JPS6197701A - プロセスデ−タのメモリパツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は保護、制ｎｔ＋装置などにおけるプロセスデー
タを記憶して保存するプロセスデータのメ２〔リバック
に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点］ 従来より主に電力分野で多用されている保護、制御装置
は目的に応じて多種多様な構成をもっている。

また保護、制御されるプラント機器や保護、ｉ、ＩＩ御
装置自体に異常が和牛すると、あらかじめ設計されたト
リップシーケンスによってプラントＲ器は安全サイドに
導かれると共に、必要な警報が発せられる。

しかしながら上記一連の動作はあくまでもリレー等の接
点変化、すなわちディジタル信号の変化以降のシーケン
スであり、プロセス昂（電圧、電流、温度、圧力、流儀
等）自体の変化すなわらアナログ信号の変化を読取るし
のではない。

近年の電力制御分野では、システムの複雑化、膨大化に
伴ってトラブルシー１−トの正確化、迅速化が要求され
ている。

しかしながら実際には不可解な事象、原因解明に長期間
を要する事象、原因の推定しかできない事象、全く再現
しない一過性の事象など難解な事象が多く、トラブルシ
ュートを困難にする要因となっている。

またこの目的のためにマイクロコンピュータやプロセス
コンピュータを用いた大がかりなデータ処理装置を用い
ることがあるが、これらは膜幅、工事、保守等の面で非
常に大規模なものであり、特定の場所でしか利用するこ
とができないという問題がある。

［発明の目的］ 本発明は不測のトラブル発生時にその時のプロセスデー
タを記憶して保存し、これを読出してトラブルシュート
を容易にするコンパクトなプロセスデータのメモリバッ
クを提供することを目的としている。

［発明のＮ要Ｊ 本発明は、プロセスのアナログ埴を入力してディジタル
値に変換する絶縁形Ａ／Ｄ　：コンバータ、Ａ／Ｄコン
バータの出力をクロックパルスに従つて順次データとし
て記憶すると共に古いデータを順次オーバフローするＲ
ＡＭ、常時クロックパルスを発生するクロック、保存指
令が入力されたとき一定時限後にクロックパルスを停止
させるタイムディレー、回路の操作電源となる長寿命電
池およびそれらの入出力回路を絶縁物で一括モールドし
、クロックパルス発生中にＲＡＭに記憶保存されたプロ
セスデータを読出指令によって外部へ読出可能とし、プ
ロセス異常動作時に保存指令を入力して異常動作の前後
一定時間内のプロセスデータを保存しておき、これを外
部へ読出してトラブルシュートを容易にするプロセスデ
ータのメモリバックである。

［発明の実施例］ 本発明の一実施例を第１図に示す。

第１図にＪ３いて、メモリバック１は全体を絶縁物でモ
ールドした小さなパックであり、内部の構成要素として
は、操作電源となる長寿傘型ｉ！！＋　２、　　　　　
）プロセス入力を分圧する入力分圧抵抗３、アナログ信
号であるプロセス入力をディジタル信号に変換する絶縁
形Ａ／Ｄｌンバータ４、ディジタル信号を記憶するＲＡ
Ｍ５、ＲＡＭ５ヘデータ壽込み信号を与えるクロック６
、クロック６の動作を停止させるときに時間遅れをあた
えるタイムディレー７、クロック６の動作状態を監視す
る動作中表示ランプ８がある。

プロセス入力端ｊ’１４より入力されるシフノー【二１
グ信号は、入力分圧抵抗３により適正な値に分圧された
のち絶縁形△／Ｄコンバータ４へ入力される。

絶縁形Ａ／Ｄコンバータ４でＡ／Ｄ変換されたディジタ
ル信号はＲＡＭ５の入力データ９どなる。

接点入力端子１５にはトラブル発生時に保７７指令用の
接点人力信号１０が入力される。

通常時は接点入力信号１０は無いのでり［１ツク、６か
らクロックパルス１１が常０．１出力されており、ＲＡ
Ｍ５へは入力データ９が常時記憶される。

トラブル発生時はタイムディレー７の時間経過後り１」
ツク６に停止指令信号が出力され、クロックパルス１１
が停止Ｉ　Ｌ’でＲＡＭ５の占込み動作を停止し、これ
まで・記憶しＣいたパノノデータが記憶保存される。

ただしＲＡＭ５は記憶容量に限度があるので、記憶容量
以上のデータは順次オーバフローされる。

以上の動作によってトラブル発生前後の一定時間中のデ
ータを確実に保存することができる。

トラブルシュートを行う゛ときは、゛メモリデータ読出
し端子１６よりリードパルス１２を与え、ＲＡＭ５に保
存されたデータをメモリデータ１３として読出す。

第２図は本発明によるメモリバックを保諷装置（過電流
継電器）に適用した場合を示すも−で、プロセス人力１
７は接点入力１８が入力されて暫く後まで２憶されるの
でトラブル発生前後のプロセス人力１７が記憶保存され
る。

第３図は本発明のメモリバックを制御装置（自動電圧調
整装置）に適用した場合を示すもので、第２図の場合と
同様にしてトラブル発生前後のプロセス人力１７が記憶
保存される。

Ｅ記のように従来はトラブルシュー１−の材料どしては
トラブル発生以降のトリップシーケンスのみにたよらざ
るを青なかったが、本発明のメモリパックを事故が予測
される所にあらかじめ取付けておくことによりトラブル
発１前後のブＬｌレス吊の変化を読取ることができ、ト
ラブルシュートのπ確化、迅速化を達成することができ
る。

［発明の効果１ 以上説明したように本発明によれば、事故発生時に前１
リ一定時間の°プロセスデータを記憶保存し、トラブル
シュートの正確化、迅速化を広範回目つ安価に達成させ
るコンパクトなプロセスデータのメモリパックが得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるメ−［リバックの一実施例を示す
内部構成図、第２図および第３図はイれぞれ本発明のメ
モリパックを保護装量および制御装冒に適用しＩＣ場合
の構成図である。 １・・・メモリパック ２・・・電池 ４・・・△′Ｄ−＋ンバータ ５・・・［又へ〜１ ６・・・クロック ７・・・タイムディレー ８・・・表示ランプ （７３１７）代理人　弁理士　則　近　憲　佑（ほか１
名） 第　　１　　図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プロセスのアナログ値を入力してディジタル値に変換す
   る絶縁形Ａ／Ｄコンバータ、上記Ａ／Ｄコンバータの出
   力をクロックパルスに従つて順次データとして記憶する
   と共に古いデータを順次オーバフローするＲＡＭ、常時
   上記クロックパルスを発生するクロック、保存指令が入
   力されたとき一定時限後に上記クロックパルスを停止さ
   せるタイムディレー、上記回路の操作電源となる長寿命
   電池およびそれらの入出力回路を絶縁物で一括モールド
   し、上記クロックパルス発生中にＲＡＭに記憶保存され
   たプロセスデータを読出指令によって外部へ読出可能と
   したプロセスデータのメモリパック。