JPS62110072A - ベルト式無段変速機のプ−リ冷却構造 - Google Patents

ベルト式無段変速機のプ−リ冷却構造

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JPS62110072A
JPS62110072A JP24966385A JP24966385A JPS62110072A JP S62110072 A JPS62110072 A JP S62110072A JP 24966385 A JP24966385 A JP 24966385A JP 24966385 A JP24966385 A JP 24966385A JP S62110072 A JPS62110072 A JP S62110072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
balance chamber
pulley
passage
continuously variable
Prior art date
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Pending
Application number
JP24966385A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shimamoto
雅夫 嶋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPS62110072A publication Critical patent/JPS62110072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオートトランスミッション自動車などのベルト
式無段変速機におけるプーリ冷却構造に関するものであ
る。
(従来の技術) ベルト式無段変速機において、その可動シーブを軸方向
に移動させ、プーリ径を無段階に変化させる油圧式プー
リ比制御手段には、油圧作動室が形成されると共にバラ
ンス室が形成されている。
そしてバランス室には油圧作動室の作動油との圧力バラ
ンスをとるために、オイルポンプとバランス室との間に
形成されたオイル導入通路を通じて、オイルポンプから
のオイル(潤滑油)が導入される。
ところで従来のベルト式無段変速機においては、前記バ
ランス室内のオイルは1つの通路を通じてのみ、流出入
するように構成されているので、このオイルを使用して
可動シーブ、ひいてはプーリを冷却するということは考
えられていなかった。
(発明が解決しようとする問題点) ベルト式無段変速機においては、プーリ径の変化に伴い
、ブーりとVベルトとの間には滑りが生じ、これが頻繁
に行われるため、両者間の摩擦により生ずる摩擦熱が大
きく、プーリ及びVベルトを高温状態にする。そして前
記Vベルトがゴム製又は合成樹脂製の場合には、前記摩
擦熱によって熱劣化及び熱変形し易く、耐久性が著しく
損なわれるという問題がある。
本発明はバランス室に導入されるオイルを冷却媒体とし
て利用し、プーリを冷却することによって上記問題点を
解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、可動シーブのバラ
ンス室とオイルポンプとの間に、オイルポンプから吐出
されたオイルをオイルクーラを経由してバランス室に導
くオイル導入通路と、バランス室のオイルをオイルポン
プに戻すオイル導出通路とを形成したことを特徴とする
(作用) 上記構成によれば、オイルクーラで冷却されたオイルを
バランス室に導入することができ、バランス室の側方に
ある可動シーブ、これに接触するVベルトを冷却するこ
とができる。
又バランス室内のオイルは可動シーブから熱を受けて高
温となるが、これはオイル導入通路を経てオイルポンプ
に戻されるので、バランス室には冷却されたオイルが次
々に供給される。
このように、オイルはオイルポンプ、オイルクーラ、バ
ランス室を循環するので、上記冷却効果はすぐれたもの
になる。
(実施例) 第2図は本発明の実施例におけるベルト式無段変速機の
システムを示している。この無段変速機は駆動側プーリ
1と従動側プーリ2とこれらプーリ間に巻装された無端
Vベルト3とを備えている。
駆動側プーリ1は駆動軸4に固定された固定シーブ5と
、駆動軸4に対し軸方向及び回転方向に移動可能な可動
シーブ6とでプーリ径を可変としてあり、可動シーブ6
の背後にはトルクカム装置7を配し、可動シーブ6に入
力トルクに見合ったシーブ推力を与えることができるよ
うにしである。
従動側プーリ2は従動軸8に固定された固定シーブ9と
、従動軸8に対し軸方向に移動可能な可動シーブ10と
でプーリ径を可変としてあり、可動シーブ10の背後に
は油圧式プーリ比制御手段1)を配設している。この油
圧式プーリ比制御手段1)は以下のような構成、作用を
有している。
可動シーブ10の背後に一体に形成した油圧ケース12
は、従動軸8に固着された固定ピストン13によって内
部を2分され、プーリ側部分に油圧作動室14を、反対
側にバランス室15を備えている。前記油圧作動室14
は、従動軸8内に形成した油路16、従動軸8の半径方
向に開設した開口路17などの油通路を介して、作動油
圧力関整装置(図示せず)に連通しており、エンジン回
転数やスロットル開度などに対して適正な圧力に制御さ
れた作動油を受は入れる。そしてこれにより生ずる油圧
作動室14の油圧により、可動シーブ10を軸方向に移
動させて、従動側プーリ2のプーリ径を変え、駆動側と
従動側とのプーリ比、ひいては変速比を無段階に変える
ことができる。
前記バランス室15にはオイル導入通路18を通じてオ
イル(潤滑油)が導入され、又バランス室15内のオイ
ルはオイル導出通路19を通じて排出される。そしてこ
のバランス室15内のオイルに適正な圧力が生ずるよう
に制御して、可動シーブ10に適正なバックプレッシャ
ーを与えている。又バランス室15の側方開放部にはダ
イヤプラム20が配設されている。
前記オイル導入通路18は、第1図に示すように、オイ
ルポンプ21から吐出されたオイルをオイルクーラ22
を経由してバランス室15に導(ことができるように構
成されている。このオイル導入通路1日のバランス室側
の部分は、前記従動軸8内に形成した油路18a、従動
軸8の半径方向に形成した開口路18b、前記固定ピス
トン13のボス部13aに形成した油導入路18cで構
成されている。そして、このオイル導入通路18の出口
18dは、前記ボス部13aの外周に開口し、オイルは
この出口18dよりバランス室15内に流入する。この
ように前記出口18dはバランス室15の半径方向内方
側部分に開口している。
前記オイル導出通路19は、第1図に示すように、バラ
ンス室15内のオイルを、他の潤滑部23、ストレーナ
24を経由して、オイルポンプ21に戻すことができる
ように構成されている。このオイル導出通路19のバラ
ンス室側の部分は、前記固定ピストン13のボス部13
aに形成した油導出路19a、従動軸8内に形成した油
路19bで構成されている。そしてこのオイル導出通路
19の入口19cは、前記ボス部13aの外周に開口し
、バランス室15内のオイルは、この人口19cよりオ
イル導出通路19に向は流出する。このように、前記入
口19cはバランス室15の半径方向内方側部分に開口
している。なお、オイルポンプ21から吐出されるオイ
ルは別経路によって、クラッチコントロール、プーリコ
ントロールなトラ行う油圧制御部25にも送られる。
かくして上記構成によれば、オイルポンプ21から吐出
されたオイルは、オイルクーラ22で冷却された後、バ
ランス室15内に導入される。バランス室15は、従動
プーリ2の回転と共に高速回転しているので、遠心力が
作用し、比重の大きな冷却オイルが半径方向外方側に、
比重の小さな高温オイルが半径方向内方側に夫々位置す
るように流動する。従って、半径方向内方側に開口する
オイル導入通路出口18dから流入した冷却オイルは、
半径方向外方側に流動する。
地方、バランス室15内のオイルはオイル導出通路19
に向け、前記入口19cより流出するが、前記入口19
cが半径方向内方側に開口しているため、高温側のオイ
ルがバランス室15より排出される。
以上のようにバランス室15には冷却オイルが次々に供
給されると共に、高温のオイルが排出される。そして前
記冷却オイルによって、油圧式プーリ比制御手段1)、
可動シーブ10を冷却し、ひいては従動プーリ2全体及
び無4vベルト3を冷却することができるので、無端■
ベルト3の熱劣化、熱変形を防止することができる。
なお、オイル導出通路19に流出したオイルは、他の潤
滑部23を潤滑した後、オイルポンプ21に戻り、再び
バランス室15に送られる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができ、例えばオイル導入通路18の出口18d及び
オイル導出通路19の入口19cは、必ずしもバランス
室15の半径方向内方側部分に開口する必要はない。
(発明の効果) 本発明は上記構成、作用を有するので、バランス室に供
給されるオイルを利用して効果的に可動シーブ、ひいて
はプーリを冷却することができ、これによって■ベルト
の耐久性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動シーブのバランス室とオイルポンプとの間に
    、オイルポンプから吐出されたオイルをオイルクーラを
    経由してバランス室に導くオイル導入通路と、バランス
    室のオイルをオイルポンプに戻すオイル導出通路とを形
    成したことを特徴とするベルト式無段変速機のプーリ冷
    却構造。
  2. (2)オイル導入通路の出口がバランス室の半径方向内
    方側部分に開口すると共に、オイル導出通路の入口がバ
    ランス室の半径方向内方側部分に開口する特許請求の範
    囲第1項記載のベルト式無段変速機のプーリ冷却構造。
JP24966385A 1985-11-06 1985-11-06 ベルト式無段変速機のプ−リ冷却構造 Pending JPS62110072A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040049092A (ko) * 2002-12-03 2004-06-11 현대자동차주식회사 무단 변속기의 오일 회로
US7618338B2 (en) 2002-06-13 2009-11-17 Ricardo Uk Limited Cooled pump pulley
CN103256377A (zh) * 2012-02-17 2013-08-21 本田技研工业株式会社 变速器的润滑结构

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