JPS62112695A - 冷間圧延油組成物 - Google Patents

冷間圧延油組成物

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JPS62112695A
JPS62112695A JP24994785A JP24994785A JPS62112695A JP S62112695 A JPS62112695 A JP S62112695A JP 24994785 A JP24994785 A JP 24994785A JP 24994785 A JP24994785 A JP 24994785A JP S62112695 A JPS62112695 A JP S62112695A
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JP
Japan
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ethylene oxide
oil
parts
composition
cold rolling
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JP24994785A
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English (en)
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Toshimi Muto
武藤 俊美
Hiroo Hosono
細野 弘夫
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Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda
Original Assignee
Yushiro do Brasil Industria Quimica Ltda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷間圧送油組成物に関する。したがって本発明
は、潤滑剤を製造する産業および金属を加工する産業に
おいて利用することができる。
従来の技術 一般に冷間圧延油は、油脂、脂肪酸エステル、鉱物油等
を基油とし、これに脂肪酸、アルコール簿の油性向−に
剤、極圧剤、防錆剤、酸化防Iに剤7を加えた潤滑油成
分を乳化剤でO/W形エマルションとして通常1ないし
10重量%儂度で使用されている。
また近年、圧延設備および技術の急速な進歩により、圧
延の高速化および大量生産化がはかられ、潤滑性、作業
性など圧延油に対する要求がますます高まっている。
しかし、従来の乳化剤を用いた圧延油では、圧延材表面
に対する圧延油の付着性と、クーラントの循環安定性と
が相反する性格を示す、すなわち乳化剤の種類と値を調
節してクーラントのvI環安定性を高めようとすると、
圧延材表面に対する圧延油の旧着性が低ドして潤滑性が
不1・分となり、反対に圧延油のイ・1着性を高めよう
とすると、クーラントの循環安定性が低Fして長期の循
環使用に支障をきたすとともに、作業性および圧延材表
面品位の低下を引き起すなどの欠点を生じた(ただし、
近年の圧延油については文献が存在しない、)。
発明が解決しようとする問題点 本発明はに記の欠点のない冷間圧沃油、すなわち、潤滑
性がすぐれ、しかもクーラントの潤滑安定性のすぐれた
冷間圧延油を提供しようとするものである。
問題点を解決するための丁段 本発明者らは鋭意研究の結果、油脂、脂肪酸エステルお
よび鉱物油からなる群から選ばれた1種または2種以上
の基油と、特定のアミノ化合物の酸化エチレン付加体の
塩(すなわち分散剤)との混合物が、冷間圧延油組成物
としてすぐれた性能を示すことを知り、本発明に到達し
た。
すなわち本発明は、 (イ)油脂、脂肪酸エステルおよび鉱物油からなる群か
ら選ばれた1種または2挿置」二の基油と。
(ロ)下記の一般式(■)または(II )で示される
アミン化合物の酸化エチレン付加体の塩の1種または2
種以上の分散剤 を必須成分として含有することを特徴とする冷間圧延油
組成物である。
ただし式中のRは炭素原子数が12ないし18のアルキ
ル基を表わし、a+bおよびc+d+eはそれぞれ5な
いし20の整数を表わす。
以下に本発明の構成について詳説する。
(基  油) 本発明の冷間圧延油組成物の基油としては、たとえば、
JIS  K2238に記載されたマシン油全般、JT
S  K2213に記載されたタービン油全般等の鉱物
油、鯨油、牛脂、豚脂、ナタネ油、ヒマシ油、ヌカ油、
パーム油、ヤシ油等の動植物油、これらの動植物油から
得られる1訃肋酸と炭素原子数が1ないし22の脂肪族
アルコールとのエステルなどが挙げられる。
上記の脂肪族アルコールとしては、メタノール、エタノ
ール、プロパツール類、ブタノール類オクチルアルコー
ル類、オレイルアルコール、ステアリルアルコールなど
の1価アルコール、エチレングリコール、ネオペンチル
アルコール、ペンタエリトリトールなどの多価アルコー
ルなどを例示することができる。
(分散剤) 本発明の冷間圧延油M1成物において、(ロ)の成分す
なわちアミノ化合物の酸化エチレン付加体の塩は分散剤
として作用する。
アミン化合物の酸化エチレン付加体は、ヤシアミン、牛
脂アミン、ラウリルアミン、オレイルアニン等のアミン
またはヤシプロピレンシアミン、牛脂プロビレンンアミ
ン、ラウリルプロピレンシアミン、オレイルプロピレン
ジアミン等のジアミンのエチレンオキシド付加体として
重版されているものを用いることができる。
アミン化合物の酸化エチレン付加体の塩を製造するには
、アミノ化合物の酸化エチレン付加体を酸類と反応させ
ればよい、この時に使用できる酸類としては、リン酸類
、ホウ酸、炭素原子数が2ないし8のモノまたはジアル
キル酸性リン酸エステル、低級ないし中級カルボン酸(
たとえばギ酸、酢酸、プロピオン酸、オクチル酸等の脂
肪酸、シュウ酸、コハク酸、マロン酸等のジカルボン酸
、グリコール酸、乳酸、α−オキシ酪酸、リンゴ酸等の
オキシ酸等)等を例示することができる。
(組成方法) 本発明の冷間圧延油組成物は、上記の基油および分散剤
を混合し、必要に応じて公知の各種添加剤たとえば油性
向上剤、極圧剤、防錆剤、酸化防止剤、界面活性剤等を
添加して組成する。
組成に当たり、分散剤の添加量は、冷間圧延油組成物全
量の0.5ないし10重量%であることが望ましい。分
散剤の添加量が0.5重量%未満では、冷間圧延油が水
によく分散せず、10重埴%を越えると冷間圧延油の潤
滑性能が損なわれる。
(添  加  剤) 本発明の組成物に利用できる各種添加剤として、以下の
ものを例示することができる。
油性向上剤として、オレイン酸、ステアリン酸等の高級
脂肪酸、ダイマー酸、上記の酸と1価アルコールとのエ
ステル、上記の酸と多価アルコール(ペンタエリトリッ
ト、トリメチルロールプロパン等)とのエステル等を利
用できる。
極圧剤としてトリクレジルホスフェートその他のリン酸
化合物等を利用できる。
防錆剤として、フェニル−α−ナフチルアミン、2,6
−ジーt−ブチル−p−クレゾール等を利用できる。
(使用方法) 本発明の冷間圧延油組成物は、使用する時に木で希釈し
て使用する。使用する時の濃度は。
0.5ないし10重量%である。
実  施  例 つぎに実施例および比較例によって本発明を具体的に説
明する。ただし、これらの実施例および比較例は、なん
ら本発明を制限するものではない、なお、以下の実施例
および比較例における部および%は、特記しない限り重
量部および重量%を意味する。
まず、本発明の冷間圧延油組成物に配合される分散剤の
例を第1表に示す。
第1表 分散剤の例 第1表の分散剤を合成するにちたり、アミノ化合物の酸
化エチレン付加体はいずれも市販品を用いた。
これらの塩は、アミン化合物付加体に対して当量の酸を
加え、60〜90℃で約30分かきまぜて合成した。た
とえばNo、1の分散剤は、ヤシアミンの酸化エチレン
付加体(付加モル1!i5モル)285gに対して酢酸
60gを加え、80℃で30分かきまぜて酢酸+11を
つくった。
・−施例1(潤滑試験機による評価) 基油として牛脂ブチルステアレートおよびマシン油を用
い、分散剤として第1表の化合物を使用して第2表の組
成物を調製した。
第2表の組成物および比較例の組成物の2.0%木分散
液について、曽田式四球試験標準法によって耐圧荷重の
測定を行ない、曽田式振子型油性試験機■型によって摩
擦係数の測定を行なった。
結果を第2表に記す。
ただし、実施例および比較例において、EOはエチレン
オキサイドを意味する。
第2表中の組成物A、BおよびCは比較例であり、その
組成は次のとおりである。
組成物 A マシン油         60部 牛脂           39.5部ペンタエリドリ
フトと オレイン酸とのエステル  0.3部 牛脂アルコールのエチレン オキサイド付加物(12モル のEOを付加したもの)  0.2部 組酸物 B 牛脂           99.5部ポリオキシエチ
レンノニル フェニルエーテル(HLBが10.6であるもの)  
        0.5部組酸物 C マシン油         60部 ブチルステアレート    38部 ペンタエリドリフトと オレイン酸とのエステル  1.5部 牛脂アルコールのエチレン オキサイド付加物(12モル のEOを付加したもの)   0.5部実施例2 ト記M1成物の3%水分散液を鋼板の冷間圧延の潤滑剤
