JPS62106047A - サリチル酸の分離精製法 - Google Patents

サリチル酸の分離精製法

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JPS62106047A
JPS62106047A JP61254844A JP25484486A JPS62106047A JP S62106047 A JPS62106047 A JP S62106047A JP 61254844 A JP61254844 A JP 61254844A JP 25484486 A JP25484486 A JP 25484486A JP S62106047 A JPS62106047 A JP S62106047A
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salicylic acid
ethyl
acid
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    • C07C65/00Compounds having carboxyl groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings and containing any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, groups, groups, or groups
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、サリチル酸の分漸精製法、更に訃しく言えば
、サリチル酸をそのナトリウム塩から沈殿精製する方法
に関する。
拳法に従えば、極めて小社の無機す) IJウム塩、p
−ヒドロキシ安息香酸又は4−ヒドロキシイソフタル酸
を含有するサリチル酸が得られ、かくしてそれを食品又
は医薬工業で高純度が要求される用途で使用するのが可
能になる。
発明の背景 サリチル酸の製造に最とも一般的に使用される方法は、
一般には50バールよりも高い圧力下に150〜160
−C程度の湿度においてナトリウム7エナートを二酸化
炭素でカルボキシル化することよりなる。
この製造については、例えばフランス特許第1.122
,915号企、$げることができる。
ナトリウムフエナートはへ好ましくは、遊離フェノール
中の懸濁液として例えば3/1〜5/1 のフェノール
/ナトリウムフェナート徂す」比で使用どれる。
反応の終了時に、反応塊は、それから得られたヒドロキ
シ安、山香酸及びヒドロキシフタル酸のナトリウム塩(
この場合にC↓、主としてサリチル酸モノナトリウム場
合によってはサリチル酸ジナトリウム、そしてそれより
もずっと低いa1合のバラヒドロキシ安息香酸ナトリウ
ム及び4−ヒドロキシイソフタル屡ナトリウム)を分離
するために処理される。
ナトリウムフエナートのカルボキシル化法によって得ら
れるサリチル酸ナトリウムは、一般にはサリチル酸モノ
ナトリウム(2−ヒドロキシ安、n香酸モノナトリウム
)でありそして場合によってはいくらかのサリチル酸ジ
ナトリウムを含有する。
以下の記載では、特に記していなければ、用詣「サリチ
ル酸ナトリウム」は、場合によってはいくらかのサリチ
ル酸ジナトリウムを含有するサリチル酸モノナトリウム
を意味するが、しかし本発明の方法はモ/す) IJウ
ム塩のみに限定されずにサリチル酸ジナトリウムに又は
主としてジナトリウム塩を含有するモノナトリウム及び
ジナトリウム塩の混合物にも同等に適用することかでき
ることを理解されたい。
この処理は、特に、ヒドロキシ安息香酸及びヒドロキシ
7タル酸のナトリウム塩を溶解する水の添加及び水不混
和性溶剤による液−液抽出よりなることができる。かく
して、かような操作は、持に遊離フェノールを含有する
力”機溶液及び上記のナトリウム塩を含有する水浴液を
もたらす。
本発明に従った方法は、つ)−る水溶液1J)らサリチ
ル酸をIO”ノ値する際の改良を提供することを目的と
する。
実際に、サリチル酸す) IJウムの水溶液の処理は、
一般には、サリチル酸及び他の有機酸を強無0酸特1.
