JPS6197247A - α−ケトン酸エステル類の製造法 - Google Patents
α−ケトン酸エステル類の製造法Info
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- JPS6197247A JPS6197247A JP59216340A JP21634084A JPS6197247A JP S6197247 A JPS6197247 A JP S6197247A JP 59216340 A JP59216340 A JP 59216340A JP 21634084 A JP21634084 A JP 21634084A JP S6197247 A JPS6197247 A JP S6197247A
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- silver
- phosphorus
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業の利用分野)
本発明は、α−ヒドロキシカルボン酸を酸化脱水素して
α−ケトン酸エステルを製造する方法、より詳細には、
酸化脱水素の際に用いる銀触媒の改良方法に関するもの
である。
α−ケトン酸エステルを製造する方法、より詳細には、
酸化脱水素の際に用いる銀触媒の改良方法に関するもの
である。
本発明の方法で得られるα−ケトン酸エステル類は、各
種合成中間体として有用な化合物である。
種合成中間体として有用な化合物である。
特に、アミノ基供与体とトランスアミナーゼの存在下で
各種のL−アミノ酸を製造する際の原料、あるいは還元
アミノ化による各種DL−アミノ酸の製造原料として重
要な化合物である。
各種のL−アミノ酸を製造する際の原料、あるいは還元
アミノ化による各種DL−アミノ酸の製造原料として重
要な化合物である。
(従来技術)
α−ヒドロキシカルボン酸の酸化脱水素方法としては、
酸化モリブデン酸化鉄系の触媒を用いる方法(特公昭5
B−3662)、酸化バナジウム、酸化モリブデン系の
触媒を用いる方法(特開昭52−3’962d)、酸化
バナジウム系触媒を用いる方法(特開昭54−2198
2)、特定の粒度分布を持つ銀触媒の存在下に反応させ
る方法(特開昭54−122222)等が知られている
。
酸化モリブデン酸化鉄系の触媒を用いる方法(特公昭5
B−3662)、酸化バナジウム、酸化モリブデン系の
触媒を用いる方法(特開昭52−3’962d)、酸化
バナジウム系触媒を用いる方法(特開昭54−2198
2)、特定の粒度分布を持つ銀触媒の存在下に反応させ
る方法(特開昭54−122222)等が知られている
。
(発明h”−解決しようとする問題点)上記した従来既
知の製造法では、酸化物触媒を用いる場合、触媒の製法
が複雑であり、再現性の良い工業触媒を得るのが難しい
。また、あるものは転化率が低く未反応のα−ヒドロキ
シカルボン酸エステルがかなりの量存在する。α−ヒド
ロキシカルボン酸エステルとα−ケトン酸エステルとは
沸点差が少ないので、生成物の単離の蒸留工程が繁雑と
なる。銀触媒を用いる方法では、転化率は比較的高いが
収率が60〜70チと低く、反応初期の転化率は高いが
長期間の触媒使用により転化率が低下する等の欠点があ
る。
知の製造法では、酸化物触媒を用いる場合、触媒の製法
が複雑であり、再現性の良い工業触媒を得るのが難しい
。また、あるものは転化率が低く未反応のα−ヒドロキ
シカルボン酸エステルがかなりの量存在する。α−ヒド
ロキシカルボン酸エステルとα−ケトン酸エステルとは
沸点差が少ないので、生成物の単離の蒸留工程が繁雑と
なる。銀触媒を用いる方法では、転化率は比較的高いが
収率が60〜70チと低く、反応初期の転化率は高いが
長期間の触媒使用により転化率が低下する等の欠点があ
る。
本発明の目的とするところは、上述のような欠点のない
α−ヒドロキシカルボン酸酸エステル酸酸化脱水素てα
−ケトン酸エステルを製造スる方法提供することにある
。
α−ヒドロキシカルボン酸酸エステル酸酸化脱水素てα
−ケトン酸エステルを製造スる方法提供することにある
。
ステルの製造法、特に酸化脱水素に用いる触媒に関して
種々研究した結果、通常の銀触媒に微量の燐または燐化
合物を添加したものを触媒として用イルト、α−ヒドロ
キシカルボン酸エステルの転化率が高く保たれ、α−ケ
トン酸エステルの収率も向上することを見出し、本発明
を完成するに至った。
種々研究した結果、通常の銀触媒に微量の燐または燐化
合物を添加したものを触媒として用イルト、α−ヒドロ
キシカルボン酸エステルの転化率が高く保たれ、α−ケ
トン酸エステルの収率も向上することを見出し、本発明
を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨とするところは、α−ヒドロキ
シカルボン酸エステルを酸化脱水素してα−ケトン酸エ
ステルを製造するに際し、銀に対して元素状の燐に換算
して300 ppmに満たない量の燐または燐化合物を
含有する触媒の存在下に反応させることにある。
シカルボン酸エステルを酸化脱水素してα−ケトン酸エ
ステルを製造するに際し、銀に対して元素状の燐に換算
して300 ppmに満たない量の燐または燐化合物を
含有する触媒の存在下に反応させることにある。
本発明の方法に用いる燐または燐化合物を添加した銀触
媒の燐の添加量は元素状の燐に換算して、用いる銀の高
々300 ppmに満たない量に保つことが必要である
。燐の添加量が300 ppm以上になると、副反応が
増加し、目的とするα−ケトンばエステルの収率が低下
するばかりでなく、反応生成物が黄色ないし褐色を帯び
る等の好ましくない結果を与える。また燐の添加量が多
過ぎると原料α−ヒドロキシカルボン酸エステルの転化
率モ低下するので好ましくない。燐の添加量の下限は反
応させる原料の種類、反応条件等により一様ではないが
、10乃至20ppm以上の添加量kl必要である。
媒の燐の添加量は元素状の燐に換算して、用いる銀の高
々300 ppmに満たない量に保つことが必要である
。燐の添加量が300 ppm以上になると、副反応が
増加し、目的とするα−ケトンばエステルの収率が低下
するばかりでなく、反応生成物が黄色ないし褐色を帯び
る等の好ましくない結果を与える。また燐の添加量が多
過ぎると原料α−ヒドロキシカルボン酸エステルの転化
率モ低下するので好ましくない。燐の添加量の下限は反
応させる原料の種類、反応条件等により一様ではないが
、10乃至20ppm以上の添加量kl必要である。
燐を添加した銀触媒の製法は、銀に所定量の、燐を混合
、不活性雰囲気下に熔融し合金とする方法、あるいは銀
の粒状触媒に、燐または燐化合物を適当な溶媒に溶解さ
せた溶液を浸漬、乾燥、焼成することにより調製する。
、不活性雰囲気下に熔融し合金とする方法、あるいは銀
の粒状触媒に、燐または燐化合物を適当な溶媒に溶解さ
せた溶液を浸漬、乾燥、焼成することにより調製する。
または、反応供給原料中に極(微量の燐化合物な混入さ
せ、反応させながら燐化合物を触媒上に沈着させる方法
による。
せ、反応させながら燐化合物を触媒上に沈着させる方法
による。
元素状の燐の場合には、例えばベンゼンに燐を溶解させ
、銀触媒を浸漬する。燐化合物としては、リン酸、リン
酸塩(リン酸二水素アンモニウム等]を水溶液とし、銀
触媒を浸漬する。トリフェニルホスフィン等の有機燐比
合物の場合には、アルコールまたはアセトン等のM機溶
媒に溶解し銀触媒を浸漬し、乾燥、焼成することにより
触媒を調製する。
、銀触媒を浸漬する。燐化合物としては、リン酸、リン
酸塩(リン酸二水素アンモニウム等]を水溶液とし、銀
触媒を浸漬する。トリフェニルホスフィン等の有機燐比
合物の場合には、アルコールまたはアセトン等のM機溶
媒に溶解し銀触媒を浸漬し、乾燥、焼成することにより
触媒を調製する。
銀触媒は、銀単味の粒状または金網状触媒でもよいし、
アルミナ、炭化硅素等の担体に担持した銀触媒であって
もよい。
アルミナ、炭化硅素等の担体に担持した銀触媒であって
もよい。
既に出来上っている銀触媒に燐または燐化合物を添加す
る上記の方法以外に、銀塩の水溶液に燐化き物を添加し
これをアルミナ等の担体に担持させ、乾燥、焼成するこ
とによっても同様シζ触媒を得ることが出来る。銀塩は
、硝1波銀または酢酸銀が燐化合物としては、リン酸ア
ンモニウムが多用される。乾燥は50〜150℃の空気
または窒素雰囲気中で行ない、焼成は空気または不活性
ガス流通下に350〜600℃で数時間実施する。使用
するアルミナ、炭化硅素等の担体は通常、表面積が1w
j/ji以下のものが多用される。
る上記の方法以外に、銀塩の水溶液に燐化き物を添加し
これをアルミナ等の担体に担持させ、乾燥、焼成するこ
とによっても同様シζ触媒を得ることが出来る。銀塩は
、硝1波銀または酢酸銀が燐化合物としては、リン酸ア
ンモニウムが多用される。乾燥は50〜150℃の空気
または窒素雰囲気中で行ない、焼成は空気または不活性
ガス流通下に350〜600℃で数時間実施する。使用
するアルミナ、炭化硅素等の担体は通常、表面積が1w
j/ji以下のものが多用される。
フェニル基、ベンジル基を B/は低級アルキル基を示
す)で表わされるα−ヒドロキシカルボン酸エステルで
あって、グリコール酸メチル、乳酸メチル、乳酸エチル
、マンデル酸メチル、α−ヒドロキシ桂皮酸メチル等が
多用される。得られる生成物は、α−ケトン酸エステル
であって、グリオキシル酸メチル、ピルビン酸メチル、
ピルビン酸エチル、フェニルグリオキシル酸メチル、フ
ェニルピルビン酸メチル等である。
す)で表わされるα−ヒドロキシカルボン酸エステルで
あって、グリコール酸メチル、乳酸メチル、乳酸エチル
、マンデル酸メチル、α−ヒドロキシ桂皮酸メチル等が
多用される。得られる生成物は、α−ケトン酸エステル
であって、グリオキシル酸メチル、ピルビン酸メチル、
ピルビン酸エチル、フェニルグリオキシル酸メチル、フ
ェニルピルビン酸メチル等である。
酸化剤としては、分子状酸素を使用する。通常、酸素ガ
スまたは空気が用いられる。酸素の使用量はアルコール
を酸化してカルボニル基とするに必要な化学量論量乃至
化学量論量の2倍の範囲が好マシイ。原料のα−ヒドロ
キシカルボン酸エステルと空気との混合物、あるいは更
にこれに窒素等の不活性ガスを混合し予熱器でα−ヒド
ロキシカルボン酸エステルを気化させて、触媒層へ導入
する。反応混合物の触媒床への接触時間は0.01〜3
秒の範囲が好ましい。触媒床の温度は300〜700℃
、特に350〜650℃の範囲が多用される。反応圧力
は、常圧近傍が適しているが、加圧もしくは減圧下でも
実施出来る。反応器を流出した生成物は、冷却器により
捕集し、常法によって蒸留等の手段により目的物を単離
する。
スまたは空気が用いられる。酸素の使用量はアルコール
を酸化してカルボニル基とするに必要な化学量論量乃至
化学量論量の2倍の範囲が好マシイ。原料のα−ヒドロ
キシカルボン酸エステルと空気との混合物、あるいは更
にこれに窒素等の不活性ガスを混合し予熱器でα−ヒド
ロキシカルボン酸エステルを気化させて、触媒層へ導入
する。反応混合物の触媒床への接触時間は0.01〜3
秒の範囲が好ましい。触媒床の温度は300〜700℃
、特に350〜650℃の範囲が多用される。反応圧力
は、常圧近傍が適しているが、加圧もしくは減圧下でも
実施出来る。反応器を流出した生成物は、冷却器により
捕集し、常法によって蒸留等の手段により目的物を単離
する。
(発明の効果)
本発明の方法によれば、α−ヒドロキシカルボン酸から
従来法の銀単味の触媒を用いたのにくら1
べ、はるかに高収率でα−ケトン酸エステルが得られる
。また、長期間に亘って、原料のα−ヒドロキシカルボ
ン酸エステルの転化率が高(保たれるために、生成物の
分@精裂工程が簡略化できる。
従来法の銀単味の触媒を用いたのにくら1
べ、はるかに高収率でα−ケトン酸エステルが得られる
。また、長期間に亘って、原料のα−ヒドロキシカルボ
ン酸エステルの転化率が高(保たれるために、生成物の
分@精裂工程が簡略化できる。
(実施例)
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1
メタノールを空気酸化しホルムアルデヒドを製造するの
に使用される粒状の銀触媒(粒径0.2〜1、5−n7
m ) 11 & (充填容イ約3 rat )を採り
、リン酸二水素系アンモニウム5qを15mA’の蒸留
水に溶解させた水溶赦に浸漬させた。得られた銀粒子を
150℃で窒素雰囲気下に乾燥し、次いで450℃で2
時間焼成し触媒を調製した。
に使用される粒状の銀触媒(粒径0.2〜1、5−n7
m ) 11 & (充填容イ約3 rat )を採り
、リン酸二水素系アンモニウム5qを15mA’の蒸留
水に溶解させた水溶赦に浸漬させた。得られた銀粒子を
150℃で窒素雰囲気下に乾燥し、次いで450℃で2
時間焼成し触媒を調製した。
本触媒を内径127FL/?FLのステンレススチール
製反応管に充填し、乳酸エチルを0.43g/Hrの速
度で予熱気化させ450℃に加熱した触媒層に供給し、
同時に空気を15 R1(NTP ) /mLn、窒素
を1001rll (NTP ) /ynLnで触媒床
に供給し反応を実施した。
製反応管に充填し、乳酸エチルを0.43g/Hrの速
度で予熱気化させ450℃に加熱した触媒層に供給し、
同時に空気を15 R1(NTP ) /mLn、窒素
を1001rll (NTP ) /ynLnで触媒床
に供給し反応を実施した。
反応器流出物をドライアイスで冷却したトラップに捕集
し、その重量の測定値と組成を分析した。
し、その重量の測定値と組成を分析した。
乳酸エチルの転化率99.5%、ビルビX酸エチルへの
選択率は80チであった。反応を10日間続行させた後
の生成物分析直から、乳酸エチルの転化率は991チの
値を保っており、選択率は78チであった。
選択率は80チであった。反応を10日間続行させた後
の生成物分析直から、乳酸エチルの転化率は991チの
値を保っており、選択率は78チであった。
比較例1
実施例1で用いた銀触媒を燐を添加せずに、そのままの
状態で使用した。反応器と反応条件は実施例1と同様で
ある。
状態で使用した。反応器と反応条件は実施例1と同様で
ある。
生成物の分析結果から、乳酸エチルの転化率97.0%
、ビルビV酸エチルへの選択率は72チであった。反応
を開始後3日目に乳酸エチルの転化率は94%、6日目
には92%、100日目は88q6にまで低下した。
、ビルビV酸エチルへの選択率は72チであった。反応
を開始後3日目に乳酸エチルの転化率は94%、6日目
には92%、100日目は88q6にまで低下した。
実施例2
酢酸銀をアンモニア水に溶解した水溶液に、燐酸アンモ
ニウムを溶かした水溶液を添加し、これをツートン社の
熔融アルミナ担体5A−101の破砕物(粒径i 〜2
m1m )に浸漬、乾燥、300℃空気流通下に3時間
焼成し触媒を調製した。担体への銀の担持号は10y4
%、銀に対する燐の量は200 ppmであった。本触
媒5mlを実施例1と同様の反応管に充填し、乳酸エチ
ルのかわりにグリコール酸メチルを反応させた。反応濃
度は400℃である。実施例1と同様の反応条件で酸化
脱水素した結果、グリコール酸メチルの転化率95係、
グリオキシル酸メチルへの選択率8.2?FLα1チで
あった。
ニウムを溶かした水溶液を添加し、これをツートン社の
熔融アルミナ担体5A−101の破砕物(粒径i 〜2
m1m )に浸漬、乾燥、300℃空気流通下に3時間
焼成し触媒を調製した。担体への銀の担持号は10y4
%、銀に対する燐の量は200 ppmであった。本触
媒5mlを実施例1と同様の反応管に充填し、乳酸エチ
ルのかわりにグリコール酸メチルを反応させた。反応濃
度は400℃である。実施例1と同様の反応条件で酸化
脱水素した結果、グリコール酸メチルの転化率95係、
グリオキシル酸メチルへの選択率8.2?FLα1チで
あった。
実施例5
実施例1と同様の反応条件で出発原料をマンデル酸メチ
ルエステルにかえて反応を行った。用いた触媒は、ホル
マリン製改用銀触媒に燐を250ppm添加したものを
開用した。生成物の分析結果から、マンデル酸メチルの
転化率90%、フェニルグリオキシル酸メチルへの選択
率86%であった。次いで、マンデル酸メチルのかわり
にα−ヒドロキシ桂皮酸メチルを反応させ、原料転化率
92%、フェニルピルビ!酸への選択$70%の結果を
得た。
ルエステルにかえて反応を行った。用いた触媒は、ホル
マリン製改用銀触媒に燐を250ppm添加したものを
開用した。生成物の分析結果から、マンデル酸メチルの
転化率90%、フェニルグリオキシル酸メチルへの選択
率86%であった。次いで、マンデル酸メチルのかわり
にα−ヒドロキシ桂皮酸メチルを反応させ、原料転化率
92%、フェニルピルビ!酸への選択$70%の結果を
得た。
量を種々にかえて実施例1と同様の方法で触媒を調製し
た。
た。
