JPS62108124A - 自動車用環境風洞 - Google Patents
自動車用環境風洞Info
- Publication number
- JPS62108124A JPS62108124A JP60247012A JP24701285A JPS62108124A JP S62108124 A JPS62108124 A JP S62108124A JP 60247012 A JP60247012 A JP 60247012A JP 24701285 A JP24701285 A JP 24701285A JP S62108124 A JPS62108124 A JP S62108124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind tunnel
- test car
- shape
- streamline
- airflow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は風洞に係り、特に自動車の環境試験に用いるも
のに好適な風洞に関するものである。
のに好適な風洞に関するものである。
従来、航空機、自動車などの空気抵抗のdlり定に用い
られている風洞の測定部は測定対象物を自由噴流中に置
く開放形、ダクト中に置く密閉形が用いられてきている
。例えば、谷一部編「流体力学実験法」岩波書店発行第
1刷第1977〜1228頁には上記従来の風洞技術が
論じられている。
られている風洞の測定部は測定対象物を自由噴流中に置
く開放形、ダクト中に置く密閉形が用いられてきている
。例えば、谷一部編「流体力学実験法」岩波書店発行第
1刷第1977〜1228頁には上記従来の風洞技術が
論じられている。
上記従来の形式においても測定対象物回りの流れを実動
状態に近づけるためには気流の断面積を測定対象物の数
倍にする必要がある。また、気流温度を−40”C〜−
50℃に下げ、極寒地での空調性能試験を実車で行う自
動車用環境風洞では気流駆動用の送風機に加え気流を低
温にするための冷凍機が必要なため設備の小形化並びに
省エネルギー化による運転経費低減のために気流断面積
を極力小さくする必要がある6 本発明は少ない気流断面積で試験ができる自動車用Q境
風洞を提供することを目的とする。
状態に近づけるためには気流の断面積を測定対象物の数
倍にする必要がある。また、気流温度を−40”C〜−
50℃に下げ、極寒地での空調性能試験を実車で行う自
動車用環境風洞では気流駆動用の送風機に加え気流を低
温にするための冷凍機が必要なため設備の小形化並びに
省エネルギー化による運転経費低減のために気流断面積
を極力小さくする必要がある6 本発明は少ない気流断面積で試験ができる自動車用Q境
風洞を提供することを目的とする。
上記問題点は供試化を包囲するように配設された壁面と
、供試化に気流を導入するための開口と、供試車回りを
通過した気流を排出するための開口とからなる自動車用
環境風洞において、壁面の形状を供試化の走行状態ある
いは走行状態を模擬できろ流線の形状とすることにより
解決される。
、供試化に気流を導入するための開口と、供試車回りを
通過した気流を排出するための開口とからなる自動車用
環境風洞において、壁面の形状を供試化の走行状態ある
いは走行状態を模擬できろ流線の形状とすることにより
解決される。
物体の回りに物体が一様流中に置かれた時にできる流線
の形状をしたダクトを設けておいて、ダクトの内部に流
れを流すと流線の定義により物体回りの流れは一様流中
の場合とほぼ等しくなる。
の形状をしたダクトを設けておいて、ダクトの内部に流
れを流すと流線の定義により物体回りの流れは一様流中
の場合とほぼ等しくなる。
本発明はこの現象を利用してダクトの内の僅かな流量に
より物体が一様中に置かれた場合の流れを再現する。ま
た−横流中に置かれた物体の回りの流線は、物体の形状
2寸法が類似であれば物体から適当な距離(たとえば代
表寸法程度)では、はとんど同一になるから小数のダク
トを用意するのみで多数の互にm似の形状2寸法の物体
の回りの流れを再現できる。ダクトの壁面に多数の開口
を設け気流が出入りできるようにして、ダクトが流れを
拘束する力を弱めて広い範囲の形状9寸法の物体の回り
の流れの再現を行う。更に開口を通して流れの吸入ある
いは吸出しを行い、一層広い範囲の形状2寸法の物体の
回りの流れの状態を精度良く再現する。
より物体が一様中に置かれた場合の流れを再現する。ま
た−横流中に置かれた物体の回りの流線は、物体の形状
2寸法が類似であれば物体から適当な距離(たとえば代
表寸法程度)では、はとんど同一になるから小数のダク
トを用意するのみで多数の互にm似の形状2寸法の物体
の回りの流れを再現できる。ダクトの壁面に多数の開口
を設け気流が出入りできるようにして、ダクトが流れを
拘束する力を弱めて広い範囲の形状9寸法の物体の回り
の流れの再現を行う。更に開口を通して流れの吸入ある
いは吸出しを行い、一層広い範囲の形状2寸法の物体の
回りの流れの状態を精度良く再現する。
以上の考え方は一様流中に置かれた物体の抵抗。
圧力分布の正確な値が必要な場合には適当な方法ではな
いが、自動車用環境風洞の場合は、環境実験が可能な範
囲で物体回りの圧力分布が再現できれば良い。従ってさ
きに述べた考え方を用いることにより少ない気流で風洞
試験ができる。
いが、自動車用環境風洞の場合は、環境実験が可能な範
囲で物体回りの圧力分布が再現できれば良い。従ってさ
きに述べた考え方を用いることにより少ない気流で風洞
試験ができる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図により説明す
る。
る。
第1図において1は供試束、2は測定部に流入する気流
、3は流線形の曲面カバー、4は床面であり同時に41
1定部の壁面を形成している。曲面カバー3の流線形は
第2図に示すよう供試化1が走行状態あるいは走行状態
を精度良く模擬できる風洞試験さらには流れ解析などで
得られる流線3′を近似するようにしておく。また第3
図に第1図のs−s′断面、第4図に第1図の”1’
−T ’断面を示すようにカバー3の曲面は3次元的に
、はぼ流線に沿う形状とする。本発明の風洞は、このよ
うに構成されているからa+lJ定部に流入する気流2
の断面積が供試化1の断面積と同程度でも供試化]が一
様流中に首かれた状態を実現できる。供試[11,の形
状2寸法が1′のように1と類似であると、供試化]、
′ を−横流中に置いて得られる流線の形状と供試化1
を一様流中に置いて得られる流線の形状は供試化の近く
を除いて大差ない。従って供試化1に合わせて製作した
曲面カバー3を供試zg1′に用いることができる。
、3は流線形の曲面カバー、4は床面であり同時に41
1定部の壁面を形成している。曲面カバー3の流線形は
第2図に示すよう供試化1が走行状態あるいは走行状態
を精度良く模擬できる風洞試験さらには流れ解析などで
得られる流線3′を近似するようにしておく。また第3
図に第1図のs−s′断面、第4図に第1図の”1’
−T ’断面を示すようにカバー3の曲面は3次元的に
、はぼ流線に沿う形状とする。本発明の風洞は、このよ
うに構成されているからa+lJ定部に流入する気流2
の断面積が供試化1の断面積と同程度でも供試化]が一
様流中に首かれた状態を実現できる。供試[11,の形
状2寸法が1′のように1と類似であると、供試化]、
′ を−横流中に置いて得られる流線の形状と供試化1
を一様流中に置いて得られる流線の形状は供試化の近く
を除いて大差ない。従って供試化1に合わせて製作した
曲面カバー3を供試zg1′に用いることができる。
第5図、第6図は曲面カバー3に多数の開口6を設けた
場合である。開口6を通して流れが矢印7のように通過
できるので第7図に示すように供試化の形状が大巾に変
化しても同一の曲面カバー3を使用できる。
場合である。開口6を通して流れが矢印7のように通過
できるので第7図に示すように供試化の形状が大巾に変
化しても同一の曲面カバー3を使用できる。
第8図、第9図は曲面カバー3の外側にバランス室8を
設けた場合の実施例である。バランス室8へ入った流れ
9が確実に流れ10のように戻るので、供試化1が大き
く1曲面カバー3との間隙が少ない場合でも良い結果が
得られる。
設けた場合の実施例である。バランス室8へ入った流れ
9が確実に流れ10のように戻るので、供試化1が大き
く1曲面カバー3との間隙が少ない場合でも良い結果が
得られる。
第10図は第8図、第9図で示した実施例のバランス室
8に外部への通路11を設け、通路11を通して流れを
外部に吸引あるいは外部より流れを供給することにより
供試化1の回りの流れを積極的に制御しようとする場合
である。
8に外部への通路11を設け、通路11を通して流れを
外部に吸引あるいは外部より流れを供給することにより
供試化1の回りの流れを積極的に制御しようとする場合
である。
第11図はバランス室8を左右に設け、それぞれに外部
との通路11を設けた場合である。この場合、一方のバ
ランス室へは流れを供給し、他方からは吸引すると図示
のように供試車に正面からの流れ2に加えて横方向成分
の流れが加わった場合をシミュレートすることができる
。
との通路11を設けた場合である。この場合、一方のバ
ランス室へは流れを供給し、他方からは吸引すると図示
のように供試車に正面からの流れ2に加えて横方向成分
の流れが加わった場合をシミュレートすることができる
。
第12図、第13図の実施例はバランス室を多数に区切
り各室に通路11を設けたうλ床面1にも多数の開口1
2を設け床面4に発達する境界層を吸い込むためと集合
室13.通路14を設置したものである。この実砲例の
場合、各バランス室への給排気量、床面境界層の吸入を
制御することにより供試車1の回りの流れを高い精度で
実際の状態に合わせることができる。
り各室に通路11を設けたうλ床面1にも多数の開口1
2を設け床面4に発達する境界層を吸い込むためと集合
室13.通路14を設置したものである。この実砲例の
場合、各バランス室への給排気量、床面境界層の吸入を
制御することにより供試車1の回りの流れを高い精度で
実際の状態に合わせることができる。
本発明によれば少ない気流断面積で一様流中に置かれた
供試車回りの流れと実現できるので、環境風洞の大巾な
小形化及び運転経費の低減が可能となる。
供試車回りの流れと実現できるので、環境風洞の大巾な
小形化及び運転経費の低減が可能となる。
第1図は本発明の自動車用環境風洞の縦断面図、第2図
は供試車回りの流線を示す図、第3図は第1図のs−s
’線断面図、第4図は第1図のT−T′線断面図、第5
図〜第13図は他の実施例を示す図で、第5図、第7図
、第8図、第10図。 第12図は縦断面図、第6図、第9図、第11図。 第13図は横断面図である。 1・・・供試車、3・・・曲面カバー、4・・・床面、
6・・・開口、8・・・バランス室1.11・・・通路
、13・・・集合室、14・・・通路。
は供試車回りの流線を示す図、第3図は第1図のs−s