:硫酸で沈殿させることよりなる。この処理では、多過
剰の強無機酸が要求され、また形成された塩(たいてい
は、硫酸ナトリウム)を最大限除失するために数回の連
続的な水洗が要求される。次いで、得られたサリチル酸
は、それが含有するところの他の有機酸の含量を減少さ
せるために一度又は数回品出させることができる。
通常の方法によって得られたサリチル酸は、食品及び医
薬M業におけるサリチル酸のいくらかの用途にはなお高
すぎる世の硫酸ナトリウムそしてそれよりも少ない量の
バラヒドロキシ安息香酸及び4−ヒドロキシイソフタル
酸を含有する。
本発明は、これらの不利益を排除することを可能にする
。実際に、本発明の要件に従えば、従来技術におけるよ
りも簡単な操作で、通常の用途に対する十分な純度のサ
リチル酸をより簡単に得ること又は極めて高純度のサリ
チル酸を得ることが可能になる。本発明は、サリチル酸
ナトリウムの水溶液からサリチル酸を沈殿f1’f製す
る方法において、次の工程順序、 (a)  該水溶液にサリチル酸用の仔機俗〈1」を、
Jfjいたナトリウム塩に対応するサリチル酸を俗解さ
せるのに十分な臘で加え、 (b)  強無機酸を、サリチル酸ナトリウムに対する
化学ji論的墓に少なくとも等しい鼠で加え、そして (c)  サリチル酸を含有する本質上有倒の相と、形
成された無機カリウム塩を含有する水性相とを分離する
、 各工程順序を含むことを特徴とするサリチル酸の沈殿精
製法よりなる。
強無機としては、サリチル酸?その塩から脱離させるこ
とができるすべての酸をf41いることができる。これ
らの例として、硫酸、塩酸及び9Ceを挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。価格又は低
い腐食性の理由で、硫酸?使用するのが一般に好ましい
。本発明の方法の記載では便宜上硫酸による酸化性がし
ばしば言及されているが、しかしこれは他の強無機酸の
使用を排除するものではない。
本発明に従った方法の実施に好適な有機溶剤は、サリチ
ル酸が可溶性であるのに対して無機ナトリウム4が不溶
性又は僅かだけ可溶性であるところの溶剤である。
これらは、脂肪族エーテル、置換脂肪族エーテル、脂肪
族ケトン、ハロゲン化脂肪族ケトン、脂肪族アルデヒド
及び脂肪族アルコールから選択することができる。
実用上及び経済上の理由のために、極めて高いね点を有
する有機溶剤を使用するのは望ましくない。と云うのは
、か−る触媒は一般にはサリチル酸の分離間に蒸留によ
って取り出されそして精製の終りにサリチル酸が使用し
た溶剤を微量含有しなければならないからである。
かくして、120℃以下そして特に100℃以下の沸点
を有する溶剤が好ましい。
これらの溶剤の例としては、次のもの、ジイソプロピル
エーテル、メチルt−ブチルエーテル、エチニルプロピ
ルエーテル、エチルプロピルエーテル、ブチルエチルエ
ーテル、エチルイソブチルエーテル、エチルt−ブチル
エーテル、ブチルメチルエーテル、イソブチルメチルエ
ーテル、メチルペンチルエーテル、ジエチルエーテル、
ジプロピルエーテル、イソブチルメチルエーテル、エチ
ル1−プロビニルエーテル、エチル2−プロビニルエー
テル、エチニルプロピルエーテル、アリルエチルエーテ
ル、アリルイソプロピルエーテル、イソプロピルビニル
エーテル又はイソブチルビニルエーテルの如き脂肪族エ
ーテル、2−ブロムエチルエチルエーテル、2−クロル
エチルエチルの如きハロゲン化脂肪族エーテル、アセト
ン、2−ブタノン、5−メチル−2−ブタノン、3.3
−ジメチル−2−ブタノン、2−ペンタノン又は3−ペ
ンタノンの如き脂肪族ケトン、5−クロA/−2−ブタ
ノン又は1−クロ、/L/−2−プロパノンの如き塩素
化脂u jNケトン、プロパナール、ブタナール、2−
メチルブタナール、3−メチルブタナール、ペンタナー
ル、メトキシエタナール又はエトキシエタナールの如き
脂肪族アルデヒド、 クロルエタナール、ジクロルエタナール、2−クロルプ
ロパナール又は2−りOA/−2−fi+ルプロパナー
ルの如き塩素化脂肪族アルデヒド、メタノール、エタノ
ール、インプロパツール、n−プロパツール、n−ブタ
ノール、イソブタノール又はt−ブタノールの如き脂肪
族アルコール、を挙げることができる。
本発明に従った方法で使用される溶剤としては、脂肪族
エーテル、塩素化脂肪族エーテル、脂肪族ケトン及び塩
素化側肪族ケトンが特に好ましい。
有m溶剤の使用量は、広範囲にわたって変動することが
できる。
その下限は、反応を実施する際の温度においての該溶剤
へのサリチル酸の溶解度によって定められる。
上限は一般には厳密なものではない。しかしながら、経
