JPS6186740A - レンズシヤツタ付アオリレンズ - Google Patents

レンズシヤツタ付アオリレンズ

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JPS6186740A
JPS6186740A JP20809384A JP20809384A JPS6186740A JP S6186740 A JPS6186740 A JP S6186740A JP 20809384 A JP20809384 A JP 20809384A JP 20809384 A JP20809384 A JP 20809384A JP S6186740 A JPS6186740 A JP S6186740A
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lens barrel
interlocking
shutter
lens
shift
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Mitsumasa Amada
天田 光正
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Mamiya Camera Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レンズシャッタを有して全方向にアオリ操
作が可能なアオリレンズに関し、特に。
如何なるアオリ状態においても、上記レンズシャッタが
カメラ本体側からチャージ及びレリーズでできるように
したレンズシャッタ付アオリレンズに関する。
〔従来の技術〕
ブローニーフィルムを使用する中大判カメラでは、シャ
ッタ作動に伴う衝撃、騒音やストロボの同調秒時の関係
からフォーカルプレーンシャッタよりもレンズシャッタ
を有するものが多い。
一方、中大判カメラにおいては、撮影レンズの光軸を画
面に直交させたまま画面中心から左右上下に移動させる
シフト、ライズ、フォール(以下「シフト」と総称する
)により画像の変形を防止したり、光軸を画面に対して
上下方向に傾けて斜交させるティルト、スイング(以下
「ティルト」と総称する)によりシフト量の不足を補っ
たり、傾斜した被写体を絞り開放のまま鮮鋭に撮影した
りする所謂アオリ機能が要求される場合が少なくない。
従来、シフト及びティルトのアオリ機構を有し。
且つ内蔵したレンズシャッタをカメラ本体側からチャー
ジ及びレリーズし得るようにしたものとしては、レンズ
鏡胴に左右及び上下の2方向にシフトする2箇所のシフ
ト機構を設け、鏡胴内部に複数のユニバーサルジヨイン
ト等の運動伝達手段を設けたものが知られている(例え
ば、米国特許第4.229,094公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のレンズシャッタを有す
るアオリレンズにあっては、シフト機構が2箇所に設け
られているので鏡胴による光線ケラレが多く、これを回
避するには後方の鏡胴内径部を著しく大きくとる必要が
あった。
また、シフト方向が直交する2方向であるので、遮光の
ため、互いにシフトする両シフト部材の重なりを確保す
るには、鏡胴の外径を大きくせざるを得ないという問題
点があった。
さらに、シフト方向が2方向に限られ、ティルト方向は
1方向に限られているので、両者を組合せたアオリ方向
も限定される難点があった。
この発明は、このような従来のレンズシャッタ付アオリ
レンズにおける問題点を解決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この発明によるレンズシャッタ付アオリレン
ズは、マウント側から順次回転部、シフト部及びティル
ト部を設け、鏡胴回転部に設けた第1の連動部材がカメ
ラ本体側のシャッタ駆動部材に回動する鏡胴固定部の伝
達部材に係脱し、鏡胴回転時には上記伝達部材と鏡胴固
定部及び第1の連動部材と鏡胴回転部の相対回転をそれ
ぞれ阻止するようにした回転部連動手段と、鏡胴シフト
部に設けた第2の連動部材が上記第1の連動部材に連動
すると共に、鏡胴シフト時には上記第2の連動部材を第
1の連動部材との連結を保ちなから鏡胴シフト部と回動
するようにしたシフト部連動手段と、鏡胴ティルト部に
設けたレンズシャッタを作動させる第3の連動部材が上
記第2の連動部材に連動し、鏡胴ティルト時には上記第
2.第3の連動部材が回転方向の連結状態を変えずにテ
ィルト方向に相対変位するようにしたティルト部連動手
段とを有するようにしたものである。
〔作 用〕
上記のように構成することにより、カメラ本体側のシャ
ッタ駆動部材の動きを鏡胴固定部の伝達部材、鏡胴回転
部の第1の連動部材、鏡胴シフト部の第2の連動部材、
及び鏡胴ティルト部の第3の連動部材を介して鏡胴ティ
ルト部のレンズシャッタに伝えて、カメラ本体側がらチ
ャージ及びレリーズすることができる。
そして、鏡胴シフト時及びティルト時には、上記各シャ
ッタ連動手段の連動部材は互いに正規の連結状態を保っ
ているので、随時自由にシフト及びティルトを行なって
シャッタを作動させることができる。
鏡胴の回転は、第1連動部材と伝達部材の連結を断たな
いとできないが、その時には伝達部材と17JtIRr
11定部及び第1連動部材と鏡胴回転部がそれぞれ相対
回転しないようにしているので、鏡胴回転後再び第1の
連動部材と伝達部材が連結すると。
位置ずれなくシャッタの作動が可能になる。
〔実 施 例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
まず、この発明によるレンズシャッタ付アオリレンズの
概略構成を第1図を参照して説明すると、レンズ鏡胴は
、マウント1を一体とし、締付リング2によりカメラ本
体乙のバヨネット4に固定される鏡胴固定部5と、この
鏡胴固定部5に回転自在に装着されて、原点を中心とし
て矢示Aで示すように互いに逆方向に90度づつ計18
0度回転可能な鏡胴回転部6と、鏡胴回転部6にレンズ
光軸りに直交して摺動自在に装着され、原点を中心とし
て矢示Bで示すように所定距離平行移動可能な鏡胴シフ
ト部7と、鏡胴シフト部7のティルト軸8に揺動自在に
装着され、レンズシャッタS及びこのレンズシャッタに
組込まれた撮影レンズ10を内蔵し、レンズ光軸りが原
点を中心として矢示Cで示すように所定角度シフト方向
と同一平面内で傾斜可能であり、鏡胴シフト部7との間
に遮光部材11を介して摺動する鏡胴ティルト部12と
から構成され、これらを組合せることにより全方向のア
オリが可能となる。
一方、カメラ本体3側の駆動軸13は、オーバチャージ
時の回転力を吸収する余裕角ばね14とピニオン15を
介してシャッタ駆動部材16に連結され、鏡胴固定部5
の内部に回転自在に設けられた連結リング17の連結ピ
ン18に結合して。
矢示E及びF方向に回転することにより、回転部連動手
段R,シフト部連動手段S及びティルト部連動手段Tを
介してレンズシャッタSをチャージ及びレリーズする。
次に、これらの連動手段の具体例を第2図及び第3図を
参照して詳細に説明する。なお1図示の都合上、第2図
と第3図は必ずしもその位置関係が対応するものではな
く、第3図は光軸方向に延びる部材の長さを大幅に拡大
して示している。
鏡胴固定部5(第2図)の内部には、連結ピン18を介
してカメラ本体側のシャッタ駆動部材16に回動するす
でに述べた連結リング17が回転筒ISに一体的に固定
され、ボールベアリング20を介してマウント1と一体
をなす回転座21の外周部を回転する。
回転筒19の外周部には、2個のクラッチ爪22aを有
するクラッチ筒22が光軸りの周りに原点を中心として
互いに逆方向に90度(計180度)回転可能で、且つ
光軸方向に所定範囲摺動可能に装着され、クラッチ爪2
2.は常時は連結リング17の円弧状の長孔17aに緩
嵌して回転方向に回動するが、クラッチ筒22の後方(
カメラ本体側を「後方」、被写体側を「前方」と称する
)への移動により、長孔17aから突出して回転座21
の溝21.に係合し、それによってクラッチ筒22の回
転が阻止される。
クラッチ筒22にはクラッチビン2!1が前方に向けて
植設され、外周段部22bに設けられた円周溝22cに
は、光軸方向に摺動するクラッチ動作板24の鍔部24
aが緩嵌し、クラッチ筒22との間で相対回転可能で光
軸方向には回動するようになっている。
なお、上記連結ピン18.連結リング17.クラッチ筒
22.及びクラッチビン23が、カメラ本体側のシャッ
タ駆動部材16に回動する鏡胴固定部側の伝達部材であ
る。
クラッチ作動材24は1図示しない案内部により鏡胴回
静部6に光軸方向に摺動可能に装着され。
その前端部24bはT字状をなし、2本のガイドピン2
5が植設され、このガイドピン25はばね26により左
行習性を有するクラッチ操作板27のカム溝27aに摺
動自在に緩嵌している。
クラッチ操作板27の立上り部27bには、鏡胴外部に
突出するクラッチ操作つまみ28が付設され、クラッチ
操作つまみ28の光軸りに直交する方向の移動によりク
ラッチ作動板24が光軸方向に移動する。
クラッチ作動板24にはさらに立上り部24c及び立下
り部24dが設けられ、立上り部24Cは、鏡胴固定部
5に固定された回転係止リング2日の内周部の半円周に
亘って所定間隔で設けられた複数の係止溝29.に係脱
自在であり、立下り部24dは、回転筒1Sの前部外周
部に回転自在に装着された鏡胴回転部6側の第1の連動
部材であるクラッチリング30の外周切欠部30.に係
脱自在である。
また1回転係止リング2日の外周部に設けられた切欠溝
29bは、係止溝29aに対応して鏡胴回転部6の回転
位置を規制するものである。
クラッチリング30の内周部には、上記回転係止リング
2Sの係止溝29aと同間隔で半円周に亘って同数のク
ラッチ溝30bが設けられ、クラツチ筒22の光軸に平
行な移動により、クラッチビン23が上記クラッチ溝3
0bのいずれかに係脱する。
鏡胴回転部6には、直進案内部311 (第2図)を介
して鏡胴シフト部7が光軸りに直交して図示した原点か
らそれぞれ所定距離摺動可能に装着され、鏡胴回転部6
に突設したねじ基板32にはシフ1へねじ33が回転自
在に装着され、このシフトねじ33が鏡胴シフト部7に
設けられた図示しないねじ部に螺合し、シフトねじ35
と一体をなすシフトつまみ34を回転することにより、
鏡胴シフト部7が鏡胴回転部6に対して光軸りと直交す
る方向に移動する。
このシフトねじ′5乙にはシフト歯車35が一体的に固
定され、このシフト歯車35は同径のシフト連動歯車3
6に噛み合っている。
そのシフト連動歯車36は、ねじ基板32と一体をなす
連動ねじ基板37に軸支されたシフト連動軸38に固定
され、鏡胴回転部6を貫通して軸方向に平行な歯を形成
した細長いシフト連動ピニオン3日と一体をなしている
。なお、第3図ではこのシフト連動ピニオン′5Sの中
間部を省略して図示している。
シフト連動ピニオン3日に平行して、鏡胴回転部6の図
示しない案内路に移動枠40が摺動自在に設けられ、こ
の移動枠40にシフトねじ乙3と同じピッチの逆ねじを
有する移動枠ねじ41がシフトねじ33に平行に固設さ
れ、この移動枠ねじ41に、シフト連動ピニオン3日に
噛み合い、これと同径のシフト回動歯車42が螺合して
おり。
このシフト回動歯車42を回転自在に保持し、そのシフ
ト回動歯車42と共に移動枠ねじ41の長手方向に移動
する歯車枠43が股、けられ、鏡胴シフト部7の移動に
回動して歯車枠43が移動するように構成されている。
移動枠40には光軸りに平行な移動枠ピン44が後方に
向けて植設され、その先端部はクラッチリング30の半
径方向の溝30Cに緩嵌しており。
歯車枠43には同様に光軸りに平行な歯車枠ピン45が
前方向に向けて植設され、その先端部は、鏡胴シフト部
7に回転自在に設けられた第2の連動部材であるシフト
連動リング46の半径方向の溝46aに緩嵌し、シフト
しない図示の状態において移動枠ピン44と歯車枠ピン
45とは同一線上にある。
シフト連動リング4日には前方に向けて駆動片47及び
駆動ビン48がそれぞれ植設され、駆動片47は、鏡胴
ティルト部12に回転自在に装着された第3の連動部材
であるティルト連動リング4日の連動片50に係合し、
駆動ピン48は、ティルト連動リング49のビン51に
ばね52を介して連結されており、シフト連動リンク4
6のチャージ方向である第3図に矢示Eで示す時計方向
の回転に対しては駆動片47が連動片50を押圧してチ
ャーシカを伝達し、レリーズ方向である第3図で矢示F
で示す反時計方向の回転に対しては、ばね52により駆
動片47.連動片50が係合状態を保ったまま、ティル
ト連動リング4日がシフト連動リング46に追従して回
転する。
ここで、連動片50は第2図に明示するようにティルト
軸8を中心とした円弧状に形成されており、駆動片47
との係合面50a(第3図参照)は、光軸りを含みティ
ルト軸8に直交する面上にあるようにその位置が選ばれ
ているので、鏡胴ティルト部12がティルト軸8を中心
に回動したいかなる状態においても、シフト連動リング
46とティルト連動リング4日の係合状態は常に同一で
あり、ティルト操作により両者の間に相対回転を生ずる
ことはない。
ティルト連動リング4日には前方に向ってシャッタ駆動
片49aが形成され、このシャッタ駆動片49aがシャ
ッタ9の後面を回転するシャッタ作動リング54の切欠
部S4aに係合して、シャッタ9がチャージ及びレリー
ズされるようになっている。
次に、この実施例の作用を説明する。
第2図及び第3図は、回転、シフト、ティルトを行なわ
な°い原点にあるシャッタチャージ状態を示しており、
第1.第2.第3の連動部材30゜46.4日の中心軸
は光軸りと一致している。
この状態から鏡胴回転部6(第2図)を回転させるには
、まずクラッチ操作つまみ28をばね26に抗して第3
図の矢示G方向へ押圧し、クラッチ作動板24を光軸方
向の後方に移動させる。
これによって、クラッチ作動板24の鍔部24aがクラ
ッチ筒22を所定距離後退させるので。
クラッチ爪22aが連結リング17の長孔22aから突
出して回転座21のクラッチ溝21aに係合し、鏡胴固
定部に対するクラッチ筒22及び連結リンク17の回転
は阻止され、クラッチピン23とクラッチ溝30bの係
合が解除される。
同時に、クラッチ作動板24の立下り部24dがクラッ
チリング30の切欠部30aに係合して、クラッチリン
グ30と鏡胴回転部6との相対回転が阻止され、立上り
部24cが回転係止リング2Sの係止溝29aから離脱
するので、鏡胴回転部Sは回転可能な状態になる。
この状態で、鏡胴回転部6を鏡胴固定部5に対して所要
角度所要方向に回転し、回転係止リング2日とクリック
結合した位置でクラッチ操作つまみ28の押圧を釈放す
ると、クラッチ操作板27はばね26の復元力により矢
示Gと反対の方向に移動するので、クラッチ作動板24
はそのガイドピン25がカム溝27aに駆動されて前方
に移動する。
これにより、クラッチ作動板24の鍔部24aに回動す
るクラッチ筒22も前進して、クラッチピン23がクラ
ッチリング30の対応したクラッチ溝りObに結合し、
クラッチ爪22.が回転座21のクラッチ溝21aから
離脱して、連結リング17の長孔22.にのみ係合する
状態となる。
さらに、クラッチ作動板24の立上り部24cが回転係
止リング2Sの係止溝29aに嵌入して鏡胴回転部6の
回転を阻止すると共に、立下り部24dがクラッチリン
グ30の切欠部′50aから離脱してクラッチリング3
0が回転可能な状態になる。
次に、鏡胴シフト部7をシフトするには、シフトねじ3
3と一体をなすシフトっまみ34を回転させればよく、
鏡胴シフト部7は直進案内部31に案内され、鏡胴回転
部6に対して光軸りに直交する方向に直線移動する。
シフトつまみ34の回転により、これと一体をなすシフ
ト歯車35の回転がシフト連動歯車36に伝えられ、シ
フト連動軸38と一体をなすシフト連動ピニオン3日が
シフトねじ33と逆方向に回転し、シフト連動ピニオン
3日に噛み合うシフト回動歯車42がシフトねじ33と
同方向に同回転する。
シフト回動歯車42はシフトねじ!+3と同ピツチの逆
ねじからなる移動枠ねじ41に螺合しているので、シフ
ト回動歯車42は鏡胴シフト部7の移動に回動して移動
する。
ティルト操作は、鏡胴シフト部7に対して鏡胴ティルト
部12をティルト軸8(第2図)を中心として摩擦抵抗
に抗して所要の方向に回転させればよく、これによりテ
ィルト連動リング4日とシフト連動リング4日の平行は
失われるが、連動片50が駆動片47に係合する位置の
光軸りからの距離は常に一定である。
今、第3図に示す原点におけるシャツタレリーズ状態か
ら、カメラ本体側のレリーズ操作によりシャッタ駆動部
材16が矢示Fの方向に回転すると、これに連結された
レンズ鏡胴側の伝達部材である連結リング17.クラッ
チ筒22を介してクラッチリング30が回動する。
クラッチリング30の回転により、その半径方向の溝3
0cに駆動されて移動枠ピン44が第3図で左行するの
で、移動枠40がシフト回動歯車42、歯車枠43を伴
って左行し、歯車枠ビン45を介してシフト連動リング
46を反時計方向にクラッチリング30と同角度回転さ
せ、この回転によりティルト連動リング4日も同方向に
同角度追従回転し、シャッタ駆動片49aがレンズシャ
ッタ9のシャッタ作動リング54を同方向に同角度回転
させてシャッタが作動する。
シャツタレリーズ状態から、カメラ本体側の巻上操作に
より、シャッタ駆動部材16が第3図の矢示E方向に回
転すると、前述と全く逆の経路でシャッタがチャージさ
れるが、ただシフト連動すンク46とティルト連動リン
グ49の連動だけはレリーズの場合のように追従でなく
、駆動片47と連動片50との係合による強制駆動とな
る。
ここで、第3図に示す状態から鏡胴回転部6を回転させ
た状態では、連結リング17とクラッチリング30とが
相対回転した状態で一体的に回転するだけであるので1
両者の連動は原位置の場合と全く同様である。
また、鏡胴シフト部7がシフトした第4図に示す状態で
は、クラッチリング!10とシフト連動リング46の中
心軸がずれ、移動枠ピン44と歯車枠ピン45が上記中
心軸のずれ分だけ平行移動しただけであるので、クラッ
チリング30の回転により移動枠40及び歯車枠43を
介してシフト連動リング46も同方向に同角度回転する
さらに、鏡胴ティルト部12をティルトした第5図に示
す状態でも、すでに述べたようにシフト連結リング46
の回転にティルト連動リング4日が回動するので、これ
らを組合せた任意のアオリ位置でも、カメラ本体側のシ
ャッタ駆動部材16の回転はレンズシャッタ側のシャッ
タ作動リング54にそのまま伝えられて、シャッタのチ
ャージ及びレリーズ操作が確実に行なわれる。
なお、これらの連動機構各部の遊び及び撓みゃ。
ティルト時に生ずる連動回転角の若干の増減は。
シャッタ駆動部の余裕角を適当に選ぶことにより容易に
吸収することができる。
以上述べた各部の連動機構は、レンズシャッタの大きさ
が1番又はそれ以上でシャッタチャージに要する力量が
きわめて大きい場合に適するものであるが、3番又は0
0番程度の比較的小さいシャッタチャーシカのレンズシ
ャッタを用いた場合に適するティルト部連動機構を有す
るこの発明の他の実施例を第6図及び第7図を参照して
説明する。
なお、これらの図において第3図と同じ部分には同一符
号を付してあり、それらの説明は省略する。
シャッタチャーシカがきわめて大きい場合の各連動部は
すべて剛体同志の連動を必要とするが。
この力がそれ程大きくない場合には必ずしもその必要は
なくなる。
すなわち、第6図において、シフト連動リング46とテ
ィルト連動リング4日との間を連動させる部材として、
上記両部材を2枚のU字状をなす弾性金属板(板バネ)
からなる連結片ss、ssを用いて結合させる。この2
枚の連結片55゜55は、互いに180度隔てて相対向
し、ティルト方向に平行して外側へ張り出している。
したがって、ティルト操作により、第7図に示すように
2枚の連結片55の一方はU字状部の曲率が大きくなり
他方は小さくなるだけであるので。
ティルト操作は容易である。
そして、この連結片55はシフト連動リング46の回転
方向には変形しないので、その回転はティルト連動リン
グ4日に等角度で伝達される。
なお、その他の回転部連動機構及びシフト部連動機構は
前述の実施例と同様である。
以上の実施例はいずれもレンズシャッタ付アオリレンズ
について説明したが、これらの各連動手段を用いてフォ
ーカルプレーンシャッタ付カメラのアオリレンズで、カ
メラ本体側の絞り駆動部材によってレンズ側の絞りを駆
動する機構に応用することもできる。
〔効 果〕
以上述べたように、この発明によれるレンズシャッタ付
アオリレンズは、シフト及びティルトの両機構のほかに
回転機構を加え、これらの各変位部間にそれぞれシャッ
タ連動手段を設けたので、従来のシフト機構を互いに直
交して2箇所に設けたもののように鏡胴を大型化するこ
となく、アオ 1り方向も限定されることなく全方向の
アオリを可能とし、且つ如何なるアオリ状態においても
カメラ本体側からレンズシャッタをチャージ及びレリー
ズできる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の全体の構成を示す説明図。 第2図は、この発明の一実施例を示す断面図、第3図は
、同じくその各部のシャッタ連動手段を示す分解斜視図
、 第4図は、同じくそのシフト状態にあるシフト部連動手
段を示す要部分解斜視図。 第5図は、同じくそのティルト状態にあるティルト部連
動手段を示す要部分解斜視図、 第6図は、この発明の他の実施例を示す分解斜視図。 第7図は、同じくそのティルト状態にあるティルト部連
動手段を示す要部分解斜視図である。 1・・・マウント     3・・・カメラ本体6・・
・鏡胴回転部    7・・・鏡胴シフト部S・・・レ
ンズシャッタ  12・・・鏡胴ティルト部16・・・
シャッタ駆動部材 30・・・クラッチリング(第1の連動部材)46・・
・シフト連動リング(第2の連動部材)4日・・・ティ
ルト連動リング(第3の連動部材)R・・・回転部連動
手段   S・・・シフト部連動手段T・・・ティルト
部連動手段  L・・・撮影レンズ光軸第1図 1: マウント     R:回1部連動手段3: カ
メラ本体     S: ジット部連動手段5:faM
固定部     T: ティルト部連動手段6二鋺胴回
転部 7: 鏡胴ノット部 9: レンズシャッタ 10:m影しンズ 12: 鏡胴ティルト部 16:  シャッタ駆動部材 第7図 手続補正書(自発) 昭和60年1月21日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マウント側から順次回転部、シフト部及びテイルト
    部を設けて全方向のアオリを可能にしたレンズシャッタ
    付アオリレンズであつて、常時はカメラ本体側のシャッ
    タ駆動部材に回動する鏡胴固定部側の伝達部材と鏡胴回
    転部側の第1の連動部材とを連結すると共に鏡胴回転部
    の回転を阻止し、該回転阻止の解除時には、上記伝達部
    材と第1の連動部材との連結を断つと共に上記伝達部材
    と鏡胴固定部及び上記第1の連動部材と鏡胴回転部の相
    対回転をそれぞれ阻止するようにした回転部連動手段と
    、上記第1の連動部材に連動する第2の連動部材を鏡胴
    シフト部に備え、該鏡胴シフト部のシフト方向への移動
    に回動して上記第2の連動部材を上記第1の連動部材と
    の連結を保ちながら移動させるようにしたシフト部連動
    手段と、上記第2の連動部材に連動してレンズシャッタ
    を作動させる第3の連動部材を鏡胴テイルト部に備え、
    鏡胴テイルト時には上記第2、第3の連動部材が回転方
    向の連結状態を変えずにテイルト方向に相対変位するよ
    うにしたテイルト部連動手段とを有することを特徴とす
    るレンズシャッタ付アオリレンズ。
JP20809384A 1984-10-05 1984-10-05 レンズシヤツタ付アオリレンズ Granted JPS6186740A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6204979B1 (en) * 1998-08-21 2001-03-20 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Lens assembly and eccentricity adjustment apparatus thereof
US7885022B2 (en) 2008-02-13 2011-02-08 Sony Corporation Swinging and tilting mechanism, lens barrel, and image capture apparatus

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