JPS6187517A

JPS6187517A - 電気掃除機の床ノズル

Info

Publication number: JPS6187517A
Application number: JP21083684A
Authority: JP
Inventors: 克孝村田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-10-08
Filing date: 1984-10-08
Publication date: 1986-05-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は電気掃除機の床ノズルに関するものである。

従来例の構成とその問題点従来のこの種の床ノズルで、エアータービンで回転力を
得て、回転ブラシを回転させて、じゅうたん上の塵埃を
かき上げて吸込ませるようにして吸塵性能を向上させる
構造のもので、第１図〜第３図に示すように、１は上、
下本体部材２，３を結合してなる床ノズル本体で、前方
には吸込室４が形成され、ブラシ毛５が螺旋状に植毛さ
れた回転ブラシ６が配設されている。

後方には、タービン室７が形成され、エアータービン８
が内蔵しである。エアータービン８は、吸込口９より吸
込気流が流入しエアータービン８に衝突し、回転力を得
る。その回転はエアータービン８に一体形成されたター
ビン軸１０の先端部のプーリー小１１より動力伝達用の
ベルト１２を介して、前記回転ブラシ６の端部に一体形
成されたプーリー大１３へと伝達され、回転ブラシ６に
回転力を与えるものである。この構造のもので問題とな
っているものは、高速回転を行うエアータービン８の騒
音である、エアータービン８は吸込口９よりの高速な噴
射状の吸込気流で高速回転を行い回転ブラシ６を回−さ
せるに必要な回転、トルクを生み出しているものであり
、そのエアーターヒフ８０回転音からは高周波音が発生
し使用者にとっては非常に聞きづらく、神経を高ぶらせ
るもので、特に静かな夜に掃除作業を行う場合など騒音
が大きく問題とされたり、寝ている幼児などが目をさま
すなど生活環境においても大きな問題となっていた。

発明の目的本発明は、従来のこのような問題点を解消したもので、
エアータービンの高周波音を吸音することにより静音化
を行うものである。

発明の構成本発明は、エアータービンを内ｉするタービン室の前壁
部を２重構成とし、その壁間にはポリウレタンフォーム
、フェルト材等の吸音材を挿入させ、前記タービン室と
対応する壁部には、タービン室と吸音材が接するように
通孔あるいは切欠き孔を形成させることにより高周波音
を吸音するものである。特に前壁の一部を形成する、吸
込口開閉体を２重構成したものであり、吸音効果は大な
るものがある。

実施例の説明以下、その実施例を添付図面と共に説明する。　　　　
′第４図〜第６図において、１４は床ノズル本体で、」
一本体部材１５と下本体部材１６が、バンパーを兼用し
たバッキング１７をはさみ込んで結合されている。床ノ
ズル本体１４の前方には、吸込室１８が形成され、ブラ
シ毛１９が螺旋状に植毛された回転ブラシ２０が内設さ
れている、後方には、タービン室２１が形成され、エア
ータービン２２が内設されている。タービン室２１は、
」二下回動自在な継手２３で構成され、その後方には回
転自在な継手パイプ２４が設けられ、延長管、可撓ホー
ス、電気掃除機本体（図示せず）へと接続されるもので
ある。

前記、エアータービン２２は、吸込口車２５よりの高速
な吸込気流との衝突により回転力を得る。

その回転は、エアータービン２２に一体形成されたター
ビン転２６の先端部のプーリー／Ｊ、　２７より、動力
伝達用のベルト２８を介して、前記、回転ブラシ２ｏの
端部に一体形成されたプーリー犬２９へと伝達され、回
転ブラシ２ｏに回転力を与えるものである。

タービン室２１の前部、すなわち吸込口車２５の左右を
形成する前壁３０は、中空部を有する２重壁構造に形成
され、中空部には、ポリウレタンフォーム、フェルトな
どの吸音材３１が挿入されている。

さらに、前壁３０のタービン室２１側の壁面には、ター
ビン室２１内での騒音が吸音されやすく、消音効果が向
上するよう通孔、あるいは切欠き孔３２を形成させるこ
とにより、特に高周波音の低減に効果がある。以上の構
造は上本体部材１６側にも対応して設けられている。

