JPS619529A - Nb−Ti合金溶製用消耗電極 - Google Patents
Nb−Ti合金溶製用消耗電極Info
- Publication number
- JPS619529A JPS619529A JP12758384A JP12758384A JPS619529A JP S619529 A JPS619529 A JP S619529A JP 12758384 A JP12758384 A JP 12758384A JP 12758384 A JP12758384 A JP 12758384A JP S619529 A JPS619529 A JP S619529A
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- alloy
- sponge
- compact
- melting
- electrode
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の属する技術分野]
本発明は2種以上の高融点活性金属からなる合金溶製用
消耗電極に係り、特にNb−Ti合金を、消耗電極式真
空アーク溶解法により溶製する際に用いられる消耗電極
に関するものである。
消耗電極に係り、特にNb−Ti合金を、消耗電極式真
空アーク溶解法により溶製する際に用いられる消耗電極
に関するものである。
[従来の技術]
Nb−Ti合金等の高融点金属を含むチタン合金は合金
成分金属との間の著しい融点の差と比重の差から、通常
の消耗電極式真空アーク溶解法によって、均質な、偏析
のない鋳塊を得ることは困難である。従来、上述の問題
を解決するための方法として、Ti−5wt%Ta(以
下wt%を単に%と略記する)等の高融点金属を数パー
セント程度含むチタン合金に対して、消耗電極に関する
種々の改良法が行なわれてきたが、高融点金属を約半量
含有する合金に対するものについては、はとんど報告さ
れていないTi−5%Ta合金等について報告されてい
る消耗電極は次の通りである。
成分金属との間の著しい融点の差と比重の差から、通常
の消耗電極式真空アーク溶解法によって、均質な、偏析
のない鋳塊を得ることは困難である。従来、上述の問題
を解決するための方法として、Ti−5wt%Ta(以
下wt%を単に%と略記する)等の高融点金属を数パー
セント程度含むチタン合金に対して、消耗電極に関する
種々の改良法が行なわれてきたが、高融点金属を約半量
含有する合金に対するものについては、はとんど報告さ
れていないTi−5%Ta合金等について報告されてい
る消耗電極は次の通りである。
■ 基体金属と合金成分金属をよく混合し、コンパクト
状に成型した消耗電極(特公昭49−8607号)。
状に成型した消耗電極(特公昭49−8607号)。
■ 基体金属と合金成分金属の薄い板を長手方向に平行
に多数枚重ねた消耗電極(#j開昭49−120811
号)。
に多数枚重ねた消耗電極(#j開昭49−120811
号)。
■ 基体金属と合金成分金属粉末をよく混合し、この混
合体を圧縮成型した後、基体金属の中心に装入し、コン
パクト状に成型した消耗電極(特公昭46−17413
号)。
合体を圧縮成型した後、基体金属の中心に装入し、コン
パクト状に成型した消耗電極(特公昭46−17413
号)。
しかしながら、これらの消耗電極をN b −T i合
金に適用した場合、次の欠点を有する。
金に適用した場合、次の欠点を有する。
上記第1の電極を製造するには、スポンジチタンの平均
粒径は0 、8m腸〜13厘組嵩比重は約1.3であり
、ニオブ粉末の平均粒径は0.07am−1,0m+a
、嵩比重は約4.5なので粒径と嵩。
粒径は0 、8m腸〜13厘組嵩比重は約1.3であり
、ニオブ粉末の平均粒径は0.07am−1,0m+a
、嵩比重は約4.5なので粒径と嵩。
比重の差が大きく、均一に混合することは極めて困難で
ある。
ある。
上記第2の薄い板を多数枚重ねる方法による電極におい
てはその薄板自体を得ることが高価であり、またチャン
バー内での不活性ガス溶接が困難である。
てはその薄板自体を得ることが高価であり、またチャン
バー内での不活性ガス溶接が困難である。
上記第3の電極の製造においては、チタン粉末は酸素含
有量が高く、また高価であること、さらにニオブとチタ
ンを約半量ずつ使用することから、混合後の圧縮成型し
たコンパクトを基体金属に装入するという操作ができな
い。
有量が高く、また高価であること、さらにニオブとチタ
ンを約半量ずつ使用することから、混合後の圧縮成型し
たコンパクトを基体金属に装入するという操作ができな
い。
本発明はこのような欠点を克服し、組成が均一な、偏析
のない、ニオブを約半量含有するチタン合金をも溶製で
きる消耗電極を提供することを目的とする。
のない、ニオブを約半量含有するチタン合金をも溶製で
きる消耗電極を提供することを目的とする。
[発明の構成]
すなわち本発明はニオブの粒または粉末をスポンジチタ
ンで包み圧縮成型したコンパクトをスポンジチタン中に
装入して、圧縮成型し、この成型体から構成したことを
特徴とするNb−Ti合金溶製用消耗電極を提供するも
のである。
ンで包み圧縮成型したコンパクトをスポンジチタン中に
装入して、圧縮成型し、この成型体から構成したことを
特徴とするNb−Ti合金溶製用消耗電極を提供するも
のである。
本発明におけるコンパクトは、外側のスポンジチタンの
平均粒径を通常lO肩腸以下、好ましくは5+em以下
とし、内側のニオブの粒または粉末の平均粒径を通常5
0層層以下、好ましくは5腸■以下とする。このスポン
ジチタンでニオブの粒または粉末を包む理由は、ニオブ
の粒ま、たは粉末のみの圧縮成型では、型壁に焼付きを
