JPS62100372A - ボビン把持装置の作動機構 - Google Patents

ボビン把持装置の作動機構

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JPS62100372A
JPS62100372A JP61245618A JP24561886A JPS62100372A JP S62100372 A JPS62100372 A JP S62100372A JP 61245618 A JP61245618 A JP 61245618A JP 24561886 A JP24561886 A JP 24561886A JP S62100372 A JPS62100372 A JP S62100372A
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JP
Japan
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bobbin
gripping
elastomer
compression
ring
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Application number
JP61245618A
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English (en)
Inventor
ハインツ ムター
ルエディ シュネーベルガー
エルビーン ホルバイン
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/40Arrangements for rotating packages
    • B65H54/54Arrangements for supporting cores or formers at winding stations; Securing cores or formers to driving members
    • B65H54/543Securing cores or holders to supporting or driving members, e.g. collapsible mandrels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はボビン把持装置の作動システム、特にフィラメ
ントワインダにおけるチャ・ツク構造体に対してボビン
を取付けるだめのチャックに関する。
ここに述べられている作動システム及びボビン把持装置
は”チャック構造体”の名称で1985年10月2日に
本出願人の名義で英国に出願された関連出願にかかるチ
ャックに使用されるのに好適に設計されたものである。
この関連出願の完全な内容は本明細書中に参考として組
み込まれている。
〔従来の技術〕
把持エレメントを半径方向に外側に付勢して把持される
ボビンの内周面に係合するようにする、軸方向に可動の
楔”コーン” (円錐台)を具えたボビン把持機構をフ
ィラメントワインダのチャックに設けることは公知であ
る。このような機構は例えば米国特許明細古筆3052
420.3554455.4068806号等に開示さ
れている。
このコーンは把持エレメントを半径方向に内側に復帰さ
せて、把持していたボビンを解放させるために反対方向
に移動することが必要である。別のシステムが米国特許
第3815836号及び4336912号に開示されて
いる。この例では”楔”装置はコーン形状をしていない
検装置を作動方向(把持方向)に付勢するのに機械的に
発生せしめられた付勢力を使用するのが普通である。従
って、特別に適用される解放力がない常態においては、
ボビン把持エレメントは把持方向に外向きに押圧されて
いる。勿論、把持されるべきボビンが存在しない場合に
は、その方向への把持エレメントの動きを制限する適当
な手段が設けられている。解放力は普通ピストンルーシ
リンダユニット等の加圧流体作動手段によってり、えら
れる。
機械的な付勢力は、通常、スプリング装置によって発生
させられ、そのような装置は所謂”カップスプリングの
形をしていることが多い。このスプリング装置は、通常
、複数のスプリングエレメントからなり、それぞれのエ
レメントは凹面/凸面のディスク型をなし、その外側リ
ム(凹面側の)で一方のエレメントに、又、内側リム(
凸面側の)で他方ののエレメントに接触するように軸方
向に並列されている。このタイプのスプリング装置は、
巻き取り速度が増加するにつれて多くの問題を生じる。
先ず、チャック構造体のアンバランスの問題がある。ス
