JPS6211054Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6211054Y2 JPS6211054Y2 JP1930281U JP1930281U JPS6211054Y2 JP S6211054 Y2 JPS6211054 Y2 JP S6211054Y2 JP 1930281 U JP1930281 U JP 1930281U JP 1930281 U JP1930281 U JP 1930281U JP S6211054 Y2 JPS6211054 Y2 JP S6211054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel selection
- baffle
- plate
- selection member
- baffle pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 13
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は複数の選局部材と、この選局部材の押圧
操作により横動して可変同調素子を可変する横動
板とを備えて成る押釦式同調器において、誤つて
二つ以上の選局部材を同時に押圧したときに不正
確な選局状態がなされたり機械的故障が生じたり
する惧れを防止することを目的としたもので、そ
の実施例を以下図面について詳述すると、A1乃
至A5は長尺な腕金１の面上に、遊端に記憶軸２
を有し基端が枢軸３により回転自在に取付けられ
た周波数規定板４と、支軸５を介して傾動自在に
取付けられその傾動時に前記規定板４を抑止する
抑止片６と、押釦７と共に摺動して前記抑止片６
に傾動作用を付与する作動部片８とを備えて成る
選局部材であつて、この選局部材A1乃至A5が器
枠Ｂに対し前後方向に摺動自在に装備されてい
る。Ｃは前記器枠Ｂに選局部材を直交するように
横動可能に配置された横動板で、これに前記記憶
軸２と衝合して横動板Ｃに所定の横動力を付与す
るＶ字状のカム部９が形成されており、図示しな
いが前記横動板Ｃに可変同調素子が連結されてい
る。そしてこのように構成された押釦式同調器は
周知である。１０は前記各選局部材A1乃至A5の
背面側中央位置に設けた突部、１１は前記選局部
材の背面と対向するように器枠Ｂに設けた支持
板、１２ａ乃至１２ｆは後部に傾斜縁を有した板
から成る邪魔片で、両側端に位置する邪魔片１２
ａと１２ｆとが後部に一つの傾斜縁１３を有し、
また中間に位置する邪魔片１２ｂ乃至１２ｅは前
記各選局部材の配列ピツチＰと等しい横巾をも
ち、後部は二つの傾斜縁１３，１３を有して山形
状に形成され、このように形成された邪魔片１２
ａ乃至１２ｆは恰かも一枚の長尺な板体を構成す
る如く側縁同志が順次接合され、かつ中間に位置
する邪魔片１２ｂ乃至１２ｅの後部頂点が各選局
部材の配列相互間に位置して前記横動板Ｃと平行
するように選局部材と支持板１１との間に配置さ
れると共に、各邪魔片１２ａ乃至１２ｆは相互に
回動するようにその後部頂点が支持板１１に対し
夫々枢着１４されている。
操作により横動して可変同調素子を可変する横動
板とを備えて成る押釦式同調器において、誤つて
二つ以上の選局部材を同時に押圧したときに不正
確な選局状態がなされたり機械的故障が生じたり
する惧れを防止することを目的としたもので、そ
の実施例を以下図面について詳述すると、A1乃
至A5は長尺な腕金１の面上に、遊端に記憶軸２
を有し基端が枢軸３により回転自在に取付けられ
た周波数規定板４と、支軸５を介して傾動自在に
取付けられその傾動時に前記規定板４を抑止する
抑止片６と、押釦７と共に摺動して前記抑止片６
に傾動作用を付与する作動部片８とを備えて成る
選局部材であつて、この選局部材A1乃至A5が器
枠Ｂに対し前後方向に摺動自在に装備されてい
る。Ｃは前記器枠Ｂに選局部材を直交するように
横動可能に配置された横動板で、これに前記記憶
軸２と衝合して横動板Ｃに所定の横動力を付与す
るＶ字状のカム部９が形成されており、図示しな
いが前記横動板Ｃに可変同調素子が連結されてい
る。そしてこのように構成された押釦式同調器は
周知である。１０は前記各選局部材A1乃至A5の
背面側中央位置に設けた突部、１１は前記選局部
材の背面と対向するように器枠Ｂに設けた支持
板、１２ａ乃至１２ｆは後部に傾斜縁を有した板
から成る邪魔片で、両側端に位置する邪魔片１２
ａと１２ｆとが後部に一つの傾斜縁１３を有し、
また中間に位置する邪魔片１２ｂ乃至１２ｅは前
記各選局部材の配列ピツチＰと等しい横巾をも
ち、後部は二つの傾斜縁１３，１３を有して山形
状に形成され、このように形成された邪魔片１２
ａ乃至１２ｆは恰かも一枚の長尺な板体を構成す
る如く側縁同志が順次接合され、かつ中間に位置
する邪魔片１２ｂ乃至１２ｅの後部頂点が各選局
部材の配列相互間に位置して前記横動板Ｃと平行
するように選局部材と支持板１１との間に配置さ
れると共に、各邪魔片１２ａ乃至１２ｆは相互に
回動するようにその後部頂点が支持板１１に対し
夫々枢着１４されている。
しかしてこのように配置された各邪魔片１２ａ
乃至１２ｆの後部相互間には、傾斜縁１３によつ
てＶ字状が形成され、この谷部の頂点と対向して
各選局部材に設けた突部１０が位置する。１５は
各邪魔片１２ａ乃至１２ｆの接合縁の前端部に
夫々設けた起立片で、この起立片１５の当接によ
り各邪魔片１２ａ乃至１２ｆが相互に重合する惧
れを解消している。１６は前記突部１０の移動及
び前記起立片１５の移動を許容するために前記支
持板１２に穿つた逃げ孔である。なお図示しない
が各選局部材と器枠との間には復元用スプリング
が備えられている。
乃至１２ｆの後部相互間には、傾斜縁１３によつ
てＶ字状が形成され、この谷部の頂点と対向して
各選局部材に設けた突部１０が位置する。１５は
各邪魔片１２ａ乃至１２ｆの接合縁の前端部に
夫々設けた起立片で、この起立片１５の当接によ
り各邪魔片１２ａ乃至１２ｆが相互に重合する惧
れを解消している。１６は前記突部１０の移動及
び前記起立片１５の移動を許容するために前記支
持板１２に穿つた逃げ孔である。なお図示しない
が各選局部材と器枠との間には復元用スプリング
が備えられている。
しかして器枠Ｂに装備された選局部材A1乃至
A5の任意の一つを押圧操作すると、その前進に
伴つて記憶軸２がカム部９の側縁に衝合しつつそ
の頂点に合致する。このとき横動板Ｃは規定板４
に予じめ記憶された回動角に相当して横動し、こ
れにより可変同調素子が可変されて選局が達成さ
れることは従来と同様であるが、上記において、
任意の一つの選局部材例えば器枠Ｂの中央に位置
している選局部材A3を押圧すると、これに設け
た突部１０が邪魔片１２ｃと１２ｄとの接合部に
侵入して該邪魔片１２ｃと１２ｄとが夫々相対方
向に回動して、これによつて他の邪魔片１２ａ，
１２ｂ及び１２ｅ，１２ｆも夫々回動する。そし
て選局部材A3の前進により、これに設けた記憶
軸２が対応する横動板Ｃのカム部９に衝合して該
横動板Ｃを横動せしめ可変同調素子を可変する。
A5の任意の一つを押圧操作すると、その前進に
伴つて記憶軸２がカム部９の側縁に衝合しつつそ
の頂点に合致する。このとき横動板Ｃは規定板４
に予じめ記憶された回動角に相当して横動し、こ
れにより可変同調素子が可変されて選局が達成さ
れることは従来と同様であるが、上記において、
任意の一つの選局部材例えば器枠Ｂの中央に位置
している選局部材A3を押圧すると、これに設け
た突部１０が邪魔片１２ｃと１２ｄとの接合部に
侵入して該邪魔片１２ｃと１２ｄとが夫々相対方
向に回動して、これによつて他の邪魔片１２ａ，
１２ｂ及び１２ｅ，１２ｆも夫々回動する。そし
て選局部材A3の前進により、これに設けた記憶
軸２が対応する横動板Ｃのカム部９に衝合して該
横動板Ｃを横動せしめ可変同調素子を可変する。
従つて器枠Ｂに装備された選局部材A1乃至A5
の任意の一つを押圧操作するかぎりにおいては、
邪魔片によつてその前進摺動が阻害されることな
く選局を達成することが出来る。ところで第１図
の状態において、誤つて隣接する二つの選局部材
A2とA3とを同時に押圧したときは、選局部材A2
の突部１０が邪魔片１２ｂと１２ｃとの間に、ま
た選局部材A3の突部１０が邪魔片１２ｃと１２
ｄとの間に侵入しようとするが、この状態では邪
魔片１２ｃは相反する方向の回動力が付勢され、
両突部１０，１０の侵入は阻害され、その結果選
局部材A2とA3との同時前進は不能となる。
の任意の一つを押圧操作するかぎりにおいては、
邪魔片によつてその前進摺動が阻害されることな
く選局を達成することが出来る。ところで第１図
の状態において、誤つて隣接する二つの選局部材
A2とA3とを同時に押圧したときは、選局部材A2
の突部１０が邪魔片１２ｂと１２ｃとの間に、ま
た選局部材A3の突部１０が邪魔片１２ｃと１２
ｄとの間に侵入しようとするが、この状態では邪
魔片１２ｃは相反する方向の回動力が付勢され、
両突部１０，１０の侵入は阻害され、その結果選
局部材A2とA3との同時前進は不能となる。
従つて本願によれば、誤つて二つ以上の選局部
材を同時に押圧操作したとき、各選局部材に有す
る記憶軸がこれと対向する横動板のカム部に衝合
する以前に各選局部材の前進摺動が阻止されるの
で、二つ以上の記憶軸がカム部の側縁に無理な力
で衝合して不正確な選局がなされたり、記憶軸が
屈曲したり或いはカム部に変形を与えたりする惧
れがなく、而も邪魔片が選局部材を摺動自在に装
備した器枠内に横動自在に配置して成るので、器
枠の奥行寸法が増大するという不都合もないなど
の利点を有する。
材を同時に押圧操作したとき、各選局部材に有す
る記憶軸がこれと対向する横動板のカム部に衝合
する以前に各選局部材の前進摺動が阻止されるの
で、二つ以上の記憶軸がカム部の側縁に無理な力
で衝合して不正確な選局がなされたり、記憶軸が
屈曲したり或いはカム部に変形を与えたりする惧
れがなく、而も邪魔片が選局部材を摺動自在に装
備した器枠内に横動自在に配置して成るので、器
枠の奥行寸法が増大するという不都合もないなど
の利点を有する。
図面は本願の実施例を示すもので、第１図は一
部省略した下面図、第２図は側断面図、第３図は
邪魔片の傾斜図である。 図中A1乃至A5は選局部材、Ｂは器枠、Ｃは横
動板、１０は突部、１２ａ乃至１２ｆは邪魔片、
１３は傾斜縁、１４は枢着部、１６は逃げ孔であ
る。
部省略した下面図、第２図は側断面図、第３図は
邪魔片の傾斜図である。 図中A1乃至A5は選局部材、Ｂは器枠、Ｃは横
動板、１０は突部、１２ａ乃至１２ｆは邪魔片、
１３は傾斜縁、１４は枢着部、１６は逃げ孔であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 背面に突部を有した複数の選局部材と、この
選局部材の押圧操作により横動して可変同調素
子を可変する横動板とを備えた器枠に、前記選
局部材の背面と対向する支持板を設けると共
に、この支持板と選局部材の背面との間に、複
数の邪魔片を、その側縁同志が順次接合しかつ
その接合部が前記各突部の位置と夫々対向する
ように前記横動板と平行状に配列すると共に、
前記邪魔片の後部中間位置を夫々前記支持板に
枢着せしめて成る押釦式同調器。 (2) 邪魔片が、器枠に備えた選局部材よりも一つ
多い数から成る実用新案登録請求の範囲第１項
記載の押釦式同調器。 (3) 邪魔片を、隣接する邪魔片の後部相互間に谷
部が生じるように後部に傾斜縁を形成した板片
から構成した実用新案登録請求の範囲第１項ま
たは第２項記載の押釦式同調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1930281U JPS6211054Y2 (ja) | 1981-02-16 | 1981-02-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1930281U JPS6211054Y2 (ja) | 1981-02-16 | 1981-02-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57133138U JPS57133138U (ja) | 1982-08-19 |
| JPS6211054Y2 true JPS6211054Y2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=29817246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1930281U Expired JPS6211054Y2 (ja) | 1981-02-16 | 1981-02-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6211054Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-16 JP JP1930281U patent/JPS6211054Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57133138U (ja) | 1982-08-19 |
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