JPS6199728A - デイスクブレーキ用熱遮蔽装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブレーキ時にディスクブレーキ用の改良され
た卑遮＠装置に閣するものである。　。

ディスクブレーキの熱遮蔽に関しては、既に数多の先行
技術が開示されている。これら熱遮蔽装置の成るものは
、直接摩−１Ｉ安累に係合して熱エネルギを受容するヒ
ートシンクを提供するインシュレータ、キャリパのハウ
ジングに固定的に装架されたｍ遺物、及び可撓性のブー
ツシールに取付けられた構造的要素である。熱遮蔽装置
の一部として、内方４憚要素の−ＩＩｌｌ′（ｌｌ−カ
バーするものが、米国４！ｊｌｆＦ第４，０８５，８２
８　　号（１９７８年４月２５日発行〕に開示されてい
る。ピストン及びブーツシールへの熱伝４を抑止するた
めに、熱遮蔽装置が摩擦要素とピストンとの間に装架さ
れ、熱遮蔽装置とＭ褌隻素との間ＫｐＰｅ碌層が配設さ
れている。

自動蝋の燃費を改善するために、自＠曜の諸機器、部品
の軽量化を計る強い技術的要請によって、多くのディス
クブレーキにおいてグラスチック製のピストンが採用さ
れるようになった。プラスチックピストンは、乗用自４
東及びトラックのディスクブレーキに採用され、特に復
式ピストン（２儂のピストン）ｔ−具えたディスクブレ
ーキに用いられている。ピストンの一径部に機械加工さ
れたブーツシール嵌装用の溝を具備しないピストンを設
けることが、経済的により舊利である。ブーツシール嵌
装用の躊で省くことは、ピストンの価格を低置によるだ
けではなく、ブレーキ組立作業を著しく容易ならしめる
ものである。この結果、ピストンの縮経部に保合する０
Ｔ４１′１１．ブーツシールの　゛ピードけ、ピストン
の端部に係合する摩ＷＡ要素から距離をへだてて保持さ
れなければならない。ブーツシール及びそのビードを４
際要素から離隔するために、そしてブーツシールを＊ｍ
便累から放散される熱から保護するために、金［６のリ
テーナリング兼熱遮蔽部材が、本出願人の出願に係る米
国時許出鵬第４３２，５９１号（１９８２年ｌＯ月４日
出＠）に開示虜れている。この金ｔｓｍのリテーナリン
グ兼熱（４！部材は、中央開口と、ピストンの縮径部分
にリテーナリングｔ−１ｆ人するために設けられた上記
中央開口の周りに祈り曲げられた保持リング部分とを具
えている。このリングは、ピストンの縮径部分に圧入磯
架されて、ディスクブレーキの年功及び便用中における
熱鴫蔽と、ブーツシール一時にその軸一方向外側のビー
ドの軸線方向の位ｉｔｋ保持する手段との双方を提供す
るものである。しかしながら、リテーナリングが金礪製
であり、たとえこのリングを４憚要素からある距離を存
し配置して、摩Ｊ＠要素との間に窒気流を生起させ熱的
に絶縁しようとしても、摩＊＊素から放散された熱エネ
ルギの一部が、リテーナリングを経てブーツシールに伝
達される。上述したブレーキに好適な熱遮蔽要素を提供
することが望ましく、同熱遮蔽ｑ！素は、可撓性ブーツ
シールを効果的に保膿し、かつ簡単、効率的でかつ安価
なものであることが望ましい。

本発明は、上記に鑑み゛て提案されたものであって、ピ
ストンの＠径部に装架され、かつリテーナリングの半径
方向に延在した部分と可１ａブーツシールとの間に介装
される、軽食にして可撓性を肩する熱遮蔽要素を樟供す
るものである。熱遮蔽ギに対してブーツシールを効果的
に１１１ｃ蔽する。熱遮蔽要素は、ブーツシールのピー
ド金収容する溝ｔ−有しないプラスチック夷ピストンの
採用を可能にし、又安価な金＠製リテーナリングの夏用
を可能にして、安価なディスクブレーキを提供し、かつ
ブーツシールの摩耗耐久性を延長するものである。リテ
ーナリング及び熱遮蔽要素は、リテーナリングの背面に
熱遮蔽要素を固定的に装着して単一の構造物とすること
ができ、これによって両者をピストンの縮径部分に同時
に装架することができる。

