JPS6191143A - 新規な促進剤と共にコバルト化合物を用いる、エタノ−ル及びアセトアルデヒドの合成方法 - Google Patents

新規な促進剤と共にコバルト化合物を用いる、エタノ−ル及びアセトアルデヒドの合成方法

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JPS6191143A
JPS6191143A JP59209934A JP20993484A JPS6191143A JP S6191143 A JPS6191143 A JP S6191143A JP 59209934 A JP59209934 A JP 59209934A JP 20993484 A JP20993484 A JP 20993484A JP S6191143 A JPS6191143 A JP S6191143A
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ethanol
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ジヤング―ジエン・リン
ジヨン・フレデリツク・ナイフトン
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成ガス、即ち、水素及び−酸化炭素の混合物
とメタノールを、場合により酸素化溶媒の存在下で、触
媒としてコバルト含有化合物及び新規な促進剤を用いて
、反応させることによりエタノール及び7セトアルデヒ
ドを製造する方法に関する。
先行技術: エタノールをガソリン用希釈剤として用いようとする商
業−ヒのn(能性がある。触媒系の存在下。
一酸化炭素及び水素とメタノールを反応させて工タノー
ルを!A市する数多くのプロセスが先行技術文献に記載
されている。従来技術として開示された方法の一般的な
欠点は、それらの方法がすべて高分子量アルコール類、
アルデヒド類、ケトン類、カルボン酸類、エステル類な
どのような広範囲な他の関連する生成物を生成する点に
ある。
英国特許明細書第1,548.428号は、合成ガスと
の叉応によってコバルトカルボニルもしくはヒドロカル
ボニルを生成することができるならば、いかなる可溶性
コバルト源をも用いることができる、アルコール類の製
造方法に関するものである。Nえば、使用に適したコバ
ルト源はその場でイオンを生成することができるヨウ化
コバルトもしくはコバルト金属である。酢厳コバルト、
蟻酸コバルトもしくはプロピオン酸コバルトのようなコ
バルトの有機塩類が特に良好なコバルト源であることが
記載されおり、ヨウ化物促進剤もしくは臭化物促進剤も
用いられている。更に第三級ホスフィンを用いるとアル
コールの生成に対する選択率が改善されることが述べら
れている。
米国特許第4,133,968すは、コパルI・アセチ
ルアセトネート、第三級有機VA族化合物、ヨウ素促進
剤及び第二の促進剤としてのルテニウム化合物から成る
四成分系触媒系を開示している。
米国特許第4.233,488号はホスフィンとヨウ素
を促進剤とするコバルト−ルテニウム触媒によって促進
されるメタノール、水素及び−酸化炭素の反応からエタ
ノールを製造する方法を開示しているが、七6特徴はハ
ロゲン化物に対するホスフィンの濃度比を一定の範囲に
維持する点にある。
米国特許第4,201,888号は、有機窒素リガンド
と錯体を形成したコバルトカルボニルを含む触媒系を開
示しているが、この触媒系は一酸化炭素及び水素とメタ
ノールとの反応に影響を与え、多量の酢酸メチル、アセ
トアルデヒド及びジメチルアセタールを生成する。この
触媒系にはハロゲン化物の部分がなく、エタノールへの
反応選択率は低い。
本fi IJJはメタノールのホモローブ化のための、
新規な促進剤を含む触媒系を提供するものである0本発
明は高率のメタノールの変換及びエタノールもしくはあ
る条件下ではアセトアルデヒドへの高選択率に適した触
媒系を提供することである1本発明はヨウ素化物の使用
が望ましくない条件下において使用することができる。
いいかえれば、この触媒系はヨウ素が存在する場合にも
存在しない場合にも使用することができる。
更に有利な点は、多くの例においてこの触媒系から多量
のコバルトが回収されることによって示される。
本発明によれば、エタノール及びアセトアルデヒドの製
造方法であって、次に示す組合せ、即ち、a)コバルト
含有化合物と有機イオウ化合物:b)ヨウ素含有コバル
ト化合物と促進剤としての窒素含有化合物:及びC)コ
バルト含有化合物と1.1−ビス(ジフェこルホスフィ
ノ)フェロセンからなる群より選ばれるコバルト含有化
合物と促進剤からなる触媒系の存在下で、水素、一酸化
炭素及びメタノールの混合物を、該反応混合物を500
psi以上の圧力下、50°〜約350℃の温度に加熱
しながら1反応させることを特徴とする方法が提供され
る。
反応生成物からのエタノール及びアセトアルデヒドの回
収はいかなる従来のもしくは適当な方法によっても、例
えば、7N留もしくは抽出などの方法によって行うこと
ができる。
本発明の方法によって達成されるエタノールへの選択率
は80%もの偵にのぼるがメタノールの転!!lI率は
38%もの高い値に達する0反応条件を変えると61%
もの選択((でアセトアルデヒドを選択的に製造するこ
とができる。
本発明の実施に用いるに適切な触媒はコバルトを含む、
コバルト含有化合物は下記に示し例証するように広範囲
な有機もしくは無機の化合物、錯体等から選択すること
ができる。実際に用いられる触媒前駆体がいかなるイオ
ン性の状態であれ、そのようなコバルトを含んでいると
いうことだけが必要である。実際の触媒活性を有する種
は。
従って、lもしくはそれ以上の促進剤と並びに−酸化)
R素及び水素と一緒に錯体を形成したコバルトを含んで
いると信じられる。最も有効な触媒はこのコバルトと促
進剤の種がメタノール共反応剤及び酸素化炭化水素溶媒
中に溶解している場合に得られる。
コバルト含有触媒前駆体は多くの異った形態をとること
ができる9例えば、コバルト(H)酸化物(Coo)も
しくはコバルト(Il、m)#化物(Ca304)の場
合のように酸化物の形で反応混合物に添加することがで
きる。或いはまた、塩化コ/<ルト (11) (Co
CJl 2)  、塩化コバルト(II )水和物CC
oC12@8H20) 、臭化コバルト(11) (f
l:oBr2) 、  Eつ化コバルト (■) (C
o12)及び硝酸コバルト(11)水和物(Go(NO
3)2 ・6H20)などの場合のように鉱酸の塩とし
て、或いは、例えば蟻酸コバルト(II)、酢酸コバル
ト(■)、プロピオン酸コバルトl)、ナフテン酸コバ
ル)(Il)のような適当な有機カルボン斂の塩として
、或いはコバルトアセチルアセトネートのようなコンプ
レックスの形で添加することもできる。
コバルトはカルボニルもしくはヒドロカルボニル誘導体
として反応領域に添加することができる。
ここで適已な例としては、ジコバルトオクタカルボニル
(Co2(GO)s)、コバルトヒドロカルボニル(H
Co(CO4))及(/ トリフェニルホスフィンコバ
ルトトリカルポニルニ場体などのような置換カルボニル
種が挙げられる。
コバルト含有化合物としてはコバルトの酸化物類、鉱酸
のコバルト塩類、有機カルボン醜類のコバルト塩類及び
コバルトカルボニルもしくはヒドロカルボニル誘導体が
挙げられる.これらのうちで特にましいものは塩化コバ
ル)(II)、コバルト(m)アセチルアセトネート、
酢酸コバルト(Il)、 プロピオン酸コバル)(H)
であるが特に好ましいものはジコバルトオクタカルボニ
ル及びヨウ化コバルトである。
ヨウ化物含有コバルト化合物は、ヨウ化コバル)(II
)水和物もしくはヨウ化物フリーのコバルト科と有機ヨ
ウ素化物の組合せのような種々の形のヨウ化コバルトで
あると定義される。
所望のホモローブ化においてコバルト含有化合物と八に
用いるに適当な新規な促進剤は多くの異った形態をとる
ことができる。
これらの促進剤は1.1’−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)フェロセンであるかもしくは1分子当り!もしくは
それ以上の窒素もしくはイオウ原子であってそれぞれが
1もしくはそれ以上の炭素原子に結合したものを含んで
いる。
適当な窒素含有促進剤はlもしくは2以上の炭素原子に
結合した1もしくは2以上の第三級窒素ドナー原子を含
んでいる.この群の促進剤には、ピリジン、2−ヒドロ
キシピリジン、2−ビニルピリジン、2,4−ジヒドロ
キシピリジン及び8−ヒドロキシキノリンのようなN−
複素環化合物並びにN.N,N’ 、N’−テトラメチ
ルプロピレンジアミン及びN,N,N’ 、N’−テト
ラメチルエチレンジアミン(TMEDA)のような脂肪
族アミン類及びスクシノニトリル及びアクリロニトリル
のような脂肪族ニトリル類が挙げられる。
最も好ましいのは8−ヒドロキシキノリンである。
未発IJ1の方法において用いられるリン含イ1促進剤
は1.l゛−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
である。
1もしくは2以上の+R JLi原子に結合したlもし
くは2以上のイオウ原子を含む化合物もまた本発111
の方法において有用な促進剤である.かかる有機イオウ
化袷物としては、フェニルスルフィド、ジフェニルスル
ホキシド、ジメチルスルホキシド、ジブチルスルフィト
、シス−ビス(1.2−ベンジルチオ)エタン及び1.
2−ジメルカプト−4−メチルベンゼンなどが挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。
本発IIの方法に有用な溶媒は酸素化炭化水素、即ち,
炭素,水素及びM素のみから成る化合物であって存在す
る酸素原子だけはエーテル基,エステルノ^、ケトンカ
ルボニル基もしくはアルコール類のヒドロキシル基中に
あるものである.一般にこの酩累化炭化水素は3〜12
個の炭素原子好ましくは3個以下の酸素原子を含む.溶
媒は反応条件下で実質的に不活性でなければならず、従
って比較的ノ1極性であり、大気圧−トにおいて少なく
とも65°Cの通常の沸点を有するものでなければなら
ないが、この溶媒はM留によるこの溶媒の回収が促進さ
れるようにエタノール及び他の酸稟含有反応生成物の沸
点よりも高い沸点を有するものであることが好ましい。
好ましいエステル型の溶媒は酢酸ブチル、安息香酸メチ
ル、イソ醋酸イソプロピル及びプロピオノ酸プロピルに
よって例示されるような脂肪族及びアクリル酸系カルボ
ン酸モノエステル類並びにアジピン酸ジメチルである。
有用なアルコール型の溶媒としてはシクロヘキサノール
、1−ヘキサノール、2−ヘキサノール、ネオペンタノ
ール、2−オクタツールなどのような1価のアルコール
類が挙げられる。ケトン型の適当な溶媒としては、例え
ば、シクロヘキサノン、2−メチルシクロヘキサノンの
ような環状ケトノ類及び2−ペンタノン、ブタノン、ア
セトフェノンなどのような脂環式ケトン類が挙げられる
。溶媒として利用されうるエーテルとしては、環状、脂
環式及び複素環式化合物が挙げられる。&rましいエー
テル類としてはl、4−ジオキサン及び1.3−ジオキ
サンによって例示されるような複素環式エーテル類が挙
げられる。他の適切なモーチル系溶媒としてはイソプロ
ピルプロピルエーテル、ジエチレングリコールジブチル
エーテル、ジブチルエーテル、エチルブチルエーテル、
ジフェニルエーテル、ヘプチルフェニルエーテル、アニ
ソール、テトラヒドロフランなどが挙げられる。アルカ
ノール類としてはメタツー−ルなどが、酸エステル類と
しては酢酸メチルなどが挙げられる。
最も好ましい溶媒であってエタノール選択率の増加に最
も顕著に働くように思われるものは、P−ジオキサンも
しくはメチルイソブチルケトン(MIBK)である。
コバルト並びに窒素−、リン−及びイオウ−含有促進剤
触媒系は触媒として有効な量、即ち。
反応の触媒となるに充分な量存在するが、好ましくは 
IX、104から50重量%まで、最も好ましくは l
Xl0’から10重量%まで(存在するメタノールのj
許に基づいて)存在する。
本発明において用いられるコバルト触媒の量には特に制
限はなく広範囲に亘って変化させることができる。一般
に本願の改良されたプロセスは目的物をしかるべき収率
で与えるだけの触媒として有効な量の活性コバルト種と
1及び2以上の窒素−、リン−もしくはイオウ−含有促
進剤の存在下で行うのが望ましい0反応は反応混合物の
全量に基づいて約lXl0’ff1i%もしくはそれ以
下のjllのコバルトを約IX 104.@ i%の促
進剤と共に用いても進行する。濃度の上限は触媒のコス
ト、一酸化炭素及び水素の分圧、操作温度などをはじめ
とする各種の要因によって左右される0本発明を実施す
るに当っては、反応混合物の全を量に基づいて、約 l
Xl0−’から約30重量%の濃度のアミン、ホスフィ
ンもしくはイオウ促進剤とともに汀Iいるのが一般に好
ましい。
促進剤に対するコバルトのモル比は0.01から100
、好ましくは0.1からlOである。
合成ガス混合物中に当初存在する一酸化炭素と水素の相
対ノーもまた変化しうるものであり。
これらの量は広範囲に亘って変わりうる。一般にCO:
H2のモル比は20:lから約 1720.好ましくは
約5=1から 1=5の範囲にある。しかしながら、こ
れらの範囲の外側の比もまた使用することができる。特
に連続操作法において、更にはバッチ操作法においても
一酸化炭素一水素ガス混合物は、窒素、アルゴン、ネオ
ンなどのようなlもしくは2以上の不活性ガス50容量
%までとともに用いることもできるし、あるいはそれら
はGO水素化条件下で反応を起したり起さなかったりす
るガス類、例えば、二酸化炭素、メタン、エタン、プロ
パンのような炭化水素、ジメチルエーテル、メチルエチ
ルエーテルおよびジエチルエーテルのようなエーテル類
を含むことができる。
これらの合成例において有用に用いうる温度範囲は更に
変わりうるちのであるが、中でも圧力、濃度並びにコバ
ルト含有化合物及び促進剤の特定の種の選択をはじめと
する他の実験的要因によって左右される。操作範囲は合
成ガスの圧力が加圧ドである場合は約50°から約35
0℃である。
約 100℃から約250℃の狭い範囲が好ましい温度
範囲である。
約500psi以上の加圧下で反応を行うと1本発明の
方法によって、高い収率の、所望のエタノールが得られ
る。 10000psi以上の圧力下でも有用な量の収
率の目的物が得られるが、好ましい操作範囲は約100
0psiから約10000psiである。ここにいう圧
力はすべての反応剤によって生起される全体の圧力であ
るが、それらは、これらの例において −は、実質的に
は一酸化炭素及び水素の部分によるものである。
いままでにはっきりしている限りにおいて、ただしこれ
により本発明が限定されるものではないが、ここに開示
された触媒を用いる一段法は主としてエタノール及びア
セトアルデヒドを生成する。水、n−プロパツール、酢
酸メチル、酢酸エチル及び酢酸のような副産物もまた液
状生成物画分の中に検出される。
本発明の新規な方法はバッチ式、反連続式もしくはJ!
1!続式で行うことができる。触CMは最初に反応領域
にバッチ式で導入することもできるが、それは合成反応
の途中でかかる領域に連続的にもしくは間欠的に導入す
ることもできる。操作条件は[1的とするアルコール生
成物の生成が最適となるように調節することができ、該
生成物は、例えば、居留、分画、拍出のような従来よく
知られた方法によって回収することができる。コバルト
含有化合物及び促進剤化合物を多く含んだ両分は次に、
所望ならば、反応領域にリサイクルされ、更に生成物が
得られる。
本発明の方法によって生成した生成物は本件の研究にお
いては次の分析操作法の1または2、即ち、気液層クロ
マトグラフィー(glc)、赤外吸収スペクトル(目)
、質量分析、核磁気共鳴吸収スペクトル(n絢r)及び
元素分析もしくはこれらの技術の組合せによって同定さ
れた6分析結果は、大部分重量部によって表わされ、す
べての温度は摂氏(℃)によって表わされ、すべての単
位はlc■2当りのボンド数(ゲージ圧) (psig
)によって表わされている。
本発明の方法を詳述するために次の実施例が掲げられて
いる。しかしながら、これらの実施例は説明のために掲
げられているものであって、いかなる意味においても本
発明を限定するものではない、ということが理解される
見庭遺」 本実施例によれば、ジコバルトオクタカルボニル及び促
進剤としての1.l゛−ビス(ジフェニルホスフィノ)
フェロセンを用いるとメタノールが高率で転換し、高選
択率でエタノールが得られることが示される0本実施例
において、ガラスライナーにジコバルトオクタカルボ桑
ル(0,34g、 1m+5ole) 、 1.1’−
ビス(ジフェニルホス74))フェロセン(0,14g
、0.25mmole)、 メタノール(5,5g)及
びp−ジオキサン(14,0g)を入れた。このガラス
ライナーをステンレススチール製の反応器に入れた。こ
の反応器中の空気を追い出し、COとH2の混合物(+
=2のモル比)によって1000psi に加圧した後
、系を 180℃に加熱したがこの時内容物を揺り動か
して攪拌した。大容量のサージタンクから合成ガスを補
充することによって圧力を4000psiに高めそれに
維持した。18時間反応を行った後、反応器を放冷して
室温に戻した。排ガス試料を取り出し過剰のガスを反応
器から排出せしめ、続いて23.9gの褐色液体を回収
した。
生成物の液体をglcによって分析した。変換されたメ
タノールに基づく、エタノール、アセトアルデヒド、n
−プロパツール、酢酸メチル及び酢酸エチルへの炭素選
択率は次のようにN算される: 58%  エタノール 7%  アセトアルデヒド 14%  n−プロパツール 5%  酢酸メチル 2%  酢酸エチル メタノール変換率を計算すると82%であった。
水分含有りはカールフィッシャー滴定法によって測定さ
れたが、それは11.4%であった。典型的なJJカス
の分析結果は次のとおりである二51.4%  水素 41.0%  −酸化炭素 2.1%  メタン 2.9%  二醜化炭素 原子吸光法によるコバルトの元素分析は粗生成物溶液中
4805ppmコバルトであった。これは計算によれば
36%のコバルト回収率に相当する。
実施例3においてはリン含有促進剤を加えなかった点を
除いて実施例1の操作に従った。結果は次の表Iにまと
められている。
促進剤を加えなかった対象実施例3に比べて、1.1°
−ビス−(ジフェニルホスフィノ)フェロセンの存在下
では溶液中のコバルト回収率がかなり改善されているこ
とがわかる。
丈1自1A 本実施例は、メタノールのエタノールへのホモローブ化
におけるヨウ化コバルト(■)及び特定のホスフィン促
進剤の使用を示している1本実施例においては、ガラス
ライナーにヨウ化コバルト(H) (0,34g、 f
mmole) 、 1.1’−ビス(ジフェニルホスフ
ィノ)フェロセン(0,243g’、0.50mmol
e)、メタノール(5,5g)及びp−ジオキサン(2
0,0g)を入れた。このガラスライナーをステンレス
スチール反応器に入れた。この反応器中の −空気を追
い出し、COと)12(+ : 2モル比)の混合物に
よって500psi  に加圧し次に、反応器を揺り動
かすことによって内容物を撹拌しながら 180℃に加
熱した。圧力はサージタンクからの合成ガスを添加する
ことによって2000psiにもたらされ、この圧力で
維持された。 18時間反応を行った後1反応器を室温
まで放冷した。排出ガス試料(オフガス試料)を取り出
し過剰のガスは反応器から排気し、続いて28.4gの
褐色溶液が得られた。
生成物の液体をglcによって分析した。変換されたメ
タノールに基づく生成物の選択率は次のように概算され
た: 80%  エタノール 2%  n−プロパツール 18%  アセトアルデヒド 2%  M、醜メチル 4%  酢醜エチル メタノール変換率は計算によれば70%であった。水分
含右醍はカールフィッシャー滴定法によって測定された
がそれは7.54%であった。典型的なオフガス試ネ1
は次のものの存在を示した:35.5%  −酸化炭素 5B、3%  水素 1.5%  メタン 3.6%  二醜化炭素 原子吸光法によるコバルトの元素分析結果は粗生成物溶
液中1724pp−を示したが、これは計算によれば8
2%のコバルト回収率に和名する。
実施例4の操作法は実施例5及び6(表■)において用
いられたが、それらの実施例においては異った合成ガス
圧力を用いた場合の、ヨウ化コバル)(II)を用いる
エタノールへのメタノールのホモローブ化に対する効果
が示されている。
この表においては促進剤としての1.1゛−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)フェロセンを用いるコバルト触奴系
が高い選択率で所望のエタノールを生成することが示さ
れている。
実」1カニL:」」 これらの実施例においては実施例1および4の操作法が
用いられ、ヨウ化コバル) (TI)及びジコバルトオ
クタカルボニルの両者が、ジフェニルスルホキシド及び
ジフェニルスルフィドをはじめとする異ったイオウ含有
促進剤とともに使用された。結果は表mにまとめられて
いる。
この結果から次のことがわかる: a)ジフェニルスルホキシド及びジフェニルスルフィド
とともにコバルトオクタカルボニルを用いた実施例7お
よび8においては溶液中のコバルト回収率は対象実験例
3よりも優れている。
b)ヨウ化コバル) (IT)及びジフェニルスルホキ
シドを用いた実施例りないし10においてはアセトアル
デヒドへの選択率及びコバルト回収率が。
ヨウ化コバルトのみを用い促進剤を加えなかった比較実
験例6よりも優れている。
裏JLfL七ヒ一υ これらの実施例は8−ヒドロキシキノリン、2−ヒドロ
キシピリジン、スクシノニトリル及びテトラメチルエチ
レンジアミン促進剤をヨウ化コバルト(II )のよう
なヨウ素化物含有コバルト触媒とともに用いた場合の効
果を示している。アセトアルデヒド及びエタノールへの
生成物選択率及びメタノール変換率は種々の促進剤1合
成ガス圧力及び反応温度によって影響を受ける。 Co
I2−8−ヒドロキシキノリンを用い3000psig
の圧力下 140℃で行った実施例13においては81
%の7セトアルデヒトが得られ、 Co12−THE[
lA触媒を用いた実施例!9によっては52%のアセト
アルデヒド選択率が達成されていることがわかる。これ
らのホモローブ化合酸の各々の終期における溶液中コバ
ルト回収率は、これらの実施例においては(81〜 1
00%である)、比較実施例6に比べて優れている。ヨ
ウ化コバル)(II)及びTHE口^を用いた実施例2
0におけるエタノールへの選択率(55%)はヨウ化フ
バル)C11)のみを用い促進剤を加えなかった比較実
施例6に比べて優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エタノール及びアセトアルデヒドの製造方法であっ
    て、次に示す組合せ、即ち、a)コバルト含有化合物と
    有機イオウ化合物;b)ヨウ素含有コバルト化合物と促
    進剤としての窒素含有化合物;及び、c)コバルト含有
    化合物と1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェ
    ロセンからなる群より選ばれるコバルト含有化合物と促
    進剤からなる触媒系の存在下で、水素、一酸化炭素及び
    メタノールの混合物を、該反応混合物を500psi以
    上の圧力下50°〜約350℃の温度に加熱しながら、
    反応させることを特徴とする方法。 2、エタノール及びアセトアルデヒドの製造方法であっ
    て、次に示す組合せ、即ち、a)コバルト含有化合物と
    有機イオウ化合物;b)ヨウ素含有コバルト化合物と促
    進剤としての窒素含有化合物;及び、c)コバルト含有
    化合物と1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェ
    ロセンからなる群より選ばれるコバルト含有化合物と促
    進剤からなる触媒系の存在下で、水素、一酸化炭素及び
    メタノールの混合物を、該反応混合物を500psi以
    上の圧力下、酸素化炭化水素である不活性溶媒の存在下
    、50°〜約350℃の温度に加熱しながら、反応させ
    ることを特徴とする方法。
JP59209934A 1984-10-08 1984-10-08 新規な促進剤と共にコバルト化合物を用いる、エタノ−ル及びアセトアルデヒドの合成方法 Pending JPS6191143A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016526546A (ja) * 2013-06-28 2016-09-05 オクセア・ゲゼルシャフト・ミト・べシュレンクテル・ハフツング 1,3−ブタンジオールの製造方法

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JPS5549326A (en) * 1978-10-03 1980-04-09 British Petroleum Co Method of producing methanol and*or acetoaldehyde by reacting methanol with synthetic gas
JPS58180439A (ja) * 1982-04-16 1983-10-21 Agency Of Ind Science & Technol エタノ−ルの製造方法

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