プリング装置をチャック構造体の内部に挿入するために
、組立の段階において成る程度のガタが必要である。こ
のためにチャック構造体に対するスプリング装置の芯出
しが困難となり、これによって個々の工I/メントが隣
接するエレメントに対して所望の位置から動いてしまう
問題が起こる。これによって生じる僅かなアンバランス
は低速(4,000m/分までの)の場合には受入可能
であるが、更に高速になると大きな問題に発展する。
第二に、高速巻き取りの場合に要する高い把持力を得る
ためには、沢山の数のエレメントが必要なことである。
この問題は多くの局面を持っている。エレメント数の増
加はチャック構造体の内部に余分なスペースをもたらす
。更に、エレメント数の増加によって、個々のエレメン
トのスプリング特性の均一性の保持が困難となる。その
結果、スプリング装置に荷重がかかった場合に、エレメ
ントの成るものは”押し潰され”ることがあり、装置全
体のスプリング特性が不均一となってしまう。更に、装
置内のエレメント数が20〜30に達すると、装置内に
正しい数のエレメントが挿入されたか否か確認するため
に慎重なチェックが必要となる。最後に、エレメントの
数の実質的増加は装置全体の値段をかなりなものとして
しまう。
〔発明の構成〕
本発明は、圧411ズ態に保持された弾性手段を有する
ボビン把持機構のための作動システムを提供し、これに
よってボビン把持エレメントを付勢して把持されるべき
ボビンと係合させるものである。
このシステムは、前記弾性手段が多孔質のエラストマか
らなっていることを特徴とする。
好適実施例においては、この弾性体は、圧縮方向に並列
された複数の別々のエレメントからなっている。各エレ
メントはディスク又はリングの形をしていることが望ま
しい。このようなエレメントは、個々のエレメントを通
じて実質的に均一な材料品質が維持可能なように選択さ
れた標準寸法に作成される。
この春エラストマは高い圧縮性と、圧縮セットに対する
高い抵抗性を持っていることを要する。
このような特性はポリウレタンエラストマによって得ら
れる。
この弾性体は使用時に作用する力に応じて自由に弾性変
形可能であり、又、少なくとも使用時に変形が生じ易い
方向において、比較的剛性の高い部材と接触することに
よって位置決めされている。
ツクの軸方向とである。
本発明の作動システムは、比較的剛性の高い可動のエレ
メントと組み合わされ、該エレメントはエラストマ体を
圧縮・弛緩させ、これによってボビン把持エレメントを
把持されるべきボビンに係合させたりこれから離したり
する。この比較的剛性の高いエレメントは楔コーン(円
錐台体)であり、前記エレメントによって生じた付勢力
の下でそれが軸方向に外向きに付勢された場合、ボビン
把持エレメントを半径方向に外向きに付勢する。
図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に詳細に
説明する。
〔実施例〕
ボビン把持装置作動システムは別として、第1図に示す
チャック構造体は前述の関連出願の第4図にも示されて
いる。従って、該構造体については本明細書中では簡単
な説明に止める。二つの出願の開示内容の比較を容易に
するために、本発明にかかる改変のための重要な差異を
除いて、本出願で使用される符号と関連出願のそれとは
互いに対応させである。
第1図のチャックは、長手方向軸2oを中心に回転自在
に適当な軸受構造(図示しない、第1図で左側に設置さ
れた)によって片持ち梁成に取付けられているものと仮
定する。チャックの片持ち梁部分の主構造部材(即ち、
軸受の外側のチャック部分)は筒状部分22によって構
成されている。
該筒状部分22の外周面の直径は、ワインダのユーザー
によって決められたボビン26,260を受容すること
ができるような寸法になっている。
このボビンは、筒状部分22の自由端(第1図において
右方)からこれに沿って軸方向に滑動してチャックに取
付けられる。
糸の巻き取り作業の際、各ボビン26,260はチャッ
ク構造体にこれと共に軸20を中心に回転できるように
固定され、各ボビン上に糸パンケージを形成可能になさ
れている。各ボビンに対してチャック構造体内に組み込
まれた一対のボビン把持機構が設けられている。第1図
にはボビン26に対する把持機構だけが図示されている
。このボビン把持機構の主たる作動エレメントは、中空
の筒状部分22の内部に設けられたチャンバ30内に設
置されている。第1図においては、該機構のエレメント
の大部分は図の上半分だけに示されている。しかし、図
示の構造は実際は以下の説明から判るように軸20に関
して対称的である。
ボビン26に対する把持機構は、ねじ92によって筒状
部分22に取付けられたバルクヘッド86により相互に
