JPS6198605A - 油圧緩衝装置 - Google Patents

油圧緩衝装置

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JPS6198605A
JPS6198605A JP21968684A JP21968684A JPS6198605A JP S6198605 A JPS6198605 A JP S6198605A JP 21968684 A JP21968684 A JP 21968684A JP 21968684 A JP21968684 A JP 21968684A JP S6198605 A JPS6198605 A JP S6198605A
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hydraulic shock
valve
passage
oil chamber
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JPH0541442B2 (ja
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Tadashi Jo
忠 城
Koichi Kayano
好一 茅野
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/04Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧緩衝装置に関し、特に、車高調整装置と
しても利用できる油圧緩衝装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、車輌には油圧緩衝装置が装備されていて、車輌
の走行時におけろ乗心地の改良や操縦安定性の改善が図
られている。そI−て近年では、このような車輪に併せ
て装備される車高調整装置として種々の提案がなされて
いる。
例えば、油圧緩衝装置の他に別途配設した油圧シリンダ
の伸縮によって板バネの特性を変更し、これによって車
高を調整するものあるいは、油圧緩衝装置における油圧
緩衝器の外径部に一体に配設した油圧シリンダの伸縮に
よって油圧緩衝器に介装されている懸架ばねのハネ特性
を変更し、これによって車高を調整するものがある。
これらによれば、各油圧シリンダへの圧油の供給によっ
て、各油圧シリンダを伸長させ、車輌の車高を高く調整
することができ、また、その圧油を各油圧シリンダから
排出させれば、車輌の車高を低く調整することができる
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、油圧シリンダからなる車高調整装置を油
圧緩衝装置以外に車輌に装備することとすると、部品点
数が増し、所謂コスト高を招来することとなる不都合が
ある。
また、油圧緩衝器と一体となるように、その外径部に油
圧シリンダを配設することとすると、油圧緩衝器の外径
を太くずろこととなり、車輌への装備に際して取付位置
の制限を受は易くなる不都合もある。
そして、油圧シリンダから圧油を排出させることによっ
て、車輌の車高を低く調整するようにする調整方式のと
きは、圧油供給回路にあるいは油圧シリンダに漏油の故
障が招来されたとき、所謂車輌の底付き現象が招来され
て、車輌の走行が事実上不可能どなる危惧もある。
そこで、本発明は、車輌に装備された油圧緩衝装置の他
に、別途車高調整装置を装備させることなく、車輌の車
高調整をも可とし、かつ、油圧回路等に故障があっても
車輌の走行が妨げられることのない油圧緩衝装置を新た
に提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明の構成を、シリンダ
内ピストン部の摺動時に減衰力が発生されるように形成
された油圧緩衝器を有してなる油圧緩衝装置において、
油圧緩衝器のロッド側油室は外部の圧油供給源と通路を
介して連通し得るように形成されてなると共に、油圧緩
衝器のピストン側油室と上記ロッド側油室とは通路を介
して連通し得るように形成されてなり、かつ、上記ロッ
ド側油室と圧油供給源とを連通する通路中には給排バル
ブが配設されると共に、上記ロッド側油室とピストン側
油室とを連通ずる通路中には切換バルブが配設されてな
り、当該切換バルブの開放時に当該通路を介して油が流
通され油圧緩衝器の伸縮が可とされると共に、上記給排
バルブの開放時に上記ロッド側油室に圧油が供給され油
圧緩衝器の圧縮が可とされろように形成されてなること
を特徴とするとすると共とに、併せて、シリンダ7内に
リザーバ室を有すると共に、シリンダ内ピストン部の摺
動時に減衰力が発生されるように形成された油圧緩衝器
を有してなる油圧緩衝装置において、油圧緩衝器のロッ
ド側油室は外部の圧油供給源と通路を介して連通し得る
ように形成されてなると共に、油圧緩衝器のピストン側
油室と上記ロッド側油室とは通路を介して連通し得るよ
うに形成されてなり、かつ、リザーバ室は通路を介して
外部のタンクと連通し得るように形成されてなり、上記
ロッド側油室と圧油供給源とを連通ずる通路中には供給
バルブが配設されてなると共に、上記ロッド側油室とピ
ストン側油室とを連通ずる通路中には切換バルブが配設
されてなり、かつ、上記リザーバ室とタンクとを連通ず
る通路r1這・ては排出バルブが配設されてなり、上記
切換バルブの開放時に当該通路を介して油が流通され油
圧緩衝器の伸縮が町とさfすると共に、上記供給バルブ
および排出バルブの開放時に上記ロット側油室に圧油が
供給され油圧緩衝器の圧縮が町とされるように形成され
てなることを特徴とするとしたものである。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
矛1図に示すように、本発明に係る油圧緩衝装置は、油
圧緩衝器1と、適宜の圧油供給源2と、当該圧油供給源
2と上記油圧緩衝器]のロッド側油室Aとを連通ずる通
路3中に配設された給排バルブ4と、上記油圧緩衝器1
のロッド側油室Aとピストン側油室Bとを連通ずる通路
5中に配設された切換ハルフロとを有してなる。
上記油圧緩衝器1ば、上端が車体側に連結されると共に
、下端が車軸(jl!lに連結されるものであって、シ
リンダ7内にピストン部8を摺動自在に有すると共に、
当該ピストン部8に連設されたピストンロッド9をシリ
ンダ7内端内部のベアリング部7aに摺接させて挿通さ
せている。
また、上記シリンダ7内にはピストン部8によって区画
形成されたロッド側油室Aとピストン側油室Bとを有し
てなると共に、シリンダ7内下底部にはベースバルブ部
10を有してなる。
そして、上記ロッド側油室Aとピストン側油室Bとは、
ピストン部8に配設された逆止弁8aを介してピストン
側油室Bからロッド側油室Aへの油の流入のみを可とす
るように連通されている。そしてまた、上記ベースバル
ブ部1oには、絞りからなろ圧側バルブ1oaが配設さ
れており、当該圧側バルブ]oaを介して、ピストン側
油室Bとシリンダ7の外方に配設されたアウターシェル
フhとの間に形成されるリザーバ室Cとの連通を町とし
ている。なお、当該リザ−へ室Cの上方はカス室りとさ
れている。また、ベースバルブ部10には逆止弁101
)が配設されており、当該逆止弁]、 Oi5を介して
リサーハ♀Cからピストン側油室Bへの油の流入のみを
町とするように連通されている。
」二記圧油供給源2は、両方向ポンプからなり、タンク
2aから油を吸い上げ、前記油圧緩衝器1へ向けての圧
油の吐出を可とし、かつ、当該油圧緩衝器1からの圧油
を吸引し、タンク2aへの吐出を可とするように形成さ
れているもので゛ある。そして、当該圧油供給源2から
吐出される圧油は、前記通路3を介して油圧緩衝器1の
ロッド側油室A内へ供給されるようになっている。なお
、当該圧油供給源2ICは、リリーフバルブ2力が附設
されている。
上記通路3は、上記圧油供給源2からの圧油を油圧緩衝
器1のロッド側油室Aに供給することを町とするように
設定されているものであるが、本実施例においては、前
記通路5と中間において接続されている。また、上記通
路3中には、校り3αと逆止弁37!Iとを有している
。すなわち、上記通路3中に配設された前記給排バルブ
4と、前記圧油供給源2との間の通路3中には、油圧緩
衝器1側から圧油供給源2へ向けての圧油の流速をII
J alllする絞り3aと、圧油供給源2から油圧緩
衝器1側への圧油の流通を可とする逆上弁3力とが並列
して配設されているものである。
上記給排バルブ4は、連通ポジション4aと遮断ポジシ
ョン4. bとを有してなるもので、通常は遮断ポジシ
ョン4力にあるが、操作時には連通ポジション4αに切
り換えられるように形成されている。なお、当該給排バ
ルブ4の切換は、任意の手段によって行なうことができ
るのは勿論である。また、上記給排バルブ4が連通ポジ
ション4a111fiあるときは、前記圧油供給源2の
圧油吐出方向によって、油圧緩衝器1のロッド側油室A
K圧油が供給され、あるいは、当該ロッド側油室Aから
圧油が排出されることとなる。
上記通路5には、絞りからなる伸側バルブ5αが配設さ
れてなり、当該通路5中を油が往復するときに所望の伸
側減衰力が発生されるように形成されている。なお、当
該伸側バルブ5aは、本実施例における絞りに代えて、
リーフバルブ、板弁等の任意のバルブとすることができ
るのは勿論である。
上記切換バルブ6ば、連通ポジション6aと遮断ポジシ
ョン6hとを有してなり、通常は連通ポジション6aに
あって、操作時にのみ遮断ポジション6hに切り換えら
れるように形成されている。そして、当該切換バルブ6
は、本実施例にあっては、パイロット切換バルブからな
り、パイロット通路6cが前記通路3中の給排バルブ4
の前側に連結されているものである。
以上のように構成された本発明に係る油圧緩衝装置の作
動について説明する。
先ず、図示する状態は、本装置が所謂ショックアブソー
バとしての油圧緩衝装置として利用される場合であって
、ピストンロッド9の上端側から荷重が作用したり、シ
リンダ7の下端が上昇されることとなって、シリンダ7
内のピストン部8がシリンダ7内を下降する圧行程にあ
るときは、ピストン部8の下降によって逆止弁8aを介
してピストン側油室B内の油がロンド側油室A内に流入
すると共に、ピストンロッド9の進入体積分に相当する
油がベースバルブ部10の圧側バルブ10aを介してリ
ザーバ室C内に流入することとなる。そして、上記圧側
バルブ10αを油が通過するときに所望の圧側減衰力が
発生されることとなる。
また、シリンダ7内ピストン部8がシリンダ7内を上昇
する伸行程時には、ピストン部8のシリンダ7内上昇に
伴ってロンド側油室A内の油が通路5を流通してピスト
ン側油室B内に流入すると共に、ピストンロッド9の退
出体積分に相当する油がリザーバ室Cからベースバルブ
部10の逆止弁10/lを介してピストン側油室B内に
流入することとなる。このとき、通路5中の伸側バルブ
5aを油が通過することによって、所望の伸側減衰力が
発生されることとなる。
次に、本装置が車高調整装置として利用される場合には
、先ず、給排バルブ4が連通ポジション4aに切り換え
られると共に圧油供給源2が1駆動されることとなる。
なお、上記給排バルブ4および圧油供給源2の各作動に
ついては、図示していないがコントローラからの入力信
号によって行なわれるものである。
そして、次に、車輌の車高を低く調整するときには、圧
油供給源2の供給方向の駆動によってタンク2αからの
油を圧油として通路3中に吐出する。通路3中に吐出さ
れた圧油は、逆止弁375を介して給排バルブ4に流入
し、連通ポジション4αを介して油圧緩衝器l側に流通
される。
上記圧油の供給が通路3中になされると、切換バルブ6
がパイロット通路60を介しての油圧により遮断ポジシ
ョン6、!+′に切り換えられる。
これによって、油圧緩衝器1内のピストン側油室B内の
油が通路5を介して外部に流出するととが阻止されろ。
上記の状態にあるとき、圧油は油圧緩衝器1のロッド側
油室A内に流入する。これによってピストン部8がシリ
ンダ7内を下降すると共に、ピストン側油室B内の油は
、ベースバルブ部10の圧側バルブ10aたる絞りを介
してリザーバ室C内に流入する。
また、上記のようにして一旦、下降させた車高を高く復
帰させるときは、上記両方向ポンプたる圧油供給源2を
タンク2αへ向けての吐出方向に駆動する。これによっ
て、ロッド側油室A内の油が通路3中に流出されると共
に、連通ポジション4αにある給排バルブ4を介して油
圧供給源またる両方向ポンプのタンク2a−\の吐出方
向に吸引されることとなる。このとき、給排バルブ4を
通過して通路3中にありタンク2aO1llVC向けて
吸引される油は、逆止弁3hと並列する絞り3aを通過
することとなり、その流速が制御されて、油圧緩衝器1
の急激な上昇が阻止されることとなる。
なお、坩・1図に示す実施例において、図中3は、圧油
供給源2と油圧緩衝器1のロッド側油室Aとの間を連通
ずる通路3の延長部分であり、かつ、上記ロッド側油室
Aと油圧緩衝器1のピストン側油室Bとの間を連通ずる
通路5の延長部分であるが、当該連路部分3は図中破線
で示すようにピストンロッド9内を挿通するように形成
することとしてもよい。
牙2図は、】・1図に示す油圧緩衝器1を具体的にした
一実施例であるが、本実施例における油圧緩衝器1にお
けるシリンダ7内に摺動自在に配設されたピストン部8
は、当該シリンダ7内をロッド(ilJjl油室Aとピ
ストン側油室Bとに区画すると共に、当該ピストン部8
のピストン本体11に油路]、]、(Zを有し、かつ、
当該油路11aの上端開口に逆止弁8aを有している。
そして、当該逆止弁8aはピストンロッド9の段差部に
係止されたストッパ12に上端が係止されたスプリング
13と、当該スプリング13によって附勢されたリーフ
バルブ14とからなるものである。なお、上記ピストン
本体11はピストンロッド9の下端螺合部に螺合された
セットナツト15によってピストンロッド9のインロ一
部に固着されている。
また、上記シリンダ7の下端底部には、ベースバルブ部
10が配設されているが、当該ペースバルブ部10は、
シリンダ7の外方に配設されたアウターシェルフhの下
端内部に固着された蓋部材16上面に載置されたバルブ
シート17上端にリーフバルブ18を配設すると共に、
当該リーフバルブ18の上面に、スプリング19で附勢
された押圧部材20が当接されている。そして、上記ス
プリング19はシリンダ7の下端内側に嵌装されたキャ
ップ21内に収装されている。さらに、上記キャップ2
1には中央切欠き21αが形成されていると共に、抑圧
部材20には油路20aが形成されており、上記中央切
欠き21aおよび上記油路20aを介してリーフバルブ
]8上面に流入する油が当該リーフバルブ18の内周端
を撓ませてバルブシート17内に流入し、かつ、切欠き
17αを介してリザーバ室C内に流入されるようになっ
ている。なお、リザーバ室Cの上方はガス室りとされて
いる。
また、上記実施例において、シリンダ7内のロッド側油
室Aば、ピストンロッド9内に穿設された通路3を介し
て外部の圧油供給源2側と連通されていると共に、シリ
ンダ7内のピストン側油室B内と通路5を介して連通さ
れている。
なお、上記通路3は、ピストンロッド9の上端にプラグ
22を介して固着された管23によって構成されている
と共に、ロッド側油室Aと連通する通路5は、油圧緩衝
器1のリザーバ室Cおよびガス室り内に配設された管2
4によって構成されている。寸だなお、上記実施例にお
け形成されているものであるが、これに代えて、之・1
図中実線で示す通路3として形成されろものとしてもよ
いこと勿論である。
上記した実施例において、アウターシェルフbの上端近
傍にはばね受25が固着されておリ、懸架ばね26の下
端が係止されている。
第3図は、2・1図に示すところの変更に係る油圧緩衝
装置に係る他の実施例を示すものであって、本実施例に
おいては、前記した実施例における給徘バルブ4および
切換バルブ6を合一にしたバルブ27を有してなる点に
おいて相違するものである。
ずなわち、バルブ27は、圧油供給源2と油圧緩衝器]
のロッド側油室Aとを連通ずる通路3を開放状態にする
給排ポジション27aと、油圧緩衝器1のピストン側油
室Bとロッド側油室Aとを連通ずる通路5を開放状態に
する連通ポジション27hとを有するように形成されて
いるもので、前記した給排バルブ4と同様に、コントロ
ーラ(図示せず)からの信号によって作動し、その作動
時には連通ポジション27hに切り換えられろようにな
っている。
なお、本実施例におけろ油圧緩衝装置の作動は、前記牙
1図におけろ場合と同様であることは勿論である。
λ・4図は、刃・3図に示す油圧緩衝装置における伸側
バルブ5aおよびバルブ27を油圧緩衝器1内に配設し
た実施例を示すもので、本実施例において、バルブ27
は、ピストンロッド9L下端近傍内部に収装されたスプ
ール28と、当該スプール28の軸部28d上端に当接
されると共に、ピストンロッド9の軸芯部透孔9a内に
挿通されたブツシュロッド29と、当該ブツシュロッド
29に連結されて当該ブツシュロッド29をピストンロ
ッド9の軸芯方向に上下動するアクチュエータ30とを
有してなるものである。
」二記ピストンロッド9の下端近傍から下端にかげての
内部にはロッド内ハウジング9zが形成されており、当
該ロンド内ハウジング9h内に上記スプール28が摺動
自在に収装されているもので・ある。そして、当該スプ
ール28は、ストッパ3Iによって下端が支持されたス
プリング32の上端に当接されるガイド33の上端に係
止されており、常に上方に向けて持ち上げられるように
附勢されている。なお、カイト33にはポート33αが
穿設されている。また、上記ピストンロッド9の軸芯部
透孔9a内は、外部の圧油供給源2と通路3を介して連
通されていると共に、上記ガイド33のポート33aを
介してロッド内ハウジング9hと連通されるようになっ
ている。
すなわち、上記スプール28が図示する状態にあるとき
は上方の軸芯部透孔9aからの油はロッド内ハウジング
9h内に流入することはないが、アクチュエータ30の
作動によってスプール28が下降することとなるときは
、スプール28の先端が下方のストッパ34内に嵌入さ
れ、当該ストッパ34部分で油通路が閉鎖されることと
なるに対して、ピストンロッド9の肉厚を貫通するよう
に放射状に穿設されたポート9Cと軸芯部透孔9aとが
連通状態になり、圧油供給源からの油は、シリンダ7内
のロッド側油室A内に流入することとなるように形成さ
れているものである。
−加− また、上記スプール28からなるバルブ27が図示する
閉鎖状態にあるときは、シリンダ7内のロッド側油室A
とピストン側油室Bとが連通状態にあるもので、伸側減
衰力を発生させる伸側バルブ5aば、ピストンロッド9
の下端に螺合されてピストン本体11を固着するセット
ナツト15内に収装されている。
すなわち、ピストンロッド9下端に開口するロッド内ハ
ウジング9I)の下端開口には、これを閉鎖するように
リーフバルブ35が配設されており、当該リーフバルブ
35は下方からスプリング3Gによって附勢されており
、当該スプリング36は下端からセットナツト15の下
端内側に螺装されたストッパガイド37に係止されてい
る。そして、セットナツト15の肉厚部にはポート15
αが穿設されており、セットナツト15内とピストン側
油室B内との連通を可としている。
従って、図示する状態から、ピストン部8がシリンダ7
内を上昇する伸行程時には、ロツド側油室A内の油はピ
ストンロッド9のポート9Cを介してロッド内ハウジン
グ9h内に流入すると共に、リーフバルブ35の外周端
を撓わませてセットナツト15内すなわちピストン側油
室B内に流入する。これによって伸側減衰力が発生する
こととなる。なお、圧側減衰力は、シリンダ7内下端の
ベースバルブ部10によって発生されることとなるのは
第2図に示す実施例と異なるところはない。また、ピス
トン部8には、ストッパ12、スプリング13、リーフ
バルブ14からなる逆止弁8αが形成されていることも
牙2図に示す実施例と異なるところはない。
2・5図は、本発明に係る油圧緩衝装置の他の実施例を
示すものであって、前記271図乃至矛4図に示すとこ
ろと異なる点は、油圧緩衝器1のリザーバ室Cと外部の
タンク2aとを連通ずる通路38を有すると共に、当該
通路38中には排出バルブ39を有してなると共に、圧
油供給源2と油圧緩衝器〕のロッド側油室Aとを連通す
る通路3中には供給バルブ40および逆止弁41を有し
てなるにある。
すなわち、リザーバ室Cとタンク2aとを連通ずる通路
38中の排出バルブ39および通路3中の供給バルブ4
0は共に、コントローラ(図示せず)からの信号によっ
て作動するもので、平時はそれぞれ遮断ポジション39
!I 、 4.QAにあるものが作動時にはそれぞわ一
連通ポジション39a、 40aに切り換えられ、圧油
供給源2からの圧油がロッド側油室A内に供給されると
共に、ピストン側油室B内すなわち、リザーバ室C内の
油がタンク2a内に排出されるようになっているもので
゛ある。
なお、通路3中の逆止弁41ば、通路5中の切換バルブ
6が連通ポジション6aにあって、ロッド側油室Aとピ
ストン側油室Bとの間における油の流通時にパイロット
通路6Cに油圧作用することがないように配慮している
ものである。
】・6図は、第5図の変更例を示すものであつて、本実
施例においては、圧油供給源2と油圧緩衝器1のロッド
側油室Aとの連通はピストンロッド9の軸芯部透孔9a
を介して行なわれるように形成されていると共に、牙5
図における切換バルブ6に代えて他の切換バルブ42と
し、刈・5図における通路3中の逆止弁41の配設を省
略したものである。
すなわち、上記他の切換バルブ42は、圧油供給源2と
油圧緩衝器】のロッド側油室Aとの連通を可とする供給
ポジション42αと、油圧緩衝器1のピストン側油室B
と上記ロッド側油室Aとの連通を可とする連通ポジショ
ン4.2Aとを有してなり、上記供給バルブ40が供給
ポジション4.Oaに切り換えられて圧油供給源2から
の圧油の供給が通路3中になされると、当該油圧がパイ
ロット通路4.20を介して当該切換バルブ42に作用
し、供給ポジション424に切り換えられるように形成
されているものである。
なお、本実施例にあっても、供給バルブ40および排出
バルブ3つは、コントローラ(図示−冴一 せず)からの指令信号によってそれぞれ開放状態にされ
るものであって、油圧緩衝器1の伸縮作動状態は、前記
した実施例と異なるところではないこと勿論である。
また、第5図および牙6図に示す各実施例において、圧
油供給源2は一方向ポンプからなるものであって、タン
ク2aからの油を吸い上げ通路3中へ吐出するのみの機
構をするように形成されている。
】・7図は、】アロ図における油圧緩衝器1を除いた状
態での一部改良を示すもので、矛6図における供給バル
ブ40と排出バルブ39とを合一のバルブ43とした実
施例を示すもので、本実施例における圧油供給源2は両
方向ポンプからなるとされている。
上記合一のバルブ43は、3ポート3ポジシヨンからな
るもので・、コントローラ(図示せず)からの指令信号
により各ポジションに切り換えられるように形成されて
いる。
なお、本実施例によるときは、バルブの数を少なくする
ことができることとなる利点がある。
之・8図は、前記1・6図に示すところを等測的に示す
実施例を示すものであるが、本実施例に係る油圧緩衝器
1ば、】72図および矛4図に示す油圧緩衝器1の部分
的な改良に相当するものでもある。
すなわち、圧油供給源2からの圧油は、供給バルブ40
を介して管23からなる通路3、すなわちピストンロッ
ド9の軸芯部透孔9aを介して、ピストンロッド9の下
端近傍内部のロッド内ハウジング9z内の切換バルブ4
2部分に流入し得るようになっている。すなわち、軸芯
部透孔9a内に圧油の供給があると、スプール28が下
降し、ピストンロッド9のポート9Cを介してシリンダ
7内のロッド側油室A内と圧油供給源2側とが連通され
ると共に、リザーバ室Cの下端にはポート44が穿設さ
れていて、外部のタンク2α個に連通ずる通路38と連
通されている。
なお、ピストン部8をピストンロッド9の下端に固着す
るセットナツト15中には伸側バルブ5aが介装されて
いることは、牙4図に示す実施例の場合と同様である。
また、本実施例において、油圧緩衝器1外部の圧油の供
給および排出の回路形成にあっては、図示したところに
代えて、牙7図に示す回路としても良いこと勿論である
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、車輌の所謂ショックア
ブソーバとして装備される油圧緩衝器を車輌の車高を調
整する車高調整器としても利用することができるので、
車輌への装備にあって、省スペース化を図ハ、るので、
極めて有利となる利点がある。
また、油圧緩衝装置として装備されるものが車高調整装
置としても利用できるので、部品点数の徒らな増大を招
来することもなく、安価で経済的に有利となる利点もあ
る。
さらに、本発明によれば、車高調整のための圧前回路中
に故障があって漏油があるような場合にも、車輌の走行
に必要な高い車高に復帰されるので、走行不可能になる
ような危惧がなくなる利点もある。
そして、車高復帰は圧油を抜くだけの作動で足り、時間
的に速く復帰できる利点があると共に、特に、両方向ポ
ンプを圧油供給源として利用するときは、一層の短時間
化を図ることができる利点もある。
そしてさらに、油圧緩衝器に圧油を供給しあるいはその
排出を図る回路の一本化を図るときには、配管が簡単に
なって経済的に有利となるばかりでなく、車輌への装備
の際のシンプル化を図ることができ作業性の著しい向上
を図ることができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
牙1図は本発明の一実施例に係る油圧緩衝装置を示す回
路図、牙2図は牙1図に係るところの油圧緩衝器を具体
的に示す実施例、牙3図は、71−1図の変更例に係る
回路図、牙4図は牙2図に係るところの油圧緩衝器を具
体的に示す実施一部一 例、矛5図は本発明の他の実施例に係る油圧緩衝装置を
示す回路図、牙6図は第5図の変更例に係る回路図、】
17図は矛6図の変更例を部分的に示す回路図、矛8図
は牙6図に係るところの油圧緩衝器を具体的に示す実施
例である。 1・・・油圧緩衝器、2・・・圧油供給源、3゜3.5
.38・・・通路、4・・・給排バルブ、6゜27.4
2・・・切換バルブ、7・・・シリンダ、8・・・ピス
トン部、9・・・ピストンロッド、10・・・ベースバ
ルブ部、39・1・排出バルブ、40@・・供給バルブ
、43・・・バルブ、A・・・ロッド側油室、B・・・
ピストン側油室、C・・・リザーバ室、D・・・ガス室

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内ピストン部の摺動時に減衰力が発生さ
    れるように形成された油圧緩衝器を有してなる油圧緩衝
    装置において、油圧緩衝器のロッド側油室は外部の圧油
    供給源と通路を介して連通し得るように形成されてなる
    と共に、油圧緩衝器のピストン側油室と上記ロッド側油
    室とは通路を介して連通し得るように形成されてなり、
    かつ、上記ロッド側油室と圧油供給源とを連通する通路
    中には給排バルブが配設されると共に、上記ロッド側油
    室とピストン側油室とを連通する通路中には切換バルブ
    が配設されてなり、当該切換バルブの開放時に当該通路
    を介して油が流通され油圧緩衝器の伸縮が可とされると
    共に、上記給排バルブの開放時に上記ロッド側油室に圧
    油が供給され油圧緩衝器の圧縮が可とされるように形成
    されてなることを特徴とする油圧緩衝装置。
  2. (2)圧油供給源が両方向ポンプからなる特許請求の範
    囲第1項記載の油圧緩衝装置。
  3. (3)切換バルブがパイロット切換バルブからなり、圧
    油供給源からの圧油の供給があるときに遮断状態に切り
    換えられるように形成されてなる特許請求の範囲第1項
    記載の油圧緩衝装置。
  4. (4)給排バルブと切換バルブとが合一のバルブからな
    る特許請求の範囲第1項記載の油圧緩衝装置。
  5. (5)シリンダ外周にリザーバ室を有すると共に、シリ
    ンダ内ピストン部の摺動時に減衰力が発生されるように
    形成された油圧緩衝器を有してなる油圧緩衝装置におい
    て、油圧緩衝器のロッド側油室は外部の圧油供給源と通
    路を介して連通し得るように形成されてなると共に、油
    圧緩衝器のピストン側油室と上記ロッド側油室とは通路
    を介して連通し得るように形成されてなり、かつ、リザ
    ーバ室は通路を介して外部のタンクと連通し得るように
    形成されてなり、上記ロッド側油室と圧油供給源とを連
    通する通路中には供給バルブが配設されてなると共に、
    上記ロッド側油室とピストン側油室とを連通する通路中
    には切換バルブが配設されてなり、かつ、上記リザーバ
    室とタンクとを連通する通路中には排出バルブが配設さ
    れてなり、上記切換バルブの開放時に当該通路を介して
    油が流通され油圧緩衝器の伸縮が可とされると共に、上
    記供給バルブおよび排出バルブの開放時に上記ロッド側
    油室に圧油が供給され油圧緩衝器の圧縮が可とされるよ
    うに形成されてなることを特徴とする油圧緩衝装置。
  6. (6)切換バルブがパイロット切換バルブからなり、圧
    油供給源からの圧油の供給があるときに遮断状態に切り
    換えられるように形成されてなる特許請求の範囲第5項
    記載の油圧緩衝装置。
  7. (7)圧油供給源が両方向ポンプからなると共に、供給
    バルブと排出バルブとが合一のバルブからなる特許請求
    の範囲第5項記載の油圧緩衝装置。
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