JPS621121B2 - - Google Patents

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JPS621121B2
JPS621121B2 JP54156839A JP15683979A JPS621121B2 JP S621121 B2 JPS621121 B2 JP S621121B2 JP 54156839 A JP54156839 A JP 54156839A JP 15683979 A JP15683979 A JP 15683979A JP S621121 B2 JPS621121 B2 JP S621121B2
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JP
Japan
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spool
port
push rod
cylinder
valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP54156839A
Other languages
English (en)
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JPS5680564A (en
Inventor
Masakuni Ishikawa
Toshihiro Kokubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Diesel Kiki Co Ltd filed Critical Diesel Kiki Co Ltd
Priority to JP15683979A priority Critical patent/JPS5680564A/ja
Publication of JPS5680564A publication Critical patent/JPS5680564A/ja
Publication of JPS621121B2 publication Critical patent/JPS621121B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、自動車等に搭載されて使用される負
荷の昇降用シリンダを制御するに好適な切換弁装
置に関する。
<従来の技術> 一般に負荷を複動シリンダで昇降制御する装置
においては、シリンダとポンプとを3位置4ポー
ト弁を介して接続している。ところで、自動車等
に搭載されて使用される装置の場合には、シリン
ダの非作動時においても例えば自動車等の走行に
よる振動のように他の異なる振動系によるシリン
ダへの負荷変動が与えられる場合がある。
<発明が解決しようとする問題点> このような場合において、前記3位置4ポート
弁をクローズドセンタとすると、シリンダの作動
時においてはシリンダに加えられる負荷を任意の
位置で固定できるという利点を有していながら
も、シリンダの非作動時における前記他の異なる
振動系によるシリンダへの負荷変動が与えられた
時には、シリンダ内又はシリンダと前記3位置4
ポート弁との配管内に異常圧力が発生してしまう
ことになり、装置全体に悪影響を及ぼすことにな
る。又、前記3位置4ポート弁をオープンセンタ
あるいはプレツシヤクローズドセンタとすると、
シリンダの非作動時における他の異なる振動系に
よるシリンダへの負荷変動が与えられてもタンク
ポートが開放されているのでシリンダ内及びシリ
ンダと3位置4ポート弁との配管内に異常圧力が
発生することはないが、シリンダの作動時におい
てシリンダに加られる負荷を任意の位置で停止又
は保持することができない欠点がある。
これを解消するには、2個の切換弁を組み合わ
せ、あるいはクローズドセンタとオープンセンタ
との両機能を有する4位置4ポート弁を使用すれ
ば良いが、いずれの場合にも全体構成が複雑化さ
れると共に、高価となり、更には、操作性が悪化
する欠点がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであつ
て、3位置4ポートでセンタスプリングによりス
プールのノーマル位置が保持されるタイプのクロ
ーズドセンタ3位置4ポート弁を使用し、これに
改良を加えることによつて、シリンダの作動時に
おいては、シリンダに加えられる負荷を任意の位
置で停止又は保持できる機能を確保しつつ、且つ
シリンダの非作動時における振動等によるシリン
ダへの負荷変動に対するフリーフローテイング機
能をも付与させることを目的する。
<問題点を解決するための手段> このため、本発明は、クローズドセンタ・3位
置4ポート弁のスプール内に逆止弁を備えた連通
孔を形成し、プレツシヤポートとタンクポートと
を前記連通孔の逆止弁を介して連通せしめると共
に、前記スプールの同軸上にリターンスプリング
で突出付勢された段付プツシユロツドを配設し、
該段付プツシユロツドを前記リターンスプリング
に抗して押込み操作して、前記段付プツシユロツ
ドの小径部で前記逆止弁が押開かれ、次いで該段
付プツシユロツドの大径部で前記スプールがセン
タスプリングに抗して切換位置まで押圧移動され
るように構成したものである。
