JPS6211151Y2 - - Google Patents

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JPS6211151Y2
JPS6211151Y2 JP3064781U JP3064781U JPS6211151Y2 JP S6211151 Y2 JPS6211151 Y2 JP S6211151Y2 JP 3064781 U JP3064781 U JP 3064781U JP 3064781 U JP3064781 U JP 3064781U JP S6211151 Y2 JPS6211151 Y2 JP S6211151Y2
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JP
Japan
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rail
section
cross
lip
flange
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JP3064781U
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JPS57143834U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 本考案は移動電気機器等へ電力を供給するケー
ブルを吊下げるための懸吊滑車用レールの改良に
係り、その目的とするところは、長期間の使用に
おいても滑車の走行が円滑に行われるようにした
レールを提供することにある。
(従来の技術) 従来の懸吊滑車用レールには第9図及び第10
図に示されるようなC形鋼(リツプみぞ形鋼)が
多く使用されている。このC形鋼からなるレール
Aは鋼板をロール成形したものであるので、側壁
Bから内向きに突出したリツプCの曲げ強度が弱
く、懸吊滑車に大きな荷重が掛るとリツプCが変
形することがあつた。
また、このレールAを直列に多数連結する場合
には、図に示すような平板状の連結板Dが使用さ
れるが、ボルトEをあまり強く締付け過ぎると連
結金具DがリツプCを持ち上げるため、鎖線に示
すように側壁Bが外側へ広がるように変形する不
都合がある。
さらに、連結板Dの側面と側壁Bの内面との間
には空隙aが形成されているので、レールAに側
方(矢印R方向)から大きな外力が作用すると、
レールAは連結部からく字形状に屈曲するおそれ
があつた。
側壁Bが外側へ広がつたり、レールAが連結部
からく字形状に屈曲したりすると、滑車の走行が
円滑に行われなくなり、その結果移動電気機器へ
安定した電力を供給できなくなる欠点があつた。
(考案の構成) 本考案の上述の欠点を解消するため、ウエブの
上下端に断面〓形のフランジを形成して断面形状
をI形とするとともに、フランジのリツプの内面
に凸条または凹溝を設けたもので、以下実施例に
ついて説明する。
第1図及び第2図において、レール1は断面が
ほぼI形状に形成されるもので、板状のウエブ2
の上下端に対称にフランジ3が形成される。フラ
ンジ3は平板状に形成されるものではなく、断面
がほぼ〓形状に形成され、その開口部4が外向き
となるようにフランジ3に一体に形成されてい
る。フランジ3の底辺3aはウエブ2に対して直
角でなく傾斜させてある。フランジ3の左右相対
する側壁5に内向きに形成されたリツプ6の内面
には長手方向に沿つて凸条7が形成されている。
この凸条7の両側面、あるいは、少なくとも側壁
5に臨む側の側面は所要角度傾斜させて断面台形
状に形成してある。凸条7は第4図に示すように
平行に複列設けてもよい。この場合には、隣接す
る凸条7間には台形状の凹溝8が形成される。従
つて、この凹溝8を凸条7と同形の凸条が嵌合し
得るように形成するとよい。
凸条7の形状は上記実施例の断面台形状に限定
されるものではなく、第5図に示すように断面円
弧状であつてもよい。この場合も凸条7は平行に
複数列設けることができる。
レール1を直列に連結するには連結金具が使用
される。その連結金具9は第1図ないし第3図に
示されるように、フランジ3、側壁5及びリツプ
6によつて囲まれる空所4′に挿入される平板状
で、中央に複数の螺孔10が列設され、その螺孔
10の両側にレール1の凸条7が嵌入し得るよう
に対応させて断面台形状の凹溝11が形成された
ものである。螺孔10にはボルトMが螺入できる
ようになつており、そのボルトMを締付けていく
ことによつてレール1の凸条7と連結金具9の凹
溝11とが嵌合する。凸条7は側壁5に臨む側が
傾斜しているので、ボルトMを締付け過ぎても側
壁5が外方へ広がるように変形する力は作用しな
い。また凸条7と凹溝11とが嵌合するから連結
部においてレール1はく字形状に屈曲しない。
連結金具9は連結部だけでなく、レール1の長
さ方向の中間部の数個所に同様に設けることによ
つて側壁の変形は確実に防止される。
凸条7が複数列形成されている場合(第4図)
の連結金具9は、凸条7が嵌合する凹溝11と、
凹溝8に嵌合する凸条12とを平行に形成する。
凸条7が断面円弧状に形成されている場合(第
5図)の連結金具9は、台形状の凹溝11でもよ
いが、第6図に示すように、凸条7に対応する断
面円弧状であつてもよい。
また、第7図に示すようにレール1のリツプ3
に断面台形状または円弧状の凹溝13を形成し、
連結金具9に凹溝13に対応する凸条14を形成
してもよいことは勿論である。
レール1の連結部においてそのレール1を建物
天井部に架設するには、第8図に示すようにレー
ル1のフランジ3に嵌合する断面状の基部15
aから逆L字形状にアーム15bを立上がらせた
吊下け金具15をレールの連結部に嵌装し、その
基部15aに挿通したボルトM′を連結金具9の
螺孔10へ螺入して締付ければよい。
(考案の効果) 本考案は上述の構成であるから、リツプに荷重
が掛つても凸条が補強リブとなり、リツプの変形
を抑える。
また、連結金具固定用のボルトを締付け過ぎて
もフランジの側壁が外方へ広がるようなことはな
くなるとともに、連結部においてレールがく字形
状に屈曲するようなこともない。従つて、レール
は直線状に保持され、懸吊滑車の走行は円滑に行
われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の一部破断した側面
図、第2図は第1図のX−X線矢視断面図、第3
図は連結金具の斜視図、第4図ないし第7図は別
の実施例の要部断面図、第8はレールの架設要領
を示す側面図、第9図は従来技術の正面断面図、
第10図は平面図である。 主要部分の符号の説明、1……レール、2……
ウエブ、3……フランジ、6……リツプ7……凸
条、13……凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ウエブ2の上下端に断面〓形状のフランジ3
    をその開口部4を夫々外方に向けて一体に形成
    するとともに、そのフランジ3のリツプ6の内
    面に長手方向に沿つた凸条7または凹溝13を
    1ないし複数列形成してなる懸吊滑車用レー
    ル。 (2) 凸条7または凹溝13が断面台形状である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の懸吊滑車用
    レール。 (3) 凸条7または凹溝13が断面円弧状である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の懸吊滑車用
    レール。
JP3064781U 1981-03-05 1981-03-05 Expired JPS6211151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3064781U JPS6211151Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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JP3064781U JPS6211151Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143834U JPS57143834U (ja) 1982-09-09
JPS6211151Y2 true JPS6211151Y2 (ja) 1987-03-16

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ID=29828133

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JP3064781U Expired JPS6211151Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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JPS57143834U (ja) 1982-09-09

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