JPS6187633A - 有機ケイ素化合物 - Google Patents

有機ケイ素化合物

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JPS6187633A
JPS6187633A JP11303884A JP11303884A JPS6187633A JP S6187633 A JPS6187633 A JP S6187633A JP 11303884 A JP11303884 A JP 11303884A JP 11303884 A JP11303884 A JP 11303884A JP S6187633 A JPS6187633 A JP S6187633A
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JP
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formula
organosilicon compound
group
compound
general formula
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JP11303884A
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Inventor
Shozo Kato
加藤 祥三
Hidenori Okamoto
岡本 秀則
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 (但し、R1m ’B2+ Rs は同種又は異穫のア
ルキル基又はフェニル基: ke t * na正の整
数;mは0又は1:xはハロゲン原子である。) で示される有機ケイ素化合物、該有機ケイ素化合物の製
造方法並びに該有機ケイ素化合物を有効成分とする制癌
剤を提供するものである。
従来、制癌活性や抗菌活性等の生理活性を有する含ケイ
素化合物としては、例えばFISi(OCR2CH2)
5N  (Rけ種々の官能基である)なる構造式で表わ
されるシラトラン化合物+ R’SiO+、s  (R
’は種々の官能基である)で表わされるオルガノポリシ
ロキサン化合物。
並びに (CHg)、5iCH2CH2SCHzCH2
tJTtz 。
(C2H5)、5iCH2CH2CH2冊2 で表わさ
れるオルガノアルキルシラン化合物等が知られている。
しかし、これらのものけ毒性が高いか、又は制癌活性や
抗菌活性が低い等の問題があり、近年、制癌活性や抗菌
活性が高く、しかも毒性の低い有効な制癌剤の出現が望
まれている。
本発明者らは、長年有機ケイ素化合物の合成や生理活性
について鋭意研究を行なってきた。その結果、一般式 (但し、Rt t R2t R5は同種又は異種のアル
キル基又はフェニル基:に+Inは正の整数;mは0又
は1;xはハロゲン原子である。) で示される新規な有機ケイ素化合物を見δ出し、オた、
該有機ケイ素化合物が優れた生理活性、殊に制癌活性を
有することを見い出し。
本発明を完成するに至った。
P口ち1本発明は一般式(1) (但シ、R+ 、 R2’+ Rs tfM種又aJ%
Nノフルキル基又けフェニル基:に、t、nは正tlr
整数:mけ0又a1:Xけハロゲン原子である。) で示される有機ケイ素化合物を提供するものである。ま
た本発明は、 (1)一般式 (但し、R1t R2+ Rs は同種又ケu、1iu
)フルキル基又はフェニル基: k 、 /−け正の整
数:mけ0又け1である。) で示される有機ケイ素化合物と、 (11)一般式 %式% (但し、Xはハロゲン原子:nは正の整数である。) で示されるN−ニトロソ−ハロアルキルアミンカルボニ
ルオキシ基を有する有機化合物とを反応させることを特
徴とする。一般式(I)(但し、R11R21R3は同
種又は異種のアルキル基又はフェニル基;klz、nは
正の整数;mけ0又は1:Xはハロゲン原子である。) で示される有機ケイ素化合物の製造方法を提供するもの
である。
更忙本発明は、一般式(I) 両 (但し、R1* R2+ R11は同種又は異種のアル
キル基又はフェニル基;に、t、、nは正の整数:mは
0又は1:Xはハロゲン原子である。) で示される有機ケイ素化合物を有効成分とする制癌剤を
も提供するものである。
本発明の有機ケイ素化合物は上記一般式(1)で示され
る化合物である。一般式(I)中R1tR2T R5は
アルキル基又はフェニル基であれば特に限定されるもの
ではないが、R1+ R2*R3がアルキル基の場合は
一般には炭素原子数1〜6の直鎖状もしくは分校状低級
アルキル基が工業的入手の容易さから好適に使用される
。具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
l5O−プロピル基、n−ブチル基、 1so−ブチル
