JPS6195849A - ワ−ク移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ドッグの送り量を変化可能とすることによっ
て、中寸度の異なるワークをも能率よく搬送しつつ位置
決めしうるワーク移送装置に関する。

〔背景技術〕

ワークを順送りし、各加工位置ごとにワークを位置決め
しつつ適宜の加工等を行いうるようにしたワーク移送装
置が用いられているが、巾寸度の異なるワークをも容易
な開整手段によって、移送できかつ位置決めしうるワー
ク移送装置が望まれるでいる。

〔発明の目的〕

本発明は、出没自在なストッパを有する位置決め具と、
伸縮具に連係されその伸縮により往復動しうるドッグと
を具え、前記伸縮具を突出位置を検知器によって自在に
問整可能とすることにより、中寸度の異なるワークをも
移送しうをとともに位置決めでき、前記要請に適合しう
るワーク移送装置の提供を目的としている。

〔発明の開示〕

以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

図において、ワーク移送装置１は、移送台３に、ストッ
パ４を具える位置決め具５・〜と、前記移送台３の上面
から突出しうるドッグ６−・・を具える無端連紐７．７
と、伸縮具９に取付くラック１０を具える駆動機１１と
を配するとともに、前記伸縮具９の突出長さを規制する
検知器１３を付設しており、本実施例では、ワークＷは
長尺の板材であり、該ワーク移送装置１には、ワークＷ
の端部に長ホゾＳ、Ｓを加工する長ホゾ加工装置Ａと、
該ワーク移送装置１を跨り、ワークＷに部分表面仕上げ
、穿孔等の加工を施すワーク加工装置Ｂを設けている。

移送台３は、本実施例では、長尺かつ断面矩形の一対の
移送台片３１．３２からなり、該移送台片３１．３２は
その上面を水平かつ同高さに形成される。又前記ワーク
Ｗは、その長手軸を直交する横向きにかつ前記長ホゾＳ
が形成される一端部を、移送台片３２からはみ出させて
載置され、その上流側Ｘから下流側Ｙに向けて、前記無
端連紐７のドッグ６・−・を用いて、摺動しつつ移送さ
れる。

無端連紐７は、移送台３の上流側Ｘ、下流側Ｙに配した
回転体３４．３４．３５．３５に巻装され、移送台片３
１．３２の各内面に近接して周回する例えばチェーンを
用いている。

前記回転体３４．３４は、移送台片３１．３２の上流側
Ｘの端面から突出する突片３７．３７間で枢支した支軸
３９に固着され、又回転体３５．３５は、下流側Ｙの端
面から突出する長寸の突片４に向かって一定ピッチで取
付く各３つのドッグ６Ａ、６Ｂ、６Ｃを含んでいる。

ドッグ６は、無端連紐７に固着されるコ字枠４４と、そ
の溝部内で（１５動可能に枢支される当片４５とからな
り、当片４５は、無端連紐７が上流側Ｘから下流側Ｙに
向く前−０の移動に際して直立し移送台３の上面から突
出する一方、後進方向への移動に際しては、ワークＷと
の衝合により伸動しその干渉を防止できる。

前記支軸４２の、前記突片４０からの突出端に、ピニオ
ン１２が固着される、：とにより、該ピニオン１２は前
記回転体３５．３５に連係され、又該ピニオン１２は、
駆動機１１によって被動する。

駆動機１１は１．前記移送台片３１に側設される例えば
シリンダである前記伸縮具９のＬトッドに長尺なラック
１０を取付けており、ラック１０の下面に設ける歯部が
前記ピニオン１２に噛合する。

該ラック］０は、伸縮具９の伸縮による上流側Ｘ、下流
側Ｙへの往復動によって、ピニオン１２を正逆に駆動で
き、従って支軸４２、回転体３５を介して前記ドッグ６
−・を同方向に往復動させうる。

なおラック１０には、その側面を転勤する中口柱部と、
その上面、下面にあう外円柱部とを具えるガイド軸５０
．５０をその両側面に配してなるガイド５１．５１が、
ピニオン１２を挟んでその両側に配設される゛。ラック
ｌＯはその突出により前記検知器１３と当接でき、伸縮
具９の突出長さを規制する。

検知器１３は、例えばマイクロスイッチであって、調整
器５２により上流側Ｘ、下流側Ｙに位置可変に固定でき
る。

調整器５２は、前記突片４０の先端及び中間位■に側設
した支片５３．５３間に架設されるガイド軸５４と、酸
ガイド軸５４を摺動する移動片５５とを具え、前記検知
器１３は移動片５５上に、その動作端を上向きに固定さ
れる。又移動片５５はネジを用いて自在の位置で固定で
き、検知器１３の動作端は突出したラック１０の先端と
当接しうる。

前記位置決め具５は、移送台片３１．３２の外面に、前
記ドッグ６−の取付はピッチを隔てて向き合わせて配設
される。

位置決め具５は、前記ストッパ４をなすロッドを上向き
に固定するシリンダを用いており、該シリンダは、その
伸長によってストッパ４を移送台３の上面から突出でき
かつ縮小により没入させうる。またストッパ４は、上流
側Ｘに向けて配置される２つのストッパ４Ａ、４Ｂを含
む、なお位置決め具５は、シリンダ取付用の支持片５７
が、該支持片５７に設ける長孔を介してボルト止めされ
ることにより、上流側Ｘ、下流側Ｙ■０に取付位置を調
整しうる。

又位置決め具５の各上流側近傍には、前記ワーク加工装
置Ｂの加工具５９−がその上方に臨設される。

各ワーク加工装置Ｂは、移送台片３１の近傍略中央で立
設した支柱６１と、移送台片３２から離れた位置でかつ
向き合わせて立設する支柱６２間を跨る枠体６３を有し
、又枠体６３は、各支柱６１．６２に設ける例えばネジ
軸止螺合することによって、その上端のハンドル６４．
６４の回転ととともに上下動できる。又枠体６３には、
各移送台片３１．３２の上方で横方向に凹設した案内溝
６５−によりアーム６６−を横行自在に枢支しており、
各その先端で、前記加工具５９を固着する。

なおアーム６６は、案内溝６５の両側の支片６９で枢支
するネジ軸が螺合しその外端のハンドル７０の操作によ
り横位置を調節できる。

前記加工具５９は、アーム６６先端で垂直に固定する支
持枠ｔ９＠７２の上端に電動ｔａＭを取付け、又下端に
は、該電動機Ｍと上下動可能に係合する、ドリル、フラ
イスなどの刃具７４を設けている。

又前記加工具５９には、各その内側位置にクランプ具７
７が配設される。クランプ具７７は、前記支持枠７２上
端の内向きの突片に設けたシリンダ７９のロッドの下端
に、支持片で案内されかつ下端に例えば円形の押片８１
を有する継ぎ軸８３を連結しており、前記シリンダ７９
の伸長によって、ワークＷを、移送台３との間で押片８
１により押し付けることによって該ワークＷをクランプ
できる。

なお移送台片３１．３２の上面には、ドリル等の貫通型
の刃具７４を受入れる長孔７５が凹設されるとともに、
移送台片３２の外倒には、前記長ホゾ加工装ｆｆＡが付
設される。

長ホゾ加工装置Ａは、第１の回転カッタ２１を臭える横
加工具２２と、！Ｒ２の回転カッタ２３を具える縦加工
具２４を有し、本実施例では、ワークＷの端部両側面に
長ホゾＳ、Ｓを加工するため、２台の横加工！４＜２２
．２２を用いるとともに、１１加工具２４には２つの第
２の回転カッタ２３．２３が取付けられる。

縦加工具２４は、第１〜３図に示すごとく、移送台片３
２と直交する方向に敷設したレール９１を走行する枠台
９２を具える。該枠台９２は、レール９１を走行する底
板９３の背面に間隙を隔てて立設した支柱片９４．９４
に、上流側Ｘ、下流側Ｙの方向に前後動するスライド片
９７を設けるとともに、該スライド片９７に上下動可能
に係合するスライド片９９に、前記第２の回転カッタ２
３を固着する電動ｆｉＭ１、Ｍｌを固定している。

又スライド片９９には、前記底板９３に立設したシリン
ダ等の昇降具１０１のロッド上端が、かつ前記枠台９２
には、例えば床面に固定するシリンダなどの押進具１０
３のロッドが夫々固定されることによって、昇降具１０
１、押進具１０３の伸縮により、第２の回転カッタ２３
は昇降でき、かつ移送台片３２に向かって縦行しうる。

なお支柱片９４とスライド片９７、又スライド片９７と
スライド片９９とは、例えばＴ字状のアリ溝と該アリ溝
に嵌り合う突片とを用いて夫々係合している。なお縦加
工具２４は、移送台片３２に上面を揃えて外向きに突設
した小中の受片１０４を中心として移動し、移送台３（
ニー、直角な平面内で回転する各第２の回転カッタ２３
．２３を、受片１０４の両側面に沿うごとく移動させう
る。

なお受片１０４は、最小巾のワークＷに、所定の深さの
長ホゾＳ、Ｓを両側面と形成しうるよう、ワークＷに比
して長ホゾＳ、Ｓの深さ分、中挟に形成され、又前記ス
ライド片９７は、ボルトを用いて固定する。

前記横加工具２２は、移送台３と平行に配したレール１
０６．１０６上を移動する底板１０７に背板１０９を立
設した枠台１１０の前記背板１０９に、移送台３と直交
する方向に移動するスライド片１１１と、該スライド片
１１１に上下動可能に取付くスライド片１１２とを有し
、又スライド片１１２には、移送台３と平行な平面内で
回転する前記第１の回転カッタ２１を固着する電動機Ｍ
２を固定している。なおスライド片１１１は、昇降具１
１５により上下動しうるとともに、前記第１の回転カッ
タ２１は、ワークＷに形成される前紀要ホゾＳ、Ｓの根
本に、第８図に示すごとく切欠き溝Ｇを形成する。なお
本例では、横加工具２２１歳、上流側の前記ストッパ４
Ｂにより停止す・るワークＷの両側面に、前記切欠き溝
Ｇ、Ｇを加工しうる。

なお前記受片１０４には、その上方に、他のクランプ具
１１７が設けられる。

該クランプ具１１７は、前記枠体６３に固定したアーム
１１９先端の取付片１２０で立設するシリンダ１２１を
有し、かつその下向きロッドの下端に、前記受片１０４
よりもやや中挟の長片状の押片１２２を固設している。

なお押片１２２は、前記取付片１２０を遊挿するガイド
軸１２３が突設されることにより、前記受片１０４と同
方向に位置合わせされる。

然して第４図に示すごとく、位置決め具５のストッパ４
Ａ、４Ｂが夫々突出しかつ該ストッパ４Ａ、４Ｂにワー
クＷがその下流側Ｙの端面を接して位置決めされた状態
において、前記駆動機１１を駆動する。該駆動機１１は
、ラック１０が、不動することにより、ラック１０はピ
ニオン１２を介して回転体３５．３５を駆動し、無端連
紐７を周回させることによって、下流側Ｙのドッグ６Ａ
りく、ストッパ４Ａに位置決めされたワークＷを下流側
Ｙに向は搬出する。又ドッグ６Ｂは、ストッパ４Ｂで停
止したワークＷをストッパ４Ａに当接させるまで前進す
る。又ドッグ６Ｃは、移送台３に新たに搬入されたワー
クＷをストッパ４Ｂの前端まで移動させうる。なお駆動
機１１は、伸縮具９を縮小することによって、ドッグ６
Ａ、６Ｂは、前記クランプ具７７の押片８１により挟持
したワークＷ■０Ｃ・■○と夫々衝合し、前記のごとく
傾動しつつワークＷの下面を通り、第４図に示す原　−
位置に復帰する。

又前記ワークＷの巾寸度Ｗ１に比して巾寸度Ｗ２が大な
るワークＷを移送する際には、第７図に示すごとく、前
記調節器５２の移動片５５を上流側Ｘに移動し、伸縮具
９の突出長さを減じる。

なお第５図に示す、一方の支片５３から移動片５５まで
の長さ１１を、第７図に示す１２に減じることによりそ
の差長さに相当する前記ピニオン１２の円周長さ分、ピ
ニオン１２の回転角度を減じる。従ってピニオン１２と
回転体３５とのピッチ円半径比に相当して、第５図に示
すドッグ６の移動距ＭＬＩに比して短い距！１ｌｔＬ２
をド９ング６が移動し、中広のワークＷを、ストッパ４
に当接する位置まで正しく移動できかつ位置決めしうる
。

このように、検知器１３を移動させることによって、自
在の中寸度のワークＷを精度よく位置合わせできる。

又ワーク加工装Ｆｌｔ４の加工具５９は、クランプ具７
７により挟持しつ・つ、その刃具７４によって穿孔、表
面仕上げ等を施す。

長ホゾ加工装置Ｔは、ワークＷの端部に長ホゾＳ、Ｓを
加工する。

横加工具２２は、ストッパ４ＢでワークＷが位置決めさ
れた際に、その昇降具１１５を伸４にし、第１の回転カ
ッタ２１．２１により、クランプ具７７により押圧した
ワークＷに、その長ホゾＳの根本に位置した前記切欠き
ｍａＳａを形成できる。

なおワークＷの中寸度に応じて４？υｉ　１　ｆ）　＠
（ｉ：：＞Ｃ為を移動し又根本の位置に応じてスライド
片１１！の位置を調整できる。

又ワークＷは、ストッパ４Ａに当接することにより、前
記受片１０４の中央でかっ長ホゾＳの巾寸度を開山させ
て位置決めされる。又前記クランプ具７７．１１７の押
片８１．１２２により押圧されクランプされる。

瞳加工具２４は、昇降具１０１を伸長し第２の回転カッ
タ２３の中心を、ワークＷの中心線と高さ合わせしたの
ち、押進具１０３を伸長し、第２の回転カッタ２３を、
ワークＷの端面から前記切欠き溝Ｇまで、ワークＷの長
手軸に沿い移動することによって、第９図に示すごとく
、切欠き溝Ｇまでのびる長ホゾＳを、ワークＷの端部両
側面に形成できる。又加工後には、第２の回転カッタ２
３を下降させて後退することにより、次のワークＷの搬
入を迅速化する。

なおワークＷの巾寸度に応じてスライド片９７を上流側
Ｘ、下流側Ｙ側に移動できる。

又長ホゾＳは、予め切欠き溝Ｇを形成しているため、第
１０図に示すごと＜１．＆ホソＳの端面ＳＡは、長手軸
と直交し、従って第１１図に示すような、回転カッタＣ
の縦行のみによる長ホゾＳＢの場合に形成される円弧状
の端面ＳＨの発生が防止される。

〔発明の効果〕

叙上のごとく本発明のワーク移送装置は、ワークを載置
する移送台に、位置決め具と、ドッグを具え回転体に巻
装した無端連紐と、前記回転体に連係するピニオンに噛
合するラックを往復動させうる駆動機とを有しかつ前記
伸縮具の突出長さを検知器を用いて規制可能としている
ため、異なる巾寸度のワークをも、前記検知器の取付位
置を調整し伸縮具の突出長さを調整することによって、
前記位置決め具と正しく当接するまで順次移送でき、ワ
ークの巾寸度による調整を容易とし、ワーク送り作業の
能率化を達成するなど多くの効果を奏することができ、
本発明の装置は、ワークに加工を施す種々な加工装置の
ワーク移送のために広く利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、長ホゾ加工装置が付設した本発明の一実施例
を示す斜視図、第２図は長ホゾ加工装置を例示する平面
図、第３図はその正面図、第４〜７図は本発明のワーク
移送装置の作用を例示する線図、第８〜１０図は、長ホ
ゾ加工装置による加工工程を略伝する線図、第１１図は
、縦行する回転カッタを具えた長ホゾ加工装置により形
成される長ホゾが加工されたワークを略伝する線図であ
る。 ３−移送台、　　　　　４．４Ａ、４Ｂ・・−ストッパ
、５・・・位置決め具、　６．６Ａ、６Ｂ、６Ｃ・−・
ドッグ、７−・−無端連紐、　９〜伸縮具、　１０・−
・ラック、１１−駆動機、　　１２−ピニオン、 ３４．３５−回転体、　Ａ・−長ホゾ加工装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ワークを載置しかつ摺動させつつ移動しうる移送
   台に、前記移送台から出没でき突出により前記ワークを
   位置決めするストッパを具える位置決め具と、移送台の
   上流側、下流側に枢支した回転体に巻装されかつ前記移
   送台上面から突出しうるドッグを具える無端連紐と、伸
   縮具に取付けられその伸縮によって上流側、下流側に往
   復動しうるとともに前記回転体に連係したピニオンに噛
   合するラックを有する駆動機とを配するとともに、前記
   伸縮具の突出位置を検出し該伸縮具の突出長さを規制す
   る検知器を付設してなるワーク移送装置。