分離されている。この二つの把持機構の分離によって、
これらはそれぞれ独立して作動することが可能となり、
前記関連出願に述べられているような利点を有する。先
ず、バルクヘッド86の左側のボビン26の内側部分に
作用するボビン把持装置について述べる。
この装置は筒状部分22の各開ロア2を通じて延在して
いる一組のボビン把持エレメントを具えている。軸20
の周囲に等分角に設けられた8つのエレメントが存在す
る。各エレメント34はボビン26の内周面に係合する
ように構成された半径方向に外側のヘッド部(特別に符
号は付されていない)と、櫻コーン(円錐台体)761
をスライドするように構成された半径方向に内側の脚部
(特別に符号は付されていない)を具えている。
チャンバの軸方向に沿って第1図で左方向に楔コーン7
6が移動すると、これに関連するエレメント34は半径
方向に外向きに移動してボビン26に係合し、模コーン
76が反対方向に移動すると、エレメント34は半径方
向に内向きに移動してボビン26をチャ・ソゲから取り
外して新ボビンと交換可能にする。
コーン76は符号68で示される作動部材の一部を構成
している。コーン76は別として、作動部材68は一体
化された軸方向の延長部84を有する環状ピストンエレ
メント74と、コーン76と一体化された環状壁エレメ
ント96とを具えている。コーン76は中空であり、そ
の小径端部は前記延長部84に適合している。筒状部分
22内部に一組のボビン把持エレメントを挿入してこの
作動部材68と組み合わせることに関連して、この機構
の目的は本明細書において後述されるであろう。
チューブ66は筒状部分22と同軸にチャンバ30の長
手方向に延在している。ピストンエレメント74はその
外縁において筒状部分22の内周面上にシールされ、そ
の内縁においてチューブ66上に密着している。それは
加圧可能な区画78の一つの端部を形成している。加圧
流体はチューブ66の内部に設けられた通路と、該区画
78と一敗したチューブに設けられた開口82とを通じ
て、この区画内に導入される。この区画が適当に加圧さ
れると、ピストンエレメント74゜コーン76は第1図
で右方に動かされ、それによってエレメント34は半径
方向に内向きに動いてボビン26を解放する。
しかし、通常は、チューブ66と区画78は加圧されて
おらず、作動部材68は隔壁86と壁エレメント96と
の間に形成された区画88内に設置された機械的付勢手
段によって第1図で左方に付勢されている。本発明は特
にこの付勢手段の構成に関する。該付勢手段は壁工L・
メント96上に付勢力を及ぼしてこれを第1図じ左方に
付勢するように構成されることが必要であり、それによ
ってコーン76がポビン把持エレメント34を半径方向
に外向きに付勢している。ボビン26が存在していない
場合には、このエレメント34の半径方向の外向きの動
きは、これらのエレメント上に設置された図示しない突
起によって制限され、これらのエレメントがチューブ構
造体から突出しないようにされている。
付勢手段の詳細な説明に戻る前に、ボビン26に対する
第2のボビン把持装置について簡単に説明しておく。第
1図から容易に理解できるように、この第2ボビン把持
装置は、軸20に直交してバルクヘッド86の中心点を
通る平面に関して基本的に鏡像的な関係にある。従って
、第2ボビン把持装置はボビン26の外側部分に係合す
る一組の第2のポビン把持エレメント34;コーン10
0(コーン76と同じであるが、これと反対側を向いて
いる);環状ピストンエレメント98と環状壁エレメン
ト102;一方の側面はピストンエレメント98によっ
て規定され、チューブ66と開口108を通じて区画7
8と同時に加圧された加圧可能な区画104;及びバル
クヘッド86と壁エレメント102との間に形成され、
すべての点で区画88内の付勢手段と同様の第2付勢手
段を内蔵した区画90を具えている。壁エレメント96
.102はその外縁で筒状部分22の内周面にスライド
自在に嵌合し、その内縁でバルクヘッド86と一体化さ
れたチューブ94にスライド自在に嵌合している。該チ
ューブ94は中心のチューブ66上にスライド自在に嵌
合している。チューブ94の軸方向端面ばそれぞれピス
トンエレメント74.98のボビン解放運動を制限する
ためのストッパとなっている。
区画88内の付勢手段(区画90内の手段も同様)は、
該区画の全容積を実質的に充填する圧縮可能な弾性材料
からなる環状体からなっている。
第1図に示された例においては、この弾性体はチューブ
94上に軸方向に並列されてその外周で筒状部分22の
内周面に接触している6枚のリング870で作られてい
る。個々のリング870は第2図及び第3図に非圧縮状