<作用> 上記の構成においては、基本的にはクローズド
センタ・3位置4ポート弁であるので、そのノー
マル位置で油圧をロツクでき、シリンダの作動時
においてシリンダに加えられる負荷を任意の位置
で停止又は保持できる一方、逆止弁と段付プツシ
ユロツドとを組み付けてあるので、スプールをノ
ーマル位置に保持させたうえで段付プツシユロツ
ドを押込み操作することにより、逆止弁を押開い
てプレツシヤポートとタンクポートとを連通せし
め、さらに、スプールを切換位置まで押圧移動さ
せることで、実質的にオープンセンタ状態にして
油圧ロツクを解除でき、シリンダの非作動時にお
いて負荷をフリーフロートさせることができる。
<実施例> 以下に本発明の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
図示しないモータ等で駆動されるポンプ1と図
示しない負荷に結合した複動型の油圧シリンダ2
とタンク3とを3位置4ポートでセンタスプリン
グによりスプールのノーマル位置が保持されるタ
イプのクローズドセンタ・3位置4ポート弁4を
介して切換可能に接続する。
3位置4ポート弁4には、ポンプ1の吐出口に
接続されたプレツシヤポート5と、タンク3に接
続されたタンクポート6とを形成すると共に、前
記油圧シリンダ2に形成された第1及び第2の油
圧室7,8にそれぞれ接続された第1及び第2の
シリンダポート9,10を形成し、更に、機械的
手段又は電気的手段で出没制御される制御ロツド
11に結合されたスプール12を挿着している。
13はスプール12をノーマル位置に保持させる
センタスプリングである。
又、前記スプール12には、その内部にタンク
ポート6と連通する連通孔14を形成すると共
に、その外周部にタンクポート6に常時対向する
第1の切欠部22とプレツシヤポート5に常時対
向する第2の切欠部15とを形成してあり、更に
連通孔14と第2の切欠部15とを小孔16を介
して連通させることにより、プレツシヤポート5
をタンクポート6に連通させている。そして、こ
のように両ポート5,6を連通させる連通孔14
内にはスプリング17で閉弁保持された逆止弁1
8を装着することにより、常時は前記両ポート
5,6を実質的に遮断している。
一方、前記スプール12の同軸上にはリターン
スプリング19で突出付勢された段付プツシユロ
ツド20を配設し、この段付プツシユロツド20
の大径部端面をスプール12の端面に対向させる
と共に、段付プツシユロツド20の大径部端面に
設けた小径部21を前記連通孔14内に挿入して
スプリング17の反対側から逆止弁18に対向さ
せている。尚、段付プツシユロツド20の押入
量、即ち、スプール12がノーマル位置に保持さ
れている時の段付プツシユロツド20の大径部端
面とスプール12の端面との対向間隔及び小径部
21と逆止弁18との対向間隔を、スプール12
がノーマル位置から左右いずれか一方に移動する
移動量より大きく設定することにより、常時は段
付プツシユロツド20に関係なくスプール12を
摺動させ得ると共に、逆止弁18を閉弁保持でき
るようになつている。
上記の構成において、第1図に示すようにスプ
ール12がノーマル位置に保持されている時は、
すべてのポート5,6,9,10がブロツクされ
ているので油圧シリンダ2は固定される。
又、スプール12をセンタスプリング13に抗
して図中左側に移動させた時は、プレツシヤポー
ト5が第1のシリンダポート9に第2の切欠部1
5を介して連通されると共に、第2のシリンダポ
ート10がタンクポート6に第1の切欠部22を
介して連通されるため、油圧シリンダ2のピスト
ンは押出作動される。逆に、センタスプリング1
3に抗してスプール12を第1図に示す位置から
図中右側に移動させると、プレツシヤポート5が
第2のシリンダポート10に第2の切欠部15を
介して連通されると共に、第1のシリンダポート
9がスプール12の端面から外れてタンクポート
6に開放されるので油圧シリンダ2のピストンは
引込み作動される。
従つて、3位置4ポート弁4のスプール12を
摺動制御することにより、負荷を往復方向に移動
できると同時に、中間位置で負荷を停止・保持で
きるわけである。
又、スプール12をノーマル位置に保持させた
状態で段付プツシユロツド20をリターンスプリ
ング19に抗して押込むと、段付プツシユロツド
20の小径部21がスプリング17に抗して逆止
弁18を押開き、次いで、大径部端面がスプール
12の端面に当接しこれをセンタスプリング13
に抗して押込み方向に移動させる(第2図参
照)。
すると、第1のシリンダポート9がタンクポー
ト6に開放されると共に、第2のシリンダポート
10が第2の切欠部15、小孔16、連通孔14
及び押開けられている逆止弁18を介してタンク
ポート6に開放されるため、油圧シリンダ2の両
油圧室7,8がともにタンク3へと開放される。
従つて、この油圧シリンダ2の固定作用が解除さ
れるため、負荷がフリーフロートされる。
即ち、中間での停止、保持機能を有する3位置
4ポートでセンタスプリングによりスプールのノ
ーマル位置が保持されるタイプのクローズドセン
タ・3位置4ポート弁4を使用しながら、該3位
置4ポート弁4のスプール12をノーマル位置に
保持させたうえで段付プツシユロツド20を押込
