JPS6199658A - ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 - Google Patents
ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管Info
- Publication number
- JPS6199658A JPS6199658A JP22184084A JP22184084A JPS6199658A JP S6199658 A JPS6199658 A JP S6199658A JP 22184084 A JP22184084 A JP 22184084A JP 22184084 A JP22184084 A JP 22184084A JP S6199658 A JPS6199658 A JP S6199658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- welded
- content
- pipe
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、製管時の溶接ままの状態で、内側材が、特
に湿潤な硫化水素をはじめ、炭酸ガスや塩素イ万ンなど
の腐食性成分を言庸する石油や天然ガスなどにさらされ
る環境(以下、f(、S −CO□−Ct−積項といラ
ン下で優nfc耐応力腐食割れ性を示し、さらに外側材
が高強度と高靭性を肩すると共に、優れた耐硫化水素誘
起割れ性を1し、したがってこれらの特性が要求される
ライ/バイブとして使用するのに過した溶接クラブト餉
管に関するものである。
に湿潤な硫化水素をはじめ、炭酸ガスや塩素イ万ンなど
の腐食性成分を言庸する石油や天然ガスなどにさらされ
る環境(以下、f(、S −CO□−Ct−積項といラ
ン下で優nfc耐応力腐食割れ性を示し、さらに外側材
が高強度と高靭性を肩すると共に、優れた耐硫化水素誘
起割れ性を1し、したがってこれらの特性が要求される
ライ/バイブとして使用するのに過した溶接クラブト餉
管に関するものである。
一般に、内側材がオーステナイト系ステンレス鋼で構成
され、かつ外側材が低合金鋼で#I成されたf#接り2
ブトgI14tがラインパイプとして用いられている。
され、かつ外側材が低合金鋼で#I成されたf#接り2
ブトgI14tがラインパイプとして用いられている。
上記の促米浴使クラッド鋼管においては、クラフト−板
よりの溶接による製管に際して、特に内側材であるステ
ンレス鋼中に炭化物が粒界析出し、この炭化物は特に上
記のHas −COt −CL−環境において耐応力腐
食割れ性(以下、耐SCC性という)を劣化式せる原因
となるものでるることから、耐食性向上をはかる目的で
、製管後の溶接クラヅド鋼管に対して溶体化処理を施し
、前記炭化物を素地中に同浴させる処理を行なうことが
検討された。
よりの溶接による製管に際して、特に内側材であるステ
ンレス鋼中に炭化物が粒界析出し、この炭化物は特に上
記のHas −COt −CL−環境において耐応力腐
食割れ性(以下、耐SCC性という)を劣化式せる原因
となるものでるることから、耐食性向上をはかる目的で
、製管後の溶接クラヅド鋼管に対して溶体化処理を施し
、前記炭化物を素地中に同浴させる処理を行なうことが
検討された。
しかし、この溶体化処理によって1ItI記内側材の耐
食性は向上するようになるが、外側材でめる低合金鋼は
、その組織が焼入れ組織となり、硬化することから、特
に靭性が劣化するようになり、したがって高g1度と高
靭性、並びに&れた耐食性が要求される上記山s −c
o、 −ct−″環境下のラインパイプとして使用する
には、靭性の点で問題かめる。
食性は向上するようになるが、外側材でめる低合金鋼は
、その組織が焼入れ組織となり、硬化することから、特
に靭性が劣化するようになり、したがって高g1度と高
靭性、並びに&れた耐食性が要求される上記山s −c
o、 −ct−″環境下のラインパイプとして使用する
には、靭性の点で問題かめる。
また、このJj!i会、溶体化処理後に、さらに焼戻し
処理を施すことも検討されたが、焼戻し処理を施すと、
内側材でるるステンレス鋼にも!戻し処理が施されるこ
とになシ、この結果、再び炭化物が粒界析出するように
なって耐食性が劣化するようになるという間−が生じ、
したがって現実的には溶接クラブト鋼管には溶体化処理
を行なわす、耐食性に問題がめっても製管時の溶接まま
の状態で実用に供しているのが塊状でるる。
処理を施すことも検討されたが、焼戻し処理を施すと、
内側材でるるステンレス鋼にも!戻し処理が施されるこ
とになシ、この結果、再び炭化物が粒界析出するように
なって耐食性が劣化するようになるという間−が生じ、
したがって現実的には溶接クラブト鋼管には溶体化処理
を行なわす、耐食性に問題がめっても製管時の溶接まま
の状態で実用に供しているのが塊状でるる。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、製管時
の溶接ままの状態で、高強度と高靭性含有し、かつ耐食
性にも優れた溶接クラブトwI4I#tt−得べく研究
を行なった結果、m接りラヴド餉管の内側となる部分(
内側材)が、重量憾で(以下%は)[1%を示す)、 C:0.02%以下、 Si : 1 e6以下、Mn
:21以下、 P:0.03%以下。
の溶接ままの状態で、高強度と高靭性含有し、かつ耐食
性にも優れた溶接クラブトwI4I#tt−得べく研究
を行なった結果、m接りラヴド餉管の内側となる部分(
内側材)が、重量憾で(以下%は)[1%を示す)、 C:0.02%以下、 Si : 1 e6以下、Mn
:21以下、 P:0.03%以下。
S : 0.021以下、 Rot 、 At: 0.
3%以°ド、Ni:27〜40%、 Cr:18〜25
%、Cu:0.01〜2%、 MO:5%以下およびW:10%以下のうちのl撞また
は2鴇、 (C含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からな
る組1戊を有し、かつ、 Crt’11+ 1 0 Mo(1)+ 5 W(%)
≧40壬、2憾≦Mo(%)+ 1/2 W(壬)≦5
%、の組成条件を満足する高倉金銅で1#成さn、一方
間外側材となる部分(外側材)が、 C:0.005〜0602%未満、Si:0.01〜0
.5%、Mn : 0.8〜2 ’4、 P:0.
015%以下、S:0.005%以下、 BOL 、、
At : 0.1%以下、全含有し、嘔らに必要に応じ
て、 Cu:0.05〜0.5%、 Ni : 0.05〜0
.5%、Cr:0.05〜0.5%、 Mo : 0.
05〜0.5 %、Nb : 0.01〜IJ、 1
%、 V : 0.01〜0.1 %、Ti : 0.
005〜0.05%、 B:O,1JOO5〜0.00
8%、のうちの目または2徨以上、 全含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からなる
組成を有する低合金鋼で構成されたクラブト鋼板より製
造された溶接クラブト鋼管においては、特にクラブト餉
板製造時の熱間加工によって高強度が確保さn、かつ、
製管時の浴接まlの状態で、上記内側材に炭化物の粒界
析出がないので、特にH,s −co、 −ct−環視
下で搬れた耐SCC性を示し、かつ上記外側材は高強度
と高靭性を有することから、これを、これらの特性が要
求される石油や天然ガスなどのラインパイプとして用い
た場合に優れた性能を著しく長期に亘って発揮するとい
う知見を得たのでるる。
3%以°ド、Ni:27〜40%、 Cr:18〜25
%、Cu:0.01〜2%、 MO:5%以下およびW:10%以下のうちのl撞また
は2鴇、 (C含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からな
る組1戊を有し、かつ、 Crt’11+ 1 0 Mo(1)+ 5 W(%)
≧40壬、2憾≦Mo(%)+ 1/2 W(壬)≦5
%、の組成条件を満足する高倉金銅で1#成さn、一方
間外側材となる部分(外側材)が、 C:0.005〜0602%未満、Si:0.01〜0
.5%、Mn : 0.8〜2 ’4、 P:0.
015%以下、S:0.005%以下、 BOL 、、
At : 0.1%以下、全含有し、嘔らに必要に応じ
て、 Cu:0.05〜0.5%、 Ni : 0.05〜0
.5%、Cr:0.05〜0.5%、 Mo : 0.
05〜0.5 %、Nb : 0.01〜IJ、 1
%、 V : 0.01〜0.1 %、Ti : 0.
005〜0.05%、 B:O,1JOO5〜0.00
8%、のうちの目または2徨以上、 全含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からなる
組成を有する低合金鋼で構成されたクラブト鋼板より製
造された溶接クラブト鋼管においては、特にクラブト餉
板製造時の熱間加工によって高強度が確保さn、かつ、
製管時の浴接まlの状態で、上記内側材に炭化物の粒界
析出がないので、特にH,s −co、 −ct−環視
下で搬れた耐SCC性を示し、かつ上記外側材は高強度
と高靭性を有することから、これを、これらの特性が要
求される石油や天然ガスなどのラインパイプとして用い
た場合に優れた性能を著しく長期に亘って発揮するとい
う知見を得たのでるる。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に浴接クラブト鋼板におりる内側材および外側
材の成分組FlN、範囲を上記の通りに限定した理由を
説明する。
て、以下に浴接クラブト鋼板におりる内側材および外側
材の成分組FlN、範囲を上記の通りに限定した理由を
説明する。
A、内側材
(a) C
C成分の含有量が0.02%を越えると、溶接による製
管時に、粒界に炭化物が析出するようになシ、応力腐食
割れt起し易くなることから、その含有1ltf0.0
2%以下に定めた。
管時に、粒界に炭化物が析出するようになシ、応力腐食
割れt起し易くなることから、その含有1ltf0.0
2%以下に定めた。
(b) 5i
Si成分は説fR成分として不可欠の成分でめるが、そ
の含有量が1%金越えると熱間加工性が劣化するように
なることから、その含有量t−1%以下と定めた。
の含有量が1%金越えると熱間加工性が劣化するように
なることから、その含有量t−1%以下と定めた。
(e) tnn
Mnt4分にはSi成分と同様に脱酸作用がおり、2%
まで雷鳴させても特性に態形Wを及ぼさないことから、
2係筐での含有が許容される。
まで雷鳴させても特性に態形Wを及ぼさないことから、
2係筐での含有が許容される。
(d) P
P成分には、応力腐食割れに対する感受性を高める作用
がのり、この作用は、その含有量が0.03係を越える
と急減に現われるようになることから、その含有量を0
.03 %以下と定めた。
がのり、この作用は、その含有量が0.03係を越える
と急減に現われるようになることから、その含有量を0
.03 %以下と定めた。
(e) S
S成分には熱間加工性を劣化させる作用がわり、この作
用は、その含有量が0.02%を越えると著しく現われ
るようになることから、その含有量を0.02憾以下と
定めた。
用は、その含有量が0.02%を越えると著しく現われ
るようになることから、その含有量を0.02憾以下と
定めた。
(f) 1ift 、 A/。
At成分はSi2よひ1yin成分と同様に脱酸作用を
もつので必要な成分でろるが、その含有量がsat 、
Atで0.3%を越えると特性に忌影響を及はすように
なることから、その含有量をs、ot、 Atで0.3
係以下と定めた。
もつので必要な成分でろるが、その含有量がsat 、
Atで0.3%を越えると特性に忌影響を及はすように
なることから、その含有量をs、ot、 Atで0.3
係以下と定めた。
(g) Ni
Ni成分には耐食性、特に耐SCC性を向上させる作用
かわるが、その含有量が27%未満では所望の優れた耐
SCC性を確保することができず、−万40俤を越えて
含有させても耐SCC性にさらに一段の向上効果が現わ
れず、経済性を考慮して、その含有fe27〜40係と
定めた。
かわるが、その含有量が27%未満では所望の優れた耐
SCC性を確保することができず、−万40俤を越えて
含有させても耐SCC性にさらに一段の向上効果が現わ
れず、経済性を考慮して、その含有fe27〜40係と
定めた。
(h) Cr
Cr55.分には、N1%並びに後述のMOおよびW成
分との共存において、耐食性を著しく向上させる作用が
あるが、その含有量が181未満では所望の優れた耐食
性全確保することができないので、18係以上の含有が
必蓋でるるか、25%を越えて含有させてもよシ一層の
同上効果は現われず、したがって経済性をも考慮して、
その含ntk18〜25%と定めた、 (i) MoおよびW 上記のように、これらの成分には、NiおよびCrとの
共存において耐食性を同上させる作用かめるが、それぞ
れMO=5%およびW:10係を越えて含壱姑ぜ−Cも
、環視温度が150℃以下の)1!S −COx −C
L″″猿境ド環境、さらに一段の同上効果が現われない
ことから、経済性を考慮して、その含有1電、それぞれ
Mo:5係以下、W:10憾以下と定めた。
分との共存において、耐食性を著しく向上させる作用が
あるが、その含有量が181未満では所望の優れた耐食
性全確保することができないので、18係以上の含有が
必蓋でるるか、25%を越えて含有させてもよシ一層の
同上効果は現われず、したがって経済性をも考慮して、
その含ntk18〜25%と定めた、 (i) MoおよびW 上記のように、これらの成分には、NiおよびCrとの
共存において耐食性を同上させる作用かめるが、それぞ
れMO=5%およびW:10係を越えて含壱姑ぜ−Cも
、環視温度が150℃以下の)1!S −COx −C
L″″猿境ド環境、さらに一段の同上効果が現われない
ことから、経済性を考慮して、その含有1電、それぞれ
Mo:5係以下、W:10憾以下と定めた。
また、MOとWの含1=jitK:閑して、条件式:
*io(%)+1/2 W(帽で規定するのは、Wが〜
Loに対し旅子輩が約2倍で、効果の点では約1/2で
均等となQという理由によるもので、この1直が2嗟未
満では、特VC上記の150℃以下のH!s −COx
−C1−環境下で所Aの耐食性t″確株ることができ
ず、−万このimか5qbt−越えるものとしても上記
の通り大賀的に不必費な童のMoお↓びWの宮Mとなり
、経済的でなく、したがってMO(帽+1/2 W(%
)の値を2〜5sと定めたのでるる。
*io(%)+1/2 W(帽で規定するのは、Wが〜
Loに対し旅子輩が約2倍で、効果の点では約1/2で
均等となQという理由によるもので、この1直が2嗟未
満では、特VC上記の150℃以下のH!s −COx
−C1−環境下で所Aの耐食性t″確株ることができ
ず、−万このimか5qbt−越えるものとしても上記
の通り大賀的に不必費な童のMoお↓びWの宮Mとなり
、経済的でなく、したがってMO(帽+1/2 W(%
)の値を2〜5sと定めたのでるる。
(iJ Cu
Cu成分は耐大性を同上させ@作用がめ◇が、その含有
jtが0.01%未満では所望の耐貢性金抛憬すること
がでさす、一方2%を越えて首肩させると、隔間〃1工
注が劣化するようになることから、七のち有量を0.0
1〜2%と定めた、(h) Cr(%)+10Mo(
%)+5 W(%)Ni、並びにCr、Mo、およびW
の含*量tl−m々変化妊せたNi−Cr−Mo系、N
1−Cr−vV糸、およびNi−Cr−Mo−W糸の鋼
を浴製し、鋳造し、鍛伸し、熱間圧延して板厚=7鱈の
熱延鋼板とし、ついでこの熱延鋼板に、溶接鋼管製造時
の冷間加工、例λ、ばU−07オーミングを考慮して2
0%の刀0工率で冷間圧延を施し、この?@iI&鋼板
より圧延方向と直角に厚さ: 2wXl1lli&:
105mX9E : 75+gの寸法をもった試験片を
切出し、この試験片VCついて、4点1118け冶具を
用い、0.2%耐力に相当す石引張応力を付加した状態
で、10気圧のH,Sお!び10気圧のCo1でH□S
およびCO,ftMOuさせた2 0 % NaC6浴
液(a温:15Q℃)中に1000附間浸漬の応力鵜食
割れ試M (SCC試験)を行ない、試験後、前記試験
片における割n56生の有無を観察し、この親祭結来に
もとづき1発明省券が独自に設定した条件式: Cr(
%)+ 10 Mo(%)+5W(qb)とNl @
有量との関係i 、 Cr(%)+ 10 Mo(%)
+ 5 vV<%)を横軸にとり、一方Ni(チ)を縦
軸にとシブロットし九ところNi(%)≧27%、 C
r(%)+10M0(%)+ 5 W・(%)≧40%
の範囲で所望の優れた耐SCC性に示したのである。こ
れらの結果にもとづき、Niの含有量の下限値を27
% 、 Cr(1)+ 10Mo(4)+ 5 W(%
)の含有量の下限(It−401と定めたのである。
jtが0.01%未満では所望の耐貢性金抛憬すること
がでさす、一方2%を越えて首肩させると、隔間〃1工
注が劣化するようになることから、七のち有量を0.0
1〜2%と定めた、(h) Cr(%)+10Mo(
%)+5 W(%)Ni、並びにCr、Mo、およびW
の含*量tl−m々変化妊せたNi−Cr−Mo系、N
1−Cr−vV糸、およびNi−Cr−Mo−W糸の鋼
を浴製し、鋳造し、鍛伸し、熱間圧延して板厚=7鱈の
熱延鋼板とし、ついでこの熱延鋼板に、溶接鋼管製造時
の冷間加工、例λ、ばU−07オーミングを考慮して2
0%の刀0工率で冷間圧延を施し、この?@iI&鋼板
より圧延方向と直角に厚さ: 2wXl1lli&:
105mX9E : 75+gの寸法をもった試験片を
切出し、この試験片VCついて、4点1118け冶具を
用い、0.2%耐力に相当す石引張応力を付加した状態
で、10気圧のH,Sお!び10気圧のCo1でH□S
およびCO,ftMOuさせた2 0 % NaC6浴
液(a温:15Q℃)中に1000附間浸漬の応力鵜食
割れ試M (SCC試験)を行ない、試験後、前記試験
片における割n56生の有無を観察し、この親祭結来に
もとづき1発明省券が独自に設定した条件式: Cr(
%)+ 10 Mo(%)+5W(qb)とNl @
有量との関係i 、 Cr(%)+ 10 Mo(%)
+ 5 vV<%)を横軸にとり、一方Ni(チ)を縦
軸にとシブロットし九ところNi(%)≧27%、 C
r(%)+10M0(%)+ 5 W・(%)≧40%
の範囲で所望の優れた耐SCC性に示したのである。こ
れらの結果にもとづき、Niの含有量の下限値を27
% 、 Cr(1)+ 10Mo(4)+ 5 W(%
)の含有量の下限(It−401と定めたのである。
B、外側材
(a) C
特に高靭性を必要とする場合、C成分はできるだけ低含
有の方が望ましいが、その含有量がo、oos優未満で
は所定の強度を確保することができず、一方その官有量
を0.024以上とすることは著しく高い靭性を確保す
る上で望ましくないことから、七の含有11t−0,0
05〜0.02憾未満と定めた、(b) 5t St酸成分は脱能作用かめるが、その含有量が0.01
%未満では所望の脱酸効果を確保することができず、一
方その含有量が0.5%を越えると靭性が低下するよう
になることから、その含Mfを0.01〜0.5%と定
め友。
有の方が望ましいが、その含有量がo、oos優未満で
は所定の強度を確保することができず、一方その官有量
を0.024以上とすることは著しく高い靭性を確保す
る上で望ましくないことから、七の含有11t−0,0
05〜0.02憾未満と定めた、(b) 5t St酸成分は脱能作用かめるが、その含有量が0.01
%未満では所望の脱酸効果を確保することができず、一
方その含有量が0.5%を越えると靭性が低下するよう
になることから、その含Mfを0.01〜0.5%と定
め友。
(c) Mn
Mn成分は鋼の強度を同上させる作用のほか、脱酸作用
をもつが、その含有量が0.8%未満では所望の強度を
確保することができず、一方2%を越えて含有させると
異常組峨が発生するようになることから、その含有量を
0.8〜2%と定めた、(a) p その官有量が0.015チを越えると、熱間および冷間
加工性が劣化するようになるので、その含有1t−o。
をもつが、その含有量が0.8%未満では所望の強度を
確保することができず、一方2%を越えて含有させると
異常組峨が発生するようになることから、その含有量を
0.8〜2%と定めた、(a) p その官有量が0.015チを越えると、熱間および冷間
加工性が劣化するようになるので、その含有1t−o。
015%以下と定めた。
<e> s
S成分もP成分と同様に加工性を劣化δせる成分なので
、良好な刀ロエ性忙確保するためには0.005%を越
えて含1°させてはならない。
、良好な刀ロエ性忙確保するためには0.005%を越
えて含1°させてはならない。
(f) BoA 、At
A/、I成分は、強力な脱酸作用tもつので、有用な成
分であるが、その官有量が0.1%を越えると、鋼塊に
表[10傷が発生するようになるので、0.1%を越え
−C含有さぞてはならない。
分であるが、その官有量が0.1%を越えると、鋼塊に
表[10傷が発生するようになるので、0.1%を越え
−C含有さぞてはならない。
(g) Cu 、Cr 、Ni 、Mo 、Nb 、
V、Ti、およびBこれらの成分には、鋼の強度を向上
させる作用がろるので、特に外側材に高強度が要求され
る場合に必要に応じて含有させるが、その含有量が、そ
れぞれCu:0.05%未満、Cr:0.054未満、
Ni:0.05憾未満、MO:0.05憾未満、Nb:
0.01%未満、V:0.01%未満、Ti:0.00
5%未満、およびB:0.0005%未満では、所望の
強度同上効果が得られず、一方、その含有蓋が、それぞ
れ(:u:0.5%、 Cr : 0.5 % 、Ni
: 0.5 % 、Mo :0.5%、Nb:0.1
%、V : 0.1 % 、Ti : 0.05 %、
およびB:0.008憾を越えて含有させてもより一層
の強度向上効果が得られず、経編性を考慮して、その含
有量(、それぞれCu:0.05〜0.5%、Cr:0
.05〜0.5%、Ni : 0.05〜0.5 %
、Mo :0.05〜0.5%、 Nb : 0.01
〜0.1%、V:0.01〜0.1%、Ti:0.00
5〜0.05憾、およびB:’ o、ooos〜o
、oos%と定めた。なお、これらの成分を総称して強
度向上成分という。
V、Ti、およびBこれらの成分には、鋼の強度を向上
させる作用がろるので、特に外側材に高強度が要求され
る場合に必要に応じて含有させるが、その含有量が、そ
れぞれCu:0.05%未満、Cr:0.054未満、
Ni:0.05憾未満、MO:0.05憾未満、Nb:
0.01%未満、V:0.01%未満、Ti:0.00
5%未満、およびB:0.0005%未満では、所望の
強度同上効果が得られず、一方、その含有蓋が、それぞ
れ(:u:0.5%、 Cr : 0.5 % 、Ni
: 0.5 % 、Mo :0.5%、Nb:0.1
%、V : 0.1 % 、Ti : 0.05 %、
およびB:0.008憾を越えて含有させてもより一層
の強度向上効果が得られず、経編性を考慮して、その含
有量(、それぞれCu:0.05〜0.5%、Cr:0
.05〜0.5%、Ni : 0.05〜0.5 %
、Mo :0.05〜0.5%、 Nb : 0.01
〜0.1%、V:0.01〜0.1%、Ti:0.00
5〜0.05憾、およびB:’ o、ooos〜o
、oos%と定めた。なお、これらの成分を総称して強
度向上成分という。
つぎに、この発明の溶接クラツド鋼管を冥抛例により具
体的に説明する。
体的に説明する。
それぞれ第1表および第2表に示される酸分組成をもっ
た溶鋼全通常の俗解法にて論製し。
た溶鋼全通常の俗解法にて論製し。
750w@X250mの一層インゴットに鋳造し、この
インゴットに加工開始温i:1280℃にて熱間鍛造お
よび熱間鍛伸〃u工を抛して板厚=60調の板材とし、
さらにこの板材に1150℃の圧端開始温度にて熱間圧
延を施して、七nそれ製造せんとする溶接クラブトm管
の内側材および外側材となる熱殊鋼板を製造し、ついで
、これらの内側材および外側材を、それぞれ第3表に示
される組合せにて重ね合わせ、 加熱温度:900−1100℃、 クラブト圧地温度:650〜850℃、の条件にてクラ
ブトして板厚: 13mのクラブト鋼板とし、引続いて
、このクラツド鋼板より通常のU−07t−ミング製管
法にて、外径=406飼×内径=394鰐X長さ:60
00mの寸法を肩し、かつ内mIK厚さ:3.71Mお
よび外側材厚き8.3鱈の本発明溶接クラブト鋼官1〜
15お工び従来溶接クラブト鋼wをそれぞれ製造した。
インゴットに加工開始温i:1280℃にて熱間鍛造お
よび熱間鍛伸〃u工を抛して板厚=60調の板材とし、
さらにこの板材に1150℃の圧端開始温度にて熱間圧
延を施して、七nそれ製造せんとする溶接クラブトm管
の内側材および外側材となる熱殊鋼板を製造し、ついで
、これらの内側材および外側材を、それぞれ第3表に示
される組合せにて重ね合わせ、 加熱温度:900−1100℃、 クラブト圧地温度:650〜850℃、の条件にてクラ
ブトして板厚: 13mのクラブト鋼板とし、引続いて
、このクラツド鋼板より通常のU−07t−ミング製管
法にて、外径=406飼×内径=394鰐X長さ:60
00mの寸法を肩し、かつ内mIK厚さ:3.71Mお
よび外側材厚き8.3鱈の本発明溶接クラブト鋼官1〜
15お工び従来溶接クラブト鋼wをそれぞれ製造した。
ついで、この結果得られた本発明溶接クラブト%+if
l〜15および従来浴接クラブト4II4電から、それ
ぞれ引張試験用、シャルピー衝S試験(vW−*。)用
、およびSCC試験用の試験片全それぞれ切出し、ぞn
ぞnの試験を行なった。
l〜15および従来浴接クラブト4II4電から、それ
ぞれ引張試験用、シャルピー衝S試験(vW−*。)用
、およびSCC試験用の試験片全それぞれ切出し、ぞn
ぞnの試験を行なった。
なお、SCC試験は、
試験片寸法−幅:10mX厚さ:2冒×長纒ニア、5鱈
、 使用冶具:4点曲げ冶具、 付加圧力=0.2%耐力に相当する引張応力、り用浴液
:10気圧のH2Sおよび10気圧のCo、でH,Sお
よびCO,を飽和させた20%NhCL浴液、 浴液温匿: 150℃ 試験時間=336時間、 の条件で行ない、試験後の内側材における割れ発生の有
無1*察した。これらの結果を第3表に示した。なお、
浴接クラッド鋼管の機械的性買は外側材によってきまる
ので、第3表には外側材の機械的性實を示し、かつ内側
材における炭化物の粒界析出の有無についての観察結果
も示した。
、 使用冶具:4点曲げ冶具、 付加圧力=0.2%耐力に相当する引張応力、り用浴液
:10気圧のH2Sおよび10気圧のCo、でH,Sお
よびCO,を飽和させた20%NhCL浴液、 浴液温匿: 150℃ 試験時間=336時間、 の条件で行ない、試験後の内側材における割れ発生の有
無1*察した。これらの結果を第3表に示した。なお、
浴接クラッド鋼管の機械的性買は外側材によってきまる
ので、第3表には外側材の機械的性實を示し、かつ内側
材における炭化物の粒界析出の有無についての観察結果
も示した。
第3表に示される結果から、本発明溶接クラヴド鋼管1
〜15においては、いずれも裏!時の浴接ままの状態で
、特に外側材によって1%強度と高靭性が確保され、さ
らに内[杓には炭化物の粒界析出が全く見られないので
、優れた耐SCC性を示すのに対して、従来#接りライ
トe!電においては高強度および高靭性を示すものの、
浴接時に内情材に炭化物が粒界析出するのを避けること
ができないので、耐SCC性の劣ったものになっている
ことが明らかでおる。
〜15においては、いずれも裏!時の浴接ままの状態で
、特に外側材によって1%強度と高靭性が確保され、さ
らに内[杓には炭化物の粒界析出が全く見られないので
、優れた耐SCC性を示すのに対して、従来#接りライ
トe!電においては高強度および高靭性を示すものの、
浴接時に内情材に炭化物が粒界析出するのを避けること
ができないので、耐SCC性の劣ったものになっている
ことが明らかでおる。
上記のように、この発明の浴接クラブト鋼tは、溶接ま
まの状態で、高強度および高靭性【有し、かつ耐SCC
性にも優れているので、これらの特性が璧求される。特
に−HaS−COx −Ct″″壌境に環境される石油
や天然ガスなどのラインパイプとして使用した揚台に搬
れた性能を者しく長期に亘って発揮するのでるる。
まの状態で、高強度および高靭性【有し、かつ耐SCC
性にも優れているので、これらの特性が璧求される。特
に−HaS−COx −Ct″″壌境に環境される石油
や天然ガスなどのラインパイプとして使用した揚台に搬
れた性能を者しく長期に亘って発揮するのでるる。
Claims (2)
- (1)内側材が、 C:0.02%以下、Si:1%以下、 Mn:2%以下、P:0.03%以下、 S:0.02%以下、sol.Al:0.3%以下、N
i:27〜40%、Cr:18〜25%、Cu:0.0
1〜2%、 Mo:5%以下およびW:10%以下のうちの1種また
は2種、 を含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からなる
組成を有し、かつ、 Cr(%)+10Mo(%)+5W(%)≧40%、2
%≦Mo(%)+1/2W(%)≦5%、の組成条件を
満足する高合金鋼で構成され、一方外側材が、 C:0.005〜0.02%未満、Si:0.01〜0
.5%、Mn:0.8〜2%、P:0.015%以下、
S:0.005%以下、sol.Al:0.1%以下、 を含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からなる
組成(以上重量%)を有する低合金鋼で構成されたこと
を特徴とする溶接ままで優れた耐食性を有する高強度高
靭性溶接クラッド鋼管。 - (2)内側材が、 C:0.02%以下、Si:1%以下、 Mn:2%以下、P:0.03%以下、 S:0.02%以下、sol.Al:0.3%以下、N
i:27〜40%、Cr:18〜25%、Cu:0.0
1〜2%、 Mo:5%以下およびW:10%以下のうちの1種また
は2種、 を含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からなる
組成を有し、かつ、 Cr(%)+10Mo(%)+5W(%)≧40%、2
%≦Mo(%)+1/2W(%)≦5%、の組成条件を
満足する高合金鋼で構成され、一方外側材が、 C:0.005〜0.02%未満、 Si:0.01〜0.5Mn:0.8〜2%、P:0.
015%以下、S:0.005%以下、sol.Al:
0.1%以下、 を含有し、さらに、 Cu:0.05〜0.5%、Ni:0.05〜0.5%
、Cr:0.05〜0.5%、Mo:0.05〜0.5
%、Nb:0.01〜0.1%、V:0.01〜0.1
%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0005
〜0.008%、のうちの1種または2種以上、 を含有し、残りがFeとその他の不可避不純物からなる
組成(以上重量%)を有する低合金鋼で構成されたこと
を特徴とする溶接ままで優れた耐食性を有する高強度高
籾性溶接クラッド鋼管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22184084A JPS6199658A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22184084A JPS6199658A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6199658A true JPS6199658A (ja) | 1986-05-17 |
Family
ID=16773011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22184084A Pending JPS6199658A (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 | ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6199658A (ja) |
-
1984
- 1984-10-22 JP JP22184084A patent/JPS6199658A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0545753B1 (en) | Duplex stainless steel having improved strength and corrosion resistance | |
US5849111A (en) | Duplex stainless steel | |
JP2003525354A (ja) | 2相ステンレス鋼 | |
JPH10503809A (ja) | 熱間加工性に優れた耐硫化物応力割れ性を有するマルテンサイト系ステンレス鋼 | |
US20240124949A1 (en) | High-strength stainless steel seamless pipe for oil country tubular goods and method for manufacturing same | |
JP4552268B2 (ja) | 油井用高強度マルテンサイト系ステンレス鋼管の接続方法 | |
US3075839A (en) | Nickel-free austenitic corrosion resistant steels | |
JPS6145697B2 (ja) | ||
JPS6199660A (ja) | ラインパイプ用高強度溶接鋼管 | |
JPS62180043A (ja) | 耐熱衝撃割れ感受性、耐食性および機械的性質にすぐれるオ−ステナイト・フエライト2相ステンレス鋳鋼 | |
US4278465A (en) | Corrosion-resistant alloys | |
JPS6199658A (ja) | ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 | |
JPS6363610B2 (ja) | ||
JP3201081B2 (ja) | 油井用ステンレス鋼およびその製造方法 | |
JPS61104054A (ja) | ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 | |
JP5136174B2 (ja) | 耐候性、耐遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト用鋼 | |
JPS62297443A (ja) | 熱間加工性に優れる高耐食オ−ステナイトステンレス鋼 | |
JPS6363609B2 (ja) | ||
JPS60128242A (ja) | 非磁性ドリルカラ−用高マンガン鋼 | |
JP2756545B2 (ja) | 温水中での耐食性にすぐれたオーステナイトステンレス鋼 | |
JPS6199661A (ja) | ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 | |
JPS59211553A (ja) | 靭性及び高温強度の優れた高Cr鋼 | |
JPS59211552A (ja) | 靭性の良好なマルテンサイト系高Cr鋼 | |
JP3216824B2 (ja) | 高強度低熱膨張合金 | |
JPH01100247A (ja) | オーステナイト系耐食鋳銅 |