JPS62104891A - エレクトロクロミツク表示素子およびその製造法 - Google Patents

エレクトロクロミツク表示素子およびその製造法

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JPS62104891A
JPS62104891A JP24514885A JP24514885A JPS62104891A JP S62104891 A JPS62104891 A JP S62104891A JP 24514885 A JP24514885 A JP 24514885A JP 24514885 A JP24514885 A JP 24514885A JP S62104891 A JPS62104891 A JP S62104891A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明はエレクトロクロミック(EC)表示素子におい
て、表示電極表面上に被着させるEC薄膜カバソフエナ
ントロリン鉄錯イオンとこれの支持体である第四級アン
モニウム塩を側鎖に有するペルフルオロカーボン重合体
からなるポリイオンコンプレックスであり、これをレド
ックスポリマーとして用いることを特徴とするEC表示
素子に関する。
[発明の技術的背景] EC膜においてアニオン性発色物質の支持体となる高分
子として高分子電解質を使用した例はこれまでにもいく
つか見られる。例えばパンフェナントロリン硫酸イオン
を配位子とする鉄錯イオンをアニオン性発色物質とし、
これをポリ(エチルメタクリレートトリエチルアンモニ
ウムクロライド)(以下PEMAと略記する)やポリ(
N−メチルピリジニウムアイオダイド)(以下MPE工
と略記する)などのポリカチオンポリマーに固定して透
明電極上に調製した膜は鉄錯イオンの酸化還元反応によ
って赤色−無色と色変化する〔ジャーナルオブエレクト
ロケミ力ルソサイエティー、129巻 726に一ジ 
1982年、  Journal ofElectro
chemical 5ociet7 、 129 、7
26 (1982))。
EC表示素子の特性を評価する上で、色彩や応答速度の
改善などの他に駆動寿命の延長が課題とされている。実
際にEC表示素子を屋外などで使用する場合、天場光や
気温の変化などに対するEC表示素子の安定性が要求さ
れる。PEMAやMPE工などの炭化水素系の骨格を主
鎖とするポリマーをEC物質の支持体として用いる場合
、上記のような耐熱性、耐候性等の耐久性という点で十
分ではない。例えば支持体の劣化はこの膜内でのEC物
質同士の反応による電子伝達や支持体に固定されたEC
物質自体の拡散に影響を与え、その結果応答速度の低下
やEC物質の着消色が不十分になるなどEC表示素子の
劣化に導(。
これに対してペルフルオロカーボン重合体を主鎖とする
ポリマーが耐熱性、耐光性、耐候性等の耐久性に優れて
いることは公知である。そこで、本発明ではこのよりな
纜ルフルオロカーボンil一体を主鎖とするポリマーの
中から、種々研究の結果アニオン性発色物質を濃縮、固
定できる第四級アンモニウム塩を側鎖にもつポリカチオ
ンポリマーが好適であることを見出し、これをEC物質
であるアニオン性発色物質の支持体として用い、新規な
レドックスポリマーを作製した。
〔発明の目的コ 本発明の目的は第四級アンモニウム堪を側鎖に有するR
ルフルオロカーボン重合体を主鎖とする4 1Jマーの
膜をEC物質の支持体とし、エレクトロクロミック特性
を有する耐熱性、強度、耐候性等の安定性が改善され、
EC,Q水素子の機能の優れた新規レドックスポリマー
薄膜を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は透明電極上に被着したEC膜において、アニオ
ン性発色物質の支持体が第四級アンモニウム塩を側鎖に
有するはルフルオロカーボン重合体を主鎖とするポリマ
ーかも成ることを特徴とするEC表示素子を提供するも
のである。またさらに第四級アンモニウム塩を有するペ
ルフルオロカーボン重合体を主鎖とする4 177−を
透明電極上に被覆し、これをバソフエナントロリン鉄錯
イオンの支持電解質溶液中に浸漬し、電位走査法によっ
て前記ポリマー中に該鉄錯イオンを濃縮・固定してEC
膜を調製することを特徴とするEC表示素子の製造法お
よびEC物質として用いる鉄錯イオンの配位子であるノ
ζソフエナントロリンと第四級アンモニウム塩を側鎖に
有するペルフルオロカーボン重合体を主鎖とするポリマ
ーとのポリイオンコンプレックス膜をあらかじめ調製し
、次いでこれを被覆した透明電極を鉄アコイオンの支持
電解質溶液中に浸漬し、電位走査法によりポリイオンコ
ンプレックス膜中に濃縮・固定してEC膜を調製するこ
とを特徴とするEC表示素子の製造法を提供するもので
ある。
本発明で用いられる第四級アンモニウム塩を有するペル
フルオロカーボンポリマーは以下の式1〜式3で表わさ
れる。
式ま ただし、x=pまたはCF’3゜ l−〇または1〜5の整数2m■Oまたは1゜ n讃1または2〜5の整数、p/q=2〜16゜R1、
R2、R3−低級アルキル基。
Zo−7、。ゲ、陰イオン BF 4 1 S b C
16*Rξ砥級アルキル基、置換または無置換フェニル
基または低級はルフルオロ アルキル基である。
式2 ただし、xr L m+ n+ P+ qおよび2θは
上記と同一である。
R5は水素原子または低級アルキル基、R,Rは低級ア
ルキル基、あるいは R5,R6が一体となってポリメチレン鎖÷CH,% 
 を形成してもよい。
αは2〜4の整数、hは2〜3の整数 である。
式3 %式%] ただし、Rは上記と同一である。
Rは低級アルキル基、 R10,R11は低級アルキル基、あるいはR,Rか一
体となって、d IJメチレン鎖−ffCH、f2士を
形成してもよい。
αは2〜4の整数、hは2〜3の整数、Zoは上記と同
一である。
また、レドックスポリマーを構成する他の成分はバソフ
エナントロリン鉄錯イオンであり、その構造は下式で表
わされる。
本発明のEC薄膜は上記41Jカチオンポリマー薄膜中
に鉄錯イオンを静電的な相互作用によって濃縮・固定し
て調製する。この薄膜を被葎した電極を調製するには2
通りの方法が考えられろ。1つは電極上に被覆したポリ
カチオンポリマー薄膜中にパンフェナントロリン鉄錯イ
オンを固定する方法である。他方、ポリカチオンポリマ
ーに鉄錯イオンの配位子であるバソフェナントロリ/硫
酸塩をあらかじめ固定しておき、このポリイオンコンプ
レックスを電極上に被覆した後、鉄イオンを薄膜中に取
り込み鉄錯イオンを形成させることもできる。
[発明の効果] 本発明によれば耐熱性、耐光性、耐候性等の耐久性に優
れたEC膜を調製できる。このEC膜は太陽光や気温の
変化に対する十分な安定性が期待でき、過酷な環境下で
も応答速度の低下が少なく、駆動回数は増加しても着消
色が明瞭に起こる、機能の優れたEC表示素子を作製で
きる。
以下実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない
実施例1 式4で示されるポリカチオンポリマーの溶液(溶媒は体
積比でDMSO:イソプチルアルコール:H2O−1:
1:1の組成からなる三元溶媒を用いた)を透明電極(
1−)上に乗せてスピンコーティングした後、溶媒のみ
を風乾しポリカチオンポリマー膜(tgxlo  g/
cd)の被覆電極を調製した。これを動作電極とし、対
極として白金巻線、基準電極として飽和塩化ナトリウム
カロメル電+fi(以下5SCEと略記する)を用いた
通常の3電極式H型セルを使用し、電位走査法によって
パンフェナントロリン鉄錯イオンを膜中へ濃縮した。
電解質溶液には以下の組成の溶液を用いた。
DMSO:メタノールー3:5(体積比)式4 %式%) 電解前、電解質溶液中に窒素を十分通気して液中の酸素
を除いた。この溶液中に上記のようにして調製したポリ
カチオンポリマー膜被覆電極を浸漬し、eQ、 2〜m
 1.6 V (対5SCE) (1’)flt位範I
Jf4ヲ500 mV’s  の走査速度で繰り返し電
位走査した。鉄錯イオンの酸化還元反応に基づく電流−
電位曲線において、アノード方向およびカンード方向ピ
ーク電位は各々e 1.2 Vおよび(ト)0.9 V
 (対sscg)にあり、これらのピーク電流は電位走
査を繰り返−すことによって次第に増加した。その結果
を第1図(A)に示した。電極には式4で表わされるポ
リカチオンポリマー膜を被覆した透明電極(工n203
−5nO2)を用いた。電解液には1 mMのパンフェ
ナントロリン鉄錯イオンおよび支持電解質として0.1
Mのテトラブチルアンモニウムテトラフルオロボレート
を含むDMSOとメタノールの混合溶液(混合体積比は
DMSO:メタノールー3:5である)を用いた。電位
の走査速度は500m1ll!  である。未被覆電極
を同じ電解液に浸漬し、電位を走査して得た電流−電位
曲線が81¥1図(B)である。第1図(A)と(B)
の電流−電位曲線を比較すると、第1図(A)における
電位走査開始から5分後のピーク電流は、第1図(B)
のそれに比べて10倍以上の値を示した。このことから
溶液中の鉄錯イオンはポリカチオンポリマー膜中に濃縮
されていることがわかる。この操作を10分間行なった
後、電位走査を止め電極を電解質溶液から取り出し水洗
後、支持塩のみを含む酸性水溶液(pf(=1.0)中
に移して電位走査すると第1図(C)に示す電流−電位
曲線が得られた。
500 mis  の走査速度で電位を走査した。この
波のピーク電流は電位走査を繰り返しななっても減少せ
ず、ポリカチオンポリマー薄膜中に濃縮された鉄錯イオ
ンは安定に固定されていることがわかる。この薄膜の色
は鉄錯イオンの酸化あるいは還元反応に伴ない赤から無
色へあるいは無色から赤へ変わることを確認した。
上記の結果に対して鉄錯イオンを含む溶媒が水である場
合には、鉄錯イオンはポリカチオンポリマー薄膜中に容
易に濃縮されない。ポリカチオンポリマー未被覆とこれ
を被覆した透明電極を鉄錯イオンの水溶液に浸漬し、電
位を走査(2てそれぞれ第2図(A)と(B)に示す電
流−電位曲線を得た。電いた。電位は5 Q Q mV
・8 の速度で走査した。
第2図四と(Blを比較すると、ポリカチオンポリマー
膜を被覆した電極では鉄錯イオンの酸化還元反応に基づ
くピーク電流が未被覆電極のそれに比べて1/10以下
であることがわかる。第2図(B)から10分後の電流
−電位曲線を第2図(qに示した。
ピーク電流の大きさは第2図(E)とほぼ同じであった
。これは鉄錯イオンが比較的かさばった配位子をもって
おり、またこの膜が水溶液中では十分に膨潤しないので
、鉄錯イオンは膜中へ円滑に濃縮されない。これに対し
て、鉄錯イオンを溶解している電解質溶液の溶媒がDM
SOとメタノールなどの混合溶媒である場合には、膜は
この溶液中で十分膨潤し、ここで用いた鉄錯イオンのよ
うに比較的大きなイオンであっても容易に膜中へ濃縮す
ることができると思われる。このように鉄錯イオンを効
率よく膜中へ濃縮するためには、電解質溶液の溶媒とし
て鉄錯イオンの溶解度が高(、膜が十分膨潤できるよう
な溶媒を選択する必要があり、本発明の目的の1つはこ
れを提供することである。
それによって色中心となるEC物質を膜中へ高密度に固
定できるので、色度の高いEC膜が得られる。
実施例2 式5で表わされるポリカチオンポリマー薄膜中例1と同
様な条件で調製した溶液にバソフェナントロリン硫酸塩
を加え、あらかじめポリマーとバソフェナントロリン硫
酸塩とのポリイオンコンプレックスを形成させ、この溶
液を透明電極(1c!I)上に乗せてスピンコーティン
グした後、溶媒のみを風乾してポリイオンコンプレック
スg(1,sx10 .9/i)の被覆電極を調製した
式5 %式%) この電極をlQmMの硫酸秩およびIMの過塩素酸ナト
リウムを含む酸性水溶液(pH1,0)中に浸漬し、e
o、4〜mt4V(対5S(J) の電位範囲を200
 mVs   の走査速度で繰り返し電位を走査した。
得られた電流−電位曲線を第3図(A)に示した。最初
、鉄アコイオンの酸化還元反応に基づく波が観測される
が、O,S V (対5SCE)付近にバソフエナント
ロリン鉄錯イオンの反応に基づ(波が現われ、この波の
ピーク電流は電位走査を繰り返すことによって増加した
。このことから溶液中の鉄アコイオンはポリイオンコン
プレックス膜中のバソフェナントロリン硫酸塩と錯イオ
ンを形成して取り込まれ、その結果、実施例1で示した
ECjl(と同じ膜を生成することがわかる。電位溶液
(pHt、o)中に移し、5 Q Q mV−e−”の
速度で電位を走査すると、第3図(B)に示す電流−電
位曲線が得られた。この波のピーク電流は電位走査を繰
り返し行なっても減少せず、鉄錯イオンが膜中に安定に
固定されていることがわかる。また、この波の前後で膜
の色が赤=無色と変わることが確認された。
実施例3 式6で示されるポリカチオンポリマーの溶液を実施例1
と同様の条件で調製して用いた。パンフェナントロリン
鉄錯イオンをポリカチオンポリマー膜中へ濃縮するため
に用いる電解質溶液の溶媒をDMFとメタノールあるい
はエタノールの混合溶媒に変えても実施例1と同様の結
果が得られた。
弐6 (p/q  −6,5) 実施例4 実施例1〜3において調製したEC膜被覆透明電極を用
いて第4図に示すようなEC表示素子を作製した。ポリ
スチレンとポリスチレンスルホン酸塩とのコポリマー(
4,0X10  g/d)の膜を透明電極(1m)2の
表面上に被覆し、これに鉄アコイオンを固定して対向電
極とした。電解質溶液3には過塩耐過塩素酸す) !J
 #I M含む酸性水溶液(pH1,0)を用いた。表
示電極と対向電極との間に±1.0 Vの矩形波電圧(
パルス幅1秒)を印加し、EC表示素子を駆動させ、着
色濃度(ΔOD)が0.3に変化するまでの応答速度は
300〜4oomsθCで繰り返し寿命は第1表に示す
ように良好な結果が得られた。
比較例として、前記ジャーナルオプエレクトロケミカル
ソサイエティー、129巻、726に一ジ、1982年
に開示されたMPE工のホIJカチ゛オンポリマーを用
いたことの他は実施例1に準じて調製して得られたEC
表示素子の繰り返し寿命(25℃)も第1表に示す。
第  1  表
【図面の簡単な説明】
第1図AとBは夫々榊奔#キ牛キ膜被覆透明電極と未被
覆透明電極とを、電解質溶液に?!!!し、電位走査し
て得ら電流−電位曲線を示し、第1図Cは第1図Aにお
ける電位走査開始から1゜介接に得らkPゼ流−電位曲
線を示す。 第2図AとBは夫々ポリカチオンポリマー未被覆透明電
極と該ポリマー被覆透明電極とを、鉄錯イオン水溶液に
浸漬し、電位走査して得ら電流−電位曲線を示し、第2
図Cは第2図Bにおける電位走査開始から10分後に得
らtミ誓流−電位曲線を示す。 第3図Aは、予めポリカチオンポリマーとバソフェナン
トロリン硫酸塩とのポリイオンコンプレックス膜を調製
し、これを被覆した透明電極を鉄アコイオンの支持電解
質溶液に浸漬し、電位走査(7′ して得られた電流−電位曲線を示し、第3図Bは第3図
AKおける電位走査開始から20分後に得七6つ られイ流−電位曲線を示す。 第4図は本発明により調製したEC表示素子の一例を示
す。 第4図における符号は次の内容を意味する。 1・・・ガラス基盤;   2・・・透明電極;3・・
・電解質溶液:    4・・・エレクトロクロミック
膜;5・・・対向電極被覆膜;  6・・・白色背景板
;7・・・スペーサー。 特許出願人 東洋曹達工業株式会社 (外4名) 0            1.0 ψ1七な(VINぞ菅和塩4;ナトリウムカ0711.
−ψ−與に第2図 (A〕 Oト Oト □           Q、5          
 /、0叡イ立(V)対莞−R:JN!h化Tトリウム
力ロlル電、t−3第3図 0              1.0噌−;イfil
V)Mイー:#04re?I−リウtanoytt、@
I*第4図 手続補正書 昭和60年12月 9日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明電極上に被着したエレクトロクロミツク(E
    C)膜におけるアニオン性発色物質の支持体が、第四級
    アンモニウム塩を側鎖に有するペルフルオロカーボン重
    合体を主鎖とするポリマーから成ることを特徴とするE
    C表示素子。
  2. (2)EC物質がバソフエナントロリン鉄錯イオンであ
    る特許請求の範囲第1項記載のEC表示素子。
  3. (3)第四級アンモニウム塩を側鎖に有するペルフルオ
    ロカーボン重合体を主鎖とするポリマーを透明電極上に
    被覆し、これをバソフエナントロリン鉄錯イオンの支持
    電解質溶液中に浸漬し、電位走査法によつて前記ポリマ
    ー中に該鉄錯イオンを濃縮・固定してEC膜を調製する
    ことを特徴とするEC表示素子の製造法。
  4. (4)EC物質として用いる鉄錯イオンの配位子である
    バソフエナントロリンと第四級アンモニウム塩を側鎖に
    有するペルフルオロカーボン重合体を主鎖とするポリマ
    ーとのポリイオンコンプレックス膜をあらかじめ調製し
    、次いでこれを被覆した透明電極を鉄アコイオンの支持
    電解質溶液中に浸漬し、電位走査法によりポリイオンコ
    ンプレックス膜中に該鉄アコイオンを濃縮・固定してE
    C膜を調製することを特徴とするEC表示素子の製造法
  5. (5)EC膜を調製するために用いる支持電解質溶液の
    溶媒がジメチルスルホキシド(以下DMSOと略記する
    )、ジメチルホルムアミド(以下DMFと略記する)又
    はDMSO若しくはDMFと水、メタノール若しくはエ
    タノールの混合溶媒である特許請求の範囲第3項又は第
    4項記載のEC表示素子の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002062749A1 (fr) * 2001-02-01 2002-08-15 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Monomere d'ether perfluorovinylique ayant un groupe sulfonamide
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