JPS6190603A - 防臭性靴中敷 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （目的）　この発明は土壌微生物の有機物分解能をオリ
用してあぶら足の人が長時間離を穿いたときに発する悪
臭を防止する靴中敷に関するものでしる。

靴を穿く似合の多い人は特に夏期において足が只くなり
肉池ともに不快な思いをする。この不快力・ら免れるた
め従来から靴の中９ｊｊ（以下中敷という、、、）Ｋい
ろいろと工大が凝らされ、種々の形態、召”イ４、性能
のものが市販されているが、はとんどが活性炭の吸着力
を利用するものであり、発生した臭気を吸収する方式の
ものである。活性炭方式の中敷は新しい間は臭気性物質
の吸収に偉功を奏するが原理的に限界があり、飽和状態
に達すると脱臭力が極端に低下することを免れない。不
発明は従来の中敷の欠点を除去し、土壌微生物の有機物
分解能を利用することにより長時間にわたって防臭効果
を維持することのできる中敷を得ることを目的とする。

（構成および作用）　まず本発明の原理について説明す
ると、足が靴の中でむれだ状態になると分泌物中に含ま
れるタンパクや脂肪が発酵して腐敗菌により分解され、
低級脂肪酸等の発臭性物質を生ずることが多い。足が悪
臭を発するのはこのためであるが、本発明において含浸
乾燥されて付着している微生物は分泌中のタンパク、脂
肪等を栄養源とする嫌気性土壌微生物であり、湿潤状態
になると活性化して発臭性物質の発生以前にそれらの有
機物を処理してしまう。有機物の供給と微生物による消
費が平衡に達するまで微生物が増殖し、防臭能は最高度
に保たれて決して飽和低減することなく、長期に亘９．
その性能を維持発揮することができる゛。

次に本発明の１実施例を図面にもとづいて説明すると、
第１図は見識綿布等（１）に粗いでこぼこのある通気性
コムシート（２）を裏打ちした複合シートの断面拡大図
、第２図は本発明の使用状態図である。好気性土壌微生
物を水中で培養し、その原液を綿布等（１）に片方約８
ｃｃの割で含浸させ、常温で大気乾燥を行う。この方法
によるときは微生物は死滅することなく綿布等を担体と
し・て仮死状態ながら長時間生存を続け、湿潤状態にな
ると活性化して分泌物を分解処理する。ゴムシート（２
）は弾力性に富むので歩行者の足の上下に伴い通気孔（
３）を通じて空気が綿布等（１）に供給され、好気的環
境を作って微生物の増殖を助ける。

（効果）　実際にあぶら足のモニター５人を選び不発明
を供試したところ、全員夏季３０日以上途中洗浄または
交換を行うことなく無臭の状態を保つことができた。こ
れは市販の活性炭を用いた中敷が同じ条件では１週間前
後で効力を失ったのに対し著しい改善である。

なおここにおいて使用する好気性土壌微生物は土中の比
較的浅いところに無限に存在するものであるが、これを
採取して有効な多種類の微生物を培養するにはそれなり
の工夫が必要であり、ヅ］えば黒曜石の粉末を担体とし
て乾燥することにより仮死状態として保存するとか、本
発明のように、□　ある物体に含浸乾燥して仮死状態に
して２くことによって長期の使用にたえるものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１＠は一本発明の構成を示す部分断面図、第２図は使
用状態図である。 １は免職綿布シート、２は粗面通気性コムンート、３は
通気孔。 特徴出願代理人　　　加々美　敬　司　　　　。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 荒織綿布等に粗いでこぼこのある通気性ゴムシートを裏
   打ちした複合シートを足型に打ち抜き、綿布側に好気性
   土壌微生物の培養原液を含浸させ、常温における大気乾
   燥を行つて前記微生物を生存状態のまま前記複合シート
   に保持させることを特徴とする防臭性靴中敷。