JPS6196294A - スチ−ムトラツプの稼動監視方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 蒸気動力施設や蒸気を熱源とする設備機器においては、
蒸気の凝結に１１〕、配管又は機器の内部に生成する復
水の適切な排除を行うことが熱管理−にの要諦であって
、ここにいわゆるスチームトラップの活用が不可欠なと
ころ、スチームトラップの不調ないし故障１こよって折
角の熱管理の努力が烏有に帰するが、スチームトラップ
の作動が適切であるか否かの判定は、その設置数量が膨
大なこともあって至難である。

（従来の技術） 特開昭５４−１５７３３３号公報１こて、スチームトラ
ップの入［］側に一対の電極を配置して、復水による電
極浸漬による電気的導通の維移を監視することが開示さ
れている。

しかるにこの場合に導通の継続っまり復水の停棉が検出
されたときといえども、通気初期にあっては必ずしもス
チームトラップの故障に当たらないし、またとくに高温
復水の停滞のとぎも同様であるか、その判定を適当に行
うことができない。

（発明が解決しようとする問題点） 上掲の従来技術に残された問題点として、水温を加味し
た復水の停滞の状況を的確に捕らえることで、より適切
なスチームトラップの稼動監視を行うことを可能にする
ことが、この発明の目的である。

（問題点を解決するための手段） −に記の目的は、スチームトラップの後水溜りに配設し
た電極対の浸漬導通を、サーモセンサによる温度信号に
あわせて電気的に検出し、低温時における浸漬導通の継
続および高温時における不導通の継続の際に警報を行う
ことを特徴とする、スチームトラップの稼動監視方法に
よって、有利に成就される。

この発明の適用に、スチームトラップの型式、構造の如
何を問うところでなく、たとえば第１図（ａ）のベルフ
ロートタイプ、同図（＋））のボールフロートタイプ、
また同図６）のバイメタル方式さらには同図（ｄ）のサ
ーモダイナミックタイプなどの何れであってもよく、以
下便宜−に第１図（ａ）の場合について説明を進め、同
図（１））から（ｃ）は、その類推に必要な限度の開示
に止めた。何れの型式のものも、それらの構造、機能に
ついては周知だからである。

また第２図にはこの発明の実施に適合するサーモレベル
センサを一例として熱電灯をサーモセンサとする例につ
いて示した。

図中１は熱電灯、２はその金属製保護管、３．４は補償
導線を示し、５は充填絶縁粉末である。

熱電対１は絶縁スリーブ６、封１１ユ環７および金属製
ブッシング８を用いガスケット９を介して金属ブッシン
グ８の、スチームトラップケーシング周壁１０に対する
ねじ込みによって該周壁１０を貫通して取りｆ］ける。

金属製保護管２および金属製ブッシング８には接続端子
１１．１２を取り付けてリード線１３に接続する。図示
例で接続端子１２は接続端子１２を導体環１４に設けて
絶縁ナツト１５により金属ブシュング２；に挟着固定す
る場合を示した。

補償導線・１によりスチームトラップケーシング内の後
水溜り内における、温度の検出信号をサーモメータ１３
；に、同しくリード線１３により復水溜り内における復
水の存否の検出信号はレベルメータ１Ｇにて現示するこ
とができるのは明らかである、図中１７は警報器である
。

（作用） スチームトラップの作動は通気の初期に低温復水が多量
に発生する。

従ってサーモメータ１３３は低温を指示し、レベルメー
タｌ　（ｉは導通を表示しつつ、サーモメータの指示か
時間経過に応じて温度−ＩＪＩを示す推移により、始動
の適正なありさまが確認される。

これに反して温度上昇が、低温排水に必要な時間を経過
してもなお生じないときはスチームトラップ０如動０不
調又は故障を意味−する０で゛警ｆ［ｌｉ謙１　　　　
　．７の動作によって、保守点検を必要とする事態が報
知される。

順調な温度十列を生じたときは、所定温度の指示の下に
レベル計１６がやがて不導通となってその後に再び導通
に転する指示が、適正な時間の間隔で繰り返されること
で、スチームトラップの適正作動が確認され得る。。

これに反してサーモメータ１８の高温指示のまま、レベ
ル計１６の指示が不導通のとき、スチームトラップ内に
到来した蒸気の吹放しどなっているありさまに対応する
ので、この状態もまた警報器１７の動作によって報知し
、適切な点検保守作動が遅滞なく行なえる。

最後に通気止めのあと、まず温度低下と、その後に不導
通となる指示が確認されたならば、残水の排除が順調に
行なわれたことを示すが、導通が継続されるときは、ス
チームトラップの型式の如何によっては閉塞の不調に起
因することもあり、またそうではないときでも、とく１
こ冬期凍害のおそれがあるので、余水排除の措置を講じ
ることにより、次回操業に備える。

以上のようにして、スチームトラップの稼動状態を居な
がらにして容易にしかも適切簡便に監視することができ
る。

（発明の効果） 工場施設内各所に散在して多数にわたって配置されるス
チームトラップの動作状態は、従来巡回点検によるほか
なかったが、熟練者といえども判定が困難で、しかも時
間と根気を必要とする過酷な作業であり、とくに設備類
の裏に隠れて配置されたり高所に位置干るなど、物理的
に点検が妨げられて保守が思うにまかせぬ、きらいがあ
ったのに対して、この発明によれば集中管理方式にもた
やすく馴染むので、適時に適切な措置を即応的に講じ、
多数にわたるスチームトラップの配設にも拘わらず、最
小の保守費用の下に、有効なスチームトラップ作動を有
利、的確に実現することがでとるほか、個々のスチーム
トラップの動作状況がらその配管系における適合の是非
つまり排水能力の過不足なども容易に判定できる。

４　図面のｉＩ！ｉ＋Ｌな説明 第１図は各種型式のスチームトラップに対するこの発明
の適用の要領を示す説明図、第２図はスチームトラップ
稼動監視に用いるセンサの詳細図である。

１・・熱電対　　　　１６・・レベルメータ１７・・警
報器　　　１８・・サーモメータ第　　１　　図 （ｂ）（ｄ） 第　２　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スチームトラップの復水溜りに配設した電極対の浸漬導
   通を、サーモセンサによる温度信号にあわせて電気的に
   検出し、低温時における浸漬導通の継続および高温時に
   おける不導通の継続の際に警報を行うことを特徴とする
   、スチームトラップの稼動監視方法。