JPS6186208A - 陶磁器素地成形用型およびその製造方法 - Google Patents
陶磁器素地成形用型およびその製造方法Info
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- JPS6186208A JPS6186208A JP20809084A JP20809084A JPS6186208A JP S6186208 A JPS6186208 A JP S6186208A JP 20809084 A JP20809084 A JP 20809084A JP 20809084 A JP20809084 A JP 20809084A JP S6186208 A JPS6186208 A JP S6186208A
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- molding
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的)
本発明は陶磁器素地成形用型及びその製造方法に関する
。
。
本発明によって得られる型は窯業分野における陶器、磁
器、七ノ2W、土器などの謂ゆる陶磁器の素地成形用型
として従来の石膏型では困難であった高圧鋳込や強制乾
燥等が可能であり生産性の向上に寄与するものである。
器、七ノ2W、土器などの謂ゆる陶磁器の素地成形用型
として従来の石膏型では困難であった高圧鋳込や強制乾
燥等が可能であり生産性の向上に寄与するものである。
(従来技術及び先行技術)
陶磁器素地成形用型としては石膏型が広く用いられてい
る。石膏は非常に安価で、かつ賦形加工しやすく、型と
しても滑らかな肌を有し微細な気孔をもった親水性の多
孔体である。このような事から陶磁器素地の成形上にお
いては素地の脱水・着肉、離型・脱型性に優れ肌の滑ら
かな素地賦形物を得ることができる。反面、非常に脆く
欠は易いC白]チッピング性不良)、磨耗しやすい、比
重が大、水溶性もある、乾燥しにくいなどから作業運搬
中の破1)i、注型・脱型・乾燥の繰返しによる磨耗、
寸法変化、ヒビSf1れなどから型寿命は50〜150
回が限度である。ごの為生産性を上げるには多数の型の
在庫を必要とする。また不良化した型の再生は望めず、
廃棄上では土壌汚染の問題がある。 従って、石膏素材
のもつ欠点の改良や代替素材・型の開発研究に関しては
多数の報告例がある。代表的には多孔性セラミック型、
金属粉末焼結型、合成樹脂や合成樹脂と無機物の混合物
からなる型がありそれぞれ耐磨耗性、面lチッピング性
、あるいは耐久性など1よ石・斤型に比べ格段に優れた
ものである。しかし実用上の面では石膏型に比べて、脱
水・着肉、離型・脱型性ではまだ改善が必要であり、セ
ラミックや金属素材のものは価格や重量の面でも問題が
ある。
る。石膏は非常に安価で、かつ賦形加工しやすく、型と
しても滑らかな肌を有し微細な気孔をもった親水性の多
孔体である。このような事から陶磁器素地の成形上にお
いては素地の脱水・着肉、離型・脱型性に優れ肌の滑ら
かな素地賦形物を得ることができる。反面、非常に脆く
欠は易いC白]チッピング性不良)、磨耗しやすい、比
重が大、水溶性もある、乾燥しにくいなどから作業運搬
中の破1)i、注型・脱型・乾燥の繰返しによる磨耗、
寸法変化、ヒビSf1れなどから型寿命は50〜150
回が限度である。ごの為生産性を上げるには多数の型の
在庫を必要とする。また不良化した型の再生は望めず、
廃棄上では土壌汚染の問題がある。 従って、石膏素材
のもつ欠点の改良や代替素材・型の開発研究に関しては
多数の報告例がある。代表的には多孔性セラミック型、
金属粉末焼結型、合成樹脂や合成樹脂と無機物の混合物
からなる型がありそれぞれ耐磨耗性、面lチッピング性
、あるいは耐久性など1よ石・斤型に比べ格段に優れた
ものである。しかし実用上の面では石膏型に比べて、脱
水・着肉、離型・脱型性ではまだ改善が必要であり、セ
ラミックや金属素材のものは価格や重量の面でも問題が
ある。
合成樹脂型及びその製造方法に関連する報告例としては
特公昭48−43644、特公昭49−8006、特開
昭50−38710、特開昭52−41641、特公昭
56−14451等がある。これらの先行技術のいくつ
かば陶fi ’AN素地成形用型として実用化されてい
るものもあるが、陶磁器素地粒子の細かい泥齋を用いる
成形や高圧鋳込み成形を行う場合、あるいは複雑な成形
品形状の型や食器皿等成形素地肌の重視されるもの等の
型についてはまだ解決せねばならない問題がある。その
ひとつは少くとも型表面の気孔径を10p以下にし、素
地粒子が型内部に入り込むことを防くことである。先行
技術はこの問題に対して型全体の気孔径を小さくするこ
とで、あるいは気孔径を二段に変えた二層成形で解決し
ている。型全体の気孔径を小さくすることは得策ではな
い。それは型そのものの透水性や乾燥性を低下させるか
らである。これに対し、二層成形型は実用上は有用であ
る。しかし製造上では複雑な形状の加工は国jltであ
る。複雑な形状を有する型の製造は単層成形が有利であ
る。次に陶磁器素地と型の離型・脱型性の改良の問題が
ある。一般的には素地が型内に入り込まなければ離型・
脱型は問題とならないが素地中には更に細)・いものも
含まれているし、また含水量の多い泥脩や高圧鋳込みを
行なうような場合ば月り型・脱型性は低下する傾向にあ
る。全体の気孔径を1111かくすることでこれに対応
