JPS62100908A - コンデンサ形高周波用導線 - Google Patents

コンデンサ形高周波用導線

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Publication number
JPS62100908A
JPS62100908A JP60240567A JP24056785A JPS62100908A JP S62100908 A JPS62100908 A JP S62100908A JP 60240567 A JP60240567 A JP 60240567A JP 24056785 A JP24056785 A JP 24056785A JP S62100908 A JPS62100908 A JP S62100908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
conducting wire
capacitor
comb
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP60240567A
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English (en)
Inventor
池上 茂喬
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高周波の大電流を流すだめの導線に係り、特に
コンデンサを利用した高周波用導線に関する。
〔従来の技術〕
核融合装置1粒子加速器、MID (マグネチック・ハ
イドロ・ダナミック)発電装置等の高温電離ガスの加速
または輸送用のダクトコイルや、誘導加熱コイル等は、
高周波の大電流を流すことが可能な導線を用いて構成さ
れる。このような高周波用導線として、従来より導体平
板を積層して(1M成されたものが使用されている。
また、本出願人は先に導線の途中にコンデンサを挿入し
たものを多数並列接続して構成した共振式の高周波用導
線について提案している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、導体平板を積層した高周波用導線は電磁
相互作用のため抵抗が大きくなり、損失が増大するとい
う問題がある。
一方、共振式高周波用導線においては、流れる電流が大
きくなると、コンデンサの両端電圧1 / jωCまた
はjω(L+ΣMij)I(Iは電流、Cは各導線に挿
入されるコンデンサの容量、Lは各導線のインダクタン
ス、ωijは導線間の相互インダクタンス)が大きくな
り、その耐電圧が問題となる。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされた
ちので、抵抗が小さく低損失であり、しから耐電圧の大
きい高周波用導線を提供することを[1的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、各一端が共通接続さ
れた第1の櫛歯状導線群と、同じく各一端が共通接続さ
れた第2の櫛歯状導線群とを互いの間に誘電体スペーサ
を介して噛合わせてコンデンサを形成し、前記第1の櫛
歯状導線群の共通接続点と第2の櫛歯状導線群の共通接
続点を給電端とすることを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係るコンデンサ形高周波用導線においては、給
電端間に高周波電流を流した場合、噛合っている第1お
よび第2の櫛歯状導線群を構成するそれぞれの導線の全
ての部分に均一、且つ同位IIの電流が流れる。すなわ
ち、導線の長さ方向はぼ全体にわたってコンデンサが形
成され、電極面積の大きいコンデンサが実現されるため
、コンデンサを高周波電流が流れるときの電流密度が非
常に小さくなり、それだけコンデンサに加わる電圧が低
下する。従って、耐電圧が向上する。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例に係るコンデンサ形高周波用
導線の結線図であり、第1の櫛歯状導線群1と第2の櫛
歯状導線群2とを互いの間に誘電体スペーサ3を介して
噛合わせている。第1および第2の櫛歯状導線群1,2
の各一端は共通接続され、その共通接続点が給電端4,
5となっている。なお、櫛歯状導線群1.2を構成する
導線は線状であってもよいし、細長い板状であってもよ
い。誘電体スペーサ3は誘電率は低くてもよいが、誘電
損失の小さい材質であることが望ましく、その点で空気
や真空が特に適している。
このように構成された高周波用導線は、第1およびの櫛
歯状導線群100間に静電容量が生じてコンデンサが形
成され、その等価回路は第2図に示すようになる。第2
図において、Cは隣接する導線間の静電容量、Lは導線
のインダクタンス、Rは抵抗であり、いずれも分布定数
である。
第1および第2の櫛歯状導線群1,2を構成する導線は
、以下に説明するように全ての部分において電流分布が
均一で、しかも位相がI鏑っている。
第1図に示したコンデンサ形高周波用導線は、第3図に
示すような近接して平行に配列された2本の導線A、B
を基本構成要素としている。以下、この導線A、Bの絹
を基本導線という。この基本導線に交流電圧を印加した
場合、導線A、Bを流れる電流の向きは同一となる。こ
のときの導線A、Bの各々の電流分布および両導線A、
