光４　ｚ面からクリーニングによってｙｊられた残留ト
ナー粒子を再循環さＶ、複写機において後に再利用する
と有利であることが多い。しかし、光導電面上に残留し
ているトナー粒子は、イこからクリーニングされた時、
ｎいに混合することがわかっている。ずなわら、黒色ｊ
−ナー粒子は赤色トノーー粒子と混合ザるので、黒色ト
ナー粒子の再利用が妨害される。従って、黒色１−ノー
−粒子を赤色トナー粒子から分離して回収し、黒色ドブ
−粒子を後に複写礪において再利用しうるＪ：うにづる
ことが強く所望される。

光導電面から粒子をクリーニングするための１つの好適
な方法は、定置形非磁性外被内に収容された回転磁石を
用いるか、または回転する非磁性外被内に収容された定
置磁石を用いる方法である。

この装置はキャリア粒子を引付けるのであるが、キせリ
ア粒子は光導電面から残留トナー粒子を引付けるのであ
る。従って、この形式の装置で、しかち相異なる色のト
ナー粒子を互いに分離し、それらの再利用を可能ならし
めうる装置を使用しうろことが強く所望される。従来、
さまざまな形式のクリーニング装置が使用されてきた。

これに関連する特許としては、１９７１年５月２５日公
告の米国特許第３，５８０．６７３号（特許権所有ｆｆ
ｌ’ｌ’ａｎ（＋）　、　１９７３　（Ｆ　１月３０日
公告の米国特許第３．７１３．７３６Ｑ（特許権所有者
Ｓａｒｇｉｓ）がある。

これらの開示の関連部分を筒中に要約すると次の通りで
ある。

Ｙａｎｇの特許には、記録而からトナー粒子をクリーニ
ングするための装置が開示されている。この装置は、永
久棒磁石を収容した、四転自イｔ’に取付りられた非磁
性円筒部材を有する。この円筒部材は、磁性ビーズを運
動せしめて記録而と接触させる。［・ナー粒子の極性と
逆極性の°電気的バイアスが円筒部材に印加される。こ
の電気的バイアスは、トナー粒子をクリーニングビーズ
に引付けるのに十分な大さ−さを有する。導電ロールが
磁性ビーズと接触して配置されている。このロールは円
筒部材と同極性に電気的にバイアスされ、そのバイアス
は、トナー粒子をクリーニングビーズからロールへ引付
（Ｊうる大きさを有する。

ｓａ　ｒｇ　ｒ　ｓの特許りには、磁化自在粒子で部分
的に満たされたｉ器を４ｊりる１〜ナー除去装置が開示
されている。その内部には中空のクリーニングローラが
取付けられ、永久磁石の回りに回・転するようになって
いる。光導電ベルトに付着しているトナー粒子は摩擦電
気的な力によって、クリーニングローラの表面を覆って
いる磁化自７１粒子に引１ζ」（′Ｊられる。容器内に
配ｂ°りされた１対の補助ローラがトナーの付着した磁
ｆ１粒子を容器内の粒子全ＩＡ内に分布させる。クリー
ニングローラは電気的に帯電せしめられ、トナー粒子を
引付ける。帯電用の南部は、クリーニングローラに接続
された電源から供給される。

［発明の要約１本琵明は、少なくとも２つの相宜なる色の拉ヨ′を表面
から除去づるための装置ＮをＲ供する。この装置は、表
面から粒子をクリーニングするための装置を含んでいる
。また、クリーニング装置を制御して、除去装置の１サ
イクル中に１色の粒子を除去し、除去装置の仙サイクル
中に他色の粒子を除去することにより、相異なる色の粒
子を実質的に互いに混合せしめないようにする制御装置
を備えている。

本発明が提供する静電複写機は、１サイクル中において
１色の残留粒子が光導電部材に付着し、他サイクル中に
おいて他色の粒子が光導電部材に付着する形式のもので
ある。表面から粒子をクリーニングするための装置が協
えられている。このクリーニング装置を制御して、光Ｖ
Ｊ電部材の１サイクル中に１色の粒子を除去し、光導電
部材の他サイクル中に他色の粒子を除去することにより
、相異なる色の粒子を実質的に互いに混合せしめないよ
うにする制ｔ２ＩＩ装置も備えられている。

本発明のその伯の特徴は、添付図面を参照しつつ行なわ
れる以下の説明において明らかにされる。

［実施例１以下、本発明を実ｖ１的について説明するが、本発明は
この実施例によって限定されるものではない。本発明の
精神および範囲内に属する全ての別の装置、改変装置、
同等装２、特許請求の範囲によって定められる。

