JPS62100311A - 電磁振動式パ−ツフイ−ダのための振動制御システム - Google Patents

電磁振動式パ−ツフイ−ダのための振動制御システム

Info

Publication number
JPS62100311A
JPS62100311A JP24094485A JP24094485A JPS62100311A JP S62100311 A JPS62100311 A JP S62100311A JP 24094485 A JP24094485 A JP 24094485A JP 24094485 A JP24094485 A JP 24094485A JP S62100311 A JPS62100311 A JP S62100311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
parts feeder
displacement
alternating current
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24094485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0251814B2 (ja
Inventor
Motoaki Nakatani
中谷 元章
Toshihiro Takenaka
俊弘 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEIJI ENG KK
Denso Corp
Original Assignee
MEIJI ENG KK
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEIJI ENG KK, NipponDenso Co Ltd filed Critical MEIJI ENG KK
Priority to JP24094485A priority Critical patent/JPS62100311A/ja
Publication of JPS62100311A publication Critical patent/JPS62100311A/ja
Publication of JPH0251814B2 publication Critical patent/JPH0251814B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigging Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁振動式パーツフィーダに係り、特に当該パ
ーツフィーダの電磁振動を制御するに通した振動制御シ
ステムに関する。
〔従来技術〕
従来、この種の振動制御システムにおいては、例えば、
特開昭57−27808号公報に開示されているように
、パーツフィーダに設けた電磁石の可動鉄芯の振動の振
幅変化に応じ変化するこの可動鉄芯と固定鉄芯との間の
空隙をこれに対応する光量の変化として検出し、この検
出光量変化に相当する信号電流に基き電磁石への流入電
流を帰還位相制御して同流入電流の振幅を一定にするよ
うにしたものがある。
〔発明がIW決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成においては、上述のごと
く電磁石への流入電流を帰還位相制御しているのみであ
るため、例えば、パーツフィーダの負荷が変動したよう
な場合には、パーツフィーダの振動振幅が不安定となり
このパーツフィーダによる各種部品等の振動供給が通正
にはなされ得ないという不具合を生じる。また、−上述
した流入電流が正弦波でなく高次の高調波成分を含む場
合には、この高調波成分に起因してパーツフィーダがそ
の振動時に振動騒音を生じるという不具合もある。
そこで、第1の発明は、上述のようなことに対処すべく
、電磁振動式バーツフ、イーダにおいて、その振動振幅
を常に安定にかつ適正に維持するようにした振動制御シ
ステムを提供しようとするものである。
また、第2の発明は、上述のようなことに対処すべく、
電磁振動式パーツフィーダにおいて、その振動振幅を正
弦波にて十分な電力のちとに常に安定にかつ適正に維持
するようにした振動制御システムを提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、第1の発明の構成上の特徴
は、基面上に載置される弾で機構と、この弾発機構によ
り支持したパーツフィーダ本体と、電磁コイルを有しこ
の電磁コイルの励振に応答して前記パーツフィーダ本体
を前記弾力機構の弾発作用のもとに機械的に振動させる
電磁石とを備えた電磁振動式パーツフィーダにおいて、
前記パーツフィーダ本体の振動状態を検出し振動検出信
号として発生する検出手段と、前記振動検出信号を前記
パーツフィーダ本体の変位を表わす変位信号に変換する
変換手段と、前記変位信号に応じて前記電磁石に付与す
べき交流信号を発生するとともにこの交流信号の位相と
前記変位信号の位相との位相差を所定値にするように前
