JPS62104572A - 酒造りに於ける仕込み時の汲掛け方法 - Google Patents

酒造りに於ける仕込み時の汲掛け方法

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JPS62104572A
JPS62104572A JP60243696A JP24369685A JPS62104572A JP S62104572 A JPS62104572 A JP S62104572A JP 60243696 A JP60243696 A JP 60243696A JP 24369685 A JP24369685 A JP 24369685A JP S62104572 A JPS62104572 A JP S62104572A
Authority
JP
Japan
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tank
sake
rice
steamed rice
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP60243696A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Fukushima
福島 恵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukushima Ltd
Original Assignee
Fukushima Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fukushima Ltd filed Critical Fukushima Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酒造りに於ける仕込み時の汲掛け方法に関する
酒造りに於いて仕込直後は殆んど流動性を持たない半固
形状であるため、櫂入れが困難である。
即ち、仕込みは槽内へ何回かに分けて仕込水、麹、蒸米
の一定量を順に入れ、櫂入れしながら内容物を均一にす
る。このことは蒸米ノ嫂扮が麹の酵素力(グルコアミラ
ーゼ、酸性プロテアーゼ)によって分解されて糖分(グ
ルコース)となり、このグルコースに酵母の力で7ルコ
ールと炭酸ガスを生成するのであるが、仕込後櫂入れを
して内容を均一にしなければアルコ−/V醗酵が微弱と
なり、6造乳酸菌が増殖して乳酸が異常に増加し、腐造
(又は酸敗)する危険性がある。
ところで、従来に於ける櫂入れ作業は槽上部から長い櫂
を手で持って行う人手作業なのであシ、大変な重労働で
ちゃ且つ危険な作業でもある。また、近年の米は精米歩
合が進み櫂入れによって麹や蒸米を潰す危険もあって品
質を損う問題も出ている。
本発明は如上の問題点を解決せんとするものであって、
櫂を使用することなく持味なボンプ装置を使用し、槽底
部の醪を汲上げ上部から掛けることにより、櫂入れと同
様或はそれ以上の効果が得られるようになすものである
以下、本発明実施の一例を図面にもとづいて説明する。
第1図は本発明で使用する仕込汲置機を示すものであっ
て、Aは全体斜視図、Bは開破Ur斜視図、Cは部品図
、Dは要部の部分詳細図である。
上記仕込汲置機は槽底の麹や蒸米を潰すことなくそのま
\汲上げ、且つ再び上方から振掛けることのできるもの
であって、装置枠l内に吸込みと送出し作用を行うピス
トン手段とそのための弁匣及び駆動手段が設けられてな
る。即ち、2.2′は1対のピストン手段であって夫々
れ立設したピストン筒2a(2aり内をピストン2b(
2υ)が後述する駆動手段で昇降するようになされる。
3は弁匣であって左右に前記ピストン筒2a、2+ a
が立役配置されると共に、中央部に0図に示す如き円筒
バルブ4が回動自在に配設されるのであり、円筒バルブ
4は筒体4a内を隔壁4bにより前室4Cと後室4dと
に分けられてなり、且つ各室の周面には左右で方向を対
称的に異ならしめた窓5.5′が穿設されてなる。6は
前室4C内を貫通する中空回転軸で前端は後述する受筒
管に軸支されてなり、後端は隔壁4bを貫通して後室4
d内に開放されてなる。該中空回転軸6は後述する使用
時に吸込管としての作用を呈するのである。なお、7は
後室4dの裏面中心部に設けた駆動軸であって軸端には
歯車8が取付けられてなり、後述するモーター及び減速
機の出力軸に取付けられる歯車と噛合するようなされる
のである。
しかして、弁匣3は上記中央に配設された円筒バルブブ
4によって左右の室9.9′に分別されると共に円筒バ
ルブ4の回動により上記窓5.5′を介して円筒バルブ
4の前室4Cと後室4dとが交互に弁匣3内の左室9と
右室91とに連通ずるようになっている。
一方、10は上記ピストン手段2.21を部分する上方
位置に配設した回動軸、11.111は該軸の左右方向
に一体となして取付けられた水平レバーであって、各レ
バ一端は上記ピストン手段2.2′のピストン2b、2
υとピン12.12’で自由止着されてなる。13は回
動軸8に固着された今1つの水平レバーであって、該レ
バー先端は次述する駆動手段のクランクアームが連結さ
れてなる。
他方、14は装置枠外に固設したモーター、15は同減
速機であって、モーター14の回動は減速機15を介し
減速されて装置枠内に設けた歯車16を回動させるので
あり、このさい歯車16にはクランクアーム17が取付
けられ、他端は上記水平レバー13に取付けられて歯車
16の回動と共にクランクアーム17を介して回動I!
?1bioに支承された水平レバー13を上下方向に揺
動させるのであり、且つこれに伴って他の水平レバー1
1.111が共に上下方向へ揺動されてピストン2b、
2′Fjが一定距離の上下運動をしてポンプ機能が働く
