JPS62102637A - 時分割多元多重化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 狭帯域呼と、狭帯域呼の標本化周期である低速フレーム
内の周期的な複数のタイムスロットを使用する広帯域呼
とを多重化する時分割多重化装面において、１つの広帯
域呼のタイムスロットが現れる広帯域呼の標本化周期内
のタイムスロ７）、即ち高速フレーム中のタイムスロッ
ト、の同じ位相上のタイムスロットを低速フレーム期間
分集めたタイムスロット群毎に使用状況を管理し、狭帯
域呼が生起したときはタイムスロット群の中で、１つ以
上の空きがありかつ最も多くのタイムスロットが使用さ
れている群の中の１つのタイムスロットをその狭帯域呼
に割り当て、広帯域呼が生起したときは全タイムスロッ
トが空いているタイムスロット群の全タイムスロットを
その広帯域呼に割り当てるようにタイムスロット割当て
制御手段を有する時分割多重化装置。このようにタイム
スロット群毎に使用状況を管理することにより、広帯域
呼に割り当てる、周期的なタイムスロットから成るタイ
ムスロット群の選択や広帯域呼により多くの空きタイム
スロット群を残すように狭帯域呼に割り当てるタイムス
ロットの選択がより簡単化される。

〔産業上の利用分野〕

本発明は時分割多元多重化装置に関し、更に詳しく言え
ば、タイムスロット群管理を採用した時分割多元多重化
装置に関する。

近年、ディジタル交換方式においては、ニューメディア
の開発に伴ってその交換対象となる呼の種類が増勢にあ
ることから、時分割多元交換方式の開発が盛んである。

このような交換方式においては、交換に先立って各種呼
が多重化されてその交換機に送り込まれる。その多重化
態様は交換機の交換性能に影響が現れる性質を有するほ
か、多重化の高速化、効率化にも影響を与えるものであ
る。このようなことから、時分割多元多重化技法の開発
努力が進められている。

〔従来の技術〕

この種の先行技術としては、本出願人によって既に提案
されている「多重化方法及び多元交換方式」　（特願昭
５９−１２２５４２号）がある。この発明が意図すると
ころは、第５図に示すように、時分割多元交換機１００
へ送り込まれる高速呼（広帯域呼）（第５図中のＡ、Ｂ
）及び低速呼（狭帯域呼）（第５図中のＣ，Ｄ、Ｅ、Ｆ
）を時分割多元交換機装Ｗ１０１で多重化して多元ハイ
ウェイ１０２へ送り出す場合、低速フレーム内に周期性
を保って高速フレームを配置し、高速呼を高速フレーム
単位に、低速呼を低速フレーム単位に１つのタイムスロ
ットを用いてシングルスロット交換しようとすることに
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この方式は広帯域呼を低速フレーム内の同一の高速フレ
ームタイムスロットに割り当てるものであるから、その
周期的な空きの存在を確認する処理が複雑化するほか、
狭帯域呼に低速フレーム内の１つの空きタイムスロット
をランダムに１つ割り当てると周期的な空きタイムスロ
ット、つまり各高速フレームの同−位相上の空きタイム
スロ。

トが存在する度合が低下し広帯域呼の呼損率が大きくな
る、従って、広帯域呼のために周期的な空きタイムスロ
ットを出来るだけ多く残すように狭帯域呼に割り当てら
れるべきタイムスロットを選択しようとするための処理
が必要となる。

しかし、低速フレーム中の全タイムスロットを一元的に
管理すると広帯域呼のための周期的なタイムスロットの
選択や、広帯域呼側の周期的な空きを多く残すように狭
帯域呼に割り当てるタイムスロットの選択が複雑になる
。

