JPS62110655A

JPS62110655A - テ−プレコ−ダ

Info

Publication number: JPS62110655A
Application number: JP60251461A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Nagayoshi; 永吉　厚
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-11-08
Filing date: 1985-11-08
Publication date: 1987-05-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、カセットテープ駆動メカニズムを２台有する
テープレコーダ（いわゆるダブルカセットテープレコー
ダ）に関するものである。

従来の技術近年、テープレコーダはラジオカセットタイプを中心に
ダブルカセットテープレコーダが増ｔできている。さら
に、ヘッドホンステレオタイプにおいてもダブルカセッ
トテープレコーダが商品化されるようになった。以下図
面を参照しながら従来のテープレコーダ、特にダブルカ
セットテープレコーダ（ヘッドホンステレオタイプ）の
−例について説明する。

第６図は従来のテープレコーダの全体斜視図、第７図（
（イ）（ロ）はそのメカニズムの略平面図及び側面図で
ある。第６図、第７図において、１は再生・早送り・巻
き戻し等の操作釦、２はカセット蓋、３は巻き取り側リ
ール台、４は送り出し側リール台、５はテープカセット
のメカニズムに対する位置関係を決定するためのリファ
レンスピンであり、テープカセット装着時にはテープカ
セットのリファレンスホールに入り込む部分である。６
はテープカセット装着時にそのリファレンスホールとリ
ファレンスピン５を密着させるためのカセット押さえバ
ネであり、了はキャプスタン、８けピンチローラ、９は
ヘッドである。ここで、２つのメカニズムは背中合わせ
の形で配置されており、２巻のカセットテープをそれぞ
れ装着し別々に駆動することができる。１巻のカセット
テープを再生する時は、どちらか一方のメカニズムに装
着し、操作釦を押し駆動する。また、録音可能側のメカ
ニズム側にブランクテープ、もう一方に録音済テープを
装着してそれぞれ録音、再生状態とすればダビングをす
ることも可能である。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、上記のような構成では、１巻のカセット
テープを再生する時においてももう１巻のカセットテー
プを装着できるスペースが確保されている。従ってセッ
トの体積（特に厚さ：ｔ）が、不必要時（１巻のみの駆
動時）でも大きいという問題があった。

本発明は上記問題点に鑑み、２巻のカセ７）テープを駆
動する時はその２巻分に対応する体積であるが、１巻の
みの時はその１巻分に対応してかなり小さな体積とする
ことができるダブルカセットテープレコーダを提供する
ものである。

問題点を解決するだめの手段上記問題点を解決するために本発明のテープレコーダは
、送り出し側リール台を有しないメカニズム２台を有し
、２巻のカセットテープを、駆動できると共に１巻のカ
セットテープのみを駆動する場合にはそれぞれのメカニ
ズムが本来送り出し側リール台を有すべき位置に互いに
他のメカニズムの巻き数秒側リール台が位置する様に移
動可能な構成を備えたものである。

作用本発明は上記した構成によって、１巻のカセットテープ
のみを駆動する場合には２つのメカニズムの巻き取り側
リール台が一直線に並らぶ位置までメカニズムを移動し
て使用できるため、セット全体としての体積はシングル
メカニズムのものよりも少し大きいだけで済み、従来の
ものよりもかなり小さくなる。

実施例以下本発明の一実施例のテープレコーダについて、図面
を参照しながら説明する。

第１図ａ、ｂは本発明の一実施例のテープレコーダにテ
ープカセットを装着した状態の全体斜視図であり、１図
は２巻のテープカセットを装着した状態、ｂ図は１巻の
テープを装着した状態を示している。第２図は、第１図
ａ、ｂにそれぞれ対応させたメカニズムの略平面図であ
り、左側のメカニズム（録音・再生）をメカニズム人と
名付け、右側のメカニズム（再生）をメカニズムＢと呼
ぶこととする。第３図、第４図は、メカニズム構成部品
の一部を示した詳細図である。

図面において、１１は第１の本体、１２は第１の本体１
１に対し摺動自在に設けられた第２の本体であり、１３
は第２の本体１２に開閉自在に設けられたカセット蓋体
である。ここで、第２の本体１２ば、第１図乙のように
第１の本体１１側に重合させた状態から、同図すのよう
に摺動して引き出した状態にできるものであり、カセッ
ト蓋体１３は軸１４を中心に回動して開閉可能となって
いる。そして、第１の本体１１にメカニズムＡ１第２の
本体１２にメカニズムＢが塔載されている。

メカニズム人にはリファレンスビン５、ａ前ヘツド９、
消去ヘッド１３、チャプスタン７　、巻取り側ＩＪ−ル
台３、ピンチローラ８が設けられており、録音・再生・
早送り・停止の各操作釦１を有している。また、メカニ
ズムＢには、同様にリファレンスビン”　％　再生ヘソ
）−９１、チャプスタン７１、巻取り側リール台３１、
ピンチローラ８盲　が設けられており、再生・早送り・
停止の各操作釦１１を有している。