態で示され、その内径はS、外径はd、そして軸方向の
厚さはTである。
このようなリングは各リング870に均一な材料品質が
得られるように適当な材料な標準シートから製造するこ
とができる。第1図には例示として6枚のリングが示さ
れているが、所望の条件に従って増減することが可能で
ある。必要な長さにわたって材料品質を適当に制御する
ことが可能な場合には、これらのリングは区画88を充
填する単体のスリーブとして組立てられてもよい。
各リング870は高い容積圧縮性と低い圧縮セット性を
有する多孔質のエラストマで作られている。この点に関
して、ポリウレタンエラストマが特に有用である。組立
てられたチューブ内でバルクヘッド86に対して壁エレ
メント96が取り得るすべての位置に対して、各リング
870は、第2図及び第3図に示された”通常”状態、
又は”解放”状態の場合よりも軸方向に圧縮された状態
となっている。このことは第1図で各リング870の軸
方向厚さtに示されている(tはTよりも小さい)。チ
ューブ94の外径りはSに等しくても、これより大きく
ても又小さくてもよく、筒状部分22の内径りはdに等
しくても、これより小さくても又大きくてもよい。
リング870はチューブ94上に取付けられ、弛緩状態
で筒状部分22の内部に挿入され、チャ・・ノブ構造体
の他の部品と組立てられた後に圧縮される。この弾性材
料による区画88の完全な充填は本発明の要旨ではない
が、望ましいことではある。剛性の高い端部部材間に弾
性材料体が延在していることは、勿論、重要である。区
画88が完全に充填されていない場合には、各リングの
内周縁や外周縁又はその両方で半径方向の間隙が生じる
。これによって区画88の空間が充分に利用できず、弾
性材料体の単位断面積当たりの荷重が大きくなってしま
う。更に、使用中に生じる遠心力によって弾性材料の変
形が生じたり、リングの外周縁と区画88を囲繞する壁
との間に静止時に間隙がある場合には、リングは作動時
に不均一に変形し、全体としてチャック内にアンバラン
スを生じることがある。従って、少なくともリングの外
周縁と筒状部分22とが接触していることが本発明の重
要な特徴である。
リングとして使用される材料は、付勢手段として要求さ
れる性能特性に応じて選択される。この性能特性は第4
図にグラフで示されており、横軸は弾性材料体全体−の
軸方向の圧縮C(弛緩長さの距離又は比率等の適宜な単
位)を表し、縦軸は圧縮された弾性材料体によって壁エ
レメント96に加えられる合成力を表す。この後者の力
は、把持エレメント34を外向きに付勢してボビン26
に接触させるために利用される軸方向力を表す。
所与のチャックの設計に対する弾性材料体の設計特性D
Cが規定される。この設計特性はチャック自身の物理的
特性と所望の性能から導かれ、ケースバイケースで設定
される必要がある。一般的に、所望の力Fはチャック上
に巻かれる糸パツケージのサイズに応じて決められ、利
用可能の圧縮はコーン76の寸法とエレメント34の半
径方向の所望の変位量によって与えられる。この場合に
、使用時にチャックが係合するボビン26の呼称内径の
実際のバラツキに留意する必要がある。第4図は直線的
な特性DCを仮定している。しかし、このことは本質的
なことではなく、説明の便のためである。
第4図に示すように、設計特性DC上には三つの全学な
ポイントが存在する。第1ポイント(圧縮C1、軸方向
力Fl)においては、圧縮度CIは最大の設計内径を有
するボビン26に対応する作動時の最小値(区画88の
容積は作動時の最大値となっている)となっている。弾
性材料体の”スプリング特性”は、これらの条件下にお
いて、壁エレメント96上に左方に最小軸方向力F1が
作用し、千壬二4エレメント34が所定の、対応する最
小把持力をボビン26上に加えることができるようにな
っている。ボビン26が存在していない場合には、弾性
材料はエレメント34上の保持ストッパが筒状部分22
に係合するまで区画88を更に膨張させる(圧縮値C1
を減少する)。
次いで、壁エレメント96上に加えられる軸方向力Fは
F1以下に低下するが、この条件下では把持作用は行わ
れないので、このことはさして重要なことではない。
第2の重要ポイント(圧縮C2、軸方向力F2)はエレ
メント34の半径方向の引っ込みを伴う、第1図の右方
への壁エレメント96の動きを表し、これによってエレ
メント34は設計上の最小内径を有するボビン26の内
周面に係合する。対応する軸方向力F2は、エレメント
34が不当にボビン26の壁の厚みの内部に入ってボビ
ンを損傷することがないようなものでなければならない
。第3重要ポイント(圧縮C3、軸方向力F3)に関す