すると透水性が低下し、素地の固まりか遅くなる。この
離型・脱型性を改良するの6二層価の金属−イオンが有
用である事が知られており特にCa”イオンは有用であ
る。 この作用は素地中のNa”イオンとの・イオン交
換により素地が団粒化し型内部に入り込まない様になる
からといわれている。従って合成樹脂と無機物(特に二
価金属系無機物)の混合物から型を製造するものが多い
。しかし混合物では上述な作用効果を発現させるには無
機物の多量の配合が必要であり、その事によって合成樹
脂の長所である機械的特性の低下を招く。更に本発明者
の実験によると従来の石膏型の離型・脱型が良好なる理
由は10μ以下の気孔径であることと、それが水和石膏
である事に由来する、無水石・1可(死石膏)を混入す
ることはむしろ離型・脱型性を低「させる傾向にある。
特公昭48−43644、特公昭49−8006、特開
昭50−38710、特開昭52−41641、特公昭
56−14451等がある。これらの先行技術のいくつ
かば陶fi ’AN素地成形用型として実用化されてい
るものもあるが、陶磁器素地粒子の細かい泥齋を用いる
成形や高圧鋳込み成形を行う場合、あるいは複雑な成形
品形状の型や食器皿等成形素地肌の重視されるもの等の
型についてはまだ解決せねばならない問題がある。その
ひとつは少くとも型表面の気孔径を10p以下にし、素
地粒子が型内部に入り込むことを防くことである。先行
技術はこの問題に対して型全体の気孔径を小さくするこ
とで、あるいは気孔径を二段に変えた二層成形で解決し
ている。型全体の気孔径を小さくすることは得策ではな
い。それは型そのものの透水性や乾燥性を低下させるか
らである。これに対し、二層成形型は実用上は有用であ
る。しかし製造上では複雑な形状の加工は国jltであ
る。複雑な形状を有する型の製造は単層成形が有利であ
る。次に陶磁器素地と型の離型・脱型性の改良の問題が
ある。一般的には素地が型内に入り込まなければ離型・
脱型は問題とならないが素地中には更に細)・いものも
含まれているし、また含水量の多い泥脩や高圧鋳込みを
行なうような場合ば月り型・脱型性は低下する傾向にあ
る。全体の気孔径を1111かくすることでこれに対応
すると透水性が低下し、素地の固まりか遅くなる。この
離型・脱型性を改良するの6二層価の金属−イオンが有
用である事が知られており特にCa”イオンは有用であ
る。 この作用は素地中のNa”イオンとの・イオン交
換により素地が団粒化し型内部に入り込まない様になる
からといわれている。従って合成樹脂と無機物(特に二
価金属系無機物)の混合物から型を製造するものが多い
。しかし混合物では上述な作用効果を発現させるには無
機物の多量の配合が必要であり、その事によって合成樹
脂の長所である機械的特性の低下を招く。更に本発明者
の実験によると従来の石膏型の離型・脱型が良好なる理
由は10μ以下の気孔径であることと、それが水和石膏
である事に由来する、無水石・1可(死石膏)を混入す
ることはむしろ離型・脱型性を低「させる傾向にある。
また永和石aは比較的低温で水を遊シ「シ死石告になる
。従って一般的に合成樹脂を賦形加工さセるときに必要
なる成形時の加熱で死石膏となる場合が多い。
。従って一般的に合成樹脂を賦形加工さセるときに必要
なる成形時の加熱で死石膏となる場合が多い。
(本発明の構成および問題点を解決する為の手段)本発
明は15〜300μの気孔径と、20〜60%の気孔率
を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器素地成形
用型の気孔部にその表面から0,3ないし10相の深さ
まで1〜10μの気孔径をfj゛する水和石R固化物が
詰まっていることを特1改とする表面特性の改良された
陶磁器素地成形用型、および前記合成樹脂の連通多孔体
からなるphj(et器の素地成形用型の表面気孔部よ
り半水石膏を注入し、次いで該半水石膏を水和固化せし
めることを特徴とする陶磁器素地成形用型の製造方法で
ある。
明は15〜300μの気孔径と、20〜60%の気孔率
を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器素地成形
用型の気孔部にその表面から0,3ないし10相の深さ
まで1〜10μの気孔径をfj゛する水和石R固化物が
詰まっていることを特1改とする表面特性の改良された
陶磁器素地成形用型、および前記合成樹脂の連通多孔体
からなるphj(et器の素地成形用型の表面気孔部よ
り半水石膏を注入し、次いで該半水石膏を水和固化せし
めることを特徴とする陶磁器素地成形用型の製造方法で
ある。
ずなわぢ、本発明の型は合成樹脂素材の型を予め作り次
いでその型の表面及び表面層の気孔部に半水石膏を注入
し、水和固化せしめたものである。
いでその型の表面及び表面層の気孔部に半水石膏を注入
し、水和固化せしめたものである。
それによって合成(M脂のもつ機械的強度を損なうこと
なく活用できるとともに型表面は従来の石膏+4がもつ
101!以下の気孔径と二価金属系無機物としての離型
・脱型性もあわせてもつことになる。
なく活用できるとともに型表面は従来の石膏+4がもつ
101!以下の気孔径と二価金属系無機物としての離型
・脱型性もあわせてもつことになる。
従って、本発明に用いる合成樹脂の連通多孔体からなる
陶磁器素地成形用型(以下、合成樹脂型と称する)は耐
磨耗性や耐チッピング性等a城的強度や耐水性の良い樹
脂を用いれば良く、気孔径や気孔率は大きくして透水性
や乾燥性を良くしな方が好効果をもたらす。このような
ことから本発明に用いる合成樹脂型の素材は限定される
ものではなく、公知の熱可塑性樹脂や3ツタ硬化性樹脂
か通用可能である。その代表的な例とし2てはオレフィ
ン系樹脂、スチレン系樹脂、メラミンH1脂、エボキン
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などがあげられ
るが、価格的にも安価で賦形加工時に硬化触媒や有害な
物質あるいLま有害なるガス発生等のない熱可塑性樹脂
は、粉末を簡牟なる設備で焼結成形できることからより
好ましい。ごれらの素材からなる連通多孔体の型は陶m
器素地中の水分を透水し、かつ型自身の乾燥性も良く、
また機械的強度も必要である等の事から本発明に用いら
れる合成樹脂型の特性としては、気孔径は15〜300
μ、気孔率は20〜60%のものが必要である。気孔径
が15μ以下あるいは気孔率が20%以下の場合十分な
透水性が得られないだけでなく、型の乾燥性も劣る。−
カス孔径が300μ以−トあるいは気孔率が60%以上
のものは型強度、耐磨耗性に劣る。更に好ましくは透水
速度が更に大でしかも乾燥が容易なる型の素材として、
親水性ではあるが吸水膨潤性のない材料からなる型は好
ましい。本発明者はこのような素材からなる合成樹脂型
として既に親水性ポリオレフィン樹脂の多孔焼結体から
なる製陶用母型を提案(特願昭58−124599)
している。本発明はそれらについても改良を加えたこと
により合成樹脂の適用範囲を広げたものである。
陶磁器素地成形用型(以下、合成樹脂型と称する)は耐
磨耗性や耐チッピング性等a城的強度や耐水性の良い樹
脂を用いれば良く、気孔径や気孔率は大きくして透水性
や乾燥性を良くしな方が好効果をもたらす。このような
ことから本発明に用いる合成樹脂型の素材は限定される
ものではなく、公知の熱可塑性樹脂や3ツタ硬化性樹脂
か通用可能である。その代表的な例とし2てはオレフィ
ン系樹脂、スチレン系樹脂、メラミンH1脂、エボキン
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などがあげられ
るが、価格的にも安価で賦形加工時に硬化触媒や有害な
物質あるいLま有害なるガス発生等のない熱可塑性樹脂
は、粉末を簡牟なる設備で焼結成形できることからより
好ましい。ごれらの素材からなる連通多孔体の型は陶m
器素地中の水分を透水し、かつ型自身の乾燥性も良く、
また機械的強度も必要である等の事から本発明に用いら
れる合成樹脂型の特性としては、気孔径は15〜300
μ、気孔率は20〜60%のものが必要である。気孔径
が15μ以下あるいは気孔率が20%以下の場合十分な
透水性が得られないだけでなく、型の乾燥性も劣る。−
カス孔径が300μ以−トあるいは気孔率が60%以上
のものは型強度、耐磨耗性に劣る。更に好ましくは透水
速度が更に大でしかも乾燥が容易なる型の素材として、
親水性ではあるが吸水膨潤性のない材料からなる型は好
ましい。本発明者はこのような素材からなる合成樹脂型
として既に親水性ポリオレフィン樹脂の多孔焼結体から
なる製陶用母型を提案(特願昭58−124599)
している。本発明はそれらについても改良を加えたこと
により合成樹脂の適用範囲を広げたものである。
同f〃器用素地粘土の粒子径は4〜30μと微細であり
、従来用いられている水和石膏よりなる石片型の気孔径
は1〜10μ、気孔率は15〜30%である。従って粘
土粒子は石膏型の気孔部には入り込まないか入り込んで
も僅かである。また石・g型の表面部は素地中の水分等
によりCa”4オンを発生し1都型・脱型性を促進する
。一方、合成樹脂型を賦形加二[する際にこのような気
孔径に均一にコントロールすることは技術的にも、経済
1生の面でも困難であり、特に型全体の気孔径を小さく
したり、気孔率を20%以下にすると石膏型同1某に透
水性や型の乾燥性が悪くなる。本発明に用いる合成樹脂
型は15μ以上の気孔径と20%以上の気孔率を有し、
しかも吸水性のない樹脂を用いていることから、陶VA
器素地より排出される水分を多くの気孔中に一時的にス
トックし、乾燥工程にあっては速やかにその水分を排水
させることかできる。しかしこの気孔径では陶磁器素地
の粘土粒子は型の表面部の気孔のみならず更に内部の気
孔名入り込むことになり、離型・脱型は困デ(tである
。
、従来用いられている水和石膏よりなる石片型の気孔径
は1〜10μ、気孔率は15〜30%である。従って粘
土粒子は石膏型の気孔部には入り込まないか入り込んで
も僅かである。また石・g型の表面部は素地中の水分等
によりCa”4オンを発生し1都型・脱型性を促進する
。一方、合成樹脂型を賦形加二[する際にこのような気
孔径に均一にコントロールすることは技術的にも、経済
1生の面でも困難であり、特に型全体の気孔径を小さく
したり、気孔率を20%以下にすると石膏型同1某に透
水性や型の乾燥性が悪くなる。本発明に用いる合成樹脂
型は15μ以上の気孔径と20%以上の気孔率を有し、
しかも吸水性のない樹脂を用いていることから、陶VA
器素地より排出される水分を多くの気孔中に一時的にス
トックし、乾燥工程にあっては速やかにその水分を排水
させることかできる。しかしこの気孔径では陶磁器素地
の粘土粒子は型の表面部の気孔のみならず更に内部の気
孔名入り込むことになり、離型・脱型は困デ(tである
。
この点を解決する手段として本発明でもよ合成fil脂