基、n−ペンチル基゛。
1so−ペンチル基及びn−ヘキシル基などが最も好適
に使用される。また前記一般式(I)中、Xはハロゲン
原子であれば特に限定されずフッ素原子、塩素原子、臭
素原子及びヨウ素原子が使用できるが、原料の入手の容
易さなどからフッ素原子、塩素原子及び臭素原子が好適
である。また前記一般式中k 、 /= 、 nは正の
整数であれば特に限定されないが、原料の入手の容易さ
や取扱−の容易さ等から、共に41−を下の整数である
ことが好ましい。従って、+CIH2÷ 、(−CH2
+t、+CH2+□ で表わされるアルキレン基として
は−CH2−。
−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−cH2
cH2cH2cH7−、−cH2CH−CH2−などが
最も好適である。
:CH5 本発明の前記一般式(1)で示される有機ケイ素化合物
は、常温常圧に於いては一般に淡黄色、黄色、淡かっ色
又はかっ色の粘稠液体若しくは固体であり、例えばカラ
ムクロマトグラフィーを用いて精製することができる。
また該有機ケイ素化合物は水には難溶であるが、ヘキサ
ン、ベンゼン45はとんどすべての有機溶媒には可溶で
ある。
該有機ケイ素化合物が前記一般式(1)で示さhる化学
溝造を有することは、一般に次の(イ)〜に)の手段に
よって確?忍、同定することhlできろう (イ)赤外吸収スペクトル(IR)を測定することによ
り、有機ケイ素化合物の分子内に存在する特徴的な化学
結合並びに官能基のR5を確認することができる。例え
ば、該有イ)ケイ素化合物は、5400c1n−’付近
にN−)T結合に基づ(@、収、2950ω−1〜28
5nrm’付近に(”−H結合に基づ〈強い吸収を示す
。さらに1720cy  付近にC=O結合に基づ(強
い吸収、1480m’付近にt■=0結合に基づく吸収
を示す。
←)  ffrtスペクトル(M S)を測定1−1観
察される各ピーク(一般には・イオンの質41mを荷電
数eで割ったm/eで表わされる値)に相当する組成式
をnmすることにより、測定に供した試料の結合様式さ
ら釦終局的にはその分子量を推定することができる。
即ち測定忙供した試料を一般式 (但し、R1* R2* R5は同種又は異種のアルキ
ル基又はフェニル基:ktz+nは正の整数:mは0又
は1:Xけハロゲン原子である。) で表わした場合、一般に分子tllc相当する分子イオ
ンピーク(Mo)は観測され難いが、分子イオンピーク
からR1が脱離したM@−R1に相当するピーク、 するピーク等が現われる。
(−う 15C−核磁気共鳴スペクトル(15C−NM
R)を測定することにより、該有機ケイ素化合物中の炭
素原子の個数、炭素鎖の配列様式及び炭素原子の結合様
式を知ることができる。代表例として、前記一般式(1
)中、Rt e R2* Rsがメチル基、kが1.t
、mがQ、Hが2.XがJax p=原子である有機ケ
イ累化合物の”c −N M RK現われるピークの化
学シフト値(テトラメチルシラン基準、δr ppm 
)の解析結果を示すと以下のよう6てなる。
に)元素分析によって炭素、水素、窒素、イオウ原子、
・・ロゲン原子及びケイ素の各重量%を求め、更に認知
された各元素のX景%の和を100から減じることによ
り、酸素の重量%を算出することができ、したがって測
定に供した有機ケイ素化合物の組成式を決定することが
できる。
本発明の前記一般式(1)で示される有機ケイ素化合物
の製造方法は特に限定されず如何なる製造方法で得られ
てもよい。一般に利用される代表的な方法を例示すれば
下記式(It)で示すごと(、アミノ基を有する有機ケ
イ素化合物にハロゲノアルキルイソシアネートを作用さ
せてハロゲノアルキル尿素誘懲体とし。
これをニトロソ化して目的とする有機ケイ素化合物を得
ることが出来る。
しかしながら、式(II)の方法でけニトロソ化の際に
ニトロン基の位置異性体の混合物となるため、目的とす
る化合物の収率や精製等が問題となる場合がある。
より好適に利用される方法として下記式(III)に示
す方法を採用すると好適である。即ち、一般式 ′但し、p、1 、R2+ R3け同種又は異測のアル
キル基又はフェニル基:に、tけ正の整数:mけ0又は
1である。) で示されるアミノ基を有する有機ケイ素化合物と、 (11)一般式 %式%) (但し、Xは/・Uゲン原子:nは正の整数である。) で示されるN−ニトロソーノ・ロアルキルアミノカルボ
ニルオキシ基を有する有機化合物とを反応させることに
より、目的とする有機ケイ累化合物を得る方法である。
(但し、R1t R2* R5は同種又は異種のアルキ
ル基又はフェニル基:に、t、nは正の整数;mは0又
は1;xけハロゲン原子;Aは有機基である。) 上記(1)式で示される反応の原料の1つであるアミノ
基を有する有機ケイ素化合物は、一般式 で示される公知の化合物である。前者のアミノ基を有す