る次の説明から明らかなように、この考えはボビン26
が最初にエレメント34に接触する時よりもパッケージ
巻き取り作業の際に更に重要である。
圧縮C3は、壁エレメント96の右方への動き及びこれ
に対応するエレメント34の半径方向の内向きの動きを
表し、これによって把持エレメントはパッケージを担持
したボビンを解放し、これを新ボビンと交換するために
、取り外すことができる。この目的に要する圧縮度は巻
き取り作業そのものに依存することろが大きい。糸が張
力下に巻き取られて大きなパッケージを形成する場合に
は、巻き取り作業中にボビン26は半径方向に内向きに
圧縮される。第1図に示されたように、ボビンの内周面
は、通常、エレメント34が筒状部分22の外周面から
若干突出しているために、巻き取り作業の初期には筒状
部分22の外周面から離れている。しかし、巻き取り作
業の最中におけるボビンの圧縮によって、ボビンの内周
面は筒状部分22の外周面に接触させられる。前述のよ
うに、F2〜F3の範囲の軸方向力はボビン26の壁の
厚み内に把持エレメント34が不当に入り込まないよう
な大きさであることが必要であり、ボビンが圧縮される
にしたがってエレメント34が接触することが必要であ
る。
本明細書で後述するように、第1図に示された実施例に
対しては、第4の重要ポイント(図示しない)が設計特
性DC上に見出される。このポイントは図示の実施例の
組立に関連するものであるが、使用時の作業には無関係
であるので、これについては組立工程自身についての説
明が行われるまで留保する。
設計特性DCが確立されると、材料供給者から供給され
るスプリング特性と比較され、適当な材料が選択される
。しかし、材料の最終的な決定は、圧縮セット性(これ
は長期間にわたって連続的に圧縮状態にあった場合に材
料がその弾性の一部を喪失する経時変化であり、付勢手
段の所望の寿命との関係で重要である)、使用時に区画
88内に侵入したり組立段階で使用される可能性のある
物質例えば油剤、酸等に対する耐性、及び使用時の遠心
力に対する材料の応動性(半径方向の膨張に関して)等
に関連する。区画が完全に弾性材料で充填されていない
場合には、弾性体とその横方向のガイド/限定面との間
に生じるがたに依存する軸方向の荷重の下での横方向の
湾曲に対抗する能力も重要である。この理由によって、
弾性材料部材は効果的にガイドされ(例えばチューブ9
4と内周縁で接触することによって)、及び/又は限定
され(例えば筒状部分22の内周面との接触によって)
ることも望ましい。
登録商標SYLOMERの名でオーストリアのブルーデ
ンツ・ブエルス(Bludenz−Buers)のゲツ
ナ・ヘミ−(Getzner Chemie Gmbh
)社から供給されるポリウレタンエラストマが好適であ
ることが判った。同社から同じ商標名で供給されている
材料の中で、′S”タイプのものが好ましい。この材料
はリング870を形成するのに適したシートの形で市販
されている。同社から出されているデータによれば、こ
の材料は元のシートの厚さの40χまでの弾性変形が好
適である。例示のために挙げるとすれば、呼称内径75
龍の内径を有するボビンに対して使用するように設計さ
れたチャックにおいては、SYLOMER材料を使用す
る場合に次のようなデータが使われる。
筒状部分部分:57m 区画88(90)の最大長さ二60龍 第4図のポイン1−clからC2までの変位に対応する
壁部96(102)の移動距離: 3.3 ni第4図
のポイントC2からC3までの変位に対応する壁部96
(102)の移動距離: 4.7 mlエラストマリン
グ(870、第1図)の数:8弛緩(非圧縮)状態の各
リングの軸方向厚さT(第3図7118履(22厘1) 弛緩状態の各リングの外径d(第2図):52m弛緩状
態の各リングの内径S(第2図):15m材料タイプ:
SYLOMERSB このリストに示されているように、これらのリング87
0によって提供される弾性部材の軸方向の非圧縮状態の
長さは881であり、これは11鶴の厚さの8枚のリン
グか22鶴の厚さの4枚のリングによって構成すること
ができる。区画88(90)内に生じる圧縮の下での各
リングの半径方向の膨張度は、区画が最大容積状態に在
る場合でも各リングの外周面と筒状部分22の内周面と
の間の強固な接触をもたらすのに充分である。
このチャックの設計は軸20を中心に回転して6000
m/分以下の線速度で糸を巻き取ることが可能なことを
企図している。リング870上に作用する遠心力は、弾
性部材を筒状部分22に対して半径方向に外向きに変形
させようとする。リングは既に静止状態のときから筒状
部分22と接触しているので、このような付加的な半径