本発明の諸特徴を取入れた実施例の静電複写機は、添付
図面を参照することによって理解が容易になる。添付図
面全体を通じ、同一要素には同一参照番号が用いられて
いる。第１図には、本発明のクリーニング装置を用いた
静電複写機の諸要素が概略的に示されている。このクリ
ーニング装置は、実施例の静電複写機に用いるのに特に
適しているが、以下の説明かられかるように、このクリ
ーニング装置は、他のさまざまな静電複写機にも同様に
よく適合することができ、必ずしもここに示される特定
の実施例に適用されうるのみではない。

静電複写技術は公知であるから、第１図の複写機に用い
られているさまざまな処理部は以後概略的に図示するに
とどめ、処理部の動作についてはそれらを参照しつつ的
中にしか説明しない。

第１図に示されているように、この静電複写機は多色複
写機である。多色とは、この静電複写機が強調色を含む
カラーコピーを作成しうろことを意味する。寸なわら、
コピーは、黒ともう１つの色、すなわち例えば赤または
青によって複写される。これは、原稿を選択的にマスク
することによって行なわれる。すなわら、第１サイクル
において原稿は黒で複写され、第２サイクルにおいては
マスクされた領域のみが赤または青、すなわち強調用の
色で複写される。この静電複写機は、導電基材上に付着
せしめられた光導電面を有するベル１−１０を使用して
いる。光導電面は、好ましくは電気絶縁性有機樹脂内に
不規則的に分散せしめられた光導電粒子を有する電荷発
生層によって作られたものとする。６電基材は、１つま
たはそれ以上のジアミンを溶解した、透明で電気的に不
活性なポリ炭酸エステル樹脂を右する電荷転送層を含む
。ベルト１ｏは矢印１２の方向へ移動して、光′４電面
の相次ぐ部分を順次、このベルトの移動径路付近に配置
された各種処理部を経て前進せしめる。ベルト１ｏの移
動径路は、剥離ローラ１４、引張ローラ１６、および駆
動ローラ１８によって画定される。第１図に示されてい
るように、引張ローラ１６はベルト１ｏに弾性的に押圧
されて接触し、ベルト１０を所望の引張状態に保持する
。

駆１ＦＩＪローラ１８は回転自在に取付けられ、ベルト
１０に係合せしめられる。モータ２０は［１−ラ１８を
回転せしめ、ベルト１０を矢印１２の方向へ前進せしめ
る。ローラ１８はベルト伝導などの適宜の手段により七
−夕２０に連結されでいる。剥離ローラ１４は自由回転
自在であり、最小の摩擦でベルト１０を矢印１２の方向
に移動ぜしめうる。

最初、ベルト１ｏの部分は帯電部Ａを通過する。

帯電部Ａにおいては、全体が参照番号２２によって示さ
れているコロナ発生装置６が、ベルト１０の光導電部を
、比較的高い実質的に一様な電位に帯電させる。

次に、光導電面の帯電部分は、露光部Ｂを経て前進せし
められる。露光部已においては、原稿２４が下向きに透
明プラテン２６上に配置されている。ランプ２８は原稿
２４土への光線を発する。

原稿２４は、第１色すなわち黒色によって複写されるべ
き部分のみが見えるようにマスクされている。従って、
原稿の黒色領域に対応する静電潜像が形成される。原稿
２４から反射された光線は、レンズ２８を通過して原稿
の光像を形成する。レンズ２８は、この光慟を光導電面
の帯電部分上に集束せしめ、そこの電荷を選択的に散逸
せしめる。

これによって、原稿２４内に含まれた黒色情報領域に対
応した第１静電潜像が、光導電面上に記録される。

次に、ベルト１ｏは、光導電面上に記録された静電潜像
を現株部Ｃへ前進させる。現象部Ｃにおいては、全体が
参照番号３２および３４によって示されている磁気ブラ
シ現像装置が、１色および他色のトナー粒子を前進させ
て、ベルト１０の光導電面上に記録された相次ぐ静電潜
像に接触せしめる。第１サイクル中においては現像装置
３２が動作し、現像装置３４は動作しない。現像装置３
２は黒色１〜ナ一粒子が付着したキャリア粒子を含む。