済上の面から、溶剤中におけるサリチル酸の*めて低い
最終濃度で操作するのは適当でないことは全く明らかで
ある。
加えて、使用する有機溶剤が水と混和性であるときには
、該溶剤中におけるサリチル酸の最終1度は、形成され
た無機す) リウム塩を含有する水性層とサリチル香酸
を含有する本質上有機の層との間で分離が行われるのに
適切であることが必須要件である。
これらの理由のために、溶剤の使用量は、該溶剤中の最
終サリチル酸濃度が一般には少なくとも8重量%になる
程のものである。
本発明に従った方法を実施する際の温度は特に厳密なも
のではない。これは、通常、10℃と使用する有機溶剤
の沸点との間の温度である。
しかしながら、可能なかぎり、無機ナトリウム塩の晶出
をもたらす可能性がある極めて低い温度、又は水中への
サリチル酸の溶解度が向上される極めて高い温度を回避
するの\が好ましい。
これが反応を40〜80℃の温度で実施するのが好まし
い理由であるが、この範囲は絶対に必要なものではない
使用される強無機酸特に硫酸の量は、一般には、サリチ
ル酸、p−ヒドロキシ安息香酸及び4−ヒドロキシイソ
フタル酸をそれらの各々のナトリウム塩から脱離させる
のに理論的に必要とされる琶よりも僅かに多い。
この過剰m(これは、化学量論的量の約5〜10%にな
る場合が多い)によって、反応をより迅速に完結させる
ことができる。
硫酸は、通常、市場で入手できるものの如き水溶液の形
態で即ち最もしばしば使用される60〜981斑%の濃
度を有する水溶液の形態で導入される。
実際に、本発明に従った方法は、次の如くして実b1す
ることができる。即ち、サリチル1竣ナトリウムを20
〜45重量%の濃度で含有しそして場合によっては他の
酸のナトリウム塩も含有する水溶’R1に、使用される
サリチル酸ナトリウム塩に対応するサリチル酸を溶解さ
せるのに十分な量で上記の有機浴剤を加える。
場合によっては、均質用又は2つの液相が得られるが、
この後者の場合が拳法の好ましい変形例である。
次いで、硫酸が理論所要址の約105〜110%に相当
するノJfで攪拌下に加えられる(理論量は、サリチル
酸モノナトリウム1モルに対し[HtS 04α5モル
、サリチル酸ジナトリウム1モルに対し又は4−ヒドロ
キシイソフタル酸ナトリウム1モルに対し)T、So、
1モルである)。
温度は、所要の値にされる。
反応が完了したときに、2つの液相、即ち、形成された
硫酸す) IJウムを実質上全部含有する水性相と、 形成されたサリチル酸をほとんど全部含有する本質上有
機の相と、 が得られる。
実際には、水と不混和性であり従って沈降する溶剤が使
用されるか、又は水と混和性の溶剤が用いられ、そして
硫酸す) IJウムを含有する水性相とサリチル酸を含
有する有機相との間の分離が認められる。
次いで、これらの2つの相の分離がデカンテーションに
よって実施される。水性相は、一般には、20虞A%以
上の硫酸す) IJウム(これは、必要ならば回収する
ことができる)及び15重i%以下のサリチル酸(好ま
しい有機溶剤のうちの1f1mが使用されるときには一
般にはCLI重斑%以下のサリチル酸)を含有する。
次いで、本質上有機の相は、サリチル酸を分離するため
にそれ自体公知の方法で処理される。
例えば、もし意図される用達がサリチル酸の分離で通常
の方法で得られるよりもずっと高い純度を必要としなけ
れば、溶剤の瞬間的蒸発を可能にする温度で該有機相の
噴霧即ちノズルによるその@Kを実施することができる
。この方法は、簡単でありそして従来技術における方法
によって得られた純度に少なくとも匹敵する純度のサリ
チル酸をもたらす。
また、有機溶剤の蒸留を実施し、次いで水の添加によっ
てサリチル酸の冷却及び晶出を実施することも可能であ
る。これは、一般には、好ましい変形例である。
この最後の変形例に従って得られるサリチル酸は、極め
て低い硫酸す) IJウム含舒一般に(オ0,01重j
i%(好ましい有機溶剤を用いるときには0002重i
t%以下)の含量、及び一般には0.01%以下(好ま
しい有機溶剤のうちの1種を用いるときには(L 00
5重量%以下)のp−ヒドロキシ安息香酸及び4−ヒド
ロキシイソフタル酸含量を有する。
か−るサリチル酸は、食品及び医曇産業における最とも
厳重な用途で使用することができる。
加えて、かくして調製されたサリチル酸拮晶は、この操
作を実施するときの温度を調節することによって晶出間
に調節すること・ができる粒度を有することが認められ
る。サリチル酸の流動性の明らかな向上をもたらす大き
い針状結晶及び大きいカサ密度が得られる。
本発明の方法は、不連続又は連続式で実施することがで
きる。これは、ナトリウムフェナートからサリチル酸を
分離する通常の方法の範囲内で容易に実施することがで
きる。
次の実施例は、本発明を例示するものである。
例1 効率的な攪拌様を備えた2、57のガラス製反応器に、
有機不純物(サリチ/l/酸ナトリウムの正正のは!1
%に和尚する総二のp−ヒドロキシイソフタル酸及びp
−ヒドロキシ安息香酸のナトリウム塩)を含有するサリ
チル酸ナトリウム397重量%(1,a 7モル)の;
、5度にある75o1の水溶液を仕込み、次いで600
gのアセトンを仕込んだ。
内容物を攪拌し、そして141gの71重量%濃度の硫
酸水溶液(102モルのHtSOa)を30分にわたっ
て加えた。
内容物を攪拌し、そして1411の71重量%濃度の硫
酸水溶液(to2モルのH,S O4)を加えた。この
とき、水性相のp Hは約2である。
?2拌を30分間続け、同性に温度を55℃に上げた。
次いで、内容物を約55℃において3o分間沈降させた
。2つの相、即ち、下方の水性相及び上方の有機相が得
られた。
は!550℃において水性相を抜き出した。
この水性相は、約3382の水、約61のアセトン、1
56.5gの硫酸ナトリウム及び硫酸、並びに約21の
サリチル酸を含有していた。
アセトン相は、456.9のアセトン、162gの水、
256.09のサリチル酸(測定された葺)、2.4g
のp−ヒドロキシ安、q香や、(14,9の4−ヒドロ
キシイソフタル酸、及び0.2.9の硫学ナトリウムを
含有していた。
有機相を次の如く処理した。即ち、水の徐々の添加によ
って相の容L1を一定に維持しなからアセトンを蒸留し
、そして 凝縮器の温度が98〜100℃に達したときに蒸留を停
止した。
これによって、サリチルづ結晶を懸濁状狸で含有する新
たな水性相が得られた。
この懸濁液を2時間で100℃がら85℃に冷却し、次
いで1時間で85℃から40”Cに冷却した。
晶出したサリチル酸中40℃で濾過した。サリチル酸を
約400gの水で洗浄し、次いでこれを乾燥させた。
良好な流動性を有する結晶化した白色固体の形態にある
2481のサリチル酸が得られた。
このサリチル酸は、不純物として、 約α005%のp−ヒドロキシ安息香酸、約α001%
の4−ヒドロキシイソフタル酸、約0.001%の硫酸
ナトリウム、 を含有していた。
用いたサリチル酸ナトリウムを基にしたサリチル酸の分
離精製収率は約96%であった。
この収率は、水性相を処理することによって更に向上さ
せることができる。
例2 例1における如くして、しかし500α3のガラス製反
応器により少ない檻の仕込物を入れそして溶剤としてジ
イソプロピルエーテルを使用シて反応を実施した。
次の仕込物、 30.9のサリチ/l’酸ナトリウムを含有する126
Iの水溶液、 655yのジイソプロピルエーテル、及び112!iの
95%硫酸、 全使用した。
例1に記載の操作における種々の段階後に、109yの
水性相と、25.5gのサリチル酸を含有する896y
の有機相とが得られた。例1に記載の如くして有機相を
処理することによって、0.0003%の硫酸ナトリウ
ムを含有する2 5.1.9のサリチル酸が得られた(
使用したサリチル酸ナトリウムを基にして97%の収率
)、、。
例3 例1における如くして、しかし500cIR3の反応器
においてより少ない量の仕込物を使用しそして溶剤とし
てエタノールを使用して反応を実施した。
次の仕込物、 30gのサリチル酸ナトリウムを含有する1261の水
溶液、 65Iのエタノール、及び 111i11の95%硫酸、 を使用した。
例1に記載の操作における種々の段階後に、41!iの
水性相と、25.0 gのサリチル酸及び18gの硫酸
ナトリウムを含有する15a4gの有機相(例2におけ
るよりも多くの水を含有)とが得られた。有機相を例1
に記載の如くして処理することによって、[lCM、9
の硫酸ナトリウムを含有する245gのサリチル酸が得
られた(使用したサリチルeすFリウムを基にして94
%の収率)。
エタノールでは水性相と有機相との分離効率が低くなる
ことが認められる。何故ならば、得られたサリチル酸中
に多量のEle!ナトリウムが見られるからである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サリチル酸ナトリウムの水溶液からサリチル酸を
    沈殿精製する方法において、 (a)該水溶液にサリチル酸用の有機溶剤を、用いたナ
    トリウム塩に対応するサリチル酸を溶解させるのに十分
    な量で加え、 (b)強無機酸を、サリチル酸ナトリウムに対する化学
    量論的量に少なくとも等しい量で加え、そして (c)サリチル酸を含有する本質上有機の相と形成され
    た無機カリウム塩を含有する水性相とを分離する、 各工程順序を含むことを特徴とするサリチル酸の沈澱精
    製法。
  2. (2)使用する強無機酸が硫酸であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)使用する有機溶剤が脂肪族エーテル、置換脂肪族
    エーテル、脂肪族ケトン、ハロゲン化脂肪族ケトン、脂
    肪族アルデヒド及び脂肪族アルコールから選択されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1又は2項記載の方法
  4. (4)有機溶剤が脂肪族エーテル、塩素化脂肪族エーテ
    ル、脂肪族ケトン及び塩素化脂肪族ケトンから選択され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のいずれ
    か一項記載の方法。
  5. (5)有機溶剤が120℃以下好ましくは100℃以下
    の沸点を有することを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    4項のいずれか一項記載の方法。
  6. (6)有機溶剤が、 ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、
    エチルイソプロピルエーテル、エチルプロピルエーテル
    、ブチルエチルエーテル、エチルイソブチルエーテル、
    エチルt−ブチルエーテル、ブチルメチルエーテル、イ
    ソブチルメチルエーテル、メチルペンチルエーテル、ジ
    エチルエーテル、ジプロピルエーテル、イソプロピルエ
    ーテル、エチル1−プロビニルエーテル、エチル2−プ
    ロビニルエーテル、エチニルプロピルエーテル、アリル
    エチルエーテル、アリルイソプロピルエーテル、イソプ
    ロピルビニルエーテル又はイソブチルビニルエーテルの
    如き脂肪族エーテル、 2−プロムエチルエチルエーテル、2−クロルエチルエ
    チルエーテルの如きハロゲン化脂肪族エーテル、 アセトン、2−ブタノン、5−メチル−2−ブタノン、
    3,3−ジメチル−2−ブタノン、2−ペンタノン又は
    3−ペンタノンの如き脂肪族ケトン、3−クロル−2−
    ブタノン又は1−クロル−2−プロパノンの如き塩素化
    脂肪族ケトン、 から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    5項のいずれか一項記載の方法。
  7. (7)有機溶剤の量が、該溶剤中の最終p−ヒドロキシ
    安息香酸濃度が少なくとも8重量%になる程であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか一項
    記載の方法。
  8. (8)プロセスを実施する際の温度が10℃と有機溶剤
    の沸点との間好ましくは40〜80℃の間であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれか一項記
    載の方法。
  9. (9)硫酸の化学量論的量の約105〜110%が使用
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1〜8項のい
    ずれか一項記載の方法。
JP61254844A 1985-10-29 1986-10-28 サリチル酸の分離精製法 Pending JPS62106047A (ja)

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FR8516259 1985-10-29
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US (1) US4827027A (ja)
EP (1) EP0224420B1 (ja)
JP (1) JPS62106047A (ja)
KR (1) KR870003967A (ja)
AR (1) AR245095A1 (ja)
AT (1) ATE51221T1 (ja)
AU (1) AU591527B2 (ja)
BR (1) BR8605449A (ja)
CA (1) CA1265530A (ja)
DE (1) DE3669712D1 (ja)
ES (1) ES2013720B3 (ja)
FR (1) FR2589149B1 (ja)
GR (1) GR3000404T3 (ja)

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