JPS6190776A - 塗装下地処理方法 - Google Patents
塗装下地処理方法Info
- Publication number
- JPS6190776A JPS6190776A JP21291284A JP21291284A JPS6190776A JP S6190776 A JPS6190776 A JP S6190776A JP 21291284 A JP21291284 A JP 21291284A JP 21291284 A JP21291284 A JP 21291284A JP S6190776 A JPS6190776 A JP S6190776A
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- JP
- Japan
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- magnesium
- sodium hydroxide
- treatment
- soln
- aqueous solution
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はマグネシウム又はマグネシウム合金からなる部
材の表面に塗装下地としての水酸化マグネシウム被膜を
形成する方法に関する。
材の表面に塗装下地としての水酸化マグネシウム被膜を
形成する方法に関する。
(従来技術)
マグネシウムはアルミニウムよりも更に軽晴であり、単
体として或いは他の金属との合金として各種部材の構成
材料として利用されつつある。しかしながら、マグネシ
ウム或いはマグネシウム合金を利用する上で問題となる
のは耐腐食性である。即ち、マグネシウム及びマグネシ
ウム合金は塩素イオンを含む水と接触することで容易に
腐食し始める。このため、マグネシウム又はマグネシウ
ム合金からなる材ネ1に塗装を施すには予め耐食性に優
れた下地層を形成する必要がある。
体として或いは他の金属との合金として各種部材の構成
材料として利用されつつある。しかしながら、マグネシ
ウム或いはマグネシウム合金を利用する上で問題となる
のは耐腐食性である。即ち、マグネシウム及びマグネシ
ウム合金は塩素イオンを含む水と接触することで容易に
腐食し始める。このため、マグネシウム又はマグネシウ
ム合金からなる材ネ1に塗装を施すには予め耐食性に優
れた下地層を形成する必要がある。
この手段として、従来から種々の下地処理方法が採られ
ている。その1つとして例えばJISH8651rマグ
ネシウム合金防食処理方法」では、1種、2種、7種と
も重クロム酸ナトリウムを、3種ではフッ化水素酸を、
4種では重クロム酸ナトリウム及び亜セレン酸をそれぞ
れ使用して防食処理している。
ている。その1つとして例えばJISH8651rマグ
ネシウム合金防食処理方法」では、1種、2種、7種と
も重クロム酸ナトリウムを、3種ではフッ化水素酸を、
4種では重クロム酸ナトリウム及び亜セレン酸をそれぞ
れ使用して防食処理している。
(従来技術の問題点)
従来はl−述した如く、クロム酸、重クロム酸、フッ化
水素、亜セレン酸等を用いて、マグネシウム合金の表面
処理をしているが、これらの化合物はいずれも人体に極
めて有害な物質であるため、処理「程に大きな制約を伴
う。現在でもこれらの有害物質を使わずに塗装下地処理
ができないので、11−むを4’Jず使用するが、廃液
の無害化は生産コストを引上げる要因となっている。
水素、亜セレン酸等を用いて、マグネシウム合金の表面
処理をしているが、これらの化合物はいずれも人体に極
めて有害な物質であるため、処理「程に大きな制約を伴
う。現在でもこれらの有害物質を使わずに塗装下地処理
ができないので、11−むを4’Jず使用するが、廃液
の無害化は生産コストを引上げる要因となっている。
(発明の構成)
本発明は上述した従来の問題点を解消すべくなしたもの
であり、この本発明は水酸化ナトリウム水溶液を沸点又
は沸点近くまで加熱し、このアルカリ水溶液中にマグネ
シウム又はマグネシウム合金からなる部材を60分以]
―浸漬し、部材表面に塩素イオンに対し安定な水酸化マ
グネシウム層を形成する構成とした。
であり、この本発明は水酸化ナトリウム水溶液を沸点又
は沸点近くまで加熱し、このアルカリ水溶液中にマグネ
シウム又はマグネシウム合金からなる部材を60分以]
―浸漬し、部材表面に塩素イオンに対し安定な水酸化マ
グネシウム層を形成する構成とした。
(実施例)
以下に本発明の実施例の一例を具体的に説明する。
幅50鵬醜、長さ180+sm、厚さ5mmのマグネシ
ウム合金(Mg:90% 、 All : 9%、
Zn: 1%) (7)試験片をダイカスト又は金型鋳
造し、この試験片表面をアセトンで脱脂した後、沸騰し
ている水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、所定時間経
過後に引上げて水洗し、乾燥せしめた後、変性アルキッ
ド樹脂により塗装を施し、24時間経過後クロスカット
を入れJIS規定に基づく試験方法で5z塩化ナトリウ
ム水溶液による塩水噴霧試験を72時間行った。
ウム合金(Mg:90% 、 All : 9%、
Zn: 1%) (7)試験片をダイカスト又は金型鋳
造し、この試験片表面をアセトンで脱脂した後、沸騰し
ている水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、所定時間経
過後に引上げて水洗し、乾燥せしめた後、変性アルキッ
ド樹脂により塗装を施し、24時間経過後クロスカット
を入れJIS規定に基づく試験方法で5z塩化ナトリウ
ム水溶液による塩水噴霧試験を72時間行った。
ここで、I−配水酸化ナトリウムの濃度及び浸漬時間を
各種異ならせた場合の試験結果を[表11に示す。
各種異ならせた場合の試験結果を[表11に示す。
尚、以ドの各1表]において(×)はクロスカット部の
変質幅が4■■以1−1(△)はクロスカット部の変質
幅が部分的に4■■以1−1(0)はクロスカット部の
変質幅が軸層以下であることを示す。
変質幅が4■■以1−1(△)はクロスカット部の変質
幅が部分的に4■■以1−1(0)はクロスカット部の
変質幅が軸層以下であることを示す。
[表:l]
また、各種濃度の木酸化ナトリウム水溶液の処理温度と
処理時間を異ならせた場合の試験結果を[表2]乃至[
表4]に示す。
処理時間を異ならせた場合の試験結果を[表2]乃至[
表4]に示す。
E表=25χ水酸化ナトリウム水溶液l[表=40駕水
水酸化ナトリウム水溶液1E表ニア8z氷水酸化ナトリ
ウム水溶液](発明の効果) 以1−の実施例から明らかな如く、本発明方法によって
形成される水酸化マグネシウム被膜は常温の水或いは常
温のアルカリ液に短時間浸漬することで得られる水酸化
マグネシウム被膜と比較し、塩素イオンに対し極めて安
定であり、従来の下地処理に比べ大体に有害な物質を伴
うことなく、且つ塗装下地として要求される性質を十分
に備え、処理自体も簡単であるという効果を発揮する。
水酸化ナトリウム水溶液1E表ニア8z氷水酸化ナトリ
ウム水溶液](発明の効果) 以1−の実施例から明らかな如く、本発明方法によって
形成される水酸化マグネシウム被膜は常温の水或いは常
温のアルカリ液に短時間浸漬することで得られる水酸化
マグネシウム被膜と比較し、塩素イオンに対し極めて安
定であり、従来の下地処理に比べ大体に有害な物質を伴
うことなく、且つ塗装下地として要求される性質を十分
に備え、処理自体も簡単であるという効果を発揮する。
手続補正書(自船
昭和59年11月29日
特許庁長官 志賀 学 殿 鏑1、
事件の表示 特願昭59−212912号2、発明
の名称 塗装下地処理方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (532) 本田技研工業株式会社 4、代理人 東京都港区赤坂1丁目11番3号 (fl?35) 弁理士 下1)容一部5、補正命令
の日刊 自 発 (イ)明細書第2頁第7行目の「その1つとして」を削
除する。
事件の表示 特願昭59−212912号2、発明
の名称 塗装下地処理方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (532) 本田技研工業株式会社 4、代理人 東京都港区赤坂1丁目11番3号 (fl?35) 弁理士 下1)容一部5、補正命令
の日刊 自 発 (イ)明細書第2頁第7行目の「その1つとして」を削
除する。
(ロ)明細書第2頁第14行目乃至第15行目に「クロ
ム酸、市クロム酸、フッ化水素、」とあるを[重クロム
酸塩、ツー2化水素酸、」と訂正する。
ム酸、市クロム酸、フッ化水素、」とあるを[重クロム
酸塩、ツー2化水素酸、」と訂正する。
(ハ)明細書第4頁の表題に「〔表:1〕」とあるを[
〔表1:沸騰水酸化ナトリウム水溶液処理の耐食性〕」
と訂正する。
〔表1:沸騰水酸化ナトリウム水溶液処理の耐食性〕」
と訂正する。
(ニ)明細書第5頁の−Hの表の表題に「〔表:25%
水酸化ナトリウム水溶液〕」とあるを[〔表2:25%
水酸化ナトリウム水溶液処理の耐食性〕」と訂正する。
水酸化ナトリウム水溶液〕」とあるを[〔表2:25%
水酸化ナトリウム水溶液処理の耐食性〕」と訂正する。
(ホ)明細書第5頁の下の表の表題に「〔表=40%水
水酸化ナトリウム水溶液〕」とあるを[〔表3:40%
水酸化ナトリウム水溶液処理の耐食性)−+と訂正する
。
水酸化ナトリウム水溶液〕」とあるを[〔表3:40%
水酸化ナトリウム水溶液処理の耐食性)−+と訂正する
。
(へ)明細書第6頁の表の表題に[〔表ニア8%水木酸
化ナトリウム水溶液〕」とあるな[〔表4ニア8%水酸
化ナトリウム水溶液処理の耐食性〕]と訂正する。
化ナトリウム水溶液〕」とあるな[〔表4ニア8%水酸
化ナトリウム水溶液処理の耐食性〕]と訂正する。
(ト)明細書第6頁の表の温度欄に「95℃」とあるを
「100℃」と、「100℃」とあるをr105℃」と
それぞれ訂正する。
「100℃」と、「100℃」とあるをr105℃」と
それぞれ訂正する。
Claims (1)
- マグネシウム又はマグネシウム合金からなる部材を、沸
点又は沸点近くまで加熱した40wt%乃至78wt%
の水酸化ナトリウム水溶液中に60分以上浸漬するよう
にしたことを特徴とする塗装下地処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21291284A JPS6190776A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 塗装下地処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21291284A JPS6190776A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 塗装下地処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190776A true JPS6190776A (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=16630336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21291284A Pending JPS6190776A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 塗装下地処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6190776A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180202050A1 (en) * | 2015-07-10 | 2018-07-19 | Posco | Color-treated substrate and color treatment method therefor |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP21291284A patent/JPS6190776A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180202050A1 (en) * | 2015-07-10 | 2018-07-19 | Posco | Color-treated substrate and color treatment method therefor |
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