る有機ケイ素化合物は一般に、不飽和アミンとヒドロ基
、を有する有機ケイ幸化合物との反応、ノ・ロアルキル
を有する有機ケイ素化合物のアミノ化、又はシアノ基を
有する有機ケイ素化合物の還元等により得られる。
後者のアミノ基を有する有機ケイ素化合物は特開昭58
−124719号等で公知であり、下記の方法等により
合成することができる。
(但し、R+ r R2* R5は同種又は異種のアル
キル基又はフェニル基である。) また前記(III)式で示される反応の他の原料けN−
ニトロン−ハロアルキルアミノカルボニルオキシ基を有
する有機化合物で、例えばJ、Med、 Chem、 
、 25 、178 (1982)などに記載される公
知の化合物である。前記GII)式中、一般式 Aは前記反応式(nI)で明らかなようにA−0−で脱
離し、目的化合物である前記一般式(1)で示される有
機ケイ素化合物中には含まれず、例えばA−OHのよう
に別の副生物となる。
従って、アミノ基を有する有機ケイ素化合物に結合され
たアミノ基の反応性水素と反応しうる有機基であれば特
に限定されず用いうる。
特忙前記反応式(In)で示される目的化合物である有
機ケイ素化合物は前記したように液状か若しくは非極性
溶媒中に可溶性のものであるので、副生物を固−液の濾
別処理又は非極性溶媒中での溶解度の差で容易に分離出
来るような観点から、上記Aは一般には 適である。
前記反応式(II)の反応の東件は特に限定されるもの
ではないが、一般には反応溶媒を使用するのが好ましく
、例えばエチルエーテル。
テトラヒドロフラン、  N、N−ジメチルホルムアミ
ド、ジクロルメタン、エタノール及びヘキサン等の溶媒
が好適に使用される。また反応温度は、例えば−20℃
〜100℃で行なうことができるが、原料である 生成物である有機ケイ素化合物の熱安定性等を考慮して
、予め好適な温度範囲を還択して行なうのが好ましい。
また反応時間は反応温度によっても異なるが、一般には
数分から数日の間で選べばよい。
前記反応の仕込みモル比は特に限定されるものではない
が、通常等モルで行なうのが好都合である。
前記反応式(DI)で得られる有機ケイ素化合物は反応
溶媒に可溶の形で得られるので副生成物が固形の場合は
濾別することで簡単に分離出来る。また目的生成物が固
形状の場合は副生成物との間で他の可溶な非極性溶媒に
該目的生成物を溶解することにより溶解度の差を利用し
て分離すればよい。更にまた目的生成物及び副生成物が
共に液状で得られるときは蒸留又はカラムクロマトグラ
フィーなどの公知の手段で分離すればよい。
本発明の有機ケイ素化合物は新規化合物であり、本発明
者等が該化合物について生理活性試験を行なったところ
、特に制癌作用が著し偽ことを確認した。即ち、該有機
ケイ素化合物は後述する実施例忙示すごとく、マウスに
於けるエールリッヒ腹水癌やP388白血病等の癌細胞
に対し優れた制癌効果を発揮する。
即ち、本発明の有機ケイ素化合物は制癌剤として各種癌
の予防、治療又は処理のために利用できる極めて有用な
化合物である。
本発明の有機ケイ素化合物を制癌剤として用いるときは
経口、非経口(たとえば腹腔内。
直腸内)または局所投与のいずれによって本患者に投与
することができ、その際の有効成分である有機ケイ素化
合物の有効投与量は、投与すべき患者の年令2体重、症
状の軽重。
癌の梯類等に応じて異なるが、一般には800〜0.0
02キ/Kq7日、好ましくは500〜0.01 Q/
Kf1日とすることができる。該1日の投与量は1日1
回のみ又は1日数回(5〜5回)に分けて投与すること
ができる。また、上記の投与量は単なる指針であり、処
置を行なう医師の判断により、上記範囲を越えて投与す
ることも可能であることはいうまでもない。
上記有効成分の投与忙邑って、上記有機ケイ素化合物は
、希望とする投与方法(経口。
非経口又は局所)に応じて、種々の剤形に製剤すること
ができる。
例えば、経口投与に際しては、シロップ。
カプセル剤等の剤形に製剤することができ、また、非経
口投与に際しては、懸濁液、生薬等の剤形忙製剤するこ
とができ、さらに局所投与に際しては、軟膏、硬膏、ク
リーム等の剤形Vc製剤することができる。
これら製剤中における有効成分の4度は特忙制限される
ものではなく、剤形に応じて広範に変えることができる
が、一般には0.05〜90重景%、好ましくは1〜6
0重景%程度の濃度とすることができる。
上記製剤に使用しうる賦形剤としては当該分野で常用さ
れているものはいずれも使用可能であり、液体形態の製
剤に対しては、例えば生理食塩水、界面活性剤液、ぶど
う糖液。
アルコール、エステル類等が挙げられる。
かかる製剤の具体例を示せば次のとおりであ2)。
製剤例1:カプセル剤 ステアリン酸マグネシウム0.6重量部に乳糖4.5重
量部を加えて攪拌混合することにより均一とし、さら忙
