JPS62207424A - 電気掃除機の床ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ブラシを備えた電気掃除機の床ノズルに
関するものである。

従来の技術 従来、この種の電気掃除機の床ノズルは実公昭５９−１
２５３６２号公報に示すような構成が一般的であった。

以下、その構成について図面を参照しながら説明する。

第５図および第６図において、１は上部ノズル部材２、
下部ノズル部材３からなるノズル本体で、本体内の前部
に吸込室４を形成し、後部にタービン室６を形成しであ
る。６は吸込室４内に回動自在に配設した回転ブラシで
、外周にはブラシ毛７が植設され、両端部は軸受で支持
されている。８はタービン室Ｓ内に配設されたエアータ
ービンであり、回転軸９と一体形成され回動自在に構成
されている。１ｏは動力伝達手段であるベルトで回転ブ
ラシ６の端部に設けた大プーリ−１１とエア−タービン
８の回転軸９の端部に設けた小プーリ−１２との間に張
架しである。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の電気掃除機の床ノズルでは、ノズル本
体１の巾Ａ、および前部Ｂの全面に渡って集塵すること
ができなかった〇 すなわち、吸込室４内に配設された回転ブラシ６は、そ
の両端が軸受で支持された構成であり、回転ブラシ６の
側方および前方部は上部ノズル部材２、下部ノズル部材
３により壁面が形成されている。そのため、回転ブラシ
６のブラシ毛７はノズル本体１巾Ａおよび前部Ｂの全面
に渡って、被掃除面に対して接触することが出来ず、ノ
ズル本体１の側面および前面の隅部については集塵する
ことができないという構造に起因する基本的な問題が発
生していた。使用者はその対策としてスキマノズルなど
局部吸込具と交換して集塵できなかった隅部の掃除作業
を再度行うという、効率の悪い掃除作業を行っていたも
のである。天井などの掃除作業においても同様の問題が
発生していた。

本発明は、このような問題点を解決するもので、隅部集
塵性の良い電気掃除機の床ノズルを提供することを目的
としている。

問題点を解決するための手段 禾発明は、上記問題点を解決するため、回転ブラシを配
設した吸込室と、エアータービンを内蔵したタービン室
と、これら吸込室とタービン室とを連絡する連絡孔と、
回転ブラシにエアータービンからの動力を伝える動力伝
達手段とを備え、前記回転ブラシは回転軸受部、動力受
動用プーリーを中央部に配し、回転ブラシに植設したブ
ラシ毛はノズル本体の側方、前方、下方より突出するよ
うに形成したものである。

作　　　用 本発明は上記した構成により、回転ブラシに植設したブ
ラシ毛がノズル本体の側方、前方、下方より突出してい
るため、隅部集塵性能を向上させることができるもので
ある。さらにブラシ毛がノズル本体の三方へ突出してい
るため、天井、壁面掃除などにおいても隅々までブラッ
シングが行えると共に、掃除姿勢も一定方向に規制され
ず、広範囲で、しかも効率の良い掃除作業を行うことが
できるものである。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図〜第４図において、１３は上部ノズル部材１４、
下部ノズル部材１６からなるノズル本体で、その内部の
前部に吸込室１６を形成し、後部にタービン室１７を形
成しである。また１８はこれら吸込室１６とタービン室
１７との間を連絡する連絡孔、１９はタービン室１７の
後部に回動自在に設けられ、掃除機の吸塵パイプと接続
する継手パイプ、２０は吸込室１６内に回動自在に設け
た回転ブラシである。この回転ブラシ２ｏは、その中央
近辺に回転軸受２１を有し、上部ノズル部材１４と下部
ノズル部材１６の軸受固定部２２゜２３により保持固定
されている０まだ中央部には、回転受動用の大プーリ−
２４が回転ブラシ２０と一体形成されている。すなわち
、回転ブラシ２゜はその中央部に軸受部を有し、左右の
吸込室１６に伸び、さらにノズル本体１３の側方部へ突
出するよう形成されている。左右に形成された回転ブラ
シ２ｏの外周には螺旋状にブラシ毛２６が植毛されてい
る。ブラシ毛２６はノズル本体１３の側方より突出して
いると共に前方部、下方部へも突出しているものである
。２６はタービン室１７内に配設したエアータービンで
あり、ノズル本体１３の側壁部に軸受２７を有し、中央
部には動力伝達用の小プーリ−２８が設けられている。

すなわち、エアータービン２ｅは左右に分割された構成
となり、吸込室１６、回転ブラシ２０、連絡孔１８、エ
アータービン２６タービン室１７がノズル本体１３内の
左右でそれぞれ構成されている。２９はエアータービン
２６の小プーリ−２８と回転ブラシ２ｏの大プーリ−２
４との間に張架した動力伝達手段のベルトである０ 上記構成において、動作を説明すると、吸込室１６より
吸引された空気は吸込室１６から連絡孔１８を通り、タ
ービン室１７内に流入する。夕一ビン室１７内に流入し
た気流はエアータービン２６に衝突し、その下方を継手
ノ（イブ１９まで高速で吸引され、エアータービン２６
が回転するものである。その動力が小ブーＩＪ−２８、
ベルト２９゜大プーリ−２４を経て回転ブラシ２ｏへと
伝えられるのである。

２６がいち早く被掃除面の隅部の側壁に当接することに
なり、ブラッシングされ集塵されることとなる。本実施
例では吸塵口すなわち連絡孔１８をノズル本体１３の左
右に形成したことにより、ノズル本体１３の側面より連
絡孔１８までの距離が非常に短かいため、ノズル本体１
３の側方部集塵性能が従来の中央部に連絡孔を形成した
床ノズルに対していちぢるしく向上したものである。ま
た、回転ブラシ２０のブラシ毛２６がノズル本体１３の
下方、前方、側方へと突出しているため、天井掃除、壁
面掃除、凹凸部の掃除作業などにおいても隅々までブラ
ッシングが行えると共に、掃除作業、姿勢も一定方向だ
けの規制が解消されるもので広範囲で、しかも効率の良
い掃除作業が出来るものである。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、回転ブラシの回転軸
受、駆動用プーリーを中央部に配し、ブラシ毛を側方、
前方、下方へと突出させたことにより、被掃除面におけ
る壁面隅部の集塵性能を向上させることができ、さらに
、天井掃除、壁面掃除、隅掃除など広範囲な掃除作業が
可能となり、効率的で使用性の良い電気掃除機の床ノズ
ルを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電気掃除機の床ノズ
ルの横断面図、第２図は同外観斜視図、第３図は同流通
路を示す縦断面図、第４図は同動力伝達手段を示す縦断
面図、第６図は従来の電気掃除機の床ノズルの外観斜視
図、第６図は同内部構成を示す横断面図である。 １６・・・・・・吸込室、１７・・・・・・タービン室
、１８・・・・・・連”路孔、２ｏ・・・・・・回転ブ
ラシ、２６・・・・・・ブラシ毛、２６・・・・・・エ
アータービン、２７・・・・・・軸受、２９・・・・・
・動力伝達手段（ベルト）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第４図 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転ブラシを配設した吸込室と、エアータービン
   を内蔵したタービン室と、これら吸込室とタービン室と
   を連絡する連絡孔と、前記回転ブラシにエアータービン
   から動力を伝える動力伝達手段とを備え、前記回転ブラ
   シの回転支持軸受を回転ブラシの中央部に形成させ、回
   転ブラシに植毛したブラシ毛をノズル本体の側方、前方
   、下方より突出させた電気掃除機の床ノズル。
2. （２）タービン室に内蔵したエアータービンをノズル本
   体の左右側方近くに分割構成させると共に、吸込室とタ
   ービン室を連絡する連絡孔を前記エアータービンにそれ
   ぞれ対応させて形成した特許請求の範囲第１項記載の電
   気掃除機の床ノズル。
3. （３）回転ブラシにエアータービンから動力を伝える動
   力伝達手段を、前記回転ブラシ、エアータービンの中心
   部に構成した特許請求の範囲第１項記載の電気掃除機の
   床ノズル。