第１図、第２図において、２２はカセットテープをヘッ
ド９方向へ押さえリファレンスビン５゜５１へ密着させ
るだめのカセットテープ押さえバネで、メカニズム人に
設けられており、詳細は第４図に示しである。２４はメ
カニズム人で録音しようとする時にカセットテープの誤
消去防止ツメの有無を検出して誤消去を防止するための
レバーであり、メカニズム人に設けられている。

第５図は、第２図ａ、ｂに対応してテープ装着状態にお
ける各構成部品とテープとの位置関係を示した横から見
た略平面図である。第５図において、２５はカセット蓋
体１３内面に設けられカセットテープの浮きを防止する
テープ押さえバネである。

２巻のカセットテープを装着し、別々に駆動する場合は
、スライド式になっているメカニズムを移動し第１図ａ
、第２図＆で示されている状態とする。この状態で、メ
カニズムＢで再生された信号をメカニズム人で録音（ダ
ビング）したす、２巻を連続して再生することができる
。１巻のカセットテープを駆動する場合は、メカニズム
人とＢをくっつけた状態で使用可能となる（第１図す。

第２図すを参照）。この時、マイク、外部ソースからの
録音及びテープ再生等が可能である。

本実施例で特に工夫した点は、リファレンスビン５，５
１及びテープ押さえノくネ２２の形状及びテープとテー
プ押さえバネ２５との位置関係である。第５図すかられ
かる様に１巻のカセットテープのみを駆動する場合、両
方のメカニズムの巻き取り側リール台を一直線に並らべ
る位置まで移動してカセットテープを装着させるとメカ
ニズムＢのリファレンスビン５１の真中までテープが喰
い込むこととなる。そのためリファレンスビン６１は第
３図すの様な形状とした。従ってリファレンスビン６（
第３図ａ参照）の様にテープの浮きを防止するテーパー
を設けられないので、第５図乙の様にテープ押さえバネ
２５を設けた。また、テープ押さえバネ２２は、２巻の
カセットテープの装着時に両方のカセットテープを押さ
えられる様に第４図に示す形状とした。

尚、メカニズムＡ、Ｂ共に巻き戻し動作はできず、１巻
のカセ７）テープのみの駆動時もメカニズムＢの巻き取
り側リール台３１は空回りの状態で送り出し側リール台
の役割りを果たす。この場合、メカニズムＢの操作釦１
を操作するとテープのたるみを生ずる可能性があるため
、メカニズムＢの操作釦にはロックがかかる様に構成し
である。

以上の様に本実施例によれば、送り出し側リール台を有
しないメカニズムを２台有し、１巻のカセットテープの
みの駆動を行なう場合にはそれぞれのメカニズムが本来
送り出し側リール台を有すべき位置に互いに他のメカニ
ズムの巻き取り側リール台が位置する様に移動可能な構
成を備えたことにより、カセｙ）テープ１巻のみ使用す
る時にセットの大きさがかなり小さくできてボータビリ
ティを高めることが可能となる。

発明の効果以上の様に本発明は、送り出し側リール台を有しないメ
カニズム２台を有し、２巻のカセットテープを駆動でき
ると共に１巻のカセットテープのみを駆動する場合には
それぞれのメカニズムが本来送り出し側リール台を有す
る位置に互いに他のメカニズムの巻き取り側リール台が
位置する様に７移動可能な構成とすることによって、１
巻のカセットテープのみを使用時にセフ）サイズがかな
り小さくてすみ、ボータビリティが高められるという利
点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるテープレコーダを示
し、ａは引出状態の全体斜視図、ｂは収納状態の全体斜
視図、第２図は同テープレコーダのメカニズムを示し、
ａは引出状態の平面図、ｂは収納状態の平面図、第３図
ａ、ｂ、第４図は同メカニズムの構成部品の詳細図、第
５図は同メカニズムにカセットテープを装着した状態を
示し、ａは引出状態の側面図、ｂは収納状態の側面図、
第６図は従来のテープレコーダを示す全体斜視図、第７
図はそのメカニズムの平面図である。３．３１・・・・・・巻き取り側り°−ル台、５．５′
・・・・・・リファレンスビン、２２．２５・・・・・
・テープ押さえバネ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図３．３’−一一扛すＩａｌｌリール甘イ／せ一一才１つト；トｆ２−−−Ｊｊ２１１″ 第　　２　　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　Ｊ５’−’１７７Ｌ）ｌ”
’２２−−−テー７’４５んバ木（ＯＪン（ｂン第４凶３−−　ｉｆｆ（ｇ便ｊリ−Ｉｆ台４−−−　ｔｌ、ｌ出叩’ｌ−：Ｌｉｉ′第７凶　　　
　　　　５−・・’ＰＬ、７．、：’）トーーテー７“
ｒシごん入゛ネ７−−一臂フ６スデン

Claims

【特許請求の範囲】

送り出し側リール台を有さない駆動メカニズムを２台有
し、それら２台のメカニズムにそれぞれテープカセット
を装着し別々に駆動できる機能と、それぞれのメカニズ
ムが本来送り出し側リール台を有すべき位置に互いに他
のメカニズムの巻き取り側リール台が位置する様にメカ
ニズムの配置を移動できる機構を備え、その移動した状
態では１巻のテープカセットを装着して駆動できる機能
とを兼ね備えたテープレコーダ。