型の少なくとも表面部分の気孔部に半水石・aの水系ス
ラリーを注入あるいは半水石膏の1′II末を圧入する
などして、次いで該半水石膏を水和固化させた水和石膏
固化物を詰め込んだ114造とする。本発明でいう半水
石膏とは化学的に純[11なるCaSO4・z11□0
のみをさずのではなくα型・β型あるL”tよその/Y
L合吻て、bる一最的な焼き石膏といわれるものを主成
分とする謂ける適量の水と反応し、固化ずろ性質を有す
る硫酸カルシウム系のものをも含む。ニドた゛1コ水G
・i′Vの水和固化における半水石膏量と水7は当モル
比以−ヒが適している。尚、合成樹脂型の気TL部に半
水石膏の粉末や水系スラリーを注入あるいは圧入する方
法としては、樹脂型表面の気孔1.Zや親水性によって
も異なるが単純には型表面部;こスラリーを注ぐだけで
自然に型内部迄スラリーか侵透する場合もあるし、型の
裏面から減圧するとか、スラリーを流した面から加圧す
るとかの方法あるいは粘性の高いスラリーや半水石膏粉
末そのものを入り込ませるにはそれを型表面の気孔部;
、二強制的の擦り込む方法が可能である。こうして樹脂
型の気孔部に詰め込んだ半水石膏を水和固化させるi4
体的な方法としては、既述のように予め半水石膏に適量
の水を混ぜたものを用いる方法、予め樹脂の気孔部に水
を注入しておいて水和固化させる方法、半水石膏粉末を
詰めた後に水分を与えて水和させる方法などが適用でき
る。このようにして半水石膏を水和固化せしめた後は水
和石膏固化物の強度や樹脂型の気孔部より脱落を防く為
に、一度余剰の水分を除去する(乾燥させる)ことか好
ましい。
型の少なくとも表面部分の気孔部に半水石・aの水系ス
ラリーを注入あるいは半水石膏の1′II末を圧入する
などして、次いで該半水石膏を水和固化させた水和石膏
固化物を詰め込んだ114造とする。本発明でいう半水
石膏とは化学的に純[11なるCaSO4・z11□0
のみをさずのではなくα型・β型あるL”tよその/Y
L合吻て、bる一最的な焼き石膏といわれるものを主成
分とする謂ける適量の水と反応し、固化ずろ性質を有す
る硫酸カルシウム系のものをも含む。ニドた゛1コ水G
・i′Vの水和固化における半水石膏量と水7は当モル
比以−ヒが適している。尚、合成樹脂型の気TL部に半
水石膏の粉末や水系スラリーを注入あるいは圧入する方
法としては、樹脂型表面の気孔1.Zや親水性によって
も異なるが単純には型表面部;こスラリーを注ぐだけで
自然に型内部迄スラリーか侵透する場合もあるし、型の
裏面から減圧するとか、スラリーを流した面から加圧す
るとかの方法あるいは粘性の高いスラリーや半水石膏粉
末そのものを入り込ませるにはそれを型表面の気孔部;
、二強制的の擦り込む方法が可能である。こうして樹脂
型の気孔部に詰め込んだ半水石膏を水和固化させるi4
体的な方法としては、既述のように予め半水石膏に適量
の水を混ぜたものを用いる方法、予め樹脂の気孔部に水
を注入しておいて水和固化させる方法、半水石膏粉末を
詰めた後に水分を与えて水和させる方法などが適用でき
る。このようにして半水石膏を水和固化せしめた後は水
和石膏固化物の強度や樹脂型の気孔部より脱落を防く為
に、一度余剰の水分を除去する(乾燥させる)ことか好
ましい。
これによって半水石膏は、Ca5On・211.、Oを
jX体とする巨大結晶構造の、本発明でいう水和布・n
固化1勿となる。
jX体とする巨大結晶構造の、本発明でいう水和布・n
固化1勿となる。
これらの処理によって得られる本発明の陶磁器素地成形
用型の表面は合成樹脂部と水和布・a固化物部が混在し
た模様を促し、内部の型表面に近い層は合成樹脂多孔部
に水和石R固化物が入り込んでいる。このアンカー効果
により型表面の水和石膏固化物は容易には型表面から離
脱しない。合成樹脂型中に入り込んでいる水和石膏固化
物の詰まった部分の厚み(深さ)は実用上の透水性や乾
燥性等に影響がある。それが余りにも浅いと水和石膏固
化物そのものが容易に型から離脱するし、あまりに深く
まで詰め込むと透水性や乾燥性が不良化する。従って好
ましくはアンカー効果を期待する上で合成樹脂型の表面
からその気孔径の約10倍の深さ詰め込む必要があり、
通常Q、3mm以上、最大101濶さ、更に好ましくは
0.3 va以上、5開の深さまで、l〜10μの気孔
径を有する水和石膏固化物を詰め込むことが好効果を得
る。
用型の表面は合成樹脂部と水和布・a固化物部が混在し
た模様を促し、内部の型表面に近い層は合成樹脂多孔部
に水和石R固化物が入り込んでいる。このアンカー効果
により型表面の水和石膏固化物は容易には型表面から離
脱しない。合成樹脂型中に入り込んでいる水和石膏固化
物の詰まった部分の厚み(深さ)は実用上の透水性や乾
燥性等に影響がある。それが余りにも浅いと水和石膏固
化物そのものが容易に型から離脱するし、あまりに深く
まで詰め込むと透水性や乾燥性が不良化する。従って好
ましくはアンカー効果を期待する上で合成樹脂型の表面
からその気孔径の約10倍の深さ詰め込む必要があり、
通常Q、3mm以上、最大101濶さ、更に好ましくは
0.3 va以上、5開の深さまで、l〜10μの気孔
径を有する水和石膏固化物を詰め込むことが好効果を得
る。
第1図は本発明の陶磁器素地成形用型の′断面図てあり
、水和石膏を気孔部に有する合成樹脂多孔体層1、水和
石膏が詰まっていない合成樹脂多孔体層2、及び陶磁器
素地鋳込面3を示す。
、水和石膏を気孔部に有する合成樹脂多孔体層1、水和
石膏が詰まっていない合成樹脂多孔体層2、及び陶磁器