み操作すれば、前記クローズドセンタタイプの3
位置4ポート弁4がオープンセンタタイプの3位
置4ポート弁として作動するので、常時は段付プ
ツシユロツド20を放置し、負荷をフリーフロー
トさせる時にのみ段付プツシユロツド20を押込
み操作すれば良いのである。
実施例では、ボールタイプの逆止弁18を使用
したものであるが、ポペツト型あるいはプレート
型の逆止弁を使用しても同様であり、フリーフロ
ート時の流量特性に応じてこの逆止弁の大きさ及
び型式を決定すれば良い。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、クロー
ズドセンタタイプの3位置4ポート弁のスプール
に逆止弁を備えた連通孔を形成し、前記スプール
の同軸上に段付プツシユロツドを配設するという
極めて簡単な構成であるにも拘わらず、3位置4
ポート弁としての操作性を損なうことなく4位置
4ポート弁を設けた場合と同様に負荷を中間で停
止・保持できると共に、フリーフロートさせるこ
ともできる。従つて、例えばキヤブオーバー車の
テイルト位置のように振動系の異なる負荷が加え
られる可能性のある油圧シリンダの制御弁装置に
本発明を適用すれば、負荷の移動及び途中での停
止・保持はもとより、負荷の自由運動をも許容で
きるため、油圧回路内の衝撃圧等を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すノーマル位置
状態の断面図、第2図は同上のプツシユロツド操
作時の断面図である。 4…クローズドセンタ・3位置4ポート弁、5
…プレツシヤポート、6…タンクポート、9,1
0…シリンダポート、12…スプール、13…セ
ンタスプリング、14…連通孔、15…第2の切
欠部、16…小孔、17…スプリング、18…逆
止弁、19…リターンスプリング、20…段付プ
ツシユロツド、21…小径部、22…第1の切欠
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 3位置4ポートでセンタスプリングによりス
    プールのノーマル位置が保持されるタイプのクロ
    ーズドセンタ・3位置4ポート弁において、前記
    スプール内に逆止弁を備えた連通孔を形成し、プ
    レツシヤポートとタンクポートとを前記連通孔の
    逆止弁を介して連通せしめると共に、前記スプー
    ルの同軸上にリターンスプリングで突出付勢され
    た段付プツシユロツドを配設し、該段付プツシユ
    ロツドを前記リターンスプリングに抗して押込み
    操作して、前記段付プツシユロツドの小径部で前
    記逆止弁が押開かれ、次いで該段付プツシユロツ
    ドの大径部で前記スプールがセンタスプリングに
    抗して切換位置まで押圧移動されるようにしたこ
    とを特徴とする切換弁装置。
JP15683979A 1979-12-05 1979-12-05 Selector valve device Granted JPS5680564A (en)

Priority Applications (1)

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JP15683979A JPS5680564A (en) 1979-12-05 1979-12-05 Selector valve device

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JP15683979A JPS5680564A (en) 1979-12-05 1979-12-05 Selector valve device

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Publication Number Publication Date
JPS5680564A JPS5680564A (en) 1981-07-01
JPS621121B2 true JPS621121B2 (ja) 1987-01-12

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ID=15636490

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JP15683979A Granted JPS5680564A (en) 1979-12-05 1979-12-05 Selector valve device

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JPH03109018U (ja) * 1990-02-19 1991-11-08
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KR20230042773A (ko) * 2021-09-23 2023-03-30 주식회사 골프존 타격된 볼에 대한 레이더 센싱 데이터를 이용한 볼 궤적 산출방법 및 이를 이용한 레이더 센싱장치

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