JPS62105011A - ジヤイロコンパス - Google Patents

ジヤイロコンパス

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JPS62105011A
JPS62105011A JP24522385A JP24522385A JPS62105011A JP S62105011 A JPS62105011 A JP S62105011A JP 24522385 A JP24522385 A JP 24522385A JP 24522385 A JP24522385 A JP 24522385A JP S62105011 A JPS62105011 A JP S62105011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid tank
azimuth
mercury
rolling ball
deviation
Prior art date
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Pending
Application number
JP24522385A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Minami
南 博志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP24522385A priority Critical patent/JPS62105011A/ja
Publication of JPS62105011A publication Critical patent/JPS62105011A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、液槽中に水銀及び支持液で浮遊支持された転
輪球を用いて方位を測定するジャイロコンパスの改良に
関jる。
〈従来の技術〉 液(n中に水銀及び支持液で浮遊支持された転輪球を用
いて方位(地球自転軸方位)を測定する原理をイjする
この挿のジャイロコンパスは、各種の公知文献(例えば
最新のものとして1985年発行の横同技報Vol、2
9  No、2>等によって良く知られている。ジャイ
ロコンパスの精度を高めるためには、転輪球の内部に設
置されるジャイロロータを外部からの摩擦やトルク・を
受【プることなく支持する必要があり、あらゆるジャイ
ロコンパスは外部からの11!mやトルクをジャイロロ
ータに加えないよう工夫されている。第3図はこのよう
に構成された従来のジャイロコンパスの構成図である。
第3図において、転輪球1は内部に図示しないジャイロ
ロー夕が設けられてジャイロコンパスの原理により地球
自転方位を向いて静市している。
この転輪球1は、液槽2内に支持液3と水銀4によって
外部から力を加えられないような浮遊状態で支持される
。即ら、転輪球1は支持液3の浮力を受りてその重量は
極めて軽くなり、この浮力により極めて軽くなったm5
はやはり液体状金属である水銀4で更に支えられて液槽
2中に一定位置で定位している。一方、転輪球1に内臓
されたジャイロロータはそれ自体が交流モータであり、
センタービン5から転輪球1の上部に収められた水銀G
と液槽2の下部の水銀4とを通じて駆動電力が供給され
て駆動する。このジャイロロータが3相交流モータの場
合は、支持液3を導電性の液体とし、1相がセンタビン
5を通じ水銀電極6から、2相は水銀4から、3相が支
持液3を通じ追従電極1から帯状電極8を通じて通電さ
れることで駆動する。
転輪球1が取付けられた船体に対して相対的に動くと、
転輪球方位と液槽方位θの間には偏差が生じる。この偏
差は追従電極7(7A、7B)と帯状電極8との間に発
生する偏差電圧となってサーボアンプ9で増幅されてサ
ーボモータ10を駆動し、液槽2を液槽方位θと転輪球
方位の偏差が減少するように回転させる歯車機構11を
動かす。偏差がゼロ、即ち、液槽方位θと転輪球方位が
一致した所で液槽2は停止し、この時の液槽方位θから
方位測定値を得る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、この従来のジャイロコンパスにおいては、転輪
球1と水銀4との間の接触面の静摩擦は完全にゼロでは
ないので、液槽2を極めてゆっくりと回転させると、転
輪球1は指北慣性能率による静止に打勝って回転してし
まう。転輪球1の方位は真の方位からずれるほど元に戻
ろうとする力が増す(指北力)。叩ら、水銀静摩擦力と
1h北力が釣合う範囲内で転輪球1は真の方位からずれ
る可能性がある。より具体的にいえば、液槽2が矢印P
のように転輪球1の方位に対して何等かの原因で回転し
た時、転輪球1に対して僅かではあるがトルクが加わり
転輪球1の方位が変動することとなり、これによりジャ
イロコンパスの精度限界が決定されてしまうことになる
という問題点がある。
本発明は、この従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であって、液槽に周期的に転輪球の方位とは関係なく微
小角の角度変化を強制的に与えることにより、水銀の静
摩擦を解消して高精度の方位が得られるジャイロコンパ
スを提供することを目的とする。
く問題点を解決プるための手段〉 上述の目的を達成するための本発明のジャイロコンパス
は、液槽中に水銀及び支持液により浮遊した転輪球が示
す転輪球方位に前記液槽を追従させて液槽方位を得、こ
の液槽方位を周期的に一定時間、一定角度回転させるこ
とにより等価的に前記水銀の静摩擦を略ゼロとした上で
、前記液槽方位から方位を読取るようにしたことを特徴
とするものである。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を第1図の本発明の具体的一実施例
を示す構成図に基づき詳細に説明する。
尚、第1図において第3図と重複する部分は同一番号を
付してその説明は省略する。
第1図において、91は追従電極7A、7Bと帯状電極
8との間に発生した転輪球方位と液槽方位θとの偏差を
入力して偏差電圧を出力する偏差検出部、92は偏差電
圧を増幅してサーボモータ10に出力する増幅部、12
は偏差検出部91と増幅部92との間に設けられて液槽
方位θを周期的に一定時間。
一定角度回転さすること(尚、ここでいう一定とは任意
に設定された侵にその値を保つことをも含む)により等
価的に水銀4の静摩擦を略ゼロとするように構成された
静I!J擦除去回路である。この静摩擦除去回路12は
、接点aが偏差検出部91に接続され接点すが夫々の接
点a、bが互いに逆極性で並列に設けられた直流電源1
3.14の電極(十及び−)に接続された第2制御スイ
ツチS2の共通接点に接続された第1制御スイツチS+
と、この第1vj I&11スイッチS、の共通接点が
共通接点に接続されオン側接点が増幅部92に接続され
た第3制御スイツヂS3と、これ等各υJtllスイッ
ヂ81〜S3をある一定のタイミングで切酔制御するス
イッチ切Mυ」胛部15とから成る。
第2図は本発明の説明に供する図(スイッチ切替制御部
