JPS62102529A - ドライエツチング方法 - Google Patents

ドライエツチング方法

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JPS62102529A
JPS62102529A JP24142085A JP24142085A JPS62102529A JP S62102529 A JPS62102529 A JP S62102529A JP 24142085 A JP24142085 A JP 24142085A JP 24142085 A JP24142085 A JP 24142085A JP S62102529 A JPS62102529 A JP S62102529A
Authority
JP
Japan
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gas
etching
ions
magnetic field
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP24142085A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Sasaki
一郎 佐々木
Fumikazu Ito
伊藤 文和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、エツチングプロセスに係り、特にエツチング
速度を大きく下げることなくサイドエッチを防止し、高
精度のエツチング加工に好適なドライエツチング方法に
関する。
〔発明の背景〕
従来から用いられているドライエツチング装置はガスに
よってウェハ表面の不要部分をエッチ除去するものであ
るが、半導体素子の高密度化に伴い高速化及び寸法精度
の向上が要求されている。特に寸法精度の厳しいゲート
電極のエツチング、また加工深さの大きい深溝や深穴の
場合、レジスト下のサイドエッチが大きな問題となって
いる。そこで真空度を上げてイオンをウェハに垂直に入
射させる目的で、高真空でも安定したプラズマが発生す
るマイクロ波を用いた装置が提案されている。しかし、
この様な装置を用いてもサイドエッチを完全になくすこ
とはできず1寸法精度の向上に対応していくことは困難
になりつつある。
一方ドライエツチングプロセスにおいテ、炭素Cや窒素
Nはシリコン基板と反応してエツチングされにくい膜を
形成することが知られておリ、またレジストもエツチン
グ中に分解して。
この一部がパターン側壁に付着し、サイドエッチ防止に
役立っていることが知られている。しかし従来は、これ
らのサイドエッチ保護膜は偶然にエツチングの副産物と
して形成されているものであったため、工・ソチングさ
れるべき底面にも付着しエツチング速度を低下させる。
あるいは側壁保護効果が不亀するtCどの問題点があっ
た。さらにシリコンウェハに加工するアイソレーション
用深溝やキャパシタンス用深穴においては、レジストで
はなくPSGがマスクとして用いられているので、さき
に述べたようなレジストの分解1(よる側壁保護効果は
期待できな(1゜ そこで、サイドエッチ防とのため、積極的に側壁保護膜
を形成する必要がある。このためにエツチングに寄与す
るガスと側壁保護膜形成に寄与するガスを併用する方法
が考えられる。
シリコンをエツチングする場合であれば、エツチング作
用のあるガス人(例えば5F6)を励起してイオンと中
性ラジカルを発生させ、これらをウェハに入射させ、ま
た堆積効果をもつガスB(例えば炭素を含むCF4.窒
素を含むNH3など)を励起し、て中性ラジカルを発生
させ、これで側壁に保護膜を形成することが考えられる
上記問題を解決する従来の方法・装置としては、第1忙
例えば特開昭56−155535号公報に示される様な
CVT)装置の応用が考えられる。この装置では、エツ
チングガスAをプラズマ発生室に導入し励起1−でイオ
ン、中性ラジカルを発生させることはできるが、エツチ
ングガスBは第2ガス導入系よりプラズマAの中に拡散
し。
Fe12件からはずれた位置でプラズマAにより間接的
に励起されるだけであり、プラズマ化されにくい。また
、たとえガスBがプラズマ化されても、この中のイオン
と中性ラジカルともにウェハに入射してしまう。この堆
積効果をもつガスBのイオンは、イオンシースによりウ
ニ・飄に垂直に入射し主に加工面底部に堆積するので、
側壁保護に寄与しないばかりでなく、エツチング速度を
大きく低下させる原因となってしまう。
さらに、最適の側壁保護効果を得るためにガスBの励起
速度を調整することができないので。
側壁保護膜生成の過不足が生じる。
また上記問題を解決する今1つの方法として。
ガスBのプラズマを発生させこの中からイオンのみを取
除き、中性ラジカルBのみを基板に供給し、ガスAのプ
ラズマと合わせてエツチングを行うことが考えられる。
この方法に用いる従来装置として!寺開昭59−151
428号が考えられる。
しかしこの装置では、単一ガスのイオンと中性う・ジカ
ルの比率を制御することはできるが、異なるガスを用い
たエツチングに応用することはできなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、エツチングに寄与するガスAのプラズ
マと、パターン側壁保護膜形成に寄与するガスBの中性
ラジカルのみとを交互に基板に供給し、エツチング速度
を下げることなくサイドエッチのない高精度エツチング
を行う方法及び装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
側壁保護膜の形成に寄与するガスBは、基板に等方的に
入射することが望ましい。すなわちイオンではなく、中
性ラジカルである必要がある。
モジガスBのイオンも基板に供給されるとすると、基板
近傍のシースにてイオンが加速され。
基板に垂直入射することとなる。したがって膜形成に寄
与するガスBのイオンと中性ラジカルのパターン底面へ
の入射流束は、側壁への入射流束よりも大きくなる。す
なわち、パターンの底面に不要な膜が形成されエツチン
グの速度の低下をまねく。
またエツチング用のガスAは、イオンであってシース電
界により基板に垂直に入射することが望ましい。しかし
エツチングでは、イオンと中性ラジカルの双方が反応に
寄与するので、ガスAの中性ラジカルもエツチング速度
の向上に−は必要である。以上の点から考えて、エツチ
ング速度の大幅な低下なしに、パターン側壁を保護しつ
つ高精度エツチングを行うには、ガスBのイオンを基板
に到達させないことが重要である。
本発明としては、イオンの様な荷電粒子が磁力線に沿っ
て動くことを利用する。すなわち。
ガス人とガスBとを別々のプラズマ発生室において1時
間的に重複しない様に交互に励起し。
ガスBのプラズマ発生部を通る磁力線が基板を通らない
様にしておく。このとき、プラズマ発生部で発生したガ
スBのイオンは基板へは到らない。ただし、ガスBのラ
ジカルが基板へ輸送される途中でイオン化されたのでは
磁力線によりイオンを排除した効果が弱まるが1例えば
圧力10  Torr 、電離度1%、電子密度10 
 /dとすれば、中性粒子がイオン化される様な中性粒
子と電子との衝突間の平均自由行程は約1rrLとなり
、プラズマ発生室とウェハとの距離的0.1mに比べて
十分長いので、ガスBのラジカルがイオン化される確率
は極めて似い。
また、保護膜形成からエツチングへ切換えたとき、すな
わちガスBの導入を止めてガスAを導入したとき、ガス
Aのプラズマ発生部にガスBが残留していれば、これが
イオン化されて基板へ輸送されることが有り得る。しか
し1例えば真空室の体積を201.圧力to−’ To
rr 、ガス流i LO8CCMとすると、ガスの真空
室内滞在時間は約1.5 X 10−8秒となる。すな
わちガスを切換えた時にほぼ瞬間的に真空室内のガスは
とんどが入れ換わると考えられ、したがってガスAのプ
ラズマ発生室内にガスBが残留していることはない。
〔発明の実施例〕
以下1本発明の実施例を第1図、第2図を用いて説明す
る。
第1図において、エツチングに寄与するガスAは、電磁
弁31.導入管lを通してマイクロ波プラズマ発生室2
へ導かれる。ガスAは、プラズマ発生室2の内部におい
て導波管3より導入されたマイクロ波とコイル4によっ
て作られるECR条件を連星する磁場によって励起され
イオンと中性ラジカルが発生する。イオンと中性ラジカ
ルとは共に試料室5内へ拡散するが。
イオンの方はコイル4とコイル14によって作られる磁
場の方向に沿ってその拡散が制限される。
ここで発生室2を通る磁力線が基板6を通る様にしてお
けば、イオンは流れ16に示す様に、中性ラジカルと共
に基板6上まで輸送され、エツチング反応が起こる。マ
イクロ波発生器32及び電磁弁31はタイマー35によ
り同期してON 、 OFFされ、これに従ってエツチ
ングも反応、停止Eする。
一方、側壁保護膜形成に寄与するガスBは。
電磁弁33.導入管11を通ってマイクロ波プラズマ発
生室12へ導かれる。ここでガスAの場合と同様にマイ
クロ波発生器34.導波管13より導かれたマイクロ波
と、コイル14によって作られるECR条件を満足する
磁場により励起され、イオンと中性ラジカルが発生し、
試料室5内へ拡散する。ここでコイル4とコイル14の
合成によって作ちれる磁力線がウェハ6を通らない様に
しておけば、イオンの流れ17は基板6からそれて、基
板6上へは中性ラジカルのみが輸送され。
側壁保護膜が成長する。マイクロ波発生器34と電磁弁
33はタイマー35によって、マイクロ波発生器32.