素地鋳込面3を示す。
(本発明の型の作用・効果)
本発明の型は以上のような構成からなり、その特徴とす
る作用・効果として陶磁器素地成形用型として要求され
ている耐チッピング性、耐磨耗性、1]−法安定性など
の機械的要求特性を合成樹脂型部が充足し、脱水・着肉
、離型・脱型性を水和石膏同化物部で充足される。また
型表面の水和石膏固化物は合成4!、(脂型内部にアン
カー効果によりしっかり固定されており、型内部は気孔
径、気孔率とも大なる部分が殆どをしめていることから
多量の水をストックできるとともに容易に排水すること
から乾燥も容易である。しかも繰返し使用において合成
樹脂型気孔部の水和石膏固化物が減った場合は既に述べ
たと同様の方法で水和石膏固化物を再度型表面に形成さ
すことが出来る。また、半水石膏や三水石膏は加熱によ
り比較的分解し易く、死石膏といわれる水和固化不能な
無水物となる。
る作用・効果として陶磁器素地成形用型として要求され
ている耐チッピング性、耐磨耗性、1]−法安定性など
の機械的要求特性を合成樹脂型部が充足し、脱水・着肉
、離型・脱型性を水和石膏同化物部で充足される。また
型表面の水和石膏固化物は合成4!、(脂型内部にアン
カー効果によりしっかり固定されており、型内部は気孔
径、気孔率とも大なる部分が殆どをしめていることから
多量の水をストックできるとともに容易に排水すること
から乾燥も容易である。しかも繰返し使用において合成
樹脂型気孔部の水和石膏固化物が減った場合は既に述べ
たと同様の方法で水和石膏固化物を再度型表面に形成さ
すことが出来る。また、半水石膏や三水石膏は加熱によ
り比較的分解し易く、死石膏といわれる水和固化不能な
無水物となる。
従って予め合成樹脂中にそれを配合して加熱成形すると
死石膏になる場合が多(水和石膏の特性が期待できなく
なるが本発明の方法で得られた型は水和石膏としての性
能を充分発現する。
死石膏になる場合が多(水和石膏の特性が期待できなく
なるが本発明の方法で得られた型は水和石膏としての性
能を充分発現する。
以下実施例によって本発明を更に具体的に説明する。尚
、本発明における多孔体の気孔径や水和石膏の含浸深さ
は電子顕微鏡写真より測定した。
、本発明における多孔体の気孔径や水和石膏の含浸深さ
は電子顕微鏡写真より測定した。
また気孔率は多孔体の気孔を水置換しその重量差から算
出した。
出した。
実施例−1,2
M I =0.05g/10分(ASTM−DI238
) 、密度= 0.958g/cc (A S T M
−D 1505)の粉末ポリエチレン樹脂の平均粒度
が100μ(材fL−1)と350μ(材料−2)のも
のを中空の真鍮製型(内部寸法;200X200X5m
/m)に充填し、180”Cの熱風炉中で焼結させ、次
いて冷却して厚さ5龍の平板状焼結体を得た。この焼結
板の片方の而より、焼石汀/水−1/■ (重■比)の
スラリーを工大したのち余剰のスラリーをカーゼで拭き
とって101脂面が露出するようにした。このものを1
晩風乾した後65℃の乾燥器中で更に余剰の水分を除去
した。斯様にして得られた焼結板の表面の気孔部は水和
心音の固化物で埋められていた。該焼結1反の性能を評
価すべく以下の方法で石膏固化物の平均含浸深さ、表面
の気孔径、平均気孔率、曲げ強度、耐磨耗性、陶土泥漿
との凝固時間とその離型性を測定しその結果を第−表に
示した。
) 、密度= 0.958g/cc (A S T M
−D 1505)の粉末ポリエチレン樹脂の平均粒度
が100μ(材fL−1)と350μ(材料−2)のも
のを中空の真鍮製型(内部寸法;200X200X5m
/m)に充填し、180”Cの熱風炉中で焼結させ、次
いて冷却して厚さ5龍の平板状焼結体を得た。この焼結
板の片方の而より、焼石汀/水−1/■ (重■比)の
スラリーを工大したのち余剰のスラリーをカーゼで拭き
とって101脂面が露出するようにした。このものを1
晩風乾した後65℃の乾燥器中で更に余剰の水分を除去
した。斯様にして得られた焼結板の表面の気孔部は水和
心音の固化物で埋められていた。該焼結1反の性能を評
価すべく以下の方法で石膏固化物の平均含浸深さ、表面
の気孔径、平均気孔率、曲げ強度、耐磨耗性、陶土泥漿
との凝固時間とその離型性を測定しその結果を第−表に
示した。
石膏の含浸深さ;焼結板断面を顕微鏡で観察して求めた
。
。
表面分布気孔径;焼結板表面を走査型電子顕微鏡で観察
し求めた。
し求めた。
平均気孔率;焼結体中の気孔を水置換する方法によって
求めた。
求めた。
曲げ強度;焼結板より巾12.7m/m、長さ120m
/ m、厚さ約5 m / mのサンプルを切出し、
23゛C1’IW 度65%下でスパン間9cm、り1
.ノスー、ツ1スピード1m/mの条件での強度を求め
た。
/ m、厚さ約5 m / mのサンプルを切出し、
23゛C1’IW 度65%下でスパン間9cm、り1
.ノスー、ツ1スピード1m/mの条件での強度を求め
た。
耐摩#し性;テーバ−磨耗試験(、J I S−A 1
435)、荷重530 g、磨耗係数1.72で500
回転後の体積減量を求めた。
435)、荷重530 g、磨耗係数1.72で500
回転後の体積減量を求めた。
陶土泥漿の凝固時間;平均粒度20μの陶土泥漿(水分
約30%)を焼結板上に約2.5n+/+nのjゾさに
流してそれが!Lす離可能な程度に凝固する迄の時間で
示した。
約30%)を焼結板上に約2.5n+/+nのjゾさに
流してそれが!Lす離可能な程度に凝固する迄の時間で