現像装置３４は赤色、または黒以外の他の色の、トナー
粒子が付着したキャリア粒子を含む。

従って、第１サイクルにおいては、コピーの黒色部分が
複写される。次のサイクル中においでは、現像装置３２
は動作せず、現像装置３４が動作する。このサイクル中
においては、原稿のマスクされた部分は黒領域に対応し
、マスクされない部分は強調領域に対応している。好ま
しくは、現ｉ装置３２および３４のそれぞれは、２つの
現像ローラ３６．３８および４０．４２を有するものと
づる。第１ザイクル中においては、ベルト１０の光導電
面上に記録された静電潜像は、キャリア粒子から黒色ト
ナー粒子を引付け、そこに黒色１−゛ブー粉末像を形成
する。次のサイクル中においては、ベルト１０の光導電
面上に記録された静電潜像は、キャリア粒子から強調色
トナー粒子、ずなわち赤色トナー粒子を引付【ノ、そこ
に赤色トナー粉末像を形成する。

現像後、ベルト１０はトナー粉末像を転写部りへ前進せ
しめる。転写部りにおいては、コロナ発生装置４４がコ
ピー用紙４３の方面にイオンを散布する。これによって
、トナー粉末像は光導電面上から用紙４３上へ引付けら
れる。転写が終ると、用紙４３は矢印４６の方向へ移動
してコンベヤ（図示されていない）上に達し、コンベヤ
は用紙４３を融着部Ｅへ前進せしめる。

融着部Ｅは、全体が参照番号４８によって示されている
融着装置を含み、融着装置４８は用紙４３へ転写された
トナー粉末像を永久的に固着させる。好ましくは、融１
装置４８は加熱される融着ローラ５０とバックアップロ
ーラ５２とを含むものとする。用紙４３は、トナー粉末
像を融着ローラ５０に接触せしめつつ、融着ローラ５ｏ
とバックアップロー５５２との間を通過する。このよう
にして、トナー粉末像は用紙４３へ永久固着される。黒
色トナー粒子が用紙４３へ融着せしめられた後、用紙４
３は時間的シーケンスに従って転写部りへ再循環せしめ
られ、強調色トナー粒子の転写を受ける。こうして、用
紙４３上の空白のまま残された領域内に強調色］・ナー
粒子が転写される。

次に、用紙４３は再び融着部Ｅを通過し、融着部Ｅにお
いては強調色１−ナー粒子が用紙４３上に永久固着され
る。

支持材である用紙がベルト１０の光導電面から分離され
た後、光導°上面上には必ず残留粒子が付着したまま残
っている。この残留トナー粒子は、最初の第１サイクル
においては黒色のものであり、第２サイクルにおいては
強調色のものである。寸なわら、第２サイクルにおいて
は、ベルト１０の光導電面上の残留１−ブー粒子は、赤
色その他の色のものとなる。光導電面上から、赤色およ
び黒色トナー粒子の双方を、混合させることなくクリー
ニングしうろことは、極めて望ましい。その場合におい
てのみ、一方または双方のトナー粒子が回収され、複写
機内で再利用されうる。これらの粒子、ずなわち赤色お
よび黒色１〜ナ一粒子の双方は、クリーニング部Ｆにお
いてベルト１ｏの光導電面からクリーニングされる。好
ましくは、クリーニング部Ｆは、全体が参照番号５４に
よって示されているクリーニング装置を含み、クリーニ
ング装置５４がベルト１０の光導電面からトナー粒子を
引付けるようになっているものとする。クリーニング装
置５４の詳ｍな構造は、第２図を参照しつつ後述される
。クリーニングが終ると、放電用ランプ（図示されてい
ない）が光導電面に光を照射し、次の像形成サイクルの
ための帯電が行なわれる前に、光導電面上の残留静電荷
を散逸せしめる。

本発明のクリーニング装置を組込んだ静電複写機の一般
的動作の説明は、本特許出願の目的のためには、以、Ｅ
で十分である。

第２図には、クリーニング装置５４が詳細に示されてい
る。そこに示されているように、クリーニング装置５４
は、全体が参照？［５６によって示されているクリーニ
ングローラを含む。クリーニングロー５５６は、周表面
を取巻いて配置された複数の磁極を有する円筒形磁石ロ
ーラ５８を含む。非磁性的Ｓ電管部材６０は、磁石５８
上に嵌合する。管部材６ｏの内周面と磁石５８とは間隔
を有する。管部材６０は回転自在に取付けられている。

定速度モータが、管部材６０を実質的に一定の角速度で
回転させる。好ましくは、磁石５８はセラミック磁石と
ゴム磁石とを組合せて作られたものとし、管部材６０は
アルミニウムで作られたものとする。磁石５８は固定取
付けされており、管６０が矢印６２の方向へ回転すると
き、実質的に定置状態に保たれる。管６０は矢印６２の
方向に回転するとぎ、ハウジング６４内にある磁性粒子
内を通過する。これらの磁性粒子は管６０へ引付けられ
る。電圧源６６は管６０に電気的に接続されており、管
６０に直流電界を印加する。好ましくは、この電界の極
性は、ベルト１０の光！ｉＪ電面に４＝Ｊ　ｎ　するト
ナー粒子と逆極性のものとし、この電界の強さは、トナ
ー粒子を光３！電面から管６０に付着する磁性粒子へ引
付けるのに十分な強さのものとする。磁性粒子は、トナ
ー粒子と摩擦電気的親和性を有するものが選択される。