B間を流れる電流の電流密度分布を調べるため、第3図
の回路を等低的に表わす第4図に示す回路網を作り、以
下のキルヒホッフ方程式によりコンピュータ解析した。
解析結果を第5図および第6図に示す。
■      −−1 O NNNNN    l             N第
5図において横軸は第4図における電流I4+I8,1
7.I6.Isがそれぞれ流れる位置を、縦軸はそれら
の電流の実部Re(111,虚部ll11 (工i)を
それぞれ示している。また、第6図において横軸は第4
図における電流I4および111+13および110.
12およびI9゜11およびI5が流れる位置を、縦軸
はそれらの電流の実部Rc ll1)、虚部1alli
)をそれぞれ示している。これら第5図および第6図は
いずれも共振点付近の電流のみを示しているが、第7図
に示すように周波数が変わっても導線A。
8間を流れる高周波電流密度IAB/ノは導線」二にお
いて一様となることが明らかとなった。
以りから、第1図に示したコンデンサ形高周波用導線に
おいては、第1および第2の)a歯状導線群1,2を構
成する導線の全ての部分において電流分布か均一で、し
かも位を口が揃うことがわかる。
また、実際には第1および第2の櫛歯状導線群1゜2の
導線間、つまり各基本導線間に相互インダクタンスMl
jが作用するが、この相互インダクタンスMjjの影響
は基本導線の導線A、B間に存在する静電容量によって
打消されるため、各基本導線を流れる電流も均一となる
。このように第1図に示した本発明に係るコンデンサ形
高周波用導線は、導線各部に高周波電流を均一に流すこ
とができるので、高周波の大電流を低損失で流すことが
でき、またコンデンサの電極面積が大きいため、耐電圧
も高いという利点がある。
本発明の具体的な応用例について説明する。第8図は本
発明に係るコンデンサ形高周波用導線を用いて構成した
高周波コイル10を示したもので、第8図のa部および
b部を拡大して第9図(a)(b)に示すように、第1
および第2の櫛歯状導線rJ1.2と誘電体スペーサ3
からなるコンデンサ形高周波用導線をリング状に形成し
、その両端を高周波電力が印加される給電端4,5とし
ている。第10図はこの高周波コイル模式的に示した図
であり、第11図はその等価回路である。なお、この高
周波コイルは印加される高周波電力に共振するように構
成して、供給電力最小でより大きい電流を流すようにす
ることもできる。また、この高周波コイルはt亥融合装
置等で使用される超高磁場発生コイルに好適である。
第12図はより高い周波数で使用するのに適した高周波
コイルを模式的に示したものである。この高周波コイル
では第1および第2の櫛歯状導線群1.2の各々が数個
所で分断されているため、その等価回路は第13図に示
すように第11図の01に相当する静電容量、L、に相
当するインダクタンス、およびR2に相当する抵抗分が
分散した形となる。この高周波コイルにおいても共振形
とすることにより、さらに大電流を流すことができる。
〔発明の効果〕
本発明に係るコンデンサ形高周波用導線は電極面積の大
きいコンデンサが形成されるため、高周波の大電流を少
ない損失で流すことができ、また耐電圧が高いという利
点があり、高周波の超高磁場を発生するための高周波コ
イル用導線等として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るコンデンサ形高周波用
導線の概略構成を示す結線図、第2図はその等価回路図
、第3図は本発明に係るコンデンサ形高周波用導線の基
本構成要素としての基本導線を示す図、第4図はその等
価回路図、第5図および第6図は第4図の各部における
電流分布を実部および虚部に分けて示す図、第7図は第
3図の基本導線における2本の導線上の高周波電流分布
および該2本の導線間を流れる高周波電流の電流密度分
布を示す図、第8図は本発明に係るコンデンサ形高周波
用導線を用いた高周波コイルを示す図、第9図(a)(
b)は第8図の要部を拡大して示す図、第10図は第8
図の高周波コイルを模式的に示す図、第11図はその等
価回路図、第12図は本発明に係るコンデンサ形高周波
用導線を用いた高周波コイルの他の例を模式的に示す図
、第13図はその等価回路図である。 1・・・第1の櫛歯状導線J:T、2・・・第2の櫛歯
状導線群、3・・・誘電体スペーサ、4.5・・給電端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  各一端が共通接続された第1の櫛歯状導線群と、同じ
    く各一端が共通接続された第2の櫛歯状導線群とを互い
    の間に誘電体スペーサを介して噛合わせてコンデンサを
    形成し、前記第1の櫛歯状導線群の共通接続点と第2の
    櫛歯状導線群の共通接続点を給電端とすることを特徴と
    するコンデンサ形高周波用導線。
JP60240567A 1985-10-29 1985-10-29 コンデンサ形高周波用導線 Pending JPS62100908A (ja)

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JP60240567A JPS62100908A (ja) 1985-10-29 1985-10-29 コンデンサ形高周波用導線

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