示した。
凝固陶土の離型性;上記陶土泥漿の凝固したものを焼結
体から剥がしたときの状態を下記分類によって示した。
体から剥がしたときの状態を下記分類によって示した。
○;難なく剥がれ焼結体上に素地の付着を認めず、△;
剥がず際に一部抵抗があり焼結体上に素地の一部が残留
する、×;剥■ば困難で焼結体の気孔部中にも素地が入
り込んでいる。
剥がず際に一部抵抗があり焼結体上に素地の一部が残留
する、×;剥■ば困難で焼結体の気孔部中にも素地が入
り込んでいる。
比較例−1〜3
従来型材として用いられている石膏板について、及び実
施例−1,2と同様の方法で得られた材A′−[−1、
材料−2の焼結板(石膏含浸処理のしてないもの)につ
いても実施例に記載した方法で評価した結果を第−表に
示した。
施例−1,2と同様の方法で得られた材A′−[−1、
材料−2の焼結板(石膏含浸処理のしてないもの)につ
いても実施例に記載した方法で評価した結果を第−表に
示した。
以下余白
実施例−3
〜・冒= 0.04+x/10mm、密度−0,945
g/cc 、平均粒度−75、!7の粉末ポリエチレン
樹脂をS03/ジクロル工タン媒体中でスルホン化し、
次いで、苛性ソータで中和してポリエチレン樹脂粒子表
面にスルホン酸ソーダをグラフトした親水性ポリエチレ
ン粉末を得た。この粉末100部に対して、過焼結防止
材としてシリカ粉末2部(重量比)を混合した粉体く材
料−3)を作った。材料−3の粉体をアルミ鋳物製中空
金型に充填し、200℃の熱風炉で加熱焼結させ、次い
で冷却して厚さ15m/mの親水性焼結体製の向0ふ器
素地底形用型上下型でI対を得た。この型の陶磁器素地
泥脩鋳込み面に焼石呂/水−′A(重量比)のスラリー
を流したところ直しにその気孔中にスラリーを吸い込み
始めた。表面Gこ残った固形分の高くなったスラリーを
更に焼結体面に搾り込んだ後に、余剰のスラリーを拭き
とった。次いで型を2昼夜室内放置し、石nを充分固化
させるとともに、余剰の水分を揮散させた。この焼結型
の裏面に補強枠を施工した後、上下型をセットし、上型
と下型の空間部(泥漿鋳込み部)に水分量36%の陶器
素地泥漿を25kg/ crdの圧力で鋳込んだ。この
高圧鋳込み成形を行なった後の脱型可能となる時間、脱
型性及び用いた型の特性等を第二表に示した。
g/cc 、平均粒度−75、!7の粉末ポリエチレン
樹脂をS03/ジクロル工タン媒体中でスルホン化し、
次いで、苛性ソータで中和してポリエチレン樹脂粒子表
面にスルホン酸ソーダをグラフトした親水性ポリエチレ
ン粉末を得た。この粉末100部に対して、過焼結防止
材としてシリカ粉末2部(重量比)を混合した粉体く材
料−3)を作った。材料−3の粉体をアルミ鋳物製中空
金型に充填し、200℃の熱風炉で加熱焼結させ、次い
で冷却して厚さ15m/mの親水性焼結体製の向0ふ器
素地底形用型上下型でI対を得た。この型の陶磁器素地
泥脩鋳込み面に焼石呂/水−′A(重量比)のスラリー
を流したところ直しにその気孔中にスラリーを吸い込み
始めた。表面Gこ残った固形分の高くなったスラリーを
更に焼結体面に搾り込んだ後に、余剰のスラリーを拭き
とった。次いで型を2昼夜室内放置し、石nを充分固化
させるとともに、余剰の水分を揮散させた。この焼結型
の裏面に補強枠を施工した後、上下型をセットし、上型
と下型の空間部(泥漿鋳込み部)に水分量36%の陶器
素地泥漿を25kg/ crdの圧力で鋳込んだ。この
高圧鋳込み成形を行なった後の脱型可能となる時間、脱
型性及び用いた型の特性等を第二表に示した。
比較例−4,5
実施例−3と同じ方法で得た陶磁器成形用型(石膏スラ
リー処理の施してないもの)についても実施例−3と同
し方法で泥漿鋳込みを行った結果を第二表に示した。ま
た従来使用されている石膏型に対して実施例−3と同じ
泥漿を4kg/cポの圧力で鋳込んだ(心音型の耐圧は
6kg/cnlかな〈実施例−3と同し圧力はかジノ!
シわ、ない)。この結果についても第二表に記載した。
リー処理の施してないもの)についても実施例−3と同
し方法で泥漿鋳込みを行った結果を第二表に示した。ま
た従来使用されている石膏型に対して実施例−3と同じ
泥漿を4kg/cポの圧力で鋳込んだ(心音型の耐圧は
6kg/cnlかな〈実施例−3と同し圧力はかジノ!
シわ、ない)。この結果についても第二表に記載した。
以下余白
第1図は本発明の1例を示す。
1:水和石膏を気孔部にf了する合成樹)FT多孔体層
2:水和石膏が詰まっていない合成樹脂多孔体層特許出
願人 旭化成工業株式会社 手続補正書(自発) 昭和59年10月22日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 1;’f−)t>;9二・2
ノ昭和59年10月5日提出の特許願 2、発明の名称 陶磁器素地成形用型およびその製造方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 5、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正す
る。 (2)同第6頁第8〜9行「上述な作用効果」を「上述
のような作用効果」と訂正する。 (3)同第7頁第5行「0.3ないし」を「0.1ない
し」と訂正する。 (4)同第13頁第1行「0.3龍」を「0.1龍」と
訂正する。 (5)同第13頁第2行「0.3鰭」を「0.1龍」と
訂正する。 (6)同第13頁第4行「詰め込むことが」を「詰め込