方向への変形は不可能であり、合成された効果によって
壁部材96に作用する軸方向力の増加を生じる。
これが、リングが筒状部分22にガイドされつつ接触す
る方が、チューブ94にガイドされて接触するより好ま
しい理由である。作業中に生じる遠心力とその結果性じ
る弾性部材の変形によって、内側チューブ94との接触
がなくなる。
叙上のチューブの設計は、片持ち梁成番ご支持された約
600mの長さの筒状部分22を有するチャックに対し
て好適である。別の設計として、約900mの長さを有
し、呼称内径94龍のボビンに使用されるチャックは次
の仕様を有する。
筒状部分22の内径ニア5龍・ 区画88(90)の最大長さ848.2龍エラストマ材
料のリング(870)の数:3弛緩状態の各リングの軸
方向厚さT:21m弛緩状態の各リングの外径d:67
m重弛緩状態の各リングの内径s:15龍 材料のタイプ:SYLOMERS ポイントC1からC2までの変位に対応する壁部材96
(102)の移動距離:3.3鶴ポイントC2から03
までの変位に対応する壁部材96(102)の変位に対
応する移動距離:9.4璽1 このチャックは6000m/分までの線速度で糸を巻き
取るように設計されている。前述の設計の場合には、区
画88(90)の最大容積状態においてさえ、弾性材料
の圧縮は各リングの外周面が筒状部分22の内周面に接
するようにされている。更に上述のように、弾性材料と
筒状部分22の内周面との間の接触圧は作業時には遠心
力によって増加する。一方、弾性材料は所与の巻き取り
レメント34が半径方向で内向きに引っ込むために、区
画88(90)内で僅かに作動することを要求される。
各リング870と筒状部分22との間に生じる摩擦がこ
の”作動”を妨害しないことが必要である。この妨害を
防止するために、筒状部分22の内周面とリング870
で構成された弾性部材の外周面との間に潤滑剤(例えば
シリコンオイルやグリース等)を適用することが望まし
い。
区画88(90)から加えられる付勢力に打ち勝つのに
必要な“解放”力は、チューブ66を通じて区画78(
104)を加圧することで提供される。区画78(10
4)の圧縮による弾性材料の最大圧縮度は、第1図の例
においてはチューブ94の軸方向の端面によって形成さ
れたストッパにピストンエレメント74(98)が係合
することによって制限される。次に述べるように、組立
の目的のために弾性材料は第4図のポイントc3゜F3
によって表されたものよりも大きい圧縮度に耐えること
が必要である。
チューブの内部構成部材(即ち筒状部分22の内部に取
付けられている部材)は開口している自由端(図示しな
い、第1図で右方)を通じて筒状部分22内に挿入され
る。第1図に関連して既に述べられた構成部材の組立て
の過程において、装置68の把持エレメント34は、コ
ーン76を挿入してそれを予め組立てられたピストン7
4上の軸方向突起84と組み合わせる前に、それぞれの
開ロア2内に位置決めされる。しかし、装置70のコー
ン100は対応する把持エレメント34の前に筒状部分
22内に挿入される必要がある。各エレメント34を各
開ロア2内に位置きめするための充分な空間を提供する
ために、壁エレメント102はバルクヘッド86の方へ
軸方向に押しつけられ、区画90内でのリング870に
比較的高い圧縮度を生じさせる必要がある。弾性材料の
特性曲線DC(第4図)には、従って、この”組立圧縮
”度に対応する第4図に図示されたポイントの右方に存
在する第4ポイントが存在することを要する。
加圧可能な区画78.可動部材68(70)。
限定区画88(90)及びリング870からなる弾性材
料の組み合わせによって一つの作動システムが構成され
ている。このシステムはこれらの二つのシステム(第1
図のバルクヘッド86の両側に設置された)とこれに関
連するボビン把持エレメント34を具えたボビン把持手
段の一部をなしている。内側のボビン26に関連する一
方のボビン把持手段だけが第1図には示されている。他
のボビン260に対しては、同様な独立したボビン把持
手段が設置されている。第1図に図示された例において
は、ボビン26に対する把持手段は本発明とは無関係な
ユニット106によってボビン260用のものと分離さ
れており、ここでは詳述は省略する。しかし、このユニ
ットは前述の関連出願中に述べられている。ユニット1
0Gの右方には、ボビン260に関連するボビン把持手
段の加圧区画78Aの内側端部が見える。この区画内に
加圧流体を供給するチューブ66は全てのボビン把持手
段に対して共通である。
本発明は図示の実施例の細部に限定されるものではない
、チャックのデザインは例示のために示されたものであ
り、別の設計にも適用可能である。