記交流信号の周波数を制御する制御手段とを設けるよう
にしたことにある。
また、上述の問題の解決にあたり、第2の発明の構成上
の特徴は、基面上に載置される弾f8機構と、この弾力
機構により支持したパーツフィーダ本体と、電磁コイル
を有しこの電磁コイルの励振に応答して前記パーツフィ
ーダ本体を前記弾fa+ffi構の弾発作用のもとに機
械的に振動させる電磁石とを備えた電磁振動式パーツフ
ィーダにおいて、前記パーツフィーダ本体の振動状態を
検出し振動検出信号として発生する検出手段と、前記振
動検出信号を前記パーツフィーダ本体の変位を表わす変
位信号に変換する変換手段と、前記変位信号に応じて前
記電磁石の駆動に必要な交流信号を発生するとともにこ
の交流信号の位相と前記変位信号の位相との位相差を所
定値にするように前記交流信号の周波数を制御する制御
手段と、一連の搬送波パルス信号を発生する+1送波パ
ルス信号発生手段と、前記各厖送波パルス信号の信号幅
を前記交流信号により変調し変調パルス信号をThjf
i次発生する信号幅変調手段と、直流電源からの給電電
力のもとに前記各変調パルス信号のレベル変化に応答し
てスイッチング作用をしこれら各変調パルス信号と同一
位相同一波形を有する電力増幅パルス信号を順次発生す
る半導体スイッチング手段と、前記各電力増幅パルス信
号の周波数成分から低周波成分を取出し正弦波信号とし
て発生し前記電磁石に付与する正弦波信号発生手段とを
設けるようにしたことにある。
〔作用効果〕
しかして、上述のように第1の発明を構成したことによ
り、前記パーツフィーダ本体の共振周波数がこのパーツ
フィーダ本体の部品等の収容ff1flの変動或いは前
記弾fa機構の劣化等により変動した場合、前記制御手
段が、前記変換手段から前記検出手段との協働により生
じる変位信号の位相の変化に追随して前記所定値を満た
すように前記交流信号の位相を変化さ廿るべ(この交流
信号の周波数を制御するので、この交流信号が大きな振
幅を維持しつつその周波数を前記パーツフィーダ本体の
変動共振周波数に一致させて前記電磁石に付与されるこ
ととなる。
このため、前記バーラフ、イーダ本体が、その共振周波
数の変動にもかかわらず、この変動共振周波数にて常に
安定にかつ適正に振動することができ、その結果、この
種パーツフィーダによる部品等の振動供給を常に通正に
なし得る。かかる場合、上述のごとく、前記パーツフィ
ーダ本体がその共振周波数の変動にもかかわらずこの変
動共振周波数にて常に振動するので、共振周波数の変動
を考慮することなく、前記パーツフィーダ本体の強度及
び重量、並びに前記弾力機構の強度を必要最小限に軽減
し得ることとなり、その結果、この種パーツフィーダの
コンパクト化、軽ffl化、低コスト化を大幅に改善し
得るとともに、前記交流信号の周波数に前記パーツフィ
ーダ本体の共振周波数に合わせ込むというような調整も
不要となる。
また、上述のように第2の発明を構成したことにより、
前記パーツフィーダ本体の共振周波数がこのパーツフィ
ーダ本体の部品等の収容重量の変動或いは前記弾fa機
構の劣化等により変動した場合、前記制御手段が、前記
変換手段から前記検出手段との協働により生じる変位信
号の位相の変化に追随して前記所定値を満たすように前
記交流信号の位相を変化させるべ(この交流信号の周波
数を制御し、このように周波数制御された交流信号によ
り前記信号幅変調手段が前記搬送波パルス信号発生手段
からの各搬送波パルス信号の信号幅を変調して変調パル
ス信号を発生し、前記半導体スイッチング手段が前記直
流電源からの給電電力のもとに前記変調パルス信号を電
力増幅して電力増幅パルス信号を発生し、かつ前記正弦
波信号発生手段が同電力増幅パルス信号に基づき正弦波
信号を発生するので、この正弦波信号が大きな振幅及び
大きな電力を維持しつつその周波数を前記パーツフィー
ダ本体の変動共振周波数に一致させて前記電磁石に付与
されることとなる。このため、前記パーツフィーダ本体
が、その共振周波数の変動にもかかわらず、この変動共
振周波数でもって十分な電力のもとに常に安定にかつ適
正に正弦波振動することができ、その結果、前記第1の
発明と同様の効果を達成し得るのは勿論のこと、前記パ
ーツフィーダ本体が高調波に起因する騒音を生と)るこ
とがない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図は本発明に係る振動制御システムが、電磁振動式パー
ツフィーダ10に通用された例を示しており、パー゛ン
フィーダ10は、基台11の上方に一対の板バネ12,
1.2によりパーツフィーダ本体13を上下方向に振動
可能に支持するとともに、基台11とパーツフィーダ本
体13との間に電磁石14を介装して構成されている。
電磁石14は、基台11上に固着した固定鉄心14 a
と、この固定鉄心14aの各磁極に対向するようにパー
ツフィーダ本体13の底壁にその外側から固着した平板
状の可動鉄心14bと、この可動鉄心14bの中央@橿
に巻回した電磁コイル14Cとにより構成されており、
固定鉄心14aの各磁極と可動鉄心14bとの間には、
バー゛ンフィーダ本体13の適正な振動の確保に必要な
所定の空隙が形成されている。また、本実施例において
は、パーツフィーダ10の定常状態にてパーツフィーダ
本体13及び可動鉄心14bが各板バネ12゜12のバ
ネ特性との関連により所定の機械的共振周波数における
共振特性を有する。
振動制御システムは、加速度センサ20と、この加速度
センサ20に接続した加速度−変位変換回路30と、こ
の加速度−変位変換回路30に接続した位相同期ループ
回路40(以下、PLL回路40という)を備えており
、加速度センサ20は、パーツフィーダ本体13の開口
部に固着されて、同パーツフィーダ本体13の振動加速
度を検出し加速度検出信号として発生する。加速度−変
位変換回路30は、加速度センサ20に接続した積分回
路31と、この積分回路31に接続した積分回路32と
、この積分回路32に接続した直線増幅器33とにより
構成されており、積分回路31は加速度センサ20から
の加速度信号の値を積分し、これを、パーツフィーダ本
体13の振動速度を表わす速度信号として発生する。積
分回路32は積分回路31からの速度信号の値を積分し
、これを、パーツフィーダ本体13の振動変位を表わす
変位信号として発生する。直線増幅器33は積分回路3
2からの変位信号を位相反転増幅しこれを増幅変位信号
として発生する。
FLY、回路40は、位相弁別回路41を有しており、
この位相弁別回路41は、直線増幅器33からの増幅変
位信号の位相φ1と移相器44から後述のごとく生じる
移相信号の位相φ2との位相差φ(−φ1−φ2)を弁
別し、この位相差φに比例するデユーティ比にて方形波
パルス信号を発生する。かかる場合、位相差φが零度、
−90度及び−180度のときそれぞれ前記デユーティ
比が零%、50%、及び100%となる。積分回路42
は、P L L回路40において、所謂、チャージポン
プ回路としての役割を果し、位相弁別回路41からの方
形波パルス信号を積分しこの積分結果に相当するレベル
にて積分電圧を発生する。かかる場合、前記方形波パル
ス信号のデユーティ比が50%のとき前記積分電圧のレ
ベルが変化せず、前記デユーティ比が50%より大きい
く又は小さい)とき前記積分電圧のレベルが増加(又は
減少)する。また、50%のデユーティ比が位相差φ=
0に対応し、50%より大きい(又は小さい)デユーテ
ィ比がφ>O(又はφ<O)に対応する。
電圧制御発振回路43は積分回路42からの積分電圧に
応答してこの積分電圧のレベルに比例する周波数にて交
流信号を発生する。かかる場合、前記積分電圧のレベル
が変化しないとき前記交流信号の周波数に変化がなく、
この積分電圧のレベルが増加(又は減少)するとき前記
交流信号の周波数が増大(又は減少)するように制御さ
れる。
移相器44は電圧制御発振回路43からの交流信号に応
答してこの交流信号の位相を所定位相(例えば、90°
)だけ遅れ側に移相させこれを移相信号として発生する
。このことは、位相弁別回路41に付与される直線増幅
器33からの増幅変位信号の位相と移相器44からの移
相信号の位相との差が一90度となるようになっている
ことを息味する。換言すれば、このことは、直線増幅器
33からの増幅変位信号の位相と電圧制御発振回路43
からの交流信号の位相とが互いに一致することを息味す
る。
また、振動制御システムは、パルス信号発生回路50と
、このパルス信号発生回路50及び電圧制御発振回路4
3に接続したパルス幅変調回路60と、このパルス幅変
調回路60に接続した分配回路70と、電源回路80と
、2この電流回路80及び分配回路70に接続した電力
増幅回路80と、この電力増幅回路80に接続したロー
パスフィルタ100を備えており、パルス信号発生回路
50は、可聴周波数より高い所定周波数にて一連のパル
ス信号を発生する。
パルス幅変調回路60は、パルス信号発生回路50から
の各パルス信号の信号幅を電圧制御発振回1i343か
らの交流信号により変調しこの変調結果をパルス幅変調
信号として発生ずる。かかる場合、このパルス幅変調信
号の信号幅における変調度合は前記交流信号に応じて変
わる。分配回路70はパルス幅変調回路60からのパル
ス幅変調信号がローレベルのとき第1分配信号を発生す
ると同時に第2分配信号を消滅させ、前記パルス幅変調
信号がハイレベルのとき第1分配信号を消滅させると同
時に第2分配信号を発生する。
電源回路80は、商用電源からの交流電圧を整流平滑し
てその再出力端子81.82間に直流電圧を発生する。
電力増幅回路90は、電界効果型トランジスタ91〜9
4(以下、FE791〜94という)と、ダイオード9
5〜98と、コンデンサ99を備えており、両FET9
1,94はその各ゲート端子にて分配回路70から第1
分配信号を受けるべく同分配回路70に接続され、−万
両FET92.93はその各ゲート端子にて分配回路7
0から第2分配信号を受けるべく同分配回路70に接続
されている。また、両FET91゜93はその各ソース
端子にて共に電源回路80の出力端子81に接続されて
おり、−万両FET92.94はその各ソース端子にて
