JPS6199793A - スラリ−侵入防止用流体継手装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 本発明は、泥水等のスラリーが存在する中で使用される
流体継手装置に関する。

（ｂ）従来の技術 従来、油圧配管等の流体配管の接続に、いわゆるワンタ
ッチ式流体継手装置が使われている。こｎは、雄、雌式
の継手で、それぞれに管路から油が流出しないように、
シール機構を内蔵したバルブ装置が付いており、接続し
た時にこのバルブ装置が開いて管路がつながるという構
造になっている。

ここで、接続状態を維持するために、雌に相当するソケ
ットに取付けたスリーブを廻し、雄に相当するプラグの
外周に設けたねじと結合するねじロック式や、前記スリ
ーブを摺動させてソケットの外周に設けた数個のポール
をプラグの溝に落し込む、いわゆるボールロック式等の
方式があるが、いずれの場合も、泥水等のスラリーが存
在する中で使用した場合には、スリーブの移動部分に泥
水等が侵入してスリーブが動かなくなったり、継手を脱
着させた際にそのバルブ装置から泥水等が管路内の流体
に混入し、ポンプやモータ等の油圧機器を損傷させると
いう欠点を有していた。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の欠点を解決するためになされたもので
、その目的とするところは、継手を脱看させる際に泥水
等のスラリーがそのバルブ装置内に入り込むことのない
流体継手装置を提供することにある。

（ｄ）問題点を解決するための手段 この目的を達成するため１こ１本発明は、プラグとソケ
ットとを接続した時、前記プラグとソケットとに内蔵し
たバルブ装置が互いに押し合うことにより管路が開く機
構を有する流体継手装置において、前記プラグの外周面
でシールする０　１Ｊングと、該Ｏリングより外部に位
置するダストシールとを前記ソケットｌｃ取付け、さら
に該ソケットと前記プラグとをそれぞれ別個に設けたプ
レートにナツトで固定し、該プレート同士をボルト及び
ナツトにより連結するように構成したことを特徴とする
。

Ｃｅ）実施例 以下、本発明の一実施例を第１因乃至第４図を用いて、
さらに具体的に説明する。第２図はプラグ装置１の内部
を一部断面して示した側面図である。２はプラグ、３は
突起ｉ３ａを有するバルブ％４はバルブ３の溝１こ嵌め
込まれ、プラグ２の傾斜したＰ′３面２ａと接し、管路
内の流体が外部に流出しないようにシールするためのＯ
リング、５はバルブ３をプラグ２の内面２ａｌこ押圧さ
せる圧縮ばね％６は該圧縮ばね５の座面を兼ね、かつ前
記バルブ３のロッド部３ｂを案内するための円筒部６ａ
を有するガイドバイブで、前記プラグ２の内面２ｂに嵌
合されている。尚、６ｂ、６ｃは、流体の流れを妨げな
いよう１こ放射状に設けられたガイドバイブロのリブで
ある。７はプラグ２とねじ締結されると共に、ガイドバ
イブロの押えを兼ね、配管接続用ねじ部７ａを有するア
ダプタで、その中心部には流体を通すための中空孔７ｂ
が穿設されている。また、アダプタ７の外周部とプラグ
２のＰ３面との間に設けられた０リング８により。

流体の流出がシールされる。また、プラグ２の外周部に
はフランジ２Ｃが設けらｎており、このフランジ２Ｃと
アダプタ７の外周部１こ取付けたナツト９とにより、プ
レート１０が締付は固定されている。このプレー）１０
の中央］こは、第３図１こ示すよろに円孔１０ａが穿設
されており、プラグ２の円形部２ｄがほとんどガタなく
嵌まり込んでいる。さらにプレート１０上下には、ボル
ト用孔１０ｂが貫通して設けられている。

第４図はソケット装置ｍ！１１の内部を一１１Ｓ＃面し
て示した側面図である。１２は配管接続用ねじ部１２ｃ
を有するソケット、１３は突起部１３ａを有するバルブ
、１４はバルブ１３の溝に嵌め込まれ、ソケット１２の
傾斜した内面１２ａと接し。

管路内の流体が外部に流出しないようにシールするため
のＯリング、１５はバルブ１３をソケット１２の内面１
２ａに押圧させる圧縮ばね、１６は該圧縮ばねの座面を
兼ね、かつ前記バルブ１３のロッド部１３ｂを案内する
ための円筒部１６ａを有するガイドパイプで、前記ソケ
ット１２の内面１２ｂに嵌合されている。尚、１６ｂは
流体の流れを妨げないように放射状に設けられたガイド
パイプ１６のリブである。１７はソケット１２の溝に嵌
め込まれ、ガイドバイブ１６の抜けを防止するためのリ
テーナである。またソケット１２には、プラグ２と接続
した時１こ、プラグ２の外周部と接触して継手内の流体
の流出を防止する０　１Ｊング１８と、プラグ２と接続
する時１こ、プラグ２の外周部に付着した泥水等のスラ
リーをかき落としたり、接続後に泥水等のスラリーが継
手内に入り込ませないためのダストシール１９とが収付
けられている。そして、このダストシール１９が外れな
いように、押えリング２０がソケット１２に対して六角
穴付ボルト２１によって固定されている。

またソケット１２の外周部には、フランジ１２ｄが設け
られており、このフランジ１２ｄとソケット１２の外周
部に取付けたナツト２２とにより、プレート２０が締付
は固定されている。このプレート２０の中央には、第３
図に０の符号で示すように円孔２０ａが穿設されており
、ソケット１２の円形部１２ｄがほとんどガタなく嵌ま
り込んでいるうさらにプレー）２０の上下には、ボルト
用孔２０ｂが貫通して設けられている。

次に、第１１を用いて本発明の詳細な説明する。第１図
はプラグ装置１とソケット装置１１とを接続した状態を
一部断面して示した組付は側面図である。そしてこの接
続状態を維持させるため。

プレート１０と２０とをボルト２３及びナツト２４で固
定している。

まず、プラグ２をソケット１２に少しずつ嵌め込んでい
く。プラグ２の先端がダストシール１９を通過すると、
ダストシール１９によりプラグ２の外周面に付着してい
る泥水等がかき落とされる。さらに嵌め込んでいくと、
バルブ３の先端に設けられた突起部３ａが、バルブ１３
の先端に設けられた突起部１３ａと接触し１次いで圧縮
ばね５．１５が縮み、バルブ３．１３のロッド３ｂ、１
３ｂがガイドバイブロ、１６の円筒部６ａ、１６ａに案
内されて摺動する。この時、均等に摺動するように圧縮
ばね５，１５の強さが定められている。この結果、プラ
グ２の傾斜した内面２ａ及びソケット１２の傾斜した内
面１２ａから、バルブ３．１３に取付けられているＯリ
ング４及び１４が離れると共に管路が形成される。この
時、継手装置内の流体はプラグ２とソケツ）１２との合
わせ面より外部へ漏れようとするが、０リング１８によ
りシールされているため（ζ流出することはない。また
継手装置の外部から泥水等のスラリーが流体内に混入し
ようとした際には、ダストシール１９によって阻止され
る。またプラグ２とソケット１２は圧縮ばね５，１５に
よって反発しあい。

外れる力が生じるが、プラグ２及びソケツ）１２１こ固
定されているプレート１０と２０との間をボルト２３及
びナツト２４によって連結しているため、こｎを阻止す
ることができる。

（ｉ発明の効果 以上述べたことから明らかなように、プラグが嵌め込ま
れるソケット側に０リング及びダストシールを設けたこ
とにより、プラグとソケットとを接続する時に、プラグ
に付着した泥水等のスラリーをかき落とすことができる
と共に、接続後］こ外部からの泥水等のスラリーの侵入
と、内部の流体の漏れとを防止できる。また、プラグと
ソケットとの外周部に固定したプレート間をボルト及び
ナツトにより連結するように酵成したので、従来プラグ
とソケットとを連結するため１ζ使用されていたスリー
ブ機講を除くことができ、簡単かつ罹災な連結手段を得
ることができる口

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４囚は本発明の一実施例を示したもので、
第１図はプラグ装置とソケット装置とが接続された状態
を一部断面して示した組付は側面図、第２因はプラグ装
置の内部を一部断面して示した側面図、第３図は第２図
のＩ−Ｉ線に沿う断面図、第４図はソケット装置の内部
を一部断面して示した側面図である。 ２＠・プラグ、’３．１３・・バルブ。 ９．２２．２４・・ナツト。 １０．２０−φプレート、　　　１２・−ソケット１８
・・０リング、　　　１９・Φダストシール、　　２３
・嗜ボルト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラグとソケットとを接続した時、前記プラグとソケッ
   トとに内蔵したバルブ装置が互いに押し合うことにより
   管路が開く機構を有する流体継手装置において、前記プ
   ラグの外周面でシールするＯリングと、該Ｏリングより
   外側に位置するダストシールとを前記ソケットに取付け
   、さらに該ソケットと前記プラグとをそれぞれ別個に設
   けたプレートにナットで固定し、該プレート同士をボル
   ト及びナットにより連結するように構成したことを特徴
   とするスラリー侵入防止用流体継手装置。