以下、本発明の実癩例勿添付図面について詳細に説明す
る。

第１図及び第２図に示されているようＫ、ディスクブレ
ーキ１０は、ピストン１６ｉ収容する軸線方向に延びた
孔１４を具えたキャリパ１２を何する。キャリパ１２は
、回転部材即ちロータ１８の上方に延在し、同キャリパ
の一側には摩慄賛素２０が支持されている。４擦委素２
２がロータ１８に１！４接して配置され、上記ピストン
１６によってロータ１８に係合される。技術上良く知ら
れているように、キャリパハウジングは、ピストン匝退
用のシール２６？！−収容する１４２４及び可撓性のブ
ーツシール３０′ｆ：受答するための大径孔部分２８を
具えている。ノ・ウジフグのＴＩＩ＃３２が、ブーツシ
ール３０のビード３４を受容し、又ビード３６がピスト
ン１６の４径ｓ４０に保合する。圧力流体がｄ１４に連
通されることＫよってディスクブレーキがｌ″ｌ：ｗＪ
されると、ピストン１６が帽一方向に延出してＩ！［要
素２２が回転しているロータ１８にｍ４的に係合し、そ
の反力によりキャリパ１２が・細線方向に＃匈してＷ擦
要素２０がロータ１８の他方の側面に係合する。摩擦要
素２０．２２のロータ１８との係合により、ロータ１８
の廻動が抑制されて熱エネルギが発生し、この熱エネル
ギは、ピストン１６、キャリパ１２の）・ウジング及び
シール２６．３０を富む周辺環境に放散される。

摩擦要素から放散される熱エネルギに対して町４１！性
ブーツシール３０ｔ−保護するために１　リテーナリン
グ（熱遮＠部材）５０がピストン１６の縮径＠４０に４
層される。リテーナリング兼熱遮蔽部材５０ｒｔ、ビー
１’３６にピストン１６のＭａ径部４０に対して軸襟方
向に定置するための部分的な境界を形成する半径方向外
方に延在した第１部分５２と、上記第１部分に対し角度
金なして延在し、ピストンの縮匝部４０の外周に玉入さ
れる中央開口５５の外ｌｉ！ｄ鴻嫌５６で終る第２部分
５４とを具えている。このリテーナリング（熱遮蔽部材
）５０は、米国特許出峨第４３２，５９１号（１９８２
年１０月４日付出願）に詳細に開示されている。

リテーナリング兼熱遮蔽部材５０は、ピストン１６の縮
匝部４０に係合するグリップ面となる外周肩線５６を具
えている。この外周端縁は、リテーナリングをピストン
上に装架するのに役立つだけでなく、４縁保合によって
リテーナリングとピストンとの間の面接触を最小限に低
減し、リテーナリング兼熱・呟敞郁材からピストンに伝
達される熱エネルギｔｔ極めて小さくするものである。

リテーナリングは、一般に貧属夷であるがら、摩擦要素
から放散された熱の一部がリテーナリングに受容されて
ｏＴ４性シールブーツ３０に伝達される。

摩擦要素からブーツシールに伝達される熱ｉｌｔを可能
な限り低減するためＶＣｌそしてブーツシールが熱によ
って損ｖＩＪｆ、受は疲労する。Ｔ　Ｍｅ性を低減する
ために、本発明は、軽纜でかつａＴ４性を有する熱遮蔽
要素６（１＋−４！供するものである。熱遮蔽要素６０
は、ピストン１６のｍ径部４００直径と略同径の中央開
口６２全具えた可撓性材料からなり、上記中央開口６２
がリテーナリング５０の中央開口５５と同軸的に設けら
れているので、縮径ｓ４０上に装屑することができる。

熱４＠要素６０は、可撓性ブーツシール３０とリテーナ
リング５０との間に配設され、リテーナリング５０が熱
遮蔽要素６０のピストン１６に対する一婦方向の位置を
保持する。可撓性の熱遮蔽要素６（Ｈ：ｔ、リテーナリ
ングの半径方向の最外開部を越えて半径方向外方Ｋｇび
ているので、ｏＴ浦注性ブーツシール３０ｗｉ１完全な
遮（罎及び熱絶縁を達成することができる。

この卑礪蔽◆素６０は、ブーツシール３０を効果的に熱
絶縁しかつ４蔽する幾つかの非金槁材料の任意の一つ、
例えばアームストロング社によって実速されているサー
モトーク（Ｔｈｅｒｍｏｔｏｒｋ　）　９（Ｋ）１％或
いは不出噴入によって製造されているセラテックス（Ｃ
ｅｒａｔｅｘ　）　Ｒとして知られているセラミック材
料で作ることができる。このような材料は、町４注ブー
ツシールを３６０°Ｃ以上の熱エネルギから効果的に１
（蔽する製造及び装′Ｖ容易な熱絶縁材料を提供するも
のである。

熱趨敞ｔ’素６０はリテーナリング５０によって位置決
めされ、又リテーナリング５０は、摩俤要素と同リング
との間に熱的ｐ２縁２ｊ！気１−が形成されるように、
　ｊｌｌＩ４ｍ！素から４隔して配置されている。

本発明に保る熱４蔽喪素の効果を頑査するために試験が
行なわれた。゛ダイナモメータ試噴中に発生した極めて
多量の熱エネルギに対して、＄４蔽要素が効果的にブー
ツシールを遮蔽し、プーツシ止 一ルの焼損及び疲労が効果的に防Ｉされた。第３図に承
すように、リテーナリンｒ”１５０の薬面に膵遮＠ｔＩ
累１６０を装架して、リテーナリングと熱遮蔽要素とｔ
単一の東成品として構成し、両者［Ｆ］同時に復式ピス
トンの縮径部に表涜することができる。本発明に係る熱
遮蔽四素は、複式ピストンｔＭするディスクブレーキを
利用する中型及び大型トラックのディスクブレーキに％
に好適ｌ【ものである。７４３図は、その背面に峡層さ
れｆＣ慎式の熱遮蔽要素１６０を肩する複式リテーナリ
ング１５０の単一サブアセンブリｍａｒ示しており、こ
のサブアセンブリは、二つのピストンのＨ４１４部分に
圧入９＆肩される。

本発明は、ブレーキ作動中に発生する多量の熱エネルギ
に対して、町＃ａ注ブーツ７−ルを効果的ＶＣ保唖し得
る極めて経済的で、〃為つ容易に＃遺し組立てることが
できる改良された熱（蔽要素を提供するものでるる。ブ
レーキ作動中に発生する多量の熱によるブーツシールの
破損、破かいを防止することによって、ブーツシールは
所定の位置に保持され、員環や水その他の汚染物がキャ
リパ１２の孔１４内に浸入することを防止し、この結果
、これらの物質によってフェノール禰ピストンが損傷を
受けたり、ピストンｆ　＋ｌ−庸させてディスクブレー
キ・１００作動不能を招くようなことがない。

ディスクブレーキｌＯの可撓性ブーツシール３０＃′ｉ
重要な保安部品であり、ブーツシールの電音性を保持す
ることは、ブレーキｗｇ部品の早期摩耗及び破損を生ず
ることなく長期間に渉って作１し得る優れたディスクブ
レーキの実現に当って極めてＩＩＬＩＩｌである。

謂うまでもなく本発明は上述した実権例に限定されるも
のではなく、当業技術者は、本発明の範囲を逸脱するこ
となく、部品の形状、構造及び配置等に種々変更を加え
て実部することができるものである。

【図面の簡単な説明】

纂１図は本発明に係る熱遮蔽ＩＪｉ素を具えた複式ピス
トン？！−臂するディスクブレーキの所圓図、第２図は
第１図に示したブレーキのリテーナリング、熱遮蔽要素
、ブーツシール及びピストンを分解して示した＠成因、
第３図は本発明によるリテーナリング及び熱遮蔽ｌｌＩ
素のサブアセンプｌＪ’を示した斜成因である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　キヤリパハウジングの孔（１４）内に可動的に収容
   され、ブレーキ作動時にその一方向の変位によつて摩擦
   要素（２２）を回転部材（１８）に係合させ、同回転部
   材（１８）の運動エネルギを摩擦要素（２２）の熱エネ
   ルギに変換して、同摩擦要素の温度上昇を生起させるピ
   ストン（１６）を具えたディスクブレーキ（１０）用の
   熱遮蔽装置（５０、６０）であつて、同熱遮蔽装置（５
   ０、６０）が上記摩擦要素（２２）からピストン（１６
   ）に係合しているブーツシール（３０）への熱エネルギ
   の伝達を実質的に低減するようにピストンと協働し、又
   上記ピストン（１６）がキヤリパハウジングと協働して
   ブーツシール（３０）を収容する凹所を限界し、更に上
   記熱遮蔽装置が、上記ピストン（１６）の相応する形状
   をなす部分を装入する中央開口（５５）を肩するリテー
   ナリング（５０）を具え、上記中央開口（５５）の内周
   面をピストン（１６）の相応する形状をなす部分に嵌合
   することにより、上記リテーナリング（５０）がピスト
   ン（１６）上に装架されて上記摩擦要素（２２）から離
   隔されると共に、上記ブーツシール（３０）の端部が摩
   擦要素（２２）に当接しないように構成されたものにお
   いて、上記熱遮蔽装置（５０、６０）が、上記中央開口
   （５５）と同軸で、かつその内部にピストン（１６）を
   受容する中央開口（６２）を具えた軽量かつ可撓性の熱
   遮蔽要素（６０）を有し、同熱遮蔽要素（６０）が、上
   記摩擦要素（２２）から放散される熱エネルギに対して
   上記ブーツシール（３０）を保護するために、同ブーツ
   シール（３０）と上記リテーナリング（５０）との間に
   介装され、更に同熱遮蔽要素（６０）が上記リテーナリ
   ング（５０）によつて軸線方向に保持されるように構成
   されたことを特徴とするディスクブレーキ用熱遮蔽装置
   。 ２　上記リテーナリング（５０）が、ピストン（１６）
   上に嵌合して半径方向外方に撓む把持端部（５６）を包
   含していることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のディスクブレーキ用熱遮蔽装置。 ３　上記把持端縁（５６）がピストン（１６）に圧入さ
   れ、かつ熱遮蔽要素（６０）が、上記リテーナリング（
   ５０）とブーツシール（３０）との間に介装されて、ブ
   ーツシール（３０）がリテーナリング（５０）に当接す
   ることを防止するように構成されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第２項記載のディスクブレーキ用熱遮
   蔽装置。 ４　上記リテーナリング（５０）及び可撓性熱遮蔽要素
   （６０）が、上記キヤリパハウジングの大径孔部（２８
   ）内に収容され、ブーツシール（３０）が上記大径孔部
   （２８）内に配設されて熱遮蔽要素（６０）により熱的
   に保護されるように構成されていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載のディスクブレーキ用熱遮蔽装
   置。 ５　上記熱遮蔽要素（６０）がセラミック材料から構成
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のディスクブレーキ用熱遮蔽装置。 ６　上記熱遮蔽要素（６０）が非金属かつ可撓性の耐熱
   材料から構成されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のディスクブレーキ用熱遮蔽装置。 ７　上記リテーナリング（５０）及び熱遮蔽要素（６０
   ）が上記ピストン（１６）と共に可動的に配設され、ピ
   ストンの上記変位時に上記ブーツシール（３０）の伸長
   が許容されるように構成されたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１４記載のディスクブレーキ用熱遮蔽装置。