’線断面図、第4図は第1図のT−T′線断面図、第5
図〜第13図は他の実施例を示す図で、第5図、第7図
、第8図、第10図。 第12図は縦断面図、第6図、第9図、第11図。 第13図は横断面図である。 1・・・供試車、3・・・曲面カバー、4・・・床面、
6・・・開口、8・・・バランス室1.11・・・通路
、13・・・集合室、14・・・通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、供試車を包囲するように配設された壁面と、供試車
に気流を導入するための開口と、供試車回りを通過した
気流を排出するための開口とから成る自動車用環境風洞
において、壁面の形状を供試車の走行状態あるいは走行
状態を模擬できる流線の形状とすることを特徴とする自
動車用環境風洞。 2、特許請求の範囲第1項において壁面の一部に多数の
開口を設けたことを特徴とする自動車用環境風洞。 3、特許請求の範囲第2項において多数の開口を設けた
壁面の外側に前記開口を通してのみ外界とつながるバラ
ンス室を設けたことを特徴とする自動車用環境風洞。 4、特許請求の範囲第3項においてバランス室に風洞壁
面に設けられた開口以外の通路を設け外部より気流を供
給あるいは外部へ気流を吸引することを特徴とする自動
車用環境風洞。 5、特許請求の範囲第4項においてバランス室を隔壁に
より区切り、2以上に分割したうえ各室に風洞壁面に設
けられた開口以外の外部との通路を設けて外部より気流
を供給あるいは外部へ気流を吸引することを特徴とする
自動車用環境風洞。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247012A JPH0658284B2 (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 自動車用環境風洞 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247012A JPH0658284B2 (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 自動車用環境風洞 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62108124A true JPS62108124A (ja) | 1987-05-19 |
JPH0658284B2 JPH0658284B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=17157078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60247012A Expired - Lifetime JPH0658284B2 (ja) | 1985-11-06 | 1985-11-06 | 自動車用環境風洞 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658284B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103630322A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-12 | 华南理工大学 | 一种测定非光滑表面物体风阻系数的测阻装置及其方法 |
CN104280204A (zh) * | 2014-09-28 | 2015-01-14 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种风洞 |
CN106153351A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-11-23 | 浙江大学 | 用于测试汽车气动性能的装置 |
CN106768803A (zh) * | 2016-12-12 | 2017-05-31 | 中国燃气涡轮研究院 | 一种亚音速圆转方气动喷管 |
-
1985
- 1985-11-06 JP JP60247012A patent/JPH0658284B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103630322A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-12 | 华南理工大学 | 一种测定非光滑表面物体风阻系数的测阻装置及其方法 |
CN104280204A (zh) * | 2014-09-28 | 2015-01-14 | 南车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 一种风洞 |
CN106153351A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-11-23 | 浙江大学 | 用于测试汽车气动性能的装置 |
CN106768803A (zh) * | 2016-12-12 | 2017-05-31 | 中国燃气涡轮研究院 | 一种亚音速圆转方气动喷管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0658284B2 (ja) | 1994-08-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |