JPS6186767A - 静電記録用発光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は静電記録用発光装置に係り、特にドツト状に
配列した蛍光体を選択的に発光させ感光体へ結像させる
静電記録用発光装置に関する。

〔従来の技術〕

静電記録のための従来の露光光学系は、例えば第５図に
示す様である。同図はレーザプリンタを示すものであり
、半導体レーザ１を光源として用い感光体５に静電潜像
を形成する。

すなわち、画像情報をレーザ駆動部６に入力し、このレ
ーザ駆動部６の出力によって半導体レーザ１を駆動しレ
ーザ光を発生させ、この発生したレーザ光をコリメータ
レンズ２によって平行光束Ｂとして回転多面鏡３を照射
する。回転多面鏡３で偏向された反射ビームＢｒは回転
多面鏡３の回転に伴ってレンズ４を介して感光体４上を
一直線ｌに走査する。レンズ４は反射ビームＢｒの走査
速度が仮想直線ｌ上で均一になる様にその走査速度を補
正するためのものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来のこの種の露光光学系にあっては、光ビー
ム自体を走査させるため、光路が長（なり従って装置全
体が大型になってしまう。また、光学系に回転多面鏡な
ど機械的に作動する要素があるため、走査精度に問題が
あると共に信鯨性に欠ける点があった。しかも、特に光
源をレーザとした場合には、レーザ駆動装置が複雑であ
り、また消費電力が太き（なるおそれがあった。

〔問題点を解決するための手段および作用〕この発明は
、以上の事情に基づいて成されたものであり、良好な光
学像を簡易小型な構成で得るため、 ドツト状に配列した蛍光体を選択的に発光させ、この蛍
光体を含む密封容器の多層反射防止膜を形成した上面ガ
ラスを介して光導伝結像手段によって感光体への結像を
達成する様にした静電記録用発光装置を提供することが
できる。

〔実施例〕

以下、添付図面に従ってこの発明の詳細な説明する。尚
、各図において同一の符号は同様の対象を示す。

第１図及び第２図は各々この発明の実施例を示す側面図
である。

この実施例によれば、密封容器１００内にドツト列状に
蛍光体発光源が形成されている。

密封容器１００は、基板ガラス１０、上面ガラス１１、
スペーサ１２．２０によって形成される。基板ガラス１
０及び上面ガラス１１は略同−の細長形状を成し、互い
に平行に配列したこれらのガラス１０．１１をスペーサ
１２．２２によって一定間隔に保持し、シール剤（図示
せず）によって接合部分を接着し又は溶着して密封容器
１００を完成させる。

容器１００内の基板ガラス１０上にはドツト状のアノー
ド１４及び蛍光体１５が第３図に示す様に配列しである
。すなわち、第３図のドツト列は第１図の紙面に垂直な
方向に伸長し、第２図の紙面左右に゛伸長している。

アノード１４は基板ガラス１０上に蒸着等によって形成
し、このアノード１４の上に蛍光体１５を塗布するなど
して形成する。ここで、例えば、蛍光体１５の大きさは
５０μ×５０μであり、各蛍光体間のピッチは１００μ
である。尚、図面によれば、蛍光体１５はアノード１４
に密着しているが、一定の距離を保って配置してもよい
。

これらアノード１４と蛍光体１５を囲周する様にグリッ
ド１６が形成されており、グリッド１６の外側に配置し
たフィラメント１３からアノード１４に向う電子の量を
制御する。

第２図ではフィラメント１３及びグリッド１６は容器１
００の長手方向に沿って一連に伸長しているが、各アノ
ード１４及び蛍光体１５毎に分離して又は３つ又は６つ
など複数のアノード１４及び蛍光体１５をまとめてそれ
ぞれにフィラメント１３及びグリッド１６を設けてもよ
い。

上面ガラス１１の外側には多層の反射防止膜１７を形成
する。この種の反射防止膜の形成方法は公知であり、例
えば蛍光体１５の発光光の特定波長のものを中心波長と
してガラス面及び反射防止膜面の各境界面での反射が最
小となる様に膜の屈折率及び膜厚を設計する。例えば、
酸化マグネシウムなどの膜を用いる。

上面ガラス１１の上方には、光導伝結像手段１８を配置
して、蛍光体１５の発光像を感光体面１９に結像させる
様にする。この種の手段１８としては、例えばセルフオ
フレンズ（商品名）などを用いることができる。第２図
によれば、各ドツト毎にこの光導伝結像手段１８を設け
ているが、複数のドツトに対して１つの手段を配置する
様にすることもできる。

以上の様な構成の発光装置において、フィラメント電圧
５Ｖ、グリッド電圧１５Ｖ、アノード電圧３０Ｖの動作
条件の下で、感光体面１９上の像の様子は第４図に示す
様である。

すなわち、第４図（ａ）で示す反射防止膜１７を用いな
い場合、感光体面１９上の像は点線ａで示す蛍光体１５
の大きさく５０μ×５０μ）に比べて相当広くにじんで
いる。これに対して、第４図（ｂ）で示した反射防止膜
１７を用いた場合、感光体面１９上の像の大きさｂｌｘ
ｂ２は略蛍光体１５の大きさく５０μＸ５０μ）とする
ことができた。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、この発明によれば、ドツト状に配列
した蛍光体を選択的に発光させ、多層反射防止膜を形成
した上面ガラスを介して光導伝結像手段によって結像を
達成する様にしたことにより、 良好な光学像を簡易小型な構成で得ることのできる静電
記録用発光装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明の実施例の各側面図、第３
図はこの発明の実施例の要部平面図、第４図（ａ）　、
　（ｂ）はこの発明の実施例の作用説明図、第５図は公
知技術の説明図である。 符号の説明 １０−・−・・基板ガラス、　ｌｔ−・−上面ガラス、
１２−−−−−−−−スペーサ、　　１３−・−フィラ
メント、１　、ｔ−−−−−−−アノード、　　１５−
・−・−蛍光体１６−−−−−−−グリソド、　　１７
−・−・多層反射防止膜、１８−−−−−−一光導伝結
像手段、　１９−・−感光体面、１００−・・−密封容
器。 第２図 Ｒ 第３図 第４図 とσノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　とｂノ第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 密封容器内に配設したフィラメントが発生する電子を前
   記容器内に配設したアノードに向けて加速し、前記フィ
   ラメント及び前記アノード間にある蛍光体に前記電子を
   衝突させて発光を促し、前記密封容器の一ガラス面で前
   記発光による光を透過させる発光装置において、 前記蛍光体は前記アノードと共に一直線にドット状に配
   列し、前記ガラス面は反射防止膜を具え、前記発光によ
   る光は前記密封容器外に配置した光導伝結像手段によっ
   て感光体面上に結像させる様にしたことを特徴とする静
   電記録用発光装置。