この触媒を用い、触媒層温度470℃で乳酸メチルの酸
化脱水素を実施した結果を下表に示す。
化脱水素を実施した結果を下表に示す。
Claims (1)
- 1)一般式R−CHOH−COOR′(Rは水素原子、
低級アルキル基、フェニル基またはベンジル基を、R′
は低級アルキル基を示す)で表わされるα−ヒドロキシ
−カルボン酸エステルを酸化脱水素して一般式R−CO
−COOR′で表わされるα−ケトン酸エステルを製造
するに際し、銀に対して元素状の燐に換算して300p
pmに満たない量の燐化合物を含有する銀触媒の存在下
に反応させることを特徴とするα−ケトン酸エステル類
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216340A JPS6197247A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | α−ケトン酸エステル類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59216340A JPS6197247A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | α−ケトン酸エステル類の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6197247A true JPS6197247A (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=16687010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59216340A Pending JPS6197247A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | α−ケトン酸エステル類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6197247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2626276A1 (fr) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Hoechst France | Perfectionnement au procede de fabrication de pyruvates d'alkyle |
CN105777538A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-07-20 | 姜圆圆 | 一种医药中间体苄基酯类化合物的合成方法 |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP59216340A patent/JPS6197247A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2626276A1 (fr) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Hoechst France | Perfectionnement au procede de fabrication de pyruvates d'alkyle |
US5053527A (en) * | 1988-01-22 | 1991-10-01 | Societe Francaise Hoechst | Process for the manufacture of alkyl pyruvates |
CN105777538A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-07-20 | 姜圆圆 | 一种医药中间体苄基酯类化合物的合成方法 |
CN105777538B (zh) * | 2016-04-11 | 2018-07-10 | 安徽金泉生物科技股份有限公司 | 一种医药中间体苄基酯类化合物的合成方法 |
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