弾性圧縮可能な手段はポリウレタンエラストマに限定さ
れるものではなく、他の多孔質エラストマであってもこ
れと同等かより優れた性質を示すものであれば代替可能
である。
第2図及び第3図のリングエレメントは円筒状の内外周
面をしている必要はない。例えば、外周面にリングの軸
の周囲に均等に分布した多数の凹所を具えてもよい。組
立の際の圧縮によって、これらの凹所は各リングがチャ
ック構造体内の所定個所に置かれたときには充填される
。しかし、実際に生じる接触(筒状部分22との)によ
ってもたらされる適当な芯出し効果があれば、このこと
は重要ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の作動機構を具えたチャックの一部の長
手方向断面図、 第2図と第3図は第1図の機構の弾性エレメントの正面
図と側面図、 第4図は第1図の機構のスプリング特性のグラフである
。 22−筒状部分 26.260−・ボビン 20−・軸 30−チャンバ 34−把持エレメント 76・−コーン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧縮状態に保持されて、ボビン把持手段を把持され
    るべきボビンと係合させるように付勢する弾性手段を具
    えた作動機構であって、前記弾性手段が多孔質エラスト
    マからなることを特徴とする作動機構。 2、独立して形成され、圧縮方向に並列されて配置され
    た複数のエレメントから形成されている特許請求の範囲
    第1項に記載された機構。 3、各エレメントがディスク又はリングの形状をなして
    いる特許請求の範囲第2項に記載された機構。 4、前記エラストマが高い容積圧縮度と、圧縮セットに
    対する高い抵抗性を示す特許請求の範囲第1項〜第3項
    のいずれか1項に記載された機構。 5、前記エラストマがポリウレタンエラストマである特
    許請求の範囲第4項に記載された機構。 6、前記エラストマ部材が、使用時に変形が生じる方向
    に設置された比較的剛性の高い部材と係合して制限され
    ている特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に
    記載された機構。 7、比較的剛性の高い可動のエレメントが前記エラスト
    マ部材を圧縮・弛緩させ、ボビン把持エレメントを把持
    されるべきボビンに接触させるように付勢し、又は前記
    エレメントを解除してボビンの把持を解放するようにし
    た特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載
    された機構。 8、前記剛性エレメントが、前記エラストマ部材によっ
    て生じた付勢力の下で軸方向に付勢された時、ボビン把
    持エレメントを半径方向に外向きに押し出すように作動
    可能な楔コーンである特許請求の範囲第7項に記載され
    た機構。
JP61245618A 1985-10-18 1986-10-17 ボビン把持装置の作動機構 Pending JPS62100372A (ja)

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GB8525791 1985-10-18
GB858525791A GB8525791D0 (en) 1985-10-18 1985-10-18 Actuating system

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ID=10586914

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US (1) US4784343A (ja)
EP (1) EP0219752B1 (ja)
JP (1) JPS62100372A (ja)
DE (1) DE3668604D1 (ja)
GB (1) GB8525791D0 (ja)

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Publication number Publication date
GB8525791D0 (en) 1985-11-20
DE3668604D1 (de) 1990-03-08
EP0219752B1 (en) 1990-01-31
EP0219752A1 (en) 1987-04-29
US4784343A (en) 1988-11-15

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