JPS6190579A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPS6190579A
JPS6190579A JP21180284A JP21180284A JPS6190579A JP S6190579 A JPS6190579 A JP S6190579A JP 21180284 A JP21180284 A JP 21180284A JP 21180284 A JP21180284 A JP 21180284A JP S6190579 A JPS6190579 A JP S6190579A
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JP
Japan
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electron beam
line
cathode
line cathode
beam emitting
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Pending
Application number
JP21180284A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Yoshida
敏文 吉田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21180284A priority Critical patent/JPS6190579A/ja
Publication of JPS6190579A publication Critical patent/JPS6190579A/ja
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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の線陰極を電子ビーム源として用いた平
板状の画像表示装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面の大きさに比して奥行きが非常に長く
、薄形のテレビジョン受像機を作成することは不可能で
あった。また、平板状の表示素子として最近EL表示素
子、プラズマ表示装置、液晶表示素子等が開発されてい
るが。
いずれも輝度、コントラスト、カラー表示等の性能の面
で不十分であり、実用化されるには至っていない。
そこで電子ビームを用いて平板状の表示装置を達成する
ことを目的とし、スクリーン上の画面を垂直方向に複数
の区分に区分したときのそれぞれの区分毎に電子ビーム
を発生させ、各区分毎にそれぞれの電子ビームを垂直方
向に偏向して複数のラインを表示し、全体としてテレビ
ジョン画像を表示するものが発明された。
まず、ここで用いられる画像表示素子の基本的な一構成
例を第1図に示して説明する。この表示素子は、後方か
ら前方に向って順に、背面電極(1)、ビーム源として
の線陰極(2)、垂直集束電極(3)(3’)、垂直偏
向電極(4)、ビーム流制御電極(5)、水平集束電極
(6)、水平偏向電極(7)、ビーム加速電極(8)お
よびスクリーン(9)が配置されて構成されており、こ
れらが扁平なガラスバルブ(図示せず)の真空になされ
た内部に収納されている。ビーム源としての線陰極(2
)は水平方向に線状に分布する電子ビームを発生するよ
うに水平方向に張架されてお・す、かかる線陰極(2)
が適宜間隔を介して垂直方向に複数本(図では(Za)
〜(2d)の4本のみ示している)設けられている。
この例では15本設けられているものとする。それらを
(2a)〜(2o)とする。これらの線陰極(2)はた
とえば10〜20μφのタングステン線の表面に熱電子
放出用の酸化物陰極材料が塗着されて構成されている。
そして、これらの線陰極(2a)〜(20)は電流が流
されることにより熱電子ビームを発生しうるように加熱
されており、後述するように、上記の線陰極(2a)か
ら順に一定時間ずつ電子ビームを放出するように制御さ
れる。背面電極(1)は、その一定時間電子ビームを放
出すべく制御される線陰極以外の他の線陰極からの電子
ビームの発生を抑止し、かつ、発生された電子ビームを
前方向だけに向けて押し出す作用をする。この背面電極
(1)はガラスバルブの後壁の内面に付着された導電材
料の塗膜によって形成されていてもよい。また、これら
背面電極(1)と線陰極(2)とのかわりに、面状の電
子ビーム放出陰極を用いてもよい。
垂直集束電極(3)は線陰極(2a)〜(2o)のそれ
ぞれと対向する水平方向に長いスリット(10)を有す
る導電板(11)であり、線陰極(2)から放出された
電子ビームをそのスリット(10)を通して取り出し、
かつ、垂直方向に集束させる。水平方向1ライン分(3
60絵素分)の電子ビームを同時に取り出す。図では、
そのうちの水平方向の1区分のもののみを示している。
スリット(10)は途中に適宜の間隔で桟が設けられて
いてもよく、あるいは、水平方向に小さい間隔(はとん
ど接する程度の間隔)で多数個数べて設けられた貫通孔
の列で実質的にスリットとして構成されてもよい。垂直
集束電極(3′)も同様のものである。
垂直偏向電極(4)は上記スリット(10)のそれぞれ
の中間の位置に水平方向にして複数個配置されており、
それぞれ、絶縁基板(12)の上面と下面とに導電体(
13) (13’)が設けられたもので構成されている
。そして、相対向する導電体(13) (13’ )の
間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを垂直方向
に偏向する。この例では、一対の導電体(13) (1
3’ )によって1本の線陰極(2)からの電子ビーム
を垂直方向に16ライン分の位置に偏向する。
そして16個の垂直偏向電極(4)によって15本の線
陰極(2)のそれぞれに対応する15対の導電体対が構
成され、結局、スクリーン(9)上に240本の水平ラ
インを描くように電子ビームを偏向する。
次に、制御電極(5)はそれぞれが垂直方向に長いスリ
ット(14)を有する導電板(15)で構成されており
、所定間隔をあけて水平方向に複数個並設されている。
 この例では180本の制御電極用導電板(15−1)
〜(15−n)が設けられている。(図では9本のみ示
している)、この制御電極(5)はそれぞれが電子ビー
ムを水平方向に2絵素分ずつに区分して取り出し、かつ
その通過量をそれぞれの絵素を表示するための映像信号
に従って制御する6従って。
制御電極(5)用導電板(15−1) 〜(15−n)
を18080本設ば水平1ライン分当り360絵素を表
示することができる。また、映像をカラーで表示するた
めに、各絵素はR,G、Bの3色の蛍光体で表示するこ
ととし、各制御電極(5)には2絵素分のR,G。
Bの各映像信号が順次加えられる。また、180本の制
御電極(5)用導電板(15−1)〜(15−n)のそ
れぞれには1ライン分の180組(1組あたり2絵素)
の映像信号が同時に加えられ、1ライン分の映像が一時
に表示される。
水平集束電極(6)は制御電極(5)のスリット(14
)と相対向する垂直方向に長い複数本(180本)のス
リット(16)を有する導電板(17)で構成され、水
平方向に区分されたそれぞれの絵素毎の電子ビームをそ
れぞれ水平方向に集束して細い電子ビームにする。
水平偏向電極(7)は上記スリット(16)のそれぞれ
の両鍔の位置に垂直方向にして複数本配置された導電板
(18) (18’ )で構成されており、それぞれの
電極(18) (18’ )に6段階の水平偏向用電圧
が印加されて、各絵素毎の電子ビームをそれぞれ水平方
向に偏向し、スクリーン(9)上で2組のR,G。
Bの各蛍光体を順次照射して発光させるようにする。そ
の偏向範囲は、この例では各電子ビーム毎に2絵素分の
幅である。
加速電極(8)は装置偏向電極(4)と同様の位置に水
平方向にして設けられた複数個の導電板(19)で構成
されており、電子ビームを充分なエネルギーでスクリー
ン(9)に衝突させるように加速する。
スクリーン(9)は電子ビームの照射によって発光され
る蛍光体(20)がガラス板(21)の裏面に塗布され
、また、メタルバック層(図示せず)が付加されて構成
されている。蛍光体(20)は制御電極(5)の1つの
スリット(14)に対して、すなわち水平方向に区分さ
れた各1本の電子ビームに対して、R2O,Bの3色の
蛍光体が2対ずつ設けられており、垂直方向にストライ
プ状に塗布されている。第1図中でスクリーン(9)に
記入した破線は複数本の線陰極(2)のそれぞれに対応
して表示される垂直方向での区分を示し、2点鎖線は複
数本の制御電極(5)のそれぞれに対応して表示される
水平方向での区分を示す。これら両者で仕切られた1つ
の区画には、第2図に拡大して示すように、水平方向で
は2絵素分のR,G、Bの蛍光体(20)があり、垂直
方向では16ライン分の幅を有している。1つ    
  )の区画の大きさは、たとえば、水平方向がI■、
垂直方向が9mである。
なお、第1図においては、わかり易くするために水平方
向の長さが垂直方向に対して非常に大きく引き伸ばして
描かれている点に注意されたい。
また、この例では1本の制御電極(5)すなわち1本の
電子ビームに対して、R,G、Hの蛍光体(20)が2
絵素分の1対のみ設けられているが、もちろん、1絵素
あるいは3絵素以上設けられていてもよく、その場合に
は制御電極(5)には1絵素あるいは3絵素以上のため
のR,G、B映像信号が順次加えられ、それと同期して
水平偏向がなされる。
次に、この表示素子にテレビジョン映像を表示するため
の駆動回路の基本構成および各部の波形を第3図に示し
て説明する。最初に、電子ビームをスクリーン(9)に
照射してラスターを発光させるための駆動部分について
説明する。
電源回路(22)は表示素子の各電極に所定のバイアス
電圧(動作電圧)を印加するための回路で、背面電極(
1)には−■1、装置集束電極(3) (3’ )には
V、、 V3″、水平集束電極(6)にはv6.加速電
極(8)にはvIl、スクリーン(9)にはvgの直流
電圧を印加する。
次に、入力端子(23)にはテレビジョン信号の複合映
像信号が加えられ、同期分離回路(24)で垂直同期信
号■と水平同期信号Hとが分離抽出される。
垂直偏向駆動回路(40)は、垂直偏向用カウンタ(2
5)、垂直偏向信号記憶用のメモリ(27): ディジ
タル−アナログ変換器(39) (以下D−A変換器と
いう)によって構成される。垂直偏向駆動回路(40)
の入力パルスとしては、第4図に示す垂直同期信号Vと
水平同期信号Hを用いる。垂直偏向用カウンタ(25)
(8ビツト)は、垂直同期信号Vによってリセットされ
て水平同期信号Hをカウントする。
この垂直偏向用カウンタ(25)は垂直周期のうちの垂
直帰線期間を除いた有効走査期間(ここでは240H分
の期間とする)をカウントし、このカウント出力はメモ
リ(27)のアドレスへ供給される。メモリ(27)か
らは各アドレスに応じた垂直偏向信号のデータ(ここで
は8ビツト)が出力され、D−A変換器(39)で第4
図(第3図(b) D )に示すや、曽′の垂直偏向信
号に変換される。 この回路では240H分のそれぞれ
のラインに対応する垂直偏向信号を記憶するメモリアド
レスがあり、16H分ごとに規則性のあるデータをメモ
リに記憶させることにより、16段階の垂直偏向信号を
得ることができる。
一方、線陰極駆動回路(26)は垂直同期信号Vと垂直
偏向用カウンタ(25)の出力を用いて線陰極駆動パル
スa−Oを作成する。第5図(a)は垂直同期信号V、
水平同期信号Hおよび垂直偏向用カウンタ(25)の下
位5ビツトの関係を示す。第5図(b)はこれら各信号
を用いて16Hごとの線陰極駆動パルスa′〜0′をつ
くる方法を示す。第5図で、LSBは最低ビットを示し
、(LSB+1)はLSBより1つ上位のビットを意味
する。
最初の線陰極駆動パルスa′は垂直同期信号Vと垂直偏
向用カウンタ (25)の出力(LSB+4)を用いて
R−Sフリップフロップなどで作成することができ、線
陰極駆動パルスb′〜0′はシフトレジスタを用いて、
線陰極駆動パルスa′を垂直偏向用カウンタ(25)の
出力(LSB+3)の反転したものをクロックとし転送
することにより得ることかできる。この駆動パルスa′
〜0′は反転されて各パルス期間のみ低電位にされ、そ
れ以外の期間には約20ボルトの高電位にされた線陰極
駆動パルスa−oに変換され(第3図(b) E )、
各線陰極(2a)〜(2o)に加えられる。
各線陰極(2a)〜(2o)はその駆動パルスa〜0の
°高電位の間に電流が流されて加熱されており、駆動パ
ルスa〜0の低電位期間に電子を放出しうるように加熱
状態が保持される。これにより、15本の線陰極(2a
)〜(2o)からはそれぞれに低電位の駆動パルスa 
”= oが加えられた16H期間にのみ電子が放出され
る。高電位が加えられている期間には、背面電極(1)
と垂直集束電極(3)とに加えられているバイアス電圧
によって定められた線陰極(2)の位置における電位よ
りも線陰極(2a)〜(2o)に加えられている高電位
の方がプラスになるために、線陰極(2a)〜(2o)
からは電子が放出されない。かく     1して、線
陰極(2)においては、有効垂直走査期間の間に、上方
の線陰極(2a)から下方の線陰極(2o)に向って順
に16H期間ずつ電子が放出される。放出された電子は
背面電極(1)により前方の方へ押し出され、垂直集束
電極(3)のうち対向するスリット(lO)を通過し、
垂直方向に集束されて、平板状の電子ビームとなる。
次に、線陰極駆動パルスa〜0と垂直偏向信号ν、ν′
”との関係について、第6図を用いて説明する。第6図
(a)は線陰極パルスの波形図、(b)は垂直偏向信号
の波形図、(C)は水平偏向信号の波形図である。第6
図(b)の垂直偏向信号ν、V″は第6図(a)の各線
陰極駆動パルスa−oの16H期間の間に18分ずつ変
化して16段階に変化する。
垂直偏向信号νとν′とはともに中心電圧がv4のもの
で、Vは順次増加し、v′は順次減少してゆくように、
互いに逆方向に変化するようになされている。これら垂
直偏向信号やとν′はそれぞれ垂直偏向電極(4)の電
極(13)と(13’)に加えられ。
その結果、それぞれの線陰極(2a)〜(2o)から発
生された電子ビームは垂直方向に16段階に偏向され、
先に述べたようにスクリーン(9)上では1つの電子ビ
ームで16ライン分のラスターを上から順に順次1ライ
ン分ずつ描くように偏向される。
以上の結果、15本の線陰極(2a)〜(20)上方の
ものから順に16H期間ずつ電子ビームが放出され。
かつ各電子ビームは垂直方向の15の区分内で上方から
下方に順次1ライン分ずつ偏向されることによって、ス
クリーン(9)上では上端の第1ライン目から下端の2
40ライン目まで順次1ライン分ずつ電子ビームが垂直
偏向され、合計240ラインのラスターが描かれる。
このように垂直偏向された電子ビームは制御電極(5)
と水平集束電極(6)とによって水平方向に180の区
分に分割されて取り出される。第1図ではそのうちの1
区分のものを示している。この電子ビームは各区分毎に
、制御電極(5)によって通過量が制御され、水平集束
電極(6)によって水平方向に集束されて1本の細い電
子ビームとなり、次に述べる水平偏向手段によって水平
方向に6段階に偏向されてスクリーン(9)上の2絵素
分のR2O,B蛍光光体(20)に順次照射される。第
2図に垂直方向および水平方向の区分を示す6制御電極
(5)のそれぞれ(15−1)〜(15−n)に対応す
る蛍光体は2絵索分のR,G、Bとなるが説明の便宜上
、1絵索をR,、G、、B1とし他方をR2,G2.B
2とする。
つぎに、水平偏向駆動回路(41)は、水平偏向用カウ
ンタ(28) (11ビツト)、水平偏向信号を記憶し
ているメモリ(29)、D−A変換器(38)から構成
されている。水平偏向駆動回路(41)の入力パルスは
第7図に示すように垂直同期信号Vと水平同期信号Hに
同期し、水平同期信号Hの6倍のくり返し周波数のパル
ス6Hを用いる。水平偏向用カウンタ(28)は垂直同
期信号Vによってリセットされて水平の6倍パルス6H
をカウントする。この水平偏向用カウンタ(28)はI
Hの間に6回、1vの間に240Hx 6/ H= 1
440回カウントし、4のカウント出力はメモリ (2
9)のアドレスへ供給される。
メモリ(29)からはアドレスに応じた水平偏向信号の
データ(ここでは8ビツト)が出力され、D−A変換器
(38)で、第7図(第3図(b) C)に示すり、h
’のような水平偏向信号に変換される。この回路では5
 X 240ライン分のそれぞれに対応する水平偏向信
号を記憶するメモリアドレスがあり、1ラインごとに規
則性のある6個のデータをメモリに記憶させることによ
り、IH期間に6段階波の水平偏向信号を得ることがで
きる。
この水平偏向信号は第7図に示すように6段階に変化す
る一対の水平偏向信号りとh′であり、ともに中心電圧
がV、のちので、hは順次減少し、h′は順次増加して
ゆくように、互いに逆方向に変化する。これら水平偏向
信号り、h″はそれぞれ水平偏向電極(7)の電極(1
8)と(18’ )とに加えられる。その結果、水平方
向に区分された各電子ビームは各水平期間の間にスクリ
ーン(9)のR,G。
B、R,G、B (R1,G、、B1.R,、G、、B
、)の蛍光体に順次H/6期間ずつ照射されるように水
平偏向される。かくして、各ラインのラスターにおいて
は水平方向180個の各区分毎に電子ビームがR・・G
・・B・・R・・G・・B・の各蛍光体     。
(20)に順次照射される。
そこで各ラインの各水平区分毎に電子ビームをR工、G
1.B1.R,、G、、B、の映像信号によって変調す
ることにより、スクリーン(9)の上にカラーテレビジ
ョン画像を表示することができる。
次に、その電子ビームの変調制御部分について説明する
。まず、テレビジョン信号入力端子(23)に加えられ
た複合映像′信号は色復調回路(30)に加えられ、こ
こで、R−YとB−Yの色差信号が復、  調され、G
−Yの色差信号がマトリクス合成きれ、さらに、それら
が輝度信号Yと合成されて、R2O,Bの各原色信号(
以下R,G、B映像信号という)が出力される。それら
のR,O,B各映像信号は180組のサンプルホールド
回路(31−1)〜(31−n)に加えられる。各サン
プルホールド回路(31−1) 〜(31−n)はそれ
ぞれR,用、G、用、B1用、R2用、G2用、B2用
の6個のサンプルホールド回路を有している。それらの
サンプルホールド出力は各々保持用のメモリ(32−1
)〜(32−n)に加えられる。
一方、基準クロック発振器(33)はPLL (フェー
ズロックドループ)回路等により構成されており、この
例では色副搬送波fscの6倍の基準クロック6fsc
と2倍の基準クロック2fscを発生する6その基準ク
ロックは水平同期信号Hに対して常に一定の位相を有す
るように制御されている。
基準クロック2fscは偏向用パルス発生回路(42)
に加えられ、水平同期信号Hの6倍の信号6HとH/6
ごとの信号切替パルスrun guy btv raw
gze ba(第3図(b) B )  のパルスを得
ている。一方基準クロック6fscはサンプリングパル
ス発生回路(34)に加えられ、ここでシフトレジスタ
により、クロック1周期ずつ遅延されるなどして、水平
周期(63,5μ5ec)のうちの有効水平走査期間(
約50μ5ec)の間に1080個のサンプリングパル
スR11゜G 11.B11.R1,、G、、、B、2
.R,1,G、1.B、1.R,、。
G z z t 82 Z 〜Rnl g G nl 
g B no、RnztGnz*Bni  (第3図(
b)A)が順次発生され、その後に1個の転送パルスt
が発生される。このサンプリングパルスR11〜Bn、
は表示すべき映像の1ライン分を水平方向360の絵素
に分割したときのそれぞれの絵素に対応し、その位置は
水平同期信号Hに対して常に一定になるように制御され
る。
この1080個のサンプリングパルスR1□〜Bn2が
それぞれ180iのサンプルホールド回路(31−1)
〜(31−n )に6個ずつ加えられ、これによって各
サンプルホールド回路(31−1)〜(31−n )に
は1ラインを180個に区分したときのそれぞれの2絵
素分のR1,G□、、B、、R2,G2.B2の各映像
信号が個別にサンプリングされホールドされる。そのサ
ンプルホールドされた180組のR1,G1. B、、
R2゜G2.B2の映像信号は1ライン分のサンプルホ
ールド終了後に180組のメモリ (32−1)〜(3
2−n)に転送パルスtによって一斉に転送され、ここ
で次の一水平期間の間保持される。この保持されたR□
G工、B工、 R2,G2. B2の信号はスイッチン
グ回路(35−1)〜(35−n)に加えられる。スイ
ッチング回路(35−1) −(35−n)はそれぞれ
がR1,G□、B1゜R,、G2.B、の個別入力端子
とそれらを順次切換えて出力する共通出力端子とを有す
るトライステートあるいはアナログゲートにより構成さ
れたものである。
各スイッチング回路(35−1)〜(35−n)の出力
は180組のパルス幅変調(PWM)回路(37−1)
〜(37−n)に加えられ、ここで、サンプルホールド
されたR工、G1.B工、 R2,G2. B2映像信
号の大きさに応じて基準パルス信号がパルス幅変調され
て出力される。その基準パルス信号のくり返し周期は上
記の信号切換パルスr1+ g□l blr rZ+g
z+bzのパルス幅よりも充分小さいものであることが
望ましく、たとえば、1:10〜1 : 100程度の
ものが用いられる。
このパルス幅変調回路(37−1)〜(37−n)の出
力は電子ビームを変調するための制御信号として表示素
子の制御電極(5)の180本の導電板(15−1)〜
(15−n)にそれぞれ個別に加えられる。各スイッチ
ング回路(35−1)〜(35−n )はスイッチング
パルス発生回路(36)から加えられるスイッチングパ
ルスrx+ g1+ blr rzv gtt t)z
によって同時に切換制御される。スイッチングパルス発
生回路(36)      。
は先述の偏向用パルス発生回路(42)からの信号切換
パルス rlt gxt bxv rzv gtt b
z によって制御されており、各水平期間を6分割して
H/6ずつスイッチング回路(35−1)〜(35−n
)を切換え、R1,G1. B1. R2,G、、 B
、の各映像信号を時分割して順次出力し、パルス幅変調
回路(37−1)〜(37−n) ニ供給するように切
換信号rtt gtt t)ttrz+ g++v I
)aを発生する。
ここで注意すべきことは、スイッチング回路(35−1
)〜(35−n)におけるR 、、 G1. B1. 
R,。
G2.B2の映像信号の供給切換えと、水平偏向駆動回
路(41)による電子ビームR1,G□、B工、R2゜
G、、B2の蛍光体への照射切換え水平偏向とが、タイ
ミングにおいても順序においても完全に一致するように
同期制御されていることである。これにより、電子ビー
ムがR1蛍光体に照射されているときにはその電子ビー
ムの照射量がR□映像信号によって制御され、G□、B
1.R,、G2.B2についても同様に制御されて、各
絵素のR工t G t t B x tR2,G、、B
2各蛍光体の発光がその絵素のR1,G1゜I3.、R
2,G、、 B、の映像信号によってそれぞれ制御され
ることになり、各絵素が入力の映像信号に従って発光表
示されるのである。かかる制御が1ライン分の180組
(各2絵素づつ)について同時に行われて1ライン36
0絵素の映像が表示され。
さらに240H分のラインについて上方のラインから順
次行われて、スクリーン(9)上に1つの映像が表示さ
れることになる。
そして、以上の如き諸動作が入力テレビジョン信吾の1
フイールド毎にくり返され、その結果、通常のテレビジ
ョン受像機と同様にスクリーン(9)上に動画のテレビ
ジョン映像が映出される。
なお、以上の説明における水平方向および垂直方向なる
用語は、映像を映出する際にライン単位の表示がなされ
る方向が水平方向であって、そのラインが積み重ねられ
ていく方向が垂直方向であるという意味で用いられてお
り、現実の画面における上下方向および左右方向と直接
関係するものではない。
以上述べたような従来の画像表示装置では、線陰極(2
)の電子ビーム放出量が1時間経過に伴って減少する。
その主な原因は、酸化物陰極材料の蒸発であり、陰極温
度を高くして使用すればする程、蒸発が速く、寿命も短
かい。一方、陰極温度を低くすると電子放出量が充分に
取れない問題がある。また線陰極では部分的な劣化のバ
ラツキがあり、これを均一にすることが強く望まれる。
第8図に従来の画像表示装置における線陰極駆動部の詳
細な構成を示す。線陰極駆動回路(26)は線陰極(2
)の数だけあり、第8図のように(26a)〜(26o
)だけある。第6図のように垂直偏向信号の1周期と線
陰極駆動信号1つとが対応し、垂直偏向用カウンタ (
25)から線陰極駆動のためのパルス信号を得る。電源
回路(22)は#i陰極加熱用電源■1とエミッション
電流供給用電源■1−とを供給する。線陰極(2)はダ
イオード(43)を介して図示のように接続され V t−< V E < V K ” であるため、ダイオード(43)の順方向電圧をVDと
すると、v、”−vE−Voなる電圧で加熱される。
一方、VK−と低くなった時に電子ビームを放出するよ
うに各電極の動作条件を決める。
第8図では、電源回路(22)のエミッション電流供給
用電源V K−に抵抗(44)が挿入されているが、従
来の実際の回路では、この抵抗(44)は含まれていな
い。この抵抗(44)を挿入すると、抵抗(44)の線
陰極駆動回路側に、第8図下部に示すような波形が得ら
れる。電子ビーム放出量の多い(ト)の部分では、抵抗
(44)の抵抗値をRとすると(電子ビーム電流)XR に比例して他の部分より高い電圧となる。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、長期間にわ
たり安定化した電子ビーム放出能力を有する画像表示装
置を提供することを目的とする。
発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の画像表示装置は、複
数の線陰極による電子ビーム発生源と、上記線陰極の背
面側に設置された背面電極と、上記電子ビーム発生源か
らの電子ビームが照射されることにより発光する蛍光体
を有するスクリーンと、上記電子ビームを集束する集束
電極と、上記′1七子ビームを上記スクリーンに至るま
での間で偏向する静電型の偏向電極と、上記電子ビーム
の上記スクリーンへの照射量を制御することにより発光
強度を制御する制御電極と、上記各線陰極からの経時変
化による電子ビーム放出量の減少を検出する検出手段と
、この検出手段の検出結果に基づいて一上記電子ビーム
放出料が減少したときに上記各線陰極の温度を上げるよ
うに線陰極間゛動回路を制御する制御手段とを備えた構
成としたものであ実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。
第9図は本発明の一実施例における画像表示装置の陰極
線駆動部の回路ブロック図で、第8図に示す構成要素と
同一の構成要素には同一の符合を(4’ してその説明
を省略する。第9図において。
(45)は電子ビーム放出量検出回路、(46a)〜(
46o)は記■意回路である。
電子ビーム放出量検出回路(45)は、抵抗(44)よ
(2a)〜(2o)に対応して検出し、その基準との差
を各線陰極駆動回路(26a)〜(26o)の線陰極加
熱電圧を記憶する記憶回路(46a)〜(46o)に供
給する。この結果、各線陰極(2a)〜(20)の電子
ビーム放出量は基準値となり、安定化する。第1θ図に
第9図に示す回路の動作結果としての抵抗(44)端の
電圧変化を示す。− ところが、上記構成だけでは、充分安定した電子ビーム
源を得られない場合がある。a陰極(2a)〜(2o)
が横方向の部分、部分によって電子ビーム放出量のバラ
ツキを持つ場合は、第ti図(a)のようになる。この
結果、電子ビーム放出量の少ない部分は暗くなり、画質
を損うことがある。電子ビーム放出量の検出は、本実施
例では線陰極1本の平均値で検出しており、部分的な検
出法も可能であるが、構成上複雑になり、実施が困1で
ある。
さらに部分的に電子ビーム放出量制御することはより困
難である。そこで、1本の線陰極の内にある部分的な電
子ビーム放出量のバラツキが画面の輝度ムラとなって画
質を損うことを軽減するために、第11図(b)に示す
ように、実際の使用条件より高い電子ビーム放出能力を
持つように線陰極(2a)〜(2o)の温度を設定し、
充分な電子ビーム供給能力を線陰極(2a)〜(2o)
に持たせれば、空間電荷の影響で線陰極各部の電子ビー
ム放出能力のバラツキはマスキングされ、輝度のバラツ
キは大きく改善される。
実際の使用条件より一定量だけ電子ビーム放出能力を高
くするような線陰極加熱の方法は1次のようにして実現
できる。第12図に垂直集束電極の電圧と電子ビーム放
出量との関係を示す。電子ビーム放出量は垂直集束電極
電圧を高くすると増加するが、線陰極温度で決まる飽和
電子ビーム放出量で一定となる。上記実施例では飽和電
子ビーム放出量を検出してこれを一定にしていたため、
部分的なバラツキが生じたが、第12図の電圧dで電子
ビーム放出能力を決め、電圧Cで使用すれば部分的なバ
ラツキはなくなる。このため、電子ビーム放出能力検出
用の電圧dをストローブ・パルスとして垂直集束電極に
印加し、この時の電子ビーム放出能力によって線陰極加
熱電圧を記憶する記憶回路(46a)〜(46o)の内
容を書き換え、線陰極加熱電圧を決める。この結果、電
子ビーム放出量の裕度fによって、部分的な電子ビーム
放出量のバラツキがマスキングされる。なお、第12図
の電圧eの状態で使用するのは、過大な電子ビーム放出
能力を無駄にしていることになり、過剰に線陰極温度を
上げ、線陰極寿命を縮めてしまう。
発明の詳細 な説明したように本発明によれば、複数の線陰極を用い
た画像表示装置において、線陰極の長寿命化を図ると共
に、時間経過による電子ビーム放出能力の低下の補償が
可能となり、より安定した画像表示装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の画像表示装置の電極構成図、第2図はス
クリーン上での最小絵素を示す図、第3図は駆動回路の
ブロック図および各部の波形図、第4図は垂直偏向信号
と、同期信号の関係図、第5図はカウンタのタイミング
チャート、第6図は駆動出力パルスの相関図、第7図は
水平偏向信号と同期信号の関係図、第8図は線陰極駆動
部の回路ブロック図、第9図は本発明の一実施例におけ
る画像表示装置の線陰極駆動部の回路ブロック図、第1
0図は第9図に示す回路の動作説明のための波形図、第
11図は電子ビーム放出能力と使用条件による電子ビー
ム放出量のバラレキとの関係図、第12図は垂直集束電
極電圧と電子ビーム放出量との関係図である。 (1)・・・背面電圧、(2) (2a)〜(2o)・
・・線陰極、(3)(3″)・・・垂直集束電極、(4
)・・・垂直偏向電極、(5)・・・ビーム流制御電極
、(6)・・・水平集束電極、(7)・・・水平偏向電
極、(8)・・・電子ビーム加速電極、(9)・・・ス
クリーン、(20)・・・蛍光体、(44)・・・抵抗
、 (45)・・・電子ビーム放出量検出回路、(46
)・・・記憶回路代理人   森  本  義  弘 第 3  図(bン A                  Bc    
             0第4 図 し−]: 第7図 、゛1)β白 第ヲ囚 第7θ図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の線陰極による電子ビーム発生源と、上記線陰
    極の背面側に設置された背面電極と、上記電子ビーム発
    生源からの電子ビームが照射されることにより発光する
    蛍光体を有するスクリーンと、上記電子ビームを集束す
    る集束電極と、上記電子ビームを上記スクリーンに至る
    までの間で偏向する静電型の偏向電極と、上記電子ビー
    ムの上記スクリーンへの照射量を制御することにより発
    光強度を制御する制御電極と、上記各線陰極からの経時
    変化による電子ビーム放出量の減少を検出する検出手段
    と、この検出手段の検出結果に基づいて上記電子ビーム
    放出量が減少したときに上記各線陰極の温度を上げるよ
    うに線陰極駆動回路を制御する制御手段とを備えた画像
    表示装置。 2、検出手段は、水平又は垂直同期信号の期間に、垂直
    集束電極の電位を高く、かつビーム制御電圧を低くし、
    各線陰極の電子ビーム放出量を通常の使用状態より上げ
    て検出する構成とした特許請求の範囲第1項記載の画像
    表示装置。
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