さらに、タービン室２１の前壁３ｏの一部を形成する。

吸込口開閉体３３についても２重壁構造とし、中空部に
はポリウレタンフォーム、フェルトなどの吸音材３１が
挿入されている。また吸込口開閉体３３のタービン室２
１側の壁面には、吸音作用を向上をし消音効果が向」−
するよう通孔３４が最大限に設けられている。なお吸込
口開閉体３３は、床、たたみ用の吸込口火３６を開閉す
るもので切換レバー３６に連動し、つまみ部３７を指な
どで、じゅうたんポジションへ移動させると吸込口開閉
体３３は吸込口火３５を閉鎖する（第４図の状態）。従
って吸込気流は吸込口車２６より高速に流入し、エアー
タービン２２に衝突し回転力を得る。逆に床、たたみポ
ジションへ移動させると、吸込口開閉体３３は吸込口火
３５を開口する。

従って吸込気流は開口面積の犬なる吸込口火３６より大
半の吸込気流が流入するもので吸込口車２６からの吸込
気流は激減し、エアータービン２２は回転することなく
停止状態となる。

捷だ、タービン室２１の構成は第４図〜第６図でも明ら
かなように、タービン室２１の上、下、左、右は継手２
３と上本体部材１６あるいは下本体部材１６との壁面で
それぞれ２重壁構成に形成されているもので遮音効果が
あり防音構造となっている。なお第７図〜第９図は吸込
口開閉体３３の２重壁構造、吸音材３１の別な構成を示
すものである。

以上の様に、遮音効果が最も低く、外気と通じている吸
込室１８側への遮音、吸音構造を行うことにより、高速
回転によりエアータービン２２から発生する高周波騒音
を発生源の前壁３０においてきわめて有効に吸音させる
ものである。さらに吸込口火３６を開閉する吸込口開閉
体３３も２重壁構造としたことにより、遮音、吸音作用
がさらに増加するものであり、使用者に対して、あるい
は周辺の環境に対しても静音で、安心して使用出来る床
ノズルを提供することができるものである。

発明の効果以上の様に、本発明によれば、エアータービンを内蔵す
るタービン室の前壁を２重構成とし、その中空部には吸
音材を挿入させると共にタービン室と対応する壁部に通
孔、あるいは切欠き孔を形成させることにより、大きな
高周波回転音を発する発生源、エアータービンの前方に
おいてきわめて有効に騒音を吸音、遮音する効果を発揮
する。

さらに吸込口開閉体も同様な構成にしたことにより、騒
音低減に大きな効果を発揮し静音化床ノズルを得ること
が出来るものであり、使用者は静かで効率の良い掃除作
業が出来ると共に、静かで良好な周辺環境を作り出すこ
とが出来る等の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の床ノズル本体の斜視図、第２図は従来の
床ノズル本体の上本体部材を取り外した状態の平面図、
第３図は従来の床ノズル本体の断面図、第４図は本発明
の床ノズル本体の上本体部材を取り外した状態の平面図
、第６図は同断面図、第６図はタービン室の前壁部を示
す斜視図、第７図〜第９図は吸込口開閉体で別な吸音構
造を示す斜視図である。２１・・・　タービン室、２２・・・・エアータービン
、３０・・・・前壁、３１・・・・吸音材、３２・・・
・・切欠き孔。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名（）
　　Ｑ（

Claims

【特許請求の範囲】

（１）エアータービンを内設するタービン室を有する床
ノズル本体で、前記、タービン室を形成する前壁部を、
多層壁で構成し、該壁間には吸音材を設けると共に、前
記タービン室に対面する壁面には、吸音材へ貫通する切
欠き部を形成してなる電気掃除機の床ノズル。
（２）エアータービンの回転駆動および停止を選択する
吸込口開閉体を多層壁で構成し、該壁間には吸音材を設
けると共に、前記エアータービンに対面する壁面には、
吸音材へ貫通する開口部を形成してなる特許請求の範囲
第１項の電気掃除機の床ノズル。