まれていることが」と訂正する。 (7)同第18頁第一表 実施−1の石膏の含浸深さの
欄ro、 3 Jをro、15Jと訂正する。 以上 特許請求の範囲 +1115〜300μの気孔径と、20〜60%の気孔
率を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器素地成
形用型の気孔部にその表面から0.1ないし10mmの
深さまで1〜10μの気孔径を有する水和石膏固化物が
詰まっていることを特徴とする特許 (2)合成樹脂の連通多孔体が熱可塑性樹脂の粉末焼結
体からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の陶磁器素地成形用型。 (3)合成樹脂がポリエチレン樹脂であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の陶磁器素地成形用型。 (4)合成樹脂が親水性ポリエチレン樹脂であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の陶磁器素地成形
用型。 (5)水和石膏固化物が、連通多孔体の気孔部に半水石
膏の水系スラリーまたは半水石膏の粉末を圧入した後に
、該半水石膏を水和固化せしめて得られることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし4項いずれかに記載の
陶磁器素地成形用型。 (。(6)15〜300μの気孔径と20〜60%の気
孔率を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器の素
地成形用型の表面気孔部より半水石膏を注入し、次いで
該半水石膏を水和固化せしめることにより、前記素地成
形用型の気孔部にその表面から0、1ないしlQwの深
さまで1〜lOμの気孔径を有する水和石膏固化物が詰
まっている陶磁器素地成形用型を製造する方法。 (7)合成樹脂がポリエチレン樹脂である特許請求の範
囲第6項記載の陶磁器素地成形用型の製造方法。 {8}合成樹脂が親水性ポリエチレン樹脂である特許請
求の範囲第6項記載の陶磁器素地成形用型の製造方法。 (9)合成樹脂の連通多孔体が熱可塑性樹脂の粉末焼結
体である特許請求の範囲第6項記載の陶磁器素地成形用
型の製造方法。
2:水和石膏が詰まっていない合成樹脂多孔体層特許出
願人 旭化成工業株式会社 手続補正書(自発) 昭和59年10月22日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 1;’f−)t>;9二・2
ノ昭和59年10月5日提出の特許願 2、発明の名称 陶磁器素地成形用型およびその製造方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 5、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正す
る。 (2)同第6頁第8〜9行「上述な作用効果」を「上述
のような作用効果」と訂正する。 (3)同第7頁第5行「0.3ないし」を「0.1ない
し」と訂正する。 (4)同第13頁第1行「0.3龍」を「0.1龍」と
訂正する。 (5)同第13頁第2行「0.3鰭」を「0.1龍」と
訂正する。 (6)同第13頁第4行「詰め込むことが」を「詰め込
まれていることが」と訂正する。 (7)同第18頁第一表 実施−1の石膏の含浸深さの
欄ro、 3 Jをro、15Jと訂正する。 以上 特許請求の範囲 +1115〜300μの気孔径と、20〜60%の気孔
率を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器素地成
形用型の気孔部にその表面から0.1ないし10mmの
深さまで1〜10μの気孔径を有する水和石膏固化物が
詰まっていることを特徴とする特許 (2)合成樹脂の連通多孔体が熱可塑性樹脂の粉末焼結
体からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の陶磁器素地成形用型。 (3)合成樹脂がポリエチレン樹脂であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の陶磁器素地成形用型。 (4)合成樹脂が親水性ポリエチレン樹脂であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の陶磁器素地成形
用型。 (5)水和石膏固化物が、連通多孔体の気孔部に半水石
膏の水系スラリーまたは半水石膏の粉末を圧入した後に
、該半水石膏を水和固化せしめて得られることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし4項いずれかに記載の
陶磁器素地成形用型。 (。(6)15〜300μの気孔径と20〜60%の気
孔率を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器の素
地成形用型の表面気孔部より半水石膏を注入し、次いで
該半水石膏を水和固化せしめることにより、前記素地成
形用型の気孔部にその表面から0、1ないしlQwの深
さまで1〜lOμの気孔径を有する水和石膏固化物が詰
まっている陶磁器素地成形用型を製造する方法。 (7)合成樹脂がポリエチレン樹脂である特許請求の範
囲第6項記載の陶磁器素地成形用型の製造方法。 {8}合成樹脂が親水性ポリエチレン樹脂である特許請
