JPS6210787A

JPS6210787A - 携帯可能媒体処理装置

Info

Publication number: JPS6210787A
Application number: JP60151013A
Authority: JP
Inventors: Fumio Komachi; 小町　文夫
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-07-09
Filing date: 1985-07-09
Publication date: 1987-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、たとえばＩＣ（集積回路）チップを内蔵した
いわゆるＩＣカードと称される携帯可能媒体に対してデ
ータの読取りあるいは書込みを行なう携帯可能媒体処理
装置に関する。

［発明の技術的背慎とその問題点］最近、データを記憶するメモリカードとして、ＣＰＵ　
（セントラル・プロセッシング・ユニット）およびデー
タメモリ（ＰＲＯＭなど）などを有ずるＩＣチップを内
蔵したＩＣカードが開発され、実用化されている。そし
て、一般にこの種のＩＣカードは、ＩＣチップに対して
信号の入出力を行なうための複数の接触端子がカード表
面に露出している。

従来、このようなＩＣカードに対してデータの読取りあ
るいは書込みを行なうカード処理装置にあっては、挿入
されたＩＣカードを受入れると、その各接触端子に対し
て読取書込用の複数の接触子を直接接触せしめる方式と
なっている。このため、たとえば誤まって鉄板などの導
体が挿入され、読取書込部に導かれて読取書込用の各接
触子に接触すると、電気的なショートなどによりカード
処理装置の内部が電気的に破損することが考えられる。

また、銀行などの公共の場所に設置されたカード処理装
置に対するいたずらによる破壊も心配されている。

［発明の目的−］本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、たとえば誤まって正しい携帯可能媒体以
外の異物が挿入されても破損などを防止できる携帯可能
媒体処理Ｂ置を提供することにある。

［発明の概要］本発明は上記目的を達成するために、携帯可能媒体を受
入れると、携帯可能媒体上の各接触端子の特性を検査し
、その検査結果があらかじめ定められた特性であるとき
のみ、受入れた携帯可能媒体に対してデータの読取りお
よびあるいは書込みを行なうように構成したものである
。

［発明の実施例］以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明に係る携帯可能媒体の一例としてＩＣカ
ード１を示すもので、ＩＣチップ２を内蔵している。上
記ＩＣチップ２は、たとえば入力される命令、データな
どを解読、演算、記憶する制御素子としてのＣＰＵ、お
よびこのＣＰＵで処理されたデータなどが記憶されるデ
ータメモリとしてのＦＲＯＭ　（プログラマブル・リー
ド・オンリ・メモリ）などによって構成されている。ま
た、ＩＣカード１の表面所定部位には、ＩＣチップ２に
対して信号の入出力（電源供給、命令、データの授受な
ど）を行なうための？！数の接触端子３が露出状態に形
成されている。

第２図は本発明に係るカード処理装置を示すものである
。すなわち、１１はカード挿入口であり、このカード挿
入口１１に前述したＩＣカード１が第１図に示す矢印方
向に挿入されると、搬送ロー５１２．１３によって挟持
搬送されて内部に取込まれる。内部に取込まれたＩＣカ
ード１は更に取込み搬送され、所定部位（読取書込部）
に停止されるようになっている。そして、読取書込部に
停止されたＩＣカード１上の各接触端子３と相対向する
部位には、上下方向に移動自在な読取書込用の接触子ユ
ニット１４が設けられている。この接触子ユニット１４
は、たとえば第３図に示すように、ＩＣカード１上の各
接触端子３と対応し下降時その各接触端子３とそれぞれ
接触する複数の接触子１５を備えている。上記各接触子
１５は、たとえば第４図に示すように、円筒状の外側導
体１６と、この導体１６内に絶縁材１７を介して挿設さ
れた棒状の内側導体１８とからなり、これら導体１６．
１８は上記絶縁材１７によって電気的に絶縁されている
が、その先端部が導体に接触すると互いに導通を持つよ
、うになっている。そして、上記接触子ユニット１４は
、必要に応じてソレノイド１９により上下方向に移動さ
れるようになっている。

第５図は電気回路の要゛部を示すものである。すなわち
、前記接触子ユニット１４を構成する各接触子１５の各
外側導体１６には、第１人力切換ス　　　　□インチ群
２１を介して読取書込インタフェイス２２が接続され、
このインタフェイス２２には読取書込制御回路２３が接
続される。また、上記各外側導体１６には、第２人力切
換スイッチ群２４を介してテストビンセレクタ２５が接
続され、このテストビンセレクタ２５にはテスト電圧発
生回路２６が接続される。さらに、上記各接触子１５の
各内側導体１８には、第３人力切換スイッチ群２７を介
してテスト結果セレクタ２８が接続され、このテスト結
果セレクタ２８にはカード種類判別回路２９が接続され
る。上記カード種類判別回路２９には、上記読取書込制
御回路２３およびテストピンセレクタ２５も接続される
。また、上記読取書込制御回路２３には、ソレノイド駆
動回路３０を介して前記ソレノイド１９が接続される。

