JPS6191123A - 新規抗潰瘍剤 - Google Patents

新規抗潰瘍剤

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Publication number
JPS6191123A
JPS6191123A JP21219784A JP21219784A JPS6191123A JP S6191123 A JPS6191123 A JP S6191123A JP 21219784 A JP21219784 A JP 21219784A JP 21219784 A JP21219784 A JP 21219784A JP S6191123 A JPS6191123 A JP S6191123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenylquinoline
piperazinyl
ulcer
salt
antiulcer agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21219784A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Uno
宇野 準
Katsuhiko Hino
克彦 日野
Katsuyoshi Kawashima
勝良 河島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ルキノリンまたはその塩を有効成分とする新規抗潰瘍剤
に関する。
2−( 1−ピペラジニル)−4−フェニルキノリン(
以下゛本化合物”′と記すこともある。)の生理的に許
容される好ましい塩としては、塩酸塩,臭化水素酸塩,
ヨウ化水素酸塩,硫酸塩,リン酸塩等の無機酸塩、およ
びクエン酸塩,マレイン酸塩,フマル酸塩,酒石酸塩,
安息香酸塩,乳酸塩,メタンスルホン酸塩等の有機酸塩
が挙げられる。本化合物およびその塩は水和物の形で存
在することもあるので、これらの水和物もまた本発明の
対象化合物に包含される。
本化合物或いはその類似化合物のいくつかが抗レセルピ
ン作用、自発運動抑制作用、抗トレモリン作用等を有し
ていることがChem. Pharm. Bull.、
 28。
2618〜2622(1980)、日本公開特許公報(
特開昭54−128588)に記載されている。
米国特許3542.785および3,6 6 8.2 
0 7には、6−クロロー2−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)−4−フェニルキノリン,6−クロロー2−
(4−フェニル−l−ピペラジニル)−4−フェニルキ
ノリンを含むフェニルキノリン訪導体が抗炎症作用およ
び利尿作用を示すと記載されている。また上記6−クロ
ロ−2−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−フェ
ニルキノリンについては、抗レセルピン作用が弱いなが
ら認め°られることか上記公開特許公報に記載されてい
る。
本発明者らは本化合物およびその塩が意外にも抗潰瘍作
用を示すと共にその作用が極めて優れていることを見出
し、本発明を完成した。
本化合物およびその塩は以下に示す如く、抗αrm剤と
しての有用性を支持する極めて優れた薬理活性を示し、
その活性は、市販の抗潰瘍剤に比べ相当勝っている。従
って本化合物およびその塩が潰瘍の発生の予防ならびに
治療剤として使用しうる薬剤であることが判明した。
以下に本発明の対象化合物である2−(l−ピペラジニ
ル)−4−フェニルキノリン・マレイン酸塩(以下この
化合物を1薬剤八++と略記することもある。)の薬理
活性について、市販の薬剤と対比して説明する。
ウィスター系雄性ラット(体重約201’)を高木らの
方法(Takagi、 K、 and 0kabe、 
S、 : Japan。
J、 Pharmacol、 18.9 (1968)
 )  に従い、拘束ケージに収容し、水温23°Cの
水槽に胸部まで浸し、ストレスを負荷した。20時間後
に水槽より引き揚げ、エーテル麻酔下に胃を取り出し、
生理食塩水13dを胃内に注入し、5チホルマリン液中
に5分間浸した。大幅に市って開き、腺青部に発生して
いる粘膜潰瘍の長さくmm)を実体顕微鏡下(12倍)
に測定し、−匹当シの長さの合計を潰瘍係数とした。臭
化ブチルスコポラミンでの実験では、胃粘膜面を写真に
写し、9倍に拡大して潰瘍の総面積(−)を測定し、潰
瘍係数とした。そして潰瘍係数を50係抑制する試験薬
の用量(EDso )を算出した。試験薬はストレス負
荷30分前に経口投与した。
その結果を次表1に示した。
(g、下余白) 5hay潰瘍(ラット幽門結紮潰瘍)に対する効果 48時間絶食したウィスター系雄性ラット(体重約19
0y)をエーテル麻酔下に5hayらの方法〔5hay
、 Ho、 etal : Gastoroenter
ology 5.43(1945))に従って胃幽門部
と十二指腸の結合部を結紮した。各ラットを手術後−匹
づつケージに入れ、絶食、給水下に放置した。18時間
後エーテル麻酔下に胃を取り出し、大幅に泊って開き、
前胃部に発生するム°【瘍の発生状態を肉眼的に観察し
、形成された潰瘍の程度を次の0〜5の潰瘍係数に従っ
て評価した。
0:変化なし 1:出血または摩爛 2 : 1〜5 fl+!、1の小潰瘍(直径5 mm
以下)3:5個以上の小潰瘍または直径5 mm以上の
大潰瘍1個 4:2個以上の大潰瘍 5:穿孔 試験薬は幽門結紮前30分に経口投与した。
その結果を次表2に示しだ。
・パ:  フ−1= 白) 胃液分泌抑制効果 24時間絶食したウィスター系雄性ラット(体重的20
0! ’)をエーテル麻酔下に開腹し、胃幽門部と十二
指腸の結合部を結紮した。4時間後エーテル麻酔下に胃
を取り出し、胃内に貯留した胃液を採取した。遠沈後前
液量、胃液のpHおよび酸度を測定した。
胃液の酸度はpHメーター(日立堀場M−5)を用いて
、0.02N  NaOHpH7,0になるまで滴定し
測定した。試験薬は幽門結紮30分前に経口投与した。
その結果を次表3に示した。
(以 )−余 白) さらに、本発明の対象化合物は毒性が弱い。
すなわち、体重20〜25りの5TD−ddY系雄性マ
ウス1群10匹を用い、例えば本化合物の5〜7用量を
経口あるいは腹腔内投与し、7日間にわたり死亡の有無
を観察し、プロビット法により50係致死96 (LD
50 )を算出した。その結果、LDso値は経口投与
では384mti/Ky、腹腔内投与では168■/K
gであった。
上記の実験結果から明らかな様に本発明の対象化合物が
低用量にて優れた潰瘍形成抑制作用ならびに胃酸分l、
抑制作用を示し、その毒性も弱く抗潰瘍剤てして使用さ
れうるものである。
本化合物およびその塩の投与形態としては経口投与ある
いは非経口投与のいずれでもよいが経口投与が好ましい
。本化合物まだはその塩の投与量は、投与方法、症状1
年令等により異なるが、0.1〜6■/KSI/日好ま
しくは0.2〜2m9/に9/日である。本化合物また
はその塩は、通常、製剤用担体と混合して調製した製剤
の形で投与される。製剤用担体としては、製剤分野にお
いて常用され、かつ本化合物またはその塩と反応しない
物質、例えばゼラチ/、乳糖、白糖、酸化チタン、デン
プン、結晶セルロース、カルボキンメチルセルロースナ
トリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキノフロビルメチ
ルセルロース。
メチルセルロース、ノルビトール、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリビニルピロリドン、ステアリン酸マグネシ
ウム、軽質無水ケイ酸、タルク、植物油。
ベンジルアルコール、アラビアゴム、フロピレンゲリコ
ール、ポリアルキレングリコールが挙げられる。
剤型としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤。
坐剤等の固体製剤、またはンロノプ剤、エリキシル剤、
注射剤等の液体製剤が挙げられる。これらの製剤は常法
に従ってiJ8M製される。なお液体製剤にあっては、
用時、水または他の適当な媒体に溶解または懸濁させる
形であってもよい。まだ錠剤は周知の方法でコーティン
グしてもよい。注射剤の場合には、本化合物の酸付加塩
を水に溶解させて調製されるが、必要に応じて生理食塩
水あるいはブドウ糖溶液に溶解させてもよく、また緩衝
剤や保存剤を添加してもよい。
これらの製剤は、本化合物またはその塩を0.51以上
好ましくは1〜60%の割合で含有することができる。
これらの製剤はまた、治療上有効な他の化合物を含有し
ていてもよい。
尚、本%化合物およびその塩はChem、 Pharm
Bull、、28.21318〜2622  (198
0)或いは日本公開特許公報(t(1−開昭54−12
8588)に記載の方法或いは常法に従って製造するこ
とができる。
以下に本発明の対象化合物の製剤例および合成例を挙げ
る。
製剤例1 錠剤 2−(1−ピペラジニル)−4−フェニルキノリン・マ
レイン酸塩       ・・・・・・・・・・・・・
・・5グトウモロコンテンプン      ・・・・・
・・・・・・335’乳   糖          
      ・・・・・・・・・・・ 755’結晶セ
ルロース         ・・・・・・・・・・・3
07ヒドロキ/プロピルセルロース ・・・・・・・・
・・・ 5り軽質無水ケイ酸         ・・・
・・・・・・・・  lクステアリン酸マグ不ソウム 
  ・・・・・・・・・・・ 1り常法に従って、上記
各成分を混和し、顆粒状とし、圧縮成型して1錠150
■の錠芯1000錠を調製する。次いで、ヒドロキシプ
ロビルメチルセルロース、タルク、酸化チタンおよびソ
ルビタン脂肪酸エステルを用い、常法に従って剤皮を施
しフィルムコーティング錠とする。
本則は消化器系潰瘍の患者に適当量投与される。
製剤例2 カプセル剤 2−(1−ピペラジニル)−4−フェニルキノリン・マ
レイン酸塩        ・・・・・・・・・・・1
057トウモロコシデンプン      ・・・・・・
・・・・・ 49L?乳  糖           
    ・・・・・・・・・・・ 155’結晶セルロ
ース        ・・・・・・・・・・・25クタ
ルク             ・・・・・・・・・・
・0.57ステアリン酸マグイ・シウム   ・・・・
・・・・・・・0.57常法に従って、上記各成分を混
和し、顆粒状としたものを、カフ゛セル1000 f固
に充てんし、11固100m9のカプセル剤を調整する
合成レリ1 2−(1−ピペラジニル)−4−フェニルキノリン: 2−クロロ−4−フェニルキノリン=1.oyおよびl
lH4水ピペラジノ8.Q、7をトルエン4 meに加
え、5時間加熱還流させる。今後、水を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥
する。溶媒を減圧下に留去し、残渣をクロロホルムに溶
解させ、7す力ゲル40りを用いてカラムクロマトグラ
フィーを行う。最初に溶出する部分を捨て、続いて溶出
する部分を集め、エーテルより再結晶して目的物・1.
4り(収率92%)を得る。融点133〜134”C 合成例2 2−(1−ピペラジニル)−4−フェニルキノリン・マ
レイン酸塩:

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−(1−ピペラジニル)−4−フェニルキノリ
    ンまたはその塩を有効成分とする抗潰瘍剤
JP21219784A 1983-05-31 1984-10-09 新規抗潰瘍剤 Pending JPS6191123A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21219784A JPS6191123A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 新規抗潰瘍剤
US06/784,215 US4677107A (en) 1983-05-31 1985-10-04 Anti-peptic ulcer agent

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21219784A JPS6191123A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 新規抗潰瘍剤

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Publication Number Publication Date
JPS6191123A true JPS6191123A (ja) 1986-05-09

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ID=16618526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21219784A Pending JPS6191123A (ja) 1983-05-31 1984-10-09 新規抗潰瘍剤

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