ようになっている。なお、歯車16の回動と共に該歯車
16と噛合させた歯車8が回動して前記円筒バルブ4が
弁匣3内を回動されるものとなるのである。
18は上記回動される円筒バルブ4の前面部で前室4C
を被蔽する状1■で弁匣3の装置枠1前而部に固設させ
た受筒管であって、先端内面部には中空回転軸6を支承
する軸受部となる環座19が形成されると共に、外面部
には中空回転軸6と連通する管口20が突出形成されて
使用時に吸込管が接続されるようになされるのであり、
また受筒管18の管体下面部には管内と連通ずるように
なされた曲管21が設けてらって使用時に吐出管が接続
されるようになされる。なお、22は吸盤付据置脚、2
3は把手である。
第2図は使用状態図であって、上記構成の仕込汲置機を
仕込槽25上部に設置し槽底から立上らせた吸上管26
の上端を受筒管18の管口20と接続させると共に、曲
管21の先端には比較的短かい可撓管の吐出管27を接
続してなる。
本発明では上記構成で上方から一定量の仕込水(イ)、
麹(口A、蒸米p)を入れ、1回の投入が終るとモータ
ー14を駆動するのであり、歯車16の回動と共にクラ
ンクアーム17ヲ介して水平レバー11,111が揺動
し、ピストン2b。
2υがピストン7142a、2al内を交互に昇下降す
る往復操作及び歯車8を介して円筒バルブ4が回動され
る回動作用とf1俟って弁匣3内に真空が形成され、槽
底の醪が吸上管26を介して後室4d内へ汲上げられ、
且つ該室4dの窓51を経て弁匣3の左右各室9.9′
に分配されると共に円筒バルブ4前部の窓5から前室4
C内に入り、該室から受筒管I8及び曲管21を経て吐
出管27から樗25内の蒸米上部に吐出されるものとな
るのである。なお、上記仕込みは3回ぐらいに分けて行
われるのであり、あとは同様に繰返えされて行われる。
本発明では麹や蒸米を潰すことなく仕込水と共に汲上げ
て、上方から散布することのできるものとなるのであり
、従来の櫂入れ作業を不要として省力化に寄与すること
大なるものである。また、櫂で麹や蒸米が潰されること
がないことから品質向上にも寄与するものである。
本発明で使用される汲置機は仕込槽の大きざに応じ適宜
な能力のものに設計することができるが、標準仕様で言
えば90Wの電動モルタ−、歯車15の回転数5Or、
)り、η(、自吸能力4,5m、管径1而りで汲上能力
20e/分である。
上記実施例では吸上管26を受筒管18の管口20に接
続すると共に吐出管27を曲管21と接続したものにつ
いて説明したが、これらの関係を逆となるようになして
接続しても良い。
但し上記実施例の場合が後室4d内に汲上物が残留しな
い点で優れるものである。
本発明は以上の如く構成せしめるものであって汲掛け作
業が極めて能率的に行われるものとなるのでめり、省力
化に寄与するのほか汲掛け不良で蒸米が上面に盛り上っ
たり麹から溶出した水中の酵素が米粒と充分に接触され
ないことから初期の糖化が遅れ勝ちとなる各どの問題が
無くなり品質向上に著効を奏せしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用される仕込汲置機を示すものであ
ってAは全体斜視図、Bは同破断斜視図、Cは部品図、
Dは要部の部分詳細図、第2図は作用説明図である。 1 ・・・装置枠   2a、2a’  ・・・ ピス
トン筒2b、2b′ ・・・ ピストン   3 ・・
・弁匣4 ・01円筒バルブ    4b・・・隔壁4
C・・・前室     4d・・、後室5.5′  ・
・・窓       6 ・・・中空回転軸8・・・歯
車     9・・・左室 9′  ・・・石室     till’  ・・・水
平レバー14・・・モーター  16・・・歯車17 
・・・クランクアーム 18 ・・・受筒管20・・・
管口    25・・・仕込槽26・・・吸上管   
27・、・吐出管特許呂願大  株式会社隔島製作所 代 理 人  弁理士忰 熊 弘 稔 、−・−1′ 第1図日 第 1図C 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原動機の駆動で弁匣上に対向立設させた1対のピ
    ストン筒内をピストンが交互に上下摺動し、且つ同時に
    弁匣内の中央部で回動し、上記ピストン運動と関連して
    吸引と吐出作用の行われるようになした円筒バルブの備
    えられた汲掛機を仕込槽上に配設し、一方吸上管は仕込
    槽の槽底に垂設し、他方吐出管は槽内口部に位置させて
    仕込み時に原動機の駆動で槽底の醪を汲上げせしめ、且
    つ蒸米上部に掛けるようになすことを特徴とする酒造り
    に於ける仕込み時の汲掛け方法。
JP60243696A 1985-10-29 1985-10-29 酒造りに於ける仕込み時の汲掛け方法 Pending JPS62104572A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107043688A (zh) * 2017-06-30 2017-08-15 巫溪县喜庆华农业开发有限公司 自冷凝酒分离装置
CN112722601A (zh) * 2020-12-11 2021-04-30 安徽管仲酒业有限公司 一种密封效果好的白酒酿造用储存装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126296A (ja) * 1974-08-28 1976-03-04 Megumu Fukushima
JPS5621269U (ja) * 1979-07-25 1981-02-25

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