として適用した。
本発明のMi J&物 牛脂          99部 第1表の陽、lの化合物  1部 比較例組成物 実施例1中の組成物B 圧下率40%のときの圧延荷重は、比較例組成物(従来
型牛脂ベース圧延油)に較べて本発明の組成物では11
%低減した。
また、発生摩耗粉はよ〈流動分散し、従来認められたス
カムの発生もなく、クーラントシステムは清浄に保たれ
た。その結果、鋼板表面のキズが減少し、清浄な鋼板が
得られ、圧延鋼板のスカム汚れによる品質の低下を大幅
に4畜で5だ、また、従来みられた経時的な液分離、腐
敗等の不都合はなく、6ケ月間クーラントの全面交換を
することなしに作業を続けることができた。
実施例3 下記の組成物の5%水分散液を鋼板の冷間圧送潤滑剤と
して適用した。
本発明の組成物 マシン油          60部 牛脂            35部 牛脂脂肪酸          3部 第1表の陥、3の化合物    5部 比較例組成物 マシン油          60部 牛脂             35部牛脂脂肪酸  
       45部 ペンタエリトリットと オレイン酸とのエステル   0.3部牛脂アルコール
のエチレンオキ サイド付加物(12モルのE Oを付加したもの)      0.2部圧下率40%
のときの圧延荷重は、比較例組成物に比べて本発明の組
成物では8%低減した。
また1発生摩耗粉はよく流動分散し、従来認められたス
カムの発生もなく、クーラントシステムは清浄に保たれ
た。その結果、圧延鋼板のスカム汚れによる品質の低下
を大幅に改善できた。また、従来みられた経時的な液分
離、腐敗等の不都合はなく、6ケ月間クーラントの全面
交換をすることなしに作業を続けることができた。
実施例4 下記の組成物の5%水分散液を鋼板の冷間圧延の潤滑剤
として適用した。
本発明の組成物 マシン油         60部 ブチルステアレート    35部 牛脂脂肪酸         3部 第1表の崩、5の化合物   8部 比較例組成物 マシン油         60部 ブチルステアレート    35部 牛脂脂肪酸         3部 ペンタエリドリフトとオレイ ン酸とのエステル     1.5部 牛脂アルコールのエチレンオ キサイド付加物(12モル のEOを付加したもの)   0.5部圧下率40%の
ときの圧延荷重は、比較例組成物に比へて本発明の組成
物では16%低減した。
また、発生摩耗粉はよく流動分散し、従来認められたス
カムの発生もなく、クーラントシステムは清浄に保たれ
た。その結果、圧延鋼板のスカム汚れによる品質の低下
を大幅に改善できた。また、従来みられた経詐的な液分
離、腐敗等の不都合はなく、6ケ月間クーラントの全面
交換をすることなしに作業を続けることができた。
実施例5 下記の組成物の5%水分散液を鋼板の冷間圧延潤滑剤と
して適用した。
本発明の組成物 マシン油         60部 牛脂           35部 牛脂脂肪酸         3部 第1表の陥、6の化合物   3部 第1表のNo、 8の化合物   3部比較例組成物 実施例3の比較例組成物 圧下率40%のときの圧延荷重は、比較例組成物に比べ
て本発明の組成物では10%低減した。
また、摩耗粉はよく流動分散し、スカムの発生もなくク
ーラントは清浄に保たれた。また、従来みられた経時的
な液分離、腐敗等の不都合はなく、6ケ月間クーラント
の全面交換をすることなしに作業を続けることができた
(注)実施例および比較例において使用されたマシン油
は、JIS  K2238t−3よびISOVG46の
規定に相当するものである。
発明の効果 本発明の冷間圧延油組成物は、長期間にわたって循環使
用したとき、安定した分散状f5を示し、作業性および
作業環境を改みするとともに、すぐれた潤滑性源を有し
、高精度、高品位の圧延板の製造を可能にする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)油脂、脂肪酸エステルおよび鉱物油からなる群か
    ら選ばれた1種または2種以上の基油と、 (ロ)下記の一般式( I )または(II)で示されるア
    ミノ化合物の酸化エチレン付加体の塩の1種または2種
    以上の分散剤 を必須成分として含有することを特徴とする冷間圧延油
    組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ただし式中のRは炭素原子数が12ないし18のアルキ
    ル基を表わし、a+bおよびc+d+eはそれぞれ5な
    いし20の整数を表わす。
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