JPS62111931A - 樹葉処理法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は樹葉成分を薬用又は化粧用に有効に利用する樹
葉処理法に関するものである０「従来の技術」 従来松葉には薬用や化粧用成分が含まれていることが知
られている。即ちα−ピネン（ショウノウ、殺虫剤、香
料等の合成原料、溶剤、刺激剤）、カンフエン（香料の
原料、刺激剤）、サビネン（揮発油、樹脂酸を含む。古
くは尿路感染症に防腐薬として用いられたが効力が弱く
腎刺激作用のため現在では用いられない）、α−テルピ
ネン（利尿剤）、リモネン（去痰剤）、ローサイメン（
ＲＨＯ−ＣＹＭＥＮＥ・・・・強ψ芳香のため石鹸痔の
工業製品の香料として用いる）、ボルネオール（ショウ
ノウから誘導されるアルコールＤ系り系ラセミ体の３種
があり、ラセミ体は香水や香の製造に用いる）、α−テ
ルピネオール（アルカリに強く石鹸の香料、香水、夫痰
薬、利尿薬として用いる）痔が含有される。

Ｌ＃Ｌ上記桧葉松葉材伐採又は間伐材伐採時、枝と共に
適当に山間に放棄された。そして上記樹葉の含有成分は
伐採彼達やかに発散するため放棄されて時間が経過した
樹葉は変質し上記成分を鳴動に利用することは困難であ
った。

「発明が解決りようとする問題点」 本発明は樹葉から薬用又は化粧用の有効原料を簡便に採
取することを目的とするものである。

「問題点を解決するための手段及び手順」本発明は活着
桧から松葉を採取後、同採取葉を砕工程前後において水
に浸漬し、同粉砕工程後可及的速やかに粉砕工程に移行
させ、粉砕工程後溶出液と残渣とを分離することを特徴
とする樹葉処理法によつ“Ｃ構成される。

１作用」 従って地面に活着している桧を伐採し樹葉を採取する。

この採取葉をできるだけ速やかに搬出して変質前に粉砕
機にかけて細粉となず。そして同細粉全できるだけ速や
かに水に浸漬し或は採取葉を一ト記粉砕機に水と共にか
けることによって同細粉からの揮発成分の発散が防止さ
れる。このようにした細粉をできるだけ速やかに水と共
に鍋に投入し、これを煮沸すると葉の肉分が水に溶出し
粘稠液となり、薬用及び化粧用成分は同粘稠液を担体と
して含有され、繊維分（残渣又は残葉）と分離すること
かできる。

「実施例」 山間に活着している桧を伐採し、伐採桧から可及的速や
かに樹葉を採取し、これをトラック等で工場に搬出し、
水と共に粉砕機又はミキサーにかけて細粉となす。そし
てこの細粉をできるだけ迅速に鍋に投入し水で煮沸する
と、細粉の肉分は水に溶出して粘稠液を生成する。この
粘稠液は上述した薬用及び化粧用成分を担体として含有
するものであり、絞って繊維分（残渣）と分離する。上
記採取葉は冷凍して保存した後粉砕工程に移行させても
差支えないし可及的速やかな移行と等効である。上記粘
稠液は抗菌力を有し消炎剤（カジノール、ヒノキチオー
ル）、興奮剤（リナロール）・防、腐剤（サビネン）と
して皮膚に作用し保湿性があって皮膚１１１作用効果を
発揮するし、飲用することによって刺激剤（カンフエン
）、利尿薬（α−テルピネオール、α−テルピネン）の
作用を発揮する。又農業用遅効性殺虫剤（α−ピネン）
、防腐剤（サビネン）として用いることができるし、上
記繊維分（残、査又は残葉）を化粧用パックとして用い
皮膚調整作用を発揮することができる。

「効果」 本発明は上述の方法によったので樹葉から薬用又は化粧
用有効原料を容易に採取することができる効果がある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）活着桧から桧葉を採取後、同採取葉を可及的速や
   かに粉砕工程に移行させ、同採取葉を粉砕工程前後にお
   いて水に浸漬し、同粉砕工程後可及的速やかに煮沸工程
   に移行させ、煮沸工程後溶出液と残渣とを分離すること
   を特徴とする樹葉処理法。