各FET91゜93のドレン端子にそれぞれ接続される
とともに、その各ドレン端子にて共C1=電源回路80
の出力端子82に接続されている。
しかして、両FET91,94が分配回路70からの第
1分配信号に応答して共に導通したときFET91のド
レン端子が電源回路80の出力端子81とほぼ同電位と
なりFET94のソース端子が電源回路80の出力端子
82とほぼ同電位となる。一方、両F’ET92.93
が分配回路70からの第2分配信号に応答して共に導通
したときFET93のドレン端子が電源回路80の出力
端子81とほぼ同電位となりFET92のソース端子が
電源回路80の出力端子82とほぼ同電位になる。換言
すれば、分配回路70からの第1及び第2の分配信号が
パルス幅変調回路60からのパルス幅Im(75号のロ
ーレベル及びハイレベルとの関連にて交互に発生して両
FET91,94及び両FET92.93を交互に導通
させるので、両FET92.94間に生じる信号は電源
回路80からの直流電圧及び直流電力のちとにパルス幅
変調回路60からのパルス幅変調信号を電力増幅してな
る同パルス幅変調信号と同一位相同一波形の電力増幅パ
ルス信号となる。
両ダイオード95.96はその各カソードにて各FET
91,92のソース端子にそれぞれ接続されており、こ
れら両ダイオード95.96の各アノードは各FET9
1.92のドレン端子にそれぞれ接続されている。また
、両ダイオード97゜98はその各カソードにて各FE
T93.94のソース端子にそれぞれ接続されており、
これら両ダイオード93.94の各アノードは各FET
93.94のドレン端子にそれぞれ接続されている。
しかして、両ダイオード95.98は両FET92.9
3の各導通に応答してそれぞれ導通し両FET91.9
4を保護しつつローパスフィルタ100のコイル101
及び電磁コイル14cに生じる各逆起電力を受けてコン
デンサ99 (電源回路80の再出力端子81.82間
に接続されている)を充電する。また、両ダイオード9
2.93は両FET91,94の各導通に応答してそれ
ぞれ導通し両FET92,93を保護しつつコイル10
1及び電磁コイル14Cの各逆起電力を受けてコンデン
サ99を充電する。このことは、各ダイオード95〜9
8がコンデンサ99との協働のもとに電力回生機能を有
することを意味する。
ローパスフィルタ100はコイル101とコンデンサ1
02との協働フィルタ機能のもとに電力増幅回路90か
らの電力増幅パルス信号の低周波数成分以外の成分(例
えば、500 Hz以上の周波数成分)を濾波し前記低
周波数成分にて正弦波のフィルタ信号を発生しダイオー
ド110を介し電磁コイル14cに付与する。このこと
は電磁コイル14cがダイオード110の半波整流作用
のもとにローパスフィルタ100からのフィルタ信号の
正弦波変化に応じて励振されて可動鉄心14bを固定鉄
心14aに吸引させることを意味する。
なお、コイル101は電力増幅回路90からの電力増幅
パルス信号に応答して逆起電力を発生し、また電磁コイ
ル14Cはローパスフィルタ100からのフィルタ信号
に応答して逆起電力を発生する。
以上のように構成した本実施例において、電源回路80
が商用電源との協働のもとに直流電圧を発生している状
態にて、各種部品を収容したパーツフィーダ本体13が
電磁石14の作用を受けて定常状態にて振動しているも
のとすれば、加速度センサ20がパーツフィーダ本体1
3の振動加速度を検出し加速度検出信号(第2図にて符
号a1参照)を発生し、積分回路31がかかる加速度検
出信号の値を積分し速度信号として発生し、積分回路3
2が同速度信号の値を積分し変位信号として発生し、か
つ直線増幅器33が同変位信号を位相反転増幅し増幅変
位信号(第2図にて符号b1参照)を発生する。
このような状態にて移相器44が移相信号(第2図にて
符号cIi照)を生じると、位相弁別回路41が直線増
幅器33からの増幅変位信号及び移相器44からの移相
信号に応じこれら両信号の位相差に比例するデユーティ
比にて方形波パルス信号(第2図にて符号d1参照)を
発生する。かかる場合、パーツフィーダ10が定常状態
にあるため、位相弁別回路41からの方形波パルス信号
のデユーティ比が50%となっている。ついで、積分回
路42が位相弁別回路41からの方形波パルス信号を積
分しこの積分結果に相当するレベル(現段階にては、第
2図にて符号e1により示すごとく零レベルとなってい
る)にて積分電圧を発生する。
このようにして積分回路42から積分電圧が生じると、
電圧制御発振回路43が現段階における直線増幅器33
からの増幅変位信号と同一周波数にて交流信号(第2図
及び第3図にて符号f1参照)を発生し、パルス幅変調
回路60がパルス信号発生回路50からの各パルス信号
の信号幅を電圧制御発振回路60からの交流信号により
変調しパルス幅変調信号(第3図にて符号g1参照)を
発生し、分配回路70がパルス幅変調回路60からのパ
ルス幅変調回路のローレベルにて第1分配信号を発生し
、前記パルス幅変調信号のハイレベルにて第2分配信号