なお、上記第１．第２．第３人力切換スイッチ群２１．
２４．２７は読取書込制御回路２３によって必要に応じ
てオン、オフ１ｌＩＪ　Ｉｌｌされる。

次に、上記のような構成において動作を説明する。今、
カード挿入口１１にＩＣカード１が挿入されると、それ
が図示しない検知器によって検知されることにより、搬
送ローラ１２．１３が動作して挿入された（Ｃカード１
が内部に取込まれ、読取書込部に停止される。また、Ｉ
Ｃカード１が挿入されると、その検知信号により読取書
込制御回路２３は第１人力切換スイッチ群２１をオフ状
態に設定し、第２．第３人力切換スイッチ群２４゜２７
をそれぞれオン状態に設定する。また、ＩＣカード１が
読取書込部に停止されると、読取書込制御回路２３はソ
レノイド駆動回路３ｏを介してソレノイド１９を動作さ
せることにより、接触子ユニット１４を下降させてその
各接触子１５を１Ｃカード１上の各接触端子３にそれぞ
れ接触せしめる。そして、読取書込制御ｉ１１回路２３
は、カード種類判別回路２９に対してカード検査命令信
＠３１を出力する。すると、カード種類判別回路２９は
テストピンセレクト信号３２を発生し、その信号３２に
よってテストピンセレクタ２５を動作させることにより
、テスト電圧発生回路２６からのテスト電圧を各接触子
１５の外側導体１６に順次印加し、テスト結果セレクタ
２８に入力する。こ　　　　′のテスト結果セレクタ２
８は、カード種類判別回路２９からのテスト結果セレク
ト信号３３にょっで動作し、テスト結果人力３４をカー
ド種類判別回Ｍ２９に送る。このテスト結果人力３４は
、正しいＩＣカード１の場合、選択された接触子１５の
導体１６．１８間のみに導通があり、他の接触子とは導
通がない。したがって、カード種類判別回路２９は、も
し他の接触子と導通があれば正しくないと判別し、また
選択された接触子１５の導体１６．１８間にも導通がな
ければ正しくないと判別し、その判別結果３５を読取書
込制御回路２３へ出力する。このような検査を行なうこ
とにより、テスト電圧の印加は１つの接触端子３に限ら
れるためＩＣチップ２の破壊が防止できる。また、鉄板
などの導体が挿入されても各接触子１５間に導通が現わ
れるため直ぐに判別できる。しかして、読取書込制御回
路２３は、カード種類判別回路２９から正しくないとい
う判別結果３５が出力された場合、ソレノイド１つを動
作させて接触子ユニット１４を上昇させ、その後搬送ロ
ーラ１２，１３をカード受入時とは逆方向に回転させる
ことにより、受入れたＩＣカード１をその挿入口１１へ
返却する。また、カード種類判別回路２９から正しいと
いう判別結果３５が出力された場合、読取書込制御回路
２３は第２．第３人力切換スイッチ群２４．２７をそれ
ぞれオフ状態に設定し、第１人力切換スイッチ群２１を
オン状態に設定する。

そして、読取書込制御回路２３は、読取書込インタフェ
イス２２に対して読取回込制御信号３６を送ることによ
り、ＩＣカード１に対するデータの読取りあるいは書込
みを行なう。この読取りあるいは書込みが終了すると、
読取書込制御回路２３は第１人力切換スイッチ群２１を
オフ状態に設定するとともに、ソレノイド１９を動作さ
せて接触子ユニット１４を上昇させ、その後搬送ローラ
１２．１３をカード受入時とは逆方向に回転させること
により、受入れたＩＣカード１をその挿入口１１へ返却
する。

このような構成であれば、カード挿入口１１に挿入され
たＩＣカード１が正しく配列された接触端子３を持ち、
かつ各接触端子３間に不要な導通がないことが容易にわ
かり、また正しくないＩＣカードなどが挿入されても、
読取書込インタフェイス２２および読取書込制御回路２
３を接触子ユニット１４から切離しであるので、内部回
路などが電気的に破壊されることを確実に防止できる。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、たとえば誤まって
正しい携帯可能媒体以外の異物が挿入されても破損など
を防止できる携帯可能媒体処理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第１図
はＩＣカードの構成図、第２図はカード処理装置を概略
的に示す構成図、第３図は接触子ユニットおよびその各
接触子とＩＣカードの各接触端子との対応関係を示す斜
視図、第４図は接触子ユニットの接触子を詳細に示す構
成図、第５図は電気回路の要部を示す構成図である。１・・・ＩＣカード（携帯可能媒体）、２・・・ＩＣチ
ップ、３・・・接触端子、１１・・・カード挿入口、１
２゜１３・・・搬送ローラ、１４・・・接触子ユニット
、１５・・・接触子、１６・・・外側導体、１７・・・
絶縁材、１８・・・内側導体、２１，２４．２７・・・
入力切換スイッチ、２２・・・読取書込インタフェイス
、２３・・・読取書込制御回路、２５・・・テストビン
セレクタ、２６・・・テスト電圧発生回路、２８・・・
テスト結果セレクタ、２９・・・カード種類判別回路。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第２図第３　囚ｓ４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　少なくともデータメモリを有する集積回路チッ
プを内蔵し、この集積回路チップに対する信号入出力の
ための複数の接触端子が媒体表面に露出している携帯可
能媒体を受入れ、この受入れた携帯可能媒体の前記デー
タメモリに対して前記接触端子を介してデータの読取り
およびあるいは書込みを行なう携帯可能媒体処理装置に
おいて、受入れた携帯可能媒体の各接触端子にそれぞれ
接触される複数の接触子で構成される接触子ユニットと
、携帯可能媒体受入れ時この接触子ユニツトの各接触子
に接続されその各接触子を介して携帯可能媒体の各接触
端子の特性を検査する検査手段と、この検査手段の検査
結果があらかじめ定められた特性であるとき前記検査手
段に代えて前記接触子ユニットの各接触子に接続されそ
の各接触子を介して携帯可能媒体のデータメモリに対し
てデータの読取りおよびあるいは書込みを行なう手段と
を具備したことを特徴とする携帯可能媒体処理装置。
（２）　前記接触子ユニットの各接触子はそれぞれ互い
に電気的に絶縁された２つの部分からなり、導体に接触
すると互いに導通を持つようになっていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の携帯可能媒体処理装置
。
（３）　前記携帯可能媒体はいわゆるＩＣカードである
特許請求の範囲第１項記載の携帯可能媒体処理装置。