生じてしまうからであり、細かいスポンジチタンを使用
することにより、ニオブの粒または粉末が型壁に接触す
る面積を減らし型壁の焼付きを防止する。このようにし
て圧縮成型したコンパクトを平均粒径50mm以下のス
ポンジチタン中に数債平均的に装入し圧縮成型した後溶
接し、消耗電極とする。
平均粒径を通常lO肩腸以下、好ましくは5+em以下
とし、内側のニオブの粒または粉末の平均粒径を通常5
0層層以下、好ましくは5腸■以下とする。このスポン
ジチタンでニオブの粒または粉末を包む理由は、ニオブ
の粒ま、たは粉末のみの圧縮成型では、型壁に焼付きを
生じてしまうからであり、細かいスポンジチタンを使用
することにより、ニオブの粒または粉末が型壁に接触す
る面積を減らし型壁の焼付きを防止する。このようにし
て圧縮成型したコンパクトを平均粒径50mm以下のス
ポンジチタン中に数債平均的に装入し圧縮成型した後溶
接し、消耗電極とする。
[発明の実施例]
次に本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図はコンパクト製造用プレス型の縦断面図である。
まずプレス型l内に中子2を入れ、その内側にニオブ粉
末3を、外側にニオブ粉末3を包むようにスポンジチタ
ン4を装入し、中子2を引抜いた後適当にならして圧縮
*mする。これによって得られたコンパクト5の形状を
斜視図で第2図に示す。
末3を、外側にニオブ粉末3を包むようにスポンジチタ
ン4を装入し、中子2を引抜いた後適当にならして圧縮
*mする。これによって得られたコンパクト5の形状を
斜視図で第2図に示す。
次に第3図に示すように6個のコンパクト5をスポンジ
チタン6中に装入し、圧縮成型してブリケット7を得、
これらブリケット7を複数個溶接して消耗電極とする。
チタン6中に装入し、圧縮成型してブリケット7を得、
これらブリケット7を複数個溶接して消耗電極とする。
第4図はこうして製作した消耗電極8の縦断面図である
。9は電源との継ぎ手である。この消耗電極8を真空ア
ーク3重溶解してNb−50%Ti合金を製造した結果
を第1表に示す。第1表は1500Kg鋳塊製造の結果
である。
。9は電源との継ぎ手である。この消耗電極8を真空ア
ーク3重溶解してNb−50%Ti合金を製造した結果
を第1表に示す。第1表は1500Kg鋳塊製造の結果
である。
第1表 Nb−50%Ti合金偏析試験結果[発明の効
果] 上記実施例の結果から明らかなように本発明の消耗電極
は組成の均一な偏析のないNb−Ti合金を溶製するの
に好適である。特に本発明の電極は超電導材料および航
空機ファスナー材料として一般的に使用されるNb−T
i合金の溶製用として優れたものであり、その製造にお
いて成型、溶接が容易であり、ニオブを約半量(約40
〜60%)含む場合でも組成の均一な合金を溶製できる
というすぐれた効果を奏する。
果] 上記実施例の結果から明らかなように本発明の消耗電極
は組成の均一な偏析のないNb−Ti合金を溶製するの
に好適である。特に本発明の電極は超電導材料および航
空機ファスナー材料として一般的に使用されるNb−T
i合金の溶製用として優れたものであり、その製造にお
いて成型、溶接が容易であり、ニオブを約半量(約40
〜60%)含む場合でも組成の均一な合金を溶製できる
というすぐれた効果を奏する。
図面は本発明の1実施例を示し、第1図はコンパクト製
造用プレス型の縦断面図、第2図はコンパクトの斜視図
、第3図は消耗電極用ブリケットの斜視図、第4図は消
耗電極の縦断面図である。 1・・・コンパクト製造用プレス型、2・・・中子、3
・・・ニオブの粒または粉末、4・・・スポンジチタン
、5・・・コンパクト、6・・・スポンジチタン、7・
・・ブリケット、8・・・消耗電極、9・・・継ぎ手。 特許出願人 東邦チタニウム株式会社 第1図 第2図 第4図
造用プレス型の縦断面図、第2図はコンパクトの斜視図
、第3図は消耗電極用ブリケットの斜視図、第4図は消
耗電極の縦断面図である。 1・・・コンパクト製造用プレス型、2・・・中子、3
・・・ニオブの粒または粉末、4・・・スポンジチタン
、5・・・コンパクト、6・・・スポンジチタン、7・
・・ブリケット、8・・・消耗電極、9・・・継ぎ手。 特許出願人 東邦チタニウム株式会社 第1図 第2図 第4図
Claims (4)
- (1)Nb−Ti合金溶製用消耗電極において、ニオブ
の粒または粉末をスポンジチタンで包み圧縮成型したコ
ンパクトを、スポンジチタン中に装入して圧縮成型し、
この成型体から構成したことを特徴とする電極。 - (2)ニオブの粒または粉末の平均粒径は50mm以下
である特許請求の範囲第1項記載の電極。 - (3)ニオブの粒または粉末を含むスポンジチタンの平
均粒径は10mm以下である特許請求の範囲第1項記載
の電極。 - (4)平均粒径50mm以下のスポンジチタン中にコン
パクトを装入して成る特許請求の範囲第1項記載の電極
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12758384A JPS619529A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | Nb−Ti合金溶製用消耗電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12758384A JPS619529A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | Nb−Ti合金溶製用消耗電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619529A true JPS619529A (ja) | 1986-01-17 |
JPH0372136B2 JPH0372136B2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=14963654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12758384A Granted JPS619529A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | Nb−Ti合金溶製用消耗電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619529A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1329526A4 (en) * | 2000-10-02 | 2004-02-25 | Nikko Materials Co Ltd | HIGH PURITY ZIRCONIUM OR HAFNIUM, THIS CONTAINING SPUTTERING TARGET AND THIN FILMS PRODUCED WITH THIS TARGET, METHOD FOR THE PRODUCTION OF HIGH PURITY ZIRCONIUM OR HAFNIUM AND PRODUCTION METHOD FOR POWDER FROM HAIR POWDER |
JP2005298855A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | チタン合金とチタン合金製品およびそれらの製造方法 |
JP2010504431A (ja) * | 2006-09-25 | 2010-02-12 | ブラムバーグス,エルビンス | 金属チタン又はチタンベース合金を連続生成するための方法及び装置 |
CN104313363A (zh) * | 2014-10-08 | 2015-01-28 | 西安西工大超晶科技发展有限责任公司 | 一种钛铌合金铸锭的熔炼方法 |
CN105057661A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-18 | 西北有色金属研究院 | 一种高钽含量钛钽合金自耗电极的制备方法 |
CN107252889A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-10-17 | 西安赛特思迈钛业有限公司 | 一种钛合金大型铸锭自耗电极的制备方法 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12758384A patent/JPS619529A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1329526A4 (en) * | 2000-10-02 | 2004-02-25 | Nikko Materials Co Ltd | HIGH PURITY ZIRCONIUM OR HAFNIUM, THIS CONTAINING SPUTTERING TARGET AND THIN FILMS PRODUCED WITH THIS TARGET, METHOD FOR THE PRODUCTION OF HIGH PURITY ZIRCONIUM OR HAFNIUM AND PRODUCTION METHOD FOR POWDER FROM HAIR POWDER |
EP1743949A1 (en) * | 2000-10-02 | 2007-01-17 | Nippon Mining & Metals Co., Ltd. | Production of high-purity zirconium or hafnium metal and powder for target and film applications |
JP2005298855A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | チタン合金とチタン合金製品およびそれらの製造方法 |
JP2010504431A (ja) * | 2006-09-25 | 2010-02-12 | ブラムバーグス,エルビンス | 金属チタン又はチタンベース合金を連続生成するための方法及び装置 |
CN104313363A (zh) * | 2014-10-08 | 2015-01-28 | 西安西工大超晶科技发展有限责任公司 | 一种钛铌合金铸锭的熔炼方法 |
CN104313363B (zh) * | 2014-10-08 | 2016-08-24 | 西安西工大超晶科技发展有限责任公司 | 一种钛铌合金铸锭的熔炼方法 |
CN105057661A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-18 | 西北有色金属研究院 | 一种高钽含量钛钽合金自耗电极的制备方法 |
CN107252889A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-10-17 | 西安赛特思迈钛业有限公司 | 一种钛合金大型铸锭自耗电极的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372136B2 (ja) | 1991-11-15 |
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