求の範囲第6項記載の陶磁器素地成形用型の製造方法。 (9)合成樹脂の連通多孔体が熱可塑性樹脂の粉末焼結
体である特許請求の範囲第6項記載の陶磁器素地成形用
型の製造方法。
Claims (9)
- (1)15〜300μの気孔径と、20〜60%の気孔
率を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器素地成
形用型の気孔部にその表面から0.3ないし10mmの
深さまで1〜10μの気孔径を有する水和石膏固化物が
詰まっていることを特徴とする表面特性の改良された陶
磁器素地成形用型。 - (2)合成樹脂の連通多孔体が熱可塑性樹脂の粉末焼結
体からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の陶磁器素地成形用型。 - (3)合成樹脂がポリエチレン樹脂であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の陶磁器素地成形用型。 - (4)合成樹脂が親水性ポリエチレン樹脂であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の陶磁器素地成形
用型。 - (5)水和石膏固化物が、連通多孔体の気孔部に半水石
膏の水系スラリーまたは半水石膏の粉末を圧入した後に
、該半水石膏を水和固化せしめて得られることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし4項いずれかに記載の
陶磁器素地成形用型。 - (6)15〜300μの気孔径と20〜60%の気孔率
を有する合成樹脂の連通多孔体からなる陶磁器の素地成
形用型の表面気孔部より半水石膏を注入し、次いで該半
水石膏を水和固化せしめることにより、前記素地成形用
型の気孔部にその表面から0.3ないし10mmの深さ
まで1〜10μの気孔径を有する水和石膏固化物が詰ま
っている陶磁器素地成形用型を製造する方法。 - (7)合成樹脂がポリエチレン樹脂である特許請求の範
囲第6項記載の陶磁器素地成形用型の製造方法。 - (8)合成樹脂が親水性ポリエチレン樹脂である特許請
求の範囲第6項記載の陶磁器素地成形用型の製造方法。 - (9)合成樹脂の連通多孔体が熱可塑性樹脂の粉末焼結
体である特許請求の範囲第6項記載の陶磁器素地成形用
型の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20809084A JPS6186208A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 陶磁器素地成形用型およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20809084A JPS6186208A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 陶磁器素地成形用型およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6186208A true JPS6186208A (ja) | 1986-05-01 |
JPH0530162B2 JPH0530162B2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=16550470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20809084A Granted JPS6186208A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 陶磁器素地成形用型およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6186208A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63302004A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-08 | Tatsu Amaike | 複合石膏型 |
JPH0740109U (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-18 | 善彌 井出 | 皿類成形用型 |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP20809084A patent/JPS6186208A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63302004A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-08 | Tatsu Amaike | 複合石膏型 |
JPH0740109U (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-18 | 善彌 井出 | 皿類成形用型 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530162B2 (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |