JPS62108693A - テレビジヨンカメラ装置間の調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） この発明は自動調整機能を有するカラーテレビジョンカ
メラにおけるカメラ間のトーン合わせの方法に関するも
のである。

（従来技術とその問題点） 放送用のテレビジョンカメラは、自動調整機能を有する
ものが一般的であり、レンズに内蔵した特殊チャート又
は外部特殊チャートを撮像し、マイクロコンピュータに
より自動調整を行う。一方実際の使用形態としては１台
のカメラが単独で使用されることはまれであり、多くの
場合は複数台のカメラを組合せ使用する。したがってカ
メラ間の映像信号のカラーバランス系調整を行ういわゆ
るトーン合わせを行う必要がある。

従来は、グレースケール等のチャートを撮像し。

人手により波形モニタ、ピクチャモニタ等を観測しなが
ら、カメラ間のトーン合わせを行う方法が用いられてい
たが、最近基準（マスク）カメラでレンズ内蔵チャート
を撮像した場合の緑色チャネル（Ｇｃｈ）映像信号を他
の（スレーブ）カメラに入力し、各スレーブカメラはマ
スタカメラからのＧｃｈ映像信号を基準とし、各スレー
ブカメラの赤（Ｒ）、青（Ｂ　）　、　Ｇｃｈのカラー
バランス系自動調整を行う方法が実用化された。しかし
この方法によると、マスタカメラはレンズ内蔵チャー１
・を撮像し、全ての調整項目を標準撮像状態にプリセッ
トする必要があり、さらに各カメラの誤差検出回路のば
らつき及び各カメラのチャートの光量のばらつきが影響
し、自動調整によるトーン合わせの調整精度がとれない
という欠点があった。

（目的） この発明はこれらの欠点を解決するため各カメラに基準
電圧発生器を設置し、任意に決められるマスタカメラか
らこの基準電圧を各スレーブカメラに供給し、各スレー
ブカメラ及びマスタカメラはこの基準電圧を基準と１〜
．内部発生した調整設定値を補正しレンズ内蔵チャート
又は、外部チャートを用いることにより、カラーバラン
スを自動調整し、カメラ間のトーン合わせを行うもので
ある。

（実施例） 以下にこの発明の詳細な説明する。第１図はカメラ間の
接続構成を示す。１は基準電圧発生器。

２、〜２４はカメラ（セルフコンテイン形の場合はカメ
ラヘッド、２ピース形の場合はカメラ制御器）であり、
マスタカメラ２２の基準電圧発生器１からの基準電圧は
マスタカメラ２□及びスレーブカメラ２、、２３．２．
の誤差検出回路（後述）に供給される。

なお、この場合マスタカメラ２□は、任意に設定できる
。

第２図は各カメラ２１〜２４に設置されている誤差検出
回路を示す。カメラ間の１・−ン合わせに必要なカラー
バランス系調整項目は、ゲイン、ガンマ。

フレア、ブラック等種々の項目があるが、いずれの調整
項目も基準設定値、チャート情報を入力する場合のサン
プル位置（サンプルパルス）等が異なるのみで動作は同
じである。

マスタカメラ２２からの基準電圧は、スレーブカメラ（
ここでは２３とする）の入力端子４に入力する。この信
号はマルチプレクサ５を介し、出カフより差動増幅器９
に入力する。この外部基準電圧をたとえば１Ｖと定める
。一方外部基準電圧と等しい値（１ｖ）をマイクロプロ
セッサ１６はＩ１０ポート１４を介し出力し、Ｄ／Ａ変
換器１５により、アナログ値に変換され内部基準信号と
してマルチプレクサ６を経由し、出力８から差動増幅器
９に入力する。出カフと８との差（誤差信号）は入力端
子１１より入力したサンプルパルスによりスイッチ１０
でサンプルされコンデンサ１２でホールド後、Ｖ′Ｄ変
換器１３によりディジタル量に変換され、１１０ポート
１４を介しマイクロプロセッサ１６に読み込まれる。こ
の動作によって、各スレーブカメラの誤差。

検出回路、電源等のばらつきによる差に対応した補正値
が読み込まれる。マイクロプロセッサ１６は。

この補正値をＲＡＭ１．７に記憶する。この様にして調
整値設定用内部基準電圧を外部基準電圧を用い補正する
。次に端子３Ｇに得られるスレーブカメラ２３のＧ　ｃ
　ｈ映像信号はマルチプレクサ６を介し、出力８として
差動増幅器９に入力する。一方、各調整項目の設定値（
たとえばゲインの調整ならば１００％レベル）に対応す
る値（あらかじめｎ、Ａ、Ｍ　１７に記憶されている）
から、　ｎ、Ａ、Ｍ１７に上記のようにして記憶した補
正値を引いた値が、マイクロプロセッサ１６により１１
０ポート１／Ｉ、Ｄ／Ａ変換器１５゜マルチプレクサ５
を経由し出カフとして差動増幅器９に入力する。そして
、この時差動増幅器９で検出した差から、対応する調整
項目の制御量をマイクロプロセッサ１６で算出し、この
差が０になる様に、対応するＧＣ１１映像信号処理回路
部に制御信号を出力し、くり返し制御するフィードバッ
ク制御　　　　　　　−′　　・行う。

その後Ｇｃｈ映像信号がマルチプレクサ５で選択され出
カフに、端子３Ｒから入力したＲｃｈ映像信号。

又は端子３Ｂから入力したＢｃｈ映像信号がマルチプレ
クサ６で選択され出力８に得られ、差動増幅器９〜マイ
クロプロセツサ１６によって、　Ｇｃｈを基準としＲｃ
ｈ、　Ｂｃｈの制御を前述と同様にして行う。

この場合、レンズに内蔵されたチャート及び外部チャー
トのどちらを使用してもこの調整は可能である。

この様にマスタカメラの基準電圧を使用することにより
、各カメラのカラーバランス系調整の調整設定値が補正
され９回路、チャート等のばらつきに影響されず、同一
にセットすることができ。

カメラ間のトーン合わせが安易に行える。

（効果） 本発明による各カメラ間の調整方法を使用することによ
り、従来人手又は不完全な自動調整により行われていた
各カメラ間のトーン合せか、確実かつ容易に設定できマ
スタカメラを含め全てのカメラ間のトーン合わせを自動
調整できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカメラ間の接続図、第２図は本発明の
誤差検出回路のブロック図である。 】：基準電圧発生器、２１〜２４：テレビジョンカメラ
、４：外部基準信号の入力端子、９：差動増幅器、５，
６：マルチプレクサ、　１３　：　Ａ／Ｄ　　変換器。 １４　：　　Ｔ１０ポート、１５：内部基準信号用Ｄ／
Ａ変第１図 １：基４をへ発生器 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数台のテレビジョンカメラ間の映像信号のカラーバラ
   ンス調整（トーン合せ）において、基準電圧（ＤＣレベ
   ル又はパルス）発生器を上記各テレビジョンカメラに内
   蔵し、基準となるテレビジョンカメラの基準電圧を、該
   基準となるテレビジョンカメラを含む他の全てのテレビ
   ジョンカメラに供給し、それぞれのテレビジョンカメラ
   では外部から供給された上記基準電圧により、内部で発
   生した調整設定値を補正し、各テレビジョンカメラのカ
   ラーバランス系項目の自動調整を行うことにより、各テ
   レビジョンカメラ間のトーン合せを実現することを特徴
   とするテレビジョンカメラ装置間の調整方法。