15からの制御信号で動作する各制御スイッチ81〜S
コのタイミングと液槽方位θのタイムチャートであ)で
ある。この第2図において、制御スイッチSLと液槽方
位θの太線部分は正常の追従制御が行なわれていること
を示す。以下第1図及び第2図に基づいて本発明による
動作を詳細に説明する。
今、スイッチ切替制御部15からの制御信号で第1制御
スイツチS+がa側で第3制御スイツチS3がオン側の
時は通常の追従制御が行なわれているとする(即も正常
の方位信号が得られている)。
そこで、この通常の追従制御動作中に転輪球方位に影響
を与えないだけの一定周期で1 (例えば10秒に1回
程度)で液槽2を微小角度回転させて液槽方位θを強制
的に動かす。即ち、時刻t1でスイッチ切替制御部15
からの制御信号で第1制御スイツチS1がb側に切替わ
った時に第2制御スイツチS2はa側に投入されている
ので、増幅部92には正の偏差に対応した電圧が加わり
、サーボモータ10は液槽方位θを減少方向(−)に回
転する。時刻t2で直ちに制御スイッチS3がスイッチ
切替制御部15からの制御信号でオフとなり、沓ナーボ
モータ10は微小角回転して停止する。そして一定時間
τ2 (例えば0.5秒)経過侵の時刻t3で、第1制
御スイツチS1をa側に切替え、第3制御スイツチS3
をオン側に復帰させることで、液(豹方位θは正常の追
従制御に戻り、転輪球方位に追従する。次の10秒後の
周期時刻t5で第1制御スイッチS、がb側に切替わり
、第2制御スイツチS2がb側に投入されているので、
増幅部92には負の偏差に対応した電圧が加わり、サー
ボモータ10は液槽方位θを増加方向(+)に回転する
。時刻t6で直ちに!、II御スイッチS3がオフとな
り、サーボモータ10は微小角回転して停止する。そし
て一定時間後の時刻t7で、第1制御スイツfSIをa
側に切替え、第3制御スイツチS3をオン側に復帰させ
ることで再び液槽方位θは正常の追従制御に戻り、転輪
球方位に追従する。
以模この動作を繰り返す。尚、各周期毎にこのように液
槽2を反対方向に振るのは、毎回同じ方向に撮ることに
より水銀4の動FJilillや、支持液3の粘性抵抗
により転輪球1に一定方向のトルクが与えられてしまう
ことを防ぐためである。
ここで、転輪球1の北を中心とした撮動周期は約84分
と極めて長いため、本発明のように例えば10秒に1回
程度の液槽2の微小角度の回転は転輪球方位に影響を与
えない。一方、水銀4の転輪球1及び液槽2との接触面
は、本発明の場合上記例のような10秒に1回づつ微小
に相対位置が変化するため等価的には静FJIMが存在
しないと同じことになり、従って、静摩擦による悪影響
を解消することができる。
故に転輪球1を液槽2中に静II!擦ゼロの状態で浮遊
支持することが可能となる。
尚、一定時間、一定角度の関係は、液槽方位θに影響を
与えない範囲であれば任意に設定できることはいうまで
もない。この構成においては、微小角度回転制御を行な
う直前の液槽方位θを記憶しておき、外部R211′6
に連続した方位信号を出力する構成とすることもできる
又、液槽2を微小角回転させる周期、振幅、停止時間等
を可変とし、ジャイロコンパス使用時の環境に合わせて
最適な値に調整できるようにすることも可能である。
更に又、本発明は第1図のようなディスクリートな回路
構成に限定されることなく、これ等をマイクロコンピュ
ータで構成してもよいことはいうまでもない。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に本発明を説明したように本
発明のジャイロコンパスによれば、簡単な構造で水銀の
静摩擦の影響による転輪球の不安定な方位変動を除去す
ることができ、又、液槽回転角の周期、角度を可変とす
ることにより、従来どおりの制御から使用環境に合わけ
た最適な振動形態まで自由に調整ができるジャイロコン
パスを実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的一実施例を示す構成図、第2図
は本発明の説明に供する図、第3図は従来のジャイロコ
ンパスの構成図である。 1・・・転輪球、2・・・液槽、3・・・支持液、4・
・・水銀、5・・・センタービン、12・・・静摩擦除
去回路、91・・・偏差検出部、92・・・増幅部。 代理人  弁理士  小沢信紡、“、−(゛、1) ゛・、5し

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液槽中に水銀及び支持液で浮遊支持された転輪球を用い
    て方位を測定するジャイロコンパスにおいて、前記液槽
    を周期的に一定時間、一定角度回転させることにより等
    価的に前記水銀の静摩擦を略ゼロとしたことを特徴とす
    るジャイロコンパス。
JP24522385A 1985-10-31 1985-10-31 ジヤイロコンパス Pending JPS62105011A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24522385A JPS62105011A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 ジヤイロコンパス

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JP24522385A JPS62105011A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 ジヤイロコンパス

Publications (1)

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JPS62105011A true JPS62105011A (ja) 1987-05-15

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ID=17130473

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JP24522385A Pending JPS62105011A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 ジヤイロコンパス

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292577A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Tokimec Inc 慣性センサ装置
CN107289919A (zh) * 2017-06-01 2017-10-24 西安交通大学 一种环形电阻式mems液体角度陀螺仪

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015581A (ja) * 1973-06-07 1975-02-19

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