トナー粒子は正極性のものであるから、電圧源６６は管
６０を約−２００ボルトの電圧レベルにバイアスする。

管６０が一定角速度で回転するとき、クリーニング材の
ブラシが管６ｏの周面上に形成される。

このクリーニング材のブラシは、前進してクリーニング
域内のベルト１０に接触する。ベルト１０の光導電面に
付着しているトナー粒子は、管６０に付着している磁性
粒子に引付けられる。このようにして、磁性粒子、すな
わちクリーニング材は、ベルト１０の光導電面に付着し
ている残留トナー粒子を除去する。

本技術分野に精通した者ならばわかるように、クリーニ
ングローラ５６は必ずしも磁気的なものである必要はな
い。（なわち、必ずしも残留トナー粒子を引付けるクリ
ーニング材を必要としない。

例えば、クリーニングローラ５６を、口ｕ　ＰＯｎｔＣ
ＯｒｐＯｒａｔ　ｉｏｎの０録商標である導電ナイロン
（Ｃ０ｎｄｕＣｔｉＶｅ　ＮＶＩＯｎ＞で作られた導電
繊組ブラシを用いた静電プランクリーナとし、これを適
切な大きさおよび極性で電気的にバイアスしてもよい。

ローラ６８は管６ｏに近接して配置されている。

ローラ６８は、矢印７０の方向に回転するとき、管６０
に付着している磁性粒子からＩ・ナー粒子を引付ける。

従って、光導電面上において黒色トナー粒子が現像され
ているとぎには、そこに付着している残留トナー粒子は
黒色のものである。これらのトナー粒子は回収して、複
写機内で後に再利用することが所望される。このような
状況下において、ローラ６８はスイッチ７２によって電
圧源７４に接続される。電圧源７４は、ローラ６８を約
−３５０ボルトにバイアスする。電圧源７４ｈ１らロー
ラ６８に印加ぎれるこの電気的バイアスの大ぎさは、電
圧源６６から管６０に印加される電気的バイアスより大
である。従って、トナー粒子は、管６０に付着している
クリーニング材からロー５６８へ引付けられる。これと
同時に、管部材６ｏに近接して配置され矢印７８の方向
に回転するローラ７６は、電圧源８０によって電気的に
バイアスされる。これは、電圧源８０をローラ７６に結
合させるスイン′ｆ８２によって行なわれる。

電圧１ｍ８０はローラ７６を約−１００ボルトにバイア
スする。この電気的バイアスは、トナー粒子を管部材６
０からローラ７６へ引付番プるのには不十分である。し
かし、この電気的バイアスは、帯電した紙の屑、および
不適切な符号、すなわち負に帯電したトナー粒子を、管
部材６０に付着しているクリーニング材から引付けるの
には十分である。従って、光Ｓ型部材１０上に記録され
た静電ＰＦＩＳが黒色トナー粒子によって現像されるこ
の動作サイクルにおいては、残留黒色トナー粒子は光導
電部材１０上から、管部材６０に付着しているクリーニ
ング材によって除去される。その後、これらの残留黒色
トナー粒子はクリーニング材から【コーラ６８によって
除去される。調整刃８４は、ローラ６８に近接して配置
され、ローラ６８からトナー粒子を除去する。調整刃８
４は、トナー粒子をローラ６８から剥離して、らせんオ
ーガ８６内へ入れる。らせんオーガ８６はこれらの残留
黒色トナー粒子を遠隔位ｎまで前進さ才、後に複写機の
現像装置において再利用せしめる。例えば、これらの黒
色トナー粒子はオーガによって、直接現像装置３２のハ
ウジングの貯溜部すなわちチャンバへ返される。調整刃
８８は同様にローラ７６に近接して配置され、ローラ７
６に付着している負に帯電した紙の屑、Ｊ３よび不適切
な符号の１−ノー−粒子を除去する。調整刃８８は、１
−犬一拉子Ｊ３よび紙の屑を［ｌ−ラフ６から剥離して
、らせんオーガ９０内へ入れる。らせんオーガ９０は、
これらのトナー粒子および紙の屑を遠隔位置まで前進さ
せ、後に複写機から排除されるようにする。