乳糖5重量部と結晶セルロース10重量部を加えて混合
する。この混合物に有機ケイ素化合物20重量部を加え
て、再度混合することにより調製液を得る。この液をゼ
ラチンカプセルに充填することによりカプセル剤を製造
するとよい。
製剤例2:軟こう剤 ステアリルアルコール10tlf11部、流動ハラフィ
ン20重量部およびワセリン160重量部を80℃に加
温溶解した後、コレステロール0.5重量部ならびに有
機ケイ素化合物10重量部をよく攪拌しながら加え、さ
ら忙よ〈攪拌を行った後室温に放置し、適当な硬さ忙し
て軟こう剤を得るとよい。
本発明を更に具体的に説明するため、以下実施例を挙げ
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
実施例 1 フラスコにp−ニトロフェニルN−(2−クロロエチル
)−N−二トロンカーバメイト(4,65f )とテト
ラヒドロフラン(30m)を仕込み、外側から氷水で冷
却し、攪拌しながら、滴下ロートからγ−アミノプロピ
ルトリエチルシラン(5,47t )のテトラヒドロフ
ラン(10m)溶液を加えた。滴下後、室温にて一夜攪
拌した。反応溶液からテトラヒドロフランを除去した後
、ヘキサンで抽出し、抽出液を濃縮して得られたかっ色
粘稠液体をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル30
0り、クロロホルム溶媒)を用いて精製することにより
黄色粘稠液体(4,80f )を得た。
該化合物の赤外吸収スペクトルを測定したところ、34
50〜3350m−’にN−H結合に基づく吸収、29
50〜2860m  GCC−H結合に基づく吸収、1
720m’にC=n結合に基づく吸収、1485cyn
  にN=O結合に基づく吸収等を示した。
質量スペクトルを測定したところ、分子イオンピーク(
Me)は見られなかったが、m/ e 278にM”−
C2H5に対応するピーク、Φ m/e199に(C2H5) 、 8iCH2CH2C
H2N=c−0に対応するピーク、m/e170に(C
2H5)2−一8iCH2CH2CH2N−C”OIc
対応するピーク、等が観測された。
15cm核s気共11)スペクトル(テトラメチルシラ
ン基1孕、δ、ppm)を測定し、そのスペクトルを添
付図面第1図に示した。得られたスペクトルの各ピーク
の化学シフト値を解析したところ、次の通りであった。
元素分析を行なったところ、C46,72%。
H8,47%、N13.77%、 Ctl 1.68%
、 Si9.20%なる値を示し、組成式C+2H26
H5Cto2s1(307,9)  としての計算値で
あるC 46.81%、 H8,51%、N13.<5
5%、 Ctll、52%、8i9.12%に一致した
以上の結果から、生成物が下記構造式で示される有機ケ
イ素化合物であることが明らかになった。
実施例 2 フラスコに0−ニトロフェニルN−(2−クロロエチル
)−N−二トロンカーバメイト(7,25t )とN、
Nジメチルホルムアミド(20d)とを入れ、室温にて
攪拌しながら、r−アミツブaビルジエチルメチルシラ
ン(4,54t )を滴下した。室温圧て2時間攪拌し
た後、反応混合物を冷水(500mg )に加えた。オ
イル状物をエーテルで抽出した後。
濃縮して得られた儂かり色粘稠液体をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル5oot 。
クロロホルム溶け)を用いてm製することにより、かつ
色粘稠液体(6,489)を得た。
該化合物の赤外吸収スペクトルを測定したところ、34
50〜.!+ 550g’にN−H結合に基づく吸収、
2950〜2870crn  にC−T(結合に基づく
吸収、1720のIICC=n結合に基づく吸収、14
.8(1m’にN=O結合に基づ〈吸収等を示した。
質nスペクトルを測定したところ、分子イオンピーク(
Mo)は見られなかったが、m/3263妬)イ1D−
C2H5に対応するピーク、m/*253に!イΦ−C
2TT5−No K対応するピーク、■ m/ 8184 K(C2H5)2Si (CHs)C
H2(JT2CH2N=C=0に対応するピーク等が観
測された。
13C−核磁気共鳴スペクトル(テトラメチルシラン基
準、δ* ppm )を測定し、そのス    ・ベク
トルを添付図面第2図に示した。得られたスペクトルの
各ピークの化学シフト値を解析したところ、次の通りで
あった。
元素分析を行なったところ、C44,69%。
H8,!10%、N14.15%、 ct 12.13
%。
SL 9.65%なる値を示し、組成式C11H24N
sCLO28i (293−87)としての計算値であ
るC 44.96%、 H8,23%、N14.30%
cz12.07%、 Si 9.56%に一致した。
以上の結果から、生成物が下記構造式で示される有機ケ