を磁弁31とは逆の位相で0N−OFFされる。これに
よりエツチング反応と、側壁保護膜形成が交互に行われ
る。
次にもう1つの実施例を第2図に示す。エツチングに寄
与するガスAは、1ij磁弁31.導入管lを通ってマ
イクロ波プラズマ発生室2に導かれる。プラズマ発生室
2の内部はコイル4にECR条件を満足する磁場が作ら
れており、ガスAは10  ないし10  Torrの
圧力でプラズマ化され、イオンと中性ラジカルが発生す
る。基板6に向かって発散していく磁力線に沿って、矢
印16のごとくイオンは熱速度で拡散してゆき。
また中性ラジカルは磁力線と無関係に拡散し。
双方とも基板6上に到達する。一方、主とじて保護膜形
成に寄与するガスBは、電磁弁33.導入管11を通っ
て円環状をした上部電極20に導かれ、!極に設しナら
れた小孔(図示せず)より吹出す。上部電極20と下部
電極21には高周波電力がかげられ、かりコイル22と
コア23により磁界が上部電極20の下部に発生する。
電界Eと磁界Bの相互作用により1通常のブレーナ・マ
グネトロンの原理と同様に、上部電極の下部にプラズマ
24が発生する。このプラズマにおいて、ガスBのイオ
ンは、磁界BによるEXEドリフトにより円環状のプラ
ズマ24の領域にとじこめられていて)ので、ウェハ上
に熱拡散で到達するのは中性ラジカルのみとなる。
本実施例においても、筆−の実施例と同様にマイクロ波
発生器32と電磁弁31とを同時に0N−OFFL、+
たこれとは逆の位相で、電磁弁33とスイッチ36を°
同期してO’N−0FFして。
エツチングと側壁保護膜形成を交互に行う。この0N−
OFFの時間々隔、ガス人を励起するマイクロ波゛醒力
、そしてガスBを励起する高周波電力を調整することに
よって、垂直エツチングの速度を落とさずに最適な側壁
保護膜形成を行うことができる。
なお、圧力条件により例えば10−1ないし1O−2T
orrにおいては1通常のRF放電でプラズマが発生す
るので、ガスBを励起するためにはマグネトロンを用い
なくてもよい。この場合には。
ガスBのイオンはコイル4の作る磁界を横切ってウェハ
に達することはないので、当初の目的を達成することか
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば1寸法精度の厳しいゲート電極のエツチ
ングや加工深さの大きい深溝や深穴のエツチング加工に
おいて、エンチングガスのイオンと中性ラジカルによる
垂直エツチングプロセスと、側壁保護膜形成効果を持つ
ガスの中性ラジカルによるパターン側壁保護のプロセス
を交互に行うことにより、側壁を保護しつつ底面をエツ
チングできるので、エツチング速度を大きく落とさずに
サイドエッチを防止し、高精度加工ができる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の第1の実施例の説明図。 第2図は1本発明の第2の実施例の説明図である。 1・・・ガス導入管、   2・・・プラズマ発生室。 3・・・導波管、     4・・・コイル。 5・・・試料室、     6・・・基板。 11・・・ガス導入管、    12・・・プラズマ発
生室。 13・・・導波管、     20・・・上部電極。 21・・・下部電極、22・・・コイル。 23・・・コア、24・・・プラズマ。 31・・・電磁弁、32・・・マイクロ波発生器。 33・・電磁弁、34・・・マイクロ波発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、真空室中にガスA(エッチングガス)とガスB(パ
    ターン側壁保護膜形成ガス)とを個別に導入または遮断
    する機構と、上記真空室中にあるガスAのプラズマ発生
    手段と該発生手段を作動または停止させる機構と、ガス
    Bの励起手段と該励起手段を作動または停止させる機構
    と、これらのガスにより加工を施す基板を置く試料室と
    、ガスBのプラズマからイオンを排除するための磁場を
    発生する機構により、パターン側壁に保護膜を形成する
    プロセスと、底面を垂直エッチングするプロセスを交互
    に行うことを特徴とするドライエッチング方法。
JP24142085A 1985-10-30 1985-10-30 ドライエツチング方法 Pending JPS62102529A (ja)

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JPS62102529A true JPS62102529A (ja) 1987-05-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6277756B1 (en) 1999-02-12 2001-08-21 Denso Corporation Method for manufacturing semiconductor device
US6417013B1 (en) 1999-01-29 2002-07-09 Plasma-Therm, Inc. Morphed processing of semiconductor devices

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6417013B1 (en) 1999-01-29 2002-07-09 Plasma-Therm, Inc. Morphed processing of semiconductor devices
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