JPS62102897A - 着色物質を含む有機廃水の処理方法 - Google Patents

着色物質を含む有機廃水の処理方法

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JPS62102897A
JPS62102897A JP60242300A JP24230085A JPS62102897A JP S62102897 A JPS62102897 A JP S62102897A JP 60242300 A JP60242300 A JP 60242300A JP 24230085 A JP24230085 A JP 24230085A JP S62102897 A JPS62102897 A JP S62102897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
components
wastewater
water
anaerobic treatment
waste water
Prior art date
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Pending
Application number
JP60242300A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kida
建次 木田
Makio Kishimoto
岸本 眞希男
Shinichiro Nishi
西 晋一郎
Minoru Akita
実 秋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp, Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Publication of JPS62102897A publication Critical patent/JPS62102897A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02W10/12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえばアルコール蒸留廃液などのように
高1afGjのBOD成分と微生物によって分解されに
くい着色物質とを含む廃水の処理方法に関するものであ
る。
この明細書全体を通して[高濃度のBOD成分」とは有
機物を10000η/I以上含む廃水を意味し、また「
アルコール蒸留廃液」とはアルコール製造工程において
発酵液からアルコールを留出して残った廃液を意味する
従来技術およびその問題点 従来、アルコール蒸留廃液は嫌気性処理法すなわちメタ
ン発酵とこれにつづく活性汚泥法とによって処理されて
いた。しかしこの系は着色物質に由来するCOD成分を
除去することができないためその後採用されなくなり、
最近では海洋投棄などによって処理を行なっていた。
ところで、廃水の嫌気性処理は、曝気が必要でないため
エネルギーの消費間が少なくて省エネルギー型の廃水処
理技術として好適な方法であり、またエネルギー源の多
様化のためのバイオマス資源のメタン発酵技術として注
目を集めるようになってきており、メタン発酵の技術開
発が近年著しく進展してきている。しかしアルコール蒸
留廃液は、高濃度のBOD成分を含む点ではメタン発酵
の対象廃水として適しているが、上述のように微生物に
よって分解されにくい着色物質が多品に含まれている点
がネックとなって、メタン発酵によるアルコール蒸留廃
液の処理は現在のところ実施されていないのが実情であ
る。
この発明は、上記のような実情に鑑み、着色物質を除去
して高濃度の有線廃水を効率よく処理することのできる
方法を提供することを目的とする。
問題点の解決手段 この発明による廃水の処理方法は、高濃度のBOD成分
と微生物によって分解されにくい着色物質とを含む廃水
を2回続けて嫌気性処理に付して、BOD成分を少なく
とも大部分分解除去し、つぎに廃水を逆浸透膜に通して
、未分解の着色物質に由来するCOD成分を膜分離除去
することを特徴とする。
メタン発酵の前段嫌気処理装置のバイオリアクターは、
メタン発酵に関与する微生物である酸生成菌とメタン生
成菌とを分離してメタン発酵を行なう二相式のものでも
、または上記分離を行なわないでメタン発酵を行なう単
相式のものでもよい。単相式のりアクタ−および二相式
のガス発生リアクターとしては、菌体の流出を防止する
ための国体沈降部を備えたものが好ましい。
メタン発酵の後段の嫌気性処理は、不溶性担体に菌体を
付着させて成る固定化菌体を用いて行なわれる。このよ
うに後段の嫌気性処理を固定化菌体を用いて行なうこと
により、メタン生成菌の濃度を高濃度に保つことができ
、メタン発酵の高速度化が可能である上に、廃水中のB
ODが低くても(10000111!J//以下)、メ
タン発酵を支障なく行なうことができる。後段の嫌気性
処理装置のりアクタ−としては、菌体を固定化した不溶
性担体を、流動床、移動床もしくは膨張床として、また
は固定床として保持するバイオリアクターが用いられる
廃水の逆浸透膜による膜分離処理は、常法に従って行な
われる。また逆浸透膜への通水の前に、好ましくは、廃
水中のSS成分(浮遊物質)の除去が行なわれる。SS
成分の除去は、精密慮過膜を用いた前濾過、遠心分離、
デカンタ−やフィルタープレスまたは沈降分111f!
を用いた固液分離によって行なわれる。
発明の作用効果 この発明の廃水処理方法によれば、着色物質を含む有線
廃水を2回続けて嫌気性処理に付すので、廃水中のBO
D成分を少なくとも大部分分解除去することができる。
またついで廃水を逆浸透膜に通すので、微生物によって
分解されなかった着色物質に由来するCOD成分を膜分
離除去することができる。こうしてこの発明によれば、
高濃度のBOD成分と微性物によって分解されにくい着
色物質とを含む廃水を効率よく処理することができる。
実  施  例 つぎにこの発明の実施例について説明する。
実施例1 a)前回嫌気性処理(!11相式) はじめに前段嫌気性処理において用いる処理装置の構造
について説明する。
この装置は単相式のものであって、第1図に示すように
、実容積700dのガラス製箔型リアクター(1)を主
体とし、冷却用ジャケット(2)を外装し、温度および
pHの制御表示装置(3)を備えている。またリアクタ
ー(1)の頂部には菌体の流出を防止するための菌体沈
降部(4)が設けられている。そして処理すべき廃水は
冷却槽(5)内の廃水貯槽(6)からポンプ(7)によ
ってでリアクター(1)の底部に供給されて内部を上行
し、頂部から出てポンプ(8)によってリアクター外を
底部に戻される。こうして廃水は循環され、処理廃水は
頂部から流出するようになっている。またメタン発酵に
より発生したガスの自損は湿式ガスメータ(9)で測定
される。
上記構成のりアクタ−(1)に、廃水(BOD約290
00q// )5dと種汚泥としての消化汚泥350d
と水345m1とをそれぞれ投入し、リアクター内液温
53℃に設定し、同夜を一晩循環させた。ついで上記廃
水をリアクター(1)l、:BOD容積負荷359/l
、/日r供給した。
b)後段嫌気性処理(流動床) 上記a)工程で得られた前段嫌気性処理廃水を流動床で
後段嫌気性処理に付した。
流動床型の後段嫌気性処理装置は、前段嫌気性処理装置
と基本的に同じものであって、第2図に示すように、実
容積700dの塔壁リアクター(21)を主体とし、冷
却用ジャケット(22)を外装し、温度制御表示装置(
23)およびpHii制御表示装置(24)を備えてい
る。またリアクター(21)の頂部には菌体の流出を防
止するための菌体沈降部(25)が設けられている。そ
して前段嫌気性処理廃水は冷却槽(26)内の廃水貯槽
(27)からポンプ(28)によってリアクター(21
)の底部に供給されて内部を上行し、頂部から出てポン
プ(29)によってリアクター外を底部に戻される。こ
うして廃水は循環され、後段処理廃水は菌体沈降部(2
5)から流出するようになっている。またメタン発酵に
より発生したガスの含量は湿式ガスメーター(30)で
測定される。
まず、種汚泥としての消化汚泥と不溶性担体(31)と
を後者が20重量%となるようにそれぞれリアクター(
21)内に投入し、リアクター内液温を53℃に設定し
、同夜を一晩循環させた。
こうして後段の嫌気性処理装置のりアクタ−(21)内
に担体の流動床を形成するとともに、この担体にメタン
生成菌を付着させて固定化菌体を形成し、バイオリアク
ターを構成した。
ついでa)工程で得られた前段嫌気性処理廃水をBOD
容積負荷=B’J/(//日になるようにリアクター(
21)に供給した。
C)膜分離処理 上記b)工程で得られた処理廃水を、圧力30に9 /
 cM Gで逆浸透膜に通して、5倍に濃縮した。
得られた透過水側のフラックスは0.1103/TIi
/日であり、透過水の水質はBOD200■//、全有
機炭素1190mg/l、色度900°であり、膜分離
処理によってBOD成分のみならず着色物質に由来する
COD成分もほぼ完全に除去されることがわかった。
実施例2 実施例1においてb)工程で得られた処理液を、逆浸透
膜への通水の前に、精密濾過膜によって前濾過し、廃水
中のSS成分を予め除去した。
ついで前濾過液を実施例1のC)工程と同じ操作で膜分
離処理した。
その結果、得られた処理廃水の平均フラックスは015
m3/m/日に上がり、膜分離処理の前にSS除去を行
なうことが好ましいことがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は単相式嫌気性処理を示す系統図、第2図は流動
床型嫌気性処理を示す系統図である。 以上 外4名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高濃度のBOD成分と微生物によって分解されに
    くい着色物質とを含む廃水を2回続けて嫌気性処理に付
    して、BOD成分を少なくとも大部分分解除去し、つぎ
    に廃水を逆浸透膜に通して、未分解の着色物質に由来す
    るCOD成分を膜分離除去することを特徴とする、着色
    物質を含む有機廃水の処理方法。
  2. (2)逆浸透膜への通水の前に廃水中のSS成分を予め
    除去しておく、特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP60242300A 1985-10-28 1985-10-28 着色物質を含む有機廃水の処理方法 Pending JPS62102897A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078989A (ja) * 1993-06-25 1995-01-13 Denka Consult & Eng Co Ltd 着色廃水の脱色方法及び装置
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