イ素化合物であることが明、らか忙なった。
実旌f11 3 実用例1,2と同様の方法にて、l々の有r′5ケイ翠
化合物を合威し7だ。該生成物の性状。
赤外吸収スペクトルに士?ける主なm 7/Q値。
15C−ト1 >、4 Rjf:おける化学・ソフト値
(テトラメチルシラン基;<() A=’rを第1表に
記が2しだ。
以下741白 実施例 4 実施例1で合成した有槍ケイ水化合物を用いてマウスの
エールリッヒ腹水癌に対する制癌活性を試験した。該有
機ケイ素化合物の規定量を、界面活性剤ツイーン80を
含む生理食塩水Co、s5y>K懸濁させて試料溶液を
調整した。該試料溶液を、エールリッヒ癌細胞I X 
10’個を有するrDF、系マウス(雌)6匹の腹腔内
に0.5meづつ9日間連続注射投与した。その60日
間にわたる延命効果試験の結果から、平均生存日数(M
ST )を求め、対照群(30匹)の平均生存日数と比
較することによりT/C(%)を算出した。結果を第2
表に記載した。
第2表 実施例 5 実施例2で得られた有機ケイ素化合物の規定量を界面活
性剤ツイーン80を含む生理食塩水(0,859)に懸
濁させて試料溶液を調製した。該試料溶液を、p388
白血病細胞I X 10’個を有するCDFI系マウス
(雄)6匹に対して、腹腔内注射を9日間連続して施し
、延命効果を調べた。その結果を第6表に記載した。
第3表 実を月例 6 実施例1及び3で合成した有機ケイ素化合物を用い、実
施例5と同様な方法で、マウスのp388白血病に対す
る制癌活性を試験した。十の結果を第4表に記載した。
第  4  表 実施例 7 種々の有機ケイ素化合物を合成し、該生成物の構造式及
び元素分析値を第5表に記載した。
なお、第5表中のR1* R2+ R5r k + L
 p m+n、Xは、下記式に於けるR1 + R2*
 R5e k+L + m g n I X  にそれ
ぞれ対応する。
以下余白 実施例 8 実施例7で合成した有機ケイ素化合物を用いて、実施例
5と同様な方法にてマウスのp688白血病に対する制
癌活性を試験した。
その結果をランク別に分類し、第6表に記載したうなお
、表中の化合物扁は第5表の化合物煮に対応するもので
ある。
第6表
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における、  C−NMRスペクトル
のチャート、第2図は実施例2に>G−t6 ”C’ 
−N M Rスペクトルのチャートを示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_2、R_3は同種又は異種のアル
    キル基又はフェニル基;k、l、nは正 の整数:mは0又は1;Xはハロゲン原子 である。) で示される有機ケイ素化合物。
  2. (2)一般式 (i)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_2、R_3は同種又は異種のアル
    キル基又はフェニル基;k、lは正の整 数:mは0又は1である。) で示される有機ケイ素化合物と、 (ii)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Xはハロゲン原子;nは正の整数 である。) で示されるN−ニトロソ−ハロアルキルアミノカルボニ
    ルオキシ基を有する有機化合物とを反応させることを特
    徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_2、R_3は同種又は異種のアル
    キル基又はフェニル基;k、l、nは正 の整数;mは0又は1;Xはハロゲン原子 である。) で示される有機ケイ素化合物の製造方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_2、R_3は同種又は異種のアル
    キル基又はフェニル基;k、l、nは正 の整数:mは0又は1;Xはハロゲン原子 である。) で示される有機ケイ素化合物を有効成分とする制癌剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103172868A (zh) * 2011-12-16 2013-06-26 赢创工业集团股份有限公司 硅氧烷硝酮及其用途

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CN103172868A (zh) * 2011-12-16 2013-06-26 赢创工业集团股份有限公司 硅氧烷硝酮及其用途
CN103172868B (zh) * 2011-12-16 2015-05-06 赢创工业集团股份有限公司 硅氧烷硝酮及其用途

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