本発明は斯かる問題点を解決すべく創作されたもので、
タイムスロットの一元的管理から生ずる不具合を一掃し
得る時分割多元多重化装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。この図におい
て、１は時分割多元タイムスロット割当て情報に応答し
て狭帯域呼とそのフレーム内に周期性を保って割り当て
られる広帯域呼とを多重化する多重化部である。２は多
重化して形成される狭帯域呼のための低速フレーム内の
複数の高速フレームの同一位相のタイムスロットを集め
たタイムスロット群の使用タイムスロット数を管理する
使用タイムスロット数管理手段である。３は広帯域呼（
高速呼）の生起に応答して使用タイムスロット数が零で
ある同一高速フレームタイムスロット位相の各タイムス
ロットに広帯域呼番号を割り当て、狭帯域呼（低速呼）
の生起に応答して使用タイムスロット数が予め決められ
た使用タイムスロット数関係にあるタイムスロット群内
の１つの空きタイムスロットに狭帯域呼番号を割り当て
、そのタイムスロット割当て情報を生成し多重化部１へ
供給する呼番号管理手段である。このタイムスロット数
管理手段２と、呼番号管理手段３とにより、多重化部１
の多重化を制御する様に構成される。

（作用〕 広帯域呼の生起があると、それに応答して使用タイムス
ロット数管理手段２にある使用タイムスロット数が探索
され、使用タイムスロット数が零にある高速フレーム同
一位相の各タイムスロットを管理する呼番号管理手段３
に生起した広帯域呼の番号を割り当て、狭帯域呼の生起
があると、それに応答して使用タイムスロット数管理手
段２の使用タイムスロット数が予め決められた使用タイ
ムスロット数関係、例えば使用タイムスロット数が最も
多く使用され且つ入力呼を受は入れ得るタイムスロット
がある関係にある高速フレーム同一位相内のタイムスロ
ットを管理する呼番号管理手段３を検索し１つの空きタ
イムスロットを見つけそこに狭帯域呼番号を割り当てる
如くして時分割多元タイムスロット割当て情報を生成し
、この情報を多重化部１に送って狭帯域呼と広帯域呼と
を多重化して多元ハイウェイ４に送出する。

このようにすることによって、タイムスロットの割当て
を高速化し得ると共に、広帯域呼に使用させるためのタ
イムスロット群の増数を促し得る。

このことは多元ハイウェイの効率向上２時分割釜元交換
通信路内のリンクの効率向上となる。

〔実施例〕

第２図及び第３図は本発明の一実施例を示す。

第２図はその概念構成図で、第３図は本発明要部の詳細
図である。第２図において、１０は多重化部で、これは
加入者線１１１，１１２．　　・・・。

１１ｍに生起した呼を多重度ｍの多元ハイウェイ１２上
に時分割多元多重化して送出し、その多重化された呼を
高速通話路１３及び低速通話路１４を有する時分割多元
交換機１５へ送り込む。この交換機１５での交換態様自
体は本発明の要旨ではなく、例えば既に特願昭５９−１
２２５４２号に開示されているところに従う。多元ハイ
ウェイ１２は、ｍ個のタイムスロットを収容する低速フ
レーム内に周期性を保ってＮ個のタイムスロットを収容
する高速フレームを形成する如く多重化された信号を伝
送するものであり、狭帯域呼は低速フレーム内の１つの
タイムスロットを割り当てられ、広帯域呼はＮ個のタイ
ムスロットを割り当てられて多重化される（第４図参照
）。

１６は保持メモリで、これは多重化部１０の多重化処理
に用いられる入力呼番号（例えば加入者線番号）を書き
込まれているものである。この保持メモリエ６の内容は
セレクタ２０を介して多重化部１０へ与えられて先行技
術と同様の時分割多元多重化制御に供せられる。又、保
持メモリ１６は第２図に展開して示す如く、上述低速フ
レーム内に配置される高速フレーム毎（つまりＮ個）の
記憶域１６１．・・・、１６Ｎを有している。そして、
保持メモリ１６の内容は周期的タイムスロット割当て制
御部１７の制御の下に更新されるように構成されている
。その周期的タイムスロット割当て制御部１７は、概念
的には使用数管理テーブル１８と入力呼番号管理テーブ
ル１９とを用いて上述の更新を行なうことに本発明の特
徴部分がある。その使用数管理テーブル１８は同一高速
フレームタイムスロット（タイムスロット群）位相毎に
該位相の使用タイムスロット数を管理するためのもので
ある。又、入力呼番号管理テーブル１９は保持メモリ１
６にある記憶域１６１．・・・。

２６Ｎに対応した記憶域１９７．・・・、１９Ｎを有す
ると共に該記憶域１９１．・・・、１９Ｎは上述同一高
速フレームタイムスロット位相で一斉にアクセスし得る
し、又、記憶域毎の高速フレームタイムスロット位相で
もアクセスし得るように構成されている。

この周期的タイムスロット割当て制御部１７による保持
メモリ１６の内容の更新態様は次のようになる。即ち、
広帯域呼の接続要求が生ずると、使用数管理テーブル１
８のタイムスコツト群位相の記憶内容がＯであるものを
探索して、そうである位相“Ｘ”の記憶部にタイムスロ
ット群内の全タイムスロット数、例えばＮ＝１６を書き
込むと共に入力呼番号管理テーブル１９の対応するタイ
ムスロット群位相に入力呼番号、例えば第２図例では、
ｋ、、に４を書き込む。然る後に、保持メモリ１６の高
速フレーム対応の記憶域１６１．・・・、１６Ｎのアド
レス（タイムスロット群位相）Ｘ”に入力呼番号、例え
ば第２図例ではに、＋に４を書き込んで多元ハイウェイ
のタイムスロット割当て制御を完了させる。又、狭帯域
呼の接続要求が生ずると、使用数管理テーブル１８内の
Ｎ未満使用され、且つ最も多くのタイムスロットが使用
されているタイムスロット群位相“ｙ”を探索し、そう
である位相が見つかれば、その位相“ｙ”に対応する入
力呼番号管理テーブル１９を読み出し、どの高速フレー
ムが空いているかを探索する。空いているとして探索さ
れた高速フレーム番号を“２”とすると、入力呼番号管
理テーブル１９内の位相“ｙ”及び高速フレーム番号“
２”で決まる記憶域に接続要求のあった狭帯域呼番号（
加入者番号）を書き込む。然る後に、保持メモリの高速
フレーム“２″番目の高速フレーム記憶域１６ｚのアド
レス（位相）“ｙ″に入力呼番号を書き込んで多元ハイ
ウェイのタイムスロット割当て制御を完了する。

こうして保持メモリ１６に書き込まれた内容が、低速フ
レーム期間にその中にあるタイムスロット対応の内容が
〔１〕から（Ｎ）まで順次に読み出され、つまり高速フ
レーム記憶域１６１の先頭アドレスから最終アドレスへ
、そして高速フレーム記憶域１６２の先頭アドレスへ戻
り、そのアドレスから最終アドレスへの順次の読み出し
を高速フレーム１６Ｎまで行なう如き読み出しが行なわ
れ、低速フレーム内のｍ個のタイムスロットの中に保持
メモリ１６の加入者番号に従って接続要求のあった各呼
が多重化されていく。

このような多重化に用いられる周期的タイムスロット割
当て制御部１７の細部構成が第３図に示されている。こ
の図において、３ｏは使用数管理メモリで、このメモリ
３０は上述の使用数管理テーブル１８に対応するもので
ある。３１はメモリ３０をアクセスするためのｍ　／　
Ｎカウンタである。

このカウンタ３１からアドレスを与えられるメモＩＪ３
０は、そのアドレスの内容を零判別比較器３２へ供給し
ている。広帯域呼の接続要求が生じてメモリ３０の内容
が零であるものの探索が行なわれ、零を読み出させたア
ドレスをラッチ３３に保持すると共にそのアドレス対応
のメモリ３０記憶域にＮを書き込む。保持された値が上
述の“Ｘ”に対応する。この“Ｘ”がセレクタ３４を経
てデコーダ３５へ与えられ、デコーダ３５及びＮカウン
タ３６の出力内容に従って広帯域呼番号が上述したタイ
ムスロット群位相対応の管理メモリ　（加入者呼管理テ
ーブルに対応）３７１．　　・・・、３７ｍの全域へ書
き込まれる。

