JPS6211033A - 温室内の遮光保温方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、温室内の遮光保温方法に関し、更に詳しくは
、温室内に軽量硬質資材により作られたブラインドを屋
根に添って設置し、その開閉を調節することにより遮光
保温する方法にある。

（従来技術） 温室栽培にあたっては、夏期の遮光と冬期の保温が最も
重大な案件であり、この目的の達成に二重カーテン装置
が通常設置されている。この二重カーテンは、上部がア
ルミ蒸着フィルムが用いられ、下部には不織布が用いら
れている場合が最も効率が良いとされている。

しかしながら、この従来の二重カーテン装置は。

上下のカーテン開閉が独立して行ないうるものの、いず
れの場合も全開か、あるいは全閉の状態で利用されるし
かなく、中間の状態で有効な機能を発揮することは不可
能であった。

又、冬期の夜間にあって、全閉状態で保温する場合、温
室内に多量の結露が生じ、この結露がカーテン上に落下
する。従来のカーテンは軟質ビニルであるため、清めら
かに庇部に移動せず。

中間で滞溜して水溜りが随所に生じ、カーテン巻き上げ
に障害となるばかりか１時にはカーテンが破れることが
ある。そのため、定期的に棒状の竿等で滞溜した水を庇
部に移動さする水落しを行わねばならず、非常なる労力
の労資が行われていた。

（問題を解決するための手段） 本発明は、かかる従来の間氾点に着目してなされたもの
で、温室内に軽量硬質資材によりなるブラインドを屋根
に添って傾斜を持って設置することによってその問題点
を解決することを目的としている。

（実施例） 以下２図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は温室内の断面図であり、その温室内の屋根２に
添って軽量硬質資料よりなるブラインド１が設置されて
いる。このブラインドは、中央部にて支持５されている
。開閉装置６の操作により、ブラインドが開かれ第２図
に示される如き状態となり、光量を充分に取り込むこと
ができる。

軽量硬質資材としては、その操作性から、できるだけ軽
量の薄膜が求められ、他方、保温性からは低い熱伝導性
が求められる。結露水や太陽光に対する耐候性も必要な
要因である。従ってその素材としては、ラミネートされ
たアルミ箔や各種合成樹脂の膜が最も適している。そし
てブラインドは２通常１８０°転回するものが最も所望
され、第４図がその具体的なブラインドである。開閉操
作によりいかなる部分遮光も任意に行なうことができ、
全閉時の結露滞水は、硬質性資材が傾斜して設置しであ
るために、結露水が容易に末端部の庇部に移動して落下
することができる。したがって２本発明のブラインドの
羽根は、傾斜の下り方向にたたまれる形式のものが好適
であり、具体的には第３図（ａ）〜（Ｃ）のものが挙げ
られる。

ブラインドの開閉装置は１手動式でもよく、あるいはモ
ーター等の駆動による自動式であってもよい。またブラ
インドの設置にあたっては。

前記説明の如く傾斜を以って設置することが必要である
。この設置は、閉時のブラインドの羽根が屋根傾斜方向
に垂直又は平行に実施すれば。

最も好ましい。

（効果） 本発明は、ブラインド開閉操作により、いかなる部分遮
光も随意に行うことが可能で、かつ。

全開時の結露滞水は、硬質性資材が傾斜して設置されて
いるために、結露が容易に庇部に移動して落下すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例に示されたブラインドが閉時にある温
室（屋根傾斜方向に垂直にあるブラインド）の断面図で
あり、第２図はその開時の断面図で、第３図は、閉時の
ブラインドの羽根の状態の断面図を示す。第４図は、ブ
ラインドが開時にある温室（屋根傾斜方向に平行にある
ブラインド）の断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、温室内の遮光保温方法において、温室内の屋根部位
   に添って、軽量硬質資材により作られたブラインドを適
   当な傾斜を持たせて設置したことを特徴とする温室遮光
   保温方法。