コピーの強調部分に対応する静電潜像が強調色トナー粒
子によって現像される第２サイクルにａ３いては、ベル
ト１ｏの光導電部から残留している赤色、すなわら強調
色のトナー粒子を除去しなくてはならない。これは、電
圧源９２をスイツブ−７２によりローラ６８に結合させ
ることによって行なわれる。電圧源９２は、ローラ６８
を約−２００ボルトにバイアスする。すなわち、ローラ
６８と管部材６０は実質的に同じ電圧にバイアスされる
。この状態においては、ｉ〜ルナ−子はローラ６８へ引
付けられない。管部［６０上のクリーニング材に付着し
でいる強調色トナー粒子は、そこに保持されたままロー
ラ６８へは引付けられない。

しかし、ここで電圧源９４がスイッチ８２によってロー
ラ７６に結合せしめられる。電圧源９４はローラ７６を
一３５０ボルトにバイアスする。従って、管部材６０上
のクリーニング材に付着している残留強調色トナー粒子
すなわち赤色トナー粒子はローラ７６に引付けられるよ
うになる。この場合も、調整刃８８がローラ７６から強
調色トナー粒子を剥離してらせんオーが９０内へ入れる
。

らゼんオーガ９０は強調色ドブ−粒子を、廃棄びんの置
かれている遠隔位置まで前進させる。従って、ローラ６
８の機能は黒色トナー粒子を除去するのみであり、これ
らのトナー粒子は後に遠隔位置まで前進せしめられて回
収されるか、または直ちに複写機内で再利用される。こ
れに反し、ローラ７６は２重の機能を有する。１つの機
能は不適切な符号のトナー粒子と紙の屑を除去すること
であり、もう１つの機能は強調色トナー粒子を除去する
ことである。これらの材料は全てオーガ９０によって遠
隔位置へ送られ、廃棄びん内へ廃棄される。すなわら、
赤色トナー粒子、紙の屑、および不適切な符号の黒色ト
ナー粒子はＪｔ通の場所へ送られて、廃棄びん内へ放出
される。以上のようにして、黒色トナー粒子と強調色ト
ナー粒子との混合が防ｌＦされる。この方法によっての
み、黒色ｌ・ナー粒子は赤色トナー粒子と混合すること
なく容易に回収され、後に複写機内で再利用される。

要約すると、本発明のクリーニング装置は、ベルトの光
導電面に近接して配置されたクリーニングローラを含み
、これによって光導゛電面上のトナー粒子を除去する。

１対のローラがこのクリーニングローラに近接して配置
される。１つのローラは黒色トナー粒子を除去して、こ
れらの１〜ナー粉子を後に複写機内で再利用できるよう
にする機能を有し、他のローラは強調色ドブ−粒子およ
び不適切に帯電した黒色ｌ−ナナ−粒子よび紙の眉を除
去する機能を有する。これによって、前色トフー粒子と
強調色＋−１−粒そとの混合が防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の静７ｐ複写機の概略的正面図、第２
図Ｃ，ｉ、第１図の段写１茂に用いられているクリ−ニ
ング装置の正面図である。符号の説明１ｏ・・・ベルト、Ｆ・・・クリーニング部、５４・・
・クリーニング装置、５６・・・クリーニングローラ、５８・・・円筒形磁石ロール、６０・・・被磁性的導電管部材、６４・・・ハウジング
、６６．７４．８０，９２．９４・・・電圧源、６８．
７６・・・ローラ、７２．８２・・・スイッチ、８４．
８８・・・調整刃、８６．９０・・・らせんオーガ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも２つの相異なる色の粒子を２つの動作
サイクル中に面から除去する装置であって、該粒子を該
面からクリーニングする装置と、該クリーニング装置を
制御して前記装置の１サイクル中に１色の前記粒子を除
去し、前記装置の他サイクル中に他色の前記粒子を除去
することによって相異なる色の前記粒子が実費的に互い
に混合しないようにする制御装置と、を含む、面上の相異なる色の粒子の分別除去装置。
（２）光導電部材に１サイクル中に１色の残留粒子が付
着し、他サイクル中に該部材に別の色の粒子が付着する
形式の静電複写機であって、該粒子を該光導電部材からクリーニングする装置と、該クリーニング装置を制御して前記光導電部材の１サイ
クル中に１色の前記粒子を除去し、前記光導電部材の他
サイクル中に他色の前記粒子を除去することによって相
異なる色の前記粒子が実質的に互いに混合しないように
する制御装置と、を含むことをを特徴とする静電複写装
置。