又、狭帯域呼の接続要求が生じた時刻に、使用数管理メ
モリ３０内のＮ未満使用され、且つ最も多くのタイムス
ロットが使用されているタイムスロット群位相“ｙ”が
ラッチ３７に保持される。

この保持を決定する信号は最大使用数比較器３８から供
給される。その最大使用数比較器３８には、使用数管理
メモリ３０の出力値及び最大値を保持するラッチ３９の
出力値が供給される。ラッチ３９への値は使用数管理メ
モリ３０及びラッチ３９の出力値を最大使用数比較器３
８の出力にて選択されたセレクタ４０からの出力値であ
り、その値のラッチ３９へのセットは最大使用数比較器
３８の出力によって行なわれる。

ラッチ３７に保持された値“ｙ”はセレクタ３４を経て
デコーダ３５に供給される。このデコーダ３５及びＮカ
ウンタ３６の内容に従って“ｙ”位相対応の管理メモリ
３７ｙが順番に読み出され、その内容が空きチャネル判
別器４１へ供給される。

空きチャネル（タイムスロット）が見つがれば、そのア
ドレス（即ち空きタイムスロット）“２”がラッチ４２
に保持されると共に位相“ｙ”でアドレス“２”の管理
メモリに接続要求のあった低速呼番号を書き込む。又、
使用数管理メモリ３゜のアドレス（位相）“ｙ”の内容
に１を加える。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、低速フレーム内の
タイムスロット数の管理をタイムスロット群を用いて行
なっているから、タイムスロットの割当てを高速化し得
て、しかも広帯域呼に振り向は得るタイムスロット群を
多くし得る。従って、多元ハイウェイの効率向上１時分
別条元交換通信路内リンクの効率向上となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図及び第３図は本発明の一実施例を示す図、第４図
は本発明による多重化態様例を示す図、第５図は先行技
術の例を示す図である。 第１図において、 １は多重化部、 ２は使用タイムスロット数管理手段、 ３は呼番号管理手段である。 第２図において、 １０は多重化部、 １１１、・・・、１１ｍは加入者線、 １６は保持メモリ、 １７は周期的タイムスロット割当て制御部、１８は使用
数管理テーブル、 １９は入力呼番号管理テーブル、 ２０はセレクタである。 本定日月の原王ｉブ′ロー、りの 第１図 本鎖胡の一尖肥ケ１Σ爪可図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 狭帯域呼とその標本化周期である低速フレーム内の周期
   的なタイムスロットを使用する広帯域呼とを多重化する
   時分割多元多重化装置において、出力時分割多重回線の
   低速フレーム内にある、複数の、広帯域呼の標本化周期
   である高速フレームの、同じ位相上のタイムスロットを
   集めたタイムスロット群毎の使用タイムスロット数を管
   理し、広帯域呼が生起した時は全タイムスロットが空の
   タイムスロット群を選択しその群の全タイムスロットを
   その広帯域呼に割り当て狭帯域呼が生起した時は空きタ
   イムスロットが存在し、かつ最大数使用されているタイ
   ムスロット群を選択する使用タイムスロット数管理手段
   （１）と、 それぞれのタイムスロット群のタイムスロットと使用し
   ている呼番号を対応づけるテーブルをタイムスロット群
   毎に配置し、狭帯域呼が生起したときは前記使用タイム
   スロット数管理手段（１）で選択されたタイムスロット
   群のテーブルを走査し、その狭帯域呼に割り当てるべき
   タイムスロットを決定する機能を持つ呼番号管理手段（
   ２）とを有することを特徴とする時分割多元多重化装置
   。