を発生する。
しかして、電力増幅回路90の両FET91゜94が両
FET92,93の非導通下にて分配回路70からの第
1分配信号に応答して共に導通し、一方、両FET92
,93が両FET91,94の非導通下にて分配回路7
0からの第2分配信号に応答して共に導通する。換言す
れば、電力増幅回路90が上述のごとき両FET91.
94及び両FET92,93の交互の導通により電源回
路80からの直流電圧及び直流電力のちとにパルス幅変
調回路60からのパルス幅変調信号と同一波形同一位相
の電力増幅パルス信号(第3図にて符号h1参照)を両
FET91,93の各ドレン端子間から発生する。する
と、ローパスフィルタ100が電力増幅回路90からの
電力増幅信号に応答して正弦波のフィルタ信号(第2図
にて符号11参照)を発生する。
このようにローパスフィルタ100からフィルタ信号が
発生すると、電磁コイル14cがダイオード110との
協働によりう同フィルタ信号により励振され、可動鉄心
14bがパーツフィーダ本体13と共に電磁コイル14
cの励振に応じて固定鉄心14aとの協働により各板バ
ネ12.12のバネ特性との関連にて上下方向に振動す
る。かかる場合、上述のごとく、電圧制御発振回路43
からの交流信号の位相と直線増幅器33からの増幅変位
信号の位相とが互いに一致しているため、前記交流信号
の周波数が前記機械的共振周波数に一致した状態にてパ
ーツフィーダ本体13の振動振幅が第4図に示すごとく
最大となる。
また、上述のごと(、電圧制御発振口2343からの完
済信号に基きパルス幅変調回路60によりパルス幅変調
信号を形成し、このパルス幅変調信号に基き電源回路8
0からの直流電圧及び直流電力のもとに電力増幅回路9
0により電力増幅パルス信号を形成し、かつこの電力増
幅パルス信号に基きローパスフィルタ100によりフィ
ルタ信号を形成するようにしたので、このフィルタ信号
が電源回路80の直流電力に基く大きな電力を有すると
ともに正弦波を有することとなる。従って、電磁石14
cの励振が、前記共振周波数と同一の周波数、大きな電
力及び正弦波を有するフィルタ信号によってもたらされ
るので、パーツフィーダ本体13が、その共振周波数の
もとに常に大電力最大振幅にて正弦波振動を行うことと
なり、その結果、この種パーツフィーダによる部品の振
動供給を、高周波による騒音を伴うことなく、適切にか
つ円滑になし得る。
また、上述のようにローパスフィルタ100が電力増幅
回路90から電力増幅パルス信号を付与されるとともに
、電磁コイル14Cがダイオード110を介しローパス
フィルタ100からフィルタ信号を付与されると、コイ
ル101及び電磁コイル14Cに生じる各逆起電力が両
ダイオード95.98又は両ダイオード96.97を通
しコンデンサ99に回生付与されてこのコンデンサ99
を充電する。これにより、このコンデンサ99の充電エ
ネルギーが電力増幅回路90における電力増幅信号の発
生に力率改善のもとに寄付することとなり、その結果こ
の種振動制御システムにおける省電力化を達成し得る。
また、このような状態にて、時間t=T1(第2図参照
)に達したときバ・−ツフィーダ本体13への各f上部
品の収容重量が増大すると、前記機械的共振周波数が低
下し、加速度センサ20からの加速度信号の値(第2図
にて符号a2参照)が減少し、加速度−変位変換回路3
0からの増幅変位信号の値(第2図にて符号b2参照)
が減少し、直線増幅器33からの増幅変位信号の移相が
位相器44からの移相信号(第2図にて符号c2参照)
の位相より遅れ、位相弁別回路41からの方形波パルス
信号(第2図にて符号d2参照)のデユーティ比が減少
し、積分回路42からの積分信号(第2図にて符号e2
参照)の値が減少し、電圧制御発振回路43からの交流
信号(第2図にて符号r2参照)の周波数が減少し、パ
ルス幅変調回路60からのパルス幅変調信号(即ち、電
力増幅回路90からの電力増幅パルス信号)の変調度合
が減少し、かつローパスフィルタ100からのフィルタ
信号(第2図にて符号12参照)の周波数が減少する。
然るに、移相器44からの移相信号の位相が電圧制御発
振回路43からの交流信号の周波数の減少に応じて直線
増幅器33からの増幅変位信号の位相に近づくように遅
れるので、位相弁別回路41からの方形波パルス信号(
第2図にて符号d3参照)のデユーティ比が増大し、積
分回路42からの積分信号のレベル(第2図にて符号e
3参照)が増大し7、電圧制御発振回路43からの交流
信号(第2図にて符号f3参照)の周波数が増大し、ロ
ーパスフィルタ100からのフィルタ信号(第2図にて
符号i3参照)の周波数が増大する。
以上述べたように、パーツフィーダ本体13への部品収
容重量の増大により前記機械的共振周波数が一時的に減
少しても、位相弁別回路41への増幅変位信号及び移相
信号の各位相がこれら各位相の差を減少させて一90度
に近づけるように制御されて電磁コイル14Cへのフィ
ルタ信号の周波数をパーツフィーダ本体13の上述した
減少共振周波数に一致させるようにするので、パーツフ
ィーダ本体13がその共振周波数の減少にもがかわらず
この減少共振周波数のもとに上述と同様に大電力最大振
幅にて正弦波振動を行うこととなり、その結果、この種
パーツフィーダによる部品の振動供給を、同パーツフィ
ーグの減少共振周波数に対する電磁石14の励振周波数
の自動的な合わせ込みのもとに、高調波による騒音を伴
うことなく、適切にかつ円滑になし17る。また、上述
のような周波数の自動的な合わせ込み作用がパーツフィ
ーダのコンパクト化、軽量化及び低コスト化を大幅に改
善する。
なお、前記作用においては、パーツフィーダ本体13の
共振周波数が減少した場合について述べたが、これに限
ることなく、パーツフィーダ本体13の共振周波数が増
大した場合にも、前記作用効果説明とし実質的に同様の
作用効果を達成し17る。また、パーツフィーダ本体1
3の共1辰周波数の変動要因は、このパーツフィーダ本
体130部品収容重量の変動に限ることなく、各板バネ
12の弾性疲労等であっても、上述と同様の作用効果を
達成し得る。
次に、前記実施例の変形例について第5図を参照して説
明すると、この変形例においては、直線増幅器33に接
続した整流回路120と、ポテンショメータ130と、
整流回路120及びポテンショメータ130に接続した
比較回路140と、この比較回路140に接続した積分
回路150と、この積分回路150に接続するとともに
電圧制御発振回路43とパルス幅変調回路60との間に
接続した乗算器160とを更に採用したことにその構成
上の特徴がある。
整流回路120は直線増幅器33からの増幅変位信号を
整流し整流信号を発生する。ポテンショメータ130は
パーツフィーダ本体13の振動振幅を所望の値に設定す
るとき操作されて設定信号を発生する。比較回路140
は、ポテンショメータ130からの設定信号のレベルが
整流回路120からの整流信号のレベルより高い(又は
低い)ときハイレベル(又はローレベル)にて比較信号
を発生する。積分回路150は比較回路140からの比
較信号の立上り(又は立下り)に応答して積分し積分信
号を発生する。乗算器160は積分回路150からの積
分信号のレベルに比例して変化する可変利得K (0<
K<1)を有するもので、この乗算器160は電圧制御
発振回路43からの交流信号の振幅に積分回路150か
らの積分信号のレベルを可変利得Kに応じて乗算しこの
乗算結果を乗算信号として発生しパルス幅変調回路60
に付与する。
しかして、このように構成した本変形例においては、ポ
テンショメータ130からの設定信号のレベルを予め所
望の値に調整しておけば、整流回路120から直線増幅
器33との協働により生じる整流信号及びポテンショメ
ータ130からの設定信号に応じ比較回路140が比較
信号を発生し、積分回路150がかかる比較信号との関
連により積分信号を発生し、乗算器160が電圧制御発
振回路43からの交流信号及び積分回路150からの積
分信号に基き乗算信号を発生する。この場合、乗算器1
60からの乗算信号の位相は電圧制御発振回路43から
の交流信号の位相と同一であり、また前記乗算信号の振
幅は、パーツフィーダ本体13の振動振幅を前記所望の
値に一致させるような値になっている。
このような乗算器160からの乗算信号のもとにパルス
幅変調回路60からのパルス幅変調信号、電力増幅回路
90からの電力増幅信号及びローパスフィルタ100か
らのフィルタ信号が前記実施例と実質的に同様に生じる
と、パーツフィーダ本体13が、ダイオード110を介
するローパスフィルタ100からのフィルタ信号に応答
する電磁石14との協働により前記実施例と同様に機械
的共振周波数にて大電力のちとに工法波振動するのは勿
論のこと、このパーツフィーダ本体13の振動増幅をポ
テンショメータ130からの設定信号のレベルにた対応
する値に常に調整し得る。このことは、パーツフィーダ
10による部品の振動供給が、前記実施例と同様の効果
を伴うことは勿論のこと、過不足なきパーツフィーダ1
0の振動振幅のもとに常に適正にかつ円滑になされ得る
ことを息味する。
なお、前記実施例においては、パルス信号発生回路50
からのパルス信号の周波数を特定した例について説明し
たが、このパルス信号発生回路50からのパルス信号の
周波数を可変調整するようにすれば、ローパスフィルタ
100からのフィルタ信号の周波数を必要に応じて変更
することによりパーツフィーダ本体13の振動特性を適
宜調整し得る。
また、前記実施例においては、移相器44による遅延位
相値を90°とした例について説明したが、これに限る
ことなく、前記遅延位相値を必要に応じ適宜変更するこ
とによりパーツフィーダ本体13の振動振幅を変えるよ
うにしてもよい。
また、前記実施例においては、本発明システムを半波駆
動用とした例について説明したが、これに代えて、本発
明システムを全波駆動用とする場合には、ダイオード1
10を削除するとともに直線増幅器33と位相弁別回路
41との間に分周回路(1/2分周機能を有する)を接
続すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図における各素子の入出力波形図、第3図は同部分
的拡大図、第4図はPLL回路の出力の位相及びパーツ
フィーダの振動振幅を示す特性図、及び第5図は前記実
施例の変形例を示すブロック図である。 符号の説明 10・・・パーツフィーダ、11・・・基台、12・・
・板バネ、13・・・パーツフィーダ本体、14・・・
電磁石、14c・・・電磁コイル、30・・・加速度−
変位変換回路、40・・・PI、L回路、50・・・パ
ルス信号発生回路、60・・・パルス幅変調回路、70
・・・分配回路、80・・・電源回路、90・・・電力
増幅回路、100・・・ローパスフィルタ、110・・
・ダイオード。 出願人 明治エンジニアリング株式会社(外1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基面上に載置される弾発機構と、この弾発機構に
    より支持したパーツフィーダ本体と、電磁コイルを有し
    この電磁コイルの励振に応答して前記パーツフィーダ本
    体を前記弾発機構の弾発作用のもとに機械的に振動させ
    る電磁石とを備えた電磁振動式パーツフィーダにおいて
    、前記パーツフィーダ本体の振動状態を検出し振動検出
    信号として発生する検出手段と、前記振動検出信号を前
    記パーツフィーダ本体の変位を表わす変位信号に変換す
    る変換手段と、前記変位信号に応じて前記電磁石に付与
    すべき交流信号を発生するとともにこの交流信号の位相
    と前記変位信号の位相との位相差を所定値にするように
    前記交流信号の周波数を制御する制御手段とを設けるよ
    うにしたことを特徴とする電磁振動式パーツフィーダの
    ための振動制御システム。
  2. (2)基面上に載置される弾発機構と、この弾発機構に
    より支持したパーツフィーダ本体と、電磁コイルを有し
    この電磁コイルの励振に応答して前記パーツフィーダ本
    体を前記弾発機構の弾発作用のもとに機械的に振動させ
    る電磁石とを備えた電磁振動式パーツフィーダにおいて
    、前記パーツフィーダ本体の振動状態を検出し振動検出
    信号として発生する検出手段と、前記振動検出信号を前
    記パーツフィーダ本体の変位を表わす変位信号に変換す
    る変換手段と、前記変位信号に応じて前記電磁石の駆動
    に必要な交流信号を発生するとともにこの交流信号の位
    相と前記変位信号の位相との位相差を所定値にするよう
    に前記交流信号の周波数を制御する制御手段と、一連の
    搬送波パルス信号を発生する搬送波パルス信号発生手段
    と、前記各搬送波パルス信号の信号幅を前記交流信号に
    より変調し変調パルス信号を順次発生する信号幅変調手
    段と、直流電源からの給電電力のもとに前記各変調パル
    ス信号のレベル変化に応答してスイッチング作用をしこ
    れら各変調パルス信号と同一位相同一波形を有する電力
    増幅パルス信号を順次発生する半導体スイッチング手段
    と、前記各電力増幅パルス信号の周波数成分から低周波
    成分を取出し正弦波信号として発生し前記電磁石に付与
    する正弦波信号発生手段とを設けるようにしたことを特
    徴とする電磁振動式パーツフィーダのための振動制御シ
    ステム。
JP24094485A 1985-10-28 1985-10-28 電磁振動式パ−ツフイ−ダのための振動制御システム Granted JPS62100311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24094485A JPS62100311A (ja) 1985-10-28 1985-10-28 電磁振動式パ−ツフイ−ダのための振動制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24094485A JPS62100311A (ja) 1985-10-28 1985-10-28 電磁振動式パ−ツフイ−ダのための振動制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62100311A true JPS62100311A (ja) 1987-05-09
JPH0251814B2 JPH0251814B2 (ja) 1990-11-08

Family

ID=17066970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24094485A Granted JPS62100311A (ja) 1985-10-28 1985-10-28 電磁振動式パ−ツフイ−ダのための振動制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62100311A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0642115A3 (en) * 1993-08-06 1995-05-17 Shinko Electric Co Ltd Vibration feeder for parts.
JP2013246028A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Yamato Scale Co Ltd 振動搬送装置及び組合せ秤
US20230049805A1 (en) * 2016-10-14 2023-02-16 K-Tron Technologies, Inc. Vibration conveyor and method for regulating a vibration drive of a vibration conveyor

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0642115A3 (en) * 1993-08-06 1995-05-17 Shinko Electric Co Ltd Vibration feeder for parts.
US5494151A (en) * 1993-08-06 1996-02-27 Shinko Electric Co., Ltd. Vibratory parts-feeder apparatus
JP2013246028A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Yamato Scale Co Ltd 振動搬送装置及び組合せ秤
US20230049805A1 (en) * 2016-10-14 2023-02-16 K-Tron Technologies, Inc. Vibration conveyor and method for regulating a vibration drive of a vibration conveyor
US11820602B2 (en) * 2016-10-14 2023-11-21 K-Tron Technologies, Inc. Vibration conveyor and method for regulating a vibration drive of a vibration conveyor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0251814B2 (ja) 1990-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7235936B2 (en) Linear vibration motor
Sepe et al. Inverter nonlinearities and discrete-time vector current control
US5883478A (en) Apparatus and method for controlling vibrating equipment
US6133701A (en) Driving circuit for oscillatory actuator
US6538402B2 (en) Self-oscillation system for driving a linear oscillatory actuator around its resonant frequency
JPH03118880A (ja) 圧電気トランスデューサ作動用電力供給装置
JP2003515436A (ja) 高安定性のダイナミックフォースリラクタンスモータ
JPS62100311A (ja) 電磁振動式パ−ツフイ−ダのための振動制御システム
EP0513842B1 (en) Power supply apparatus for magnetron driving
JPH0328223Y2 (ja)
JP3603376B2 (ja) 電磁石加振方式の自励振動型振動装置
JP3752701B2 (ja) 自励振動型振動制御装置
JPH09113205A (ja) レゾルバ励磁装置
US5467243A (en) Electromagnet control system
JP2893917B2 (ja) 振動機の駆動制御装置
JP2670677B2 (ja) 電磁振動機の駆動電源装置
JPH0379959B2 (ja)
Han et al. Sinusoidal vibration test control of a switching mode power amplifier-fed electrodynamic shaker
JP3890672B2 (ja) 自励振動型振動装置
JP3823401B2 (ja) 自励振動型振動装置
JPH04210773A (ja) 電気・機械変換トランスを用いたコンバータの制御法
JP2004080929A (ja) モータ駆動制御装置
JP2893919B2 (ja) 振動機の駆動制御装置
JPH0374094A (ja) インバータ式x線装置
CN87208958U (zh) 开关式交流调压、稳压装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term