JPS6183126A - 抗腫瘍効果増強剤 - Google Patents

抗腫瘍効果増強剤

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JPS6183126A
JPS6183126A JP20518884A JP20518884A JPS6183126A JP S6183126 A JPS6183126 A JP S6183126A JP 20518884 A JP20518884 A JP 20518884A JP 20518884 A JP20518884 A JP 20518884A JP S6183126 A JPS6183126 A JP S6183126A
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Japan
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enhancer
antitumor
antitumor effect
xvau
antitumor agent
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Takamasa Tanaka
田中 敬正
Mitsuharu Sagawa
寒川 光治
Kiyoshi Akagi
清 赤木
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Yamasa Shoyu KK
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Yamasa Shoyu KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗腫瘍効果増強剤およびそれと抗腫瘍剤とを
配合してなる医薬組成物に関するものである。
癌の治療法については種々の方面から開発か進められて
きているか、近年、放射線や化学療法剤に対する腫瘍細
胞の抵抗性の一つとして潜在性致死障害(Potent
ially I、ethal l)amage )より
の回復(Repair)  現象が明らかにされ、PL
DRの阻害による抗腫瘍効果の増強について種々検討さ
れている。従来、PLDRを阻害する薬剤としては、3
′−デオキシアノ7ン、3′−デオキンアデ/ノンー5
′−モ/りん酸、N6 −アンルー3′−デオキシアノ
7ン、3′−デオキシグアノ7ン、9−β−D−アラビ
ノフラノシルアデニン(ara A )、N6−アンル
ara A 、 ara A −5’ −7/l/ −
8−/LI V) Ar 酸などが知られており、放射
線または化学療法剤の抗腫瘍効果を増強することが確め
られて゛いる。
本発明者らは、低毒性で強力なPLDR阻害活性を有す
る薬剤を新たに開発すべく種々研究を重ねた結果、1−
β−D−アラビノフラノシル−(E)−5−(2−ハロ
ゲノビニル)ウラシル(以下r x V A U Jと
略称する。)またはその5′−モノりん酸エステルもし
くはその薬学的に許容される塩(以下IXVAUP」と
略称する。)がすくれたP LDR阻害活性を存するこ
とを知見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、XVAUまたはXVAUPを活性
成分として含有してなる抗腫瘍効果増強剤を提供するも
のである。また、本発明は、化学療法剤に対する抗腫瘍
効果増強作用を応用した態様として、XVAUまたはX
VAUPと抗腫瘍剤とを配合してなる医薬組成物を提供
するものである。
本発明の活性成分であるXVAUおよびXVAUPは公
知化合物であり、次の構造式で表わされるものである。
なお、式中、Rは、水酸基またはりん酸残基を表わし、
Xは臭素、塩素、ヨウ素などのハロゲンを表わす。また
、XVAUPの薬学的に許容される塩の種類としては、
たとえばリチウム、ナトリウム、カリウムなとのアルカ
リ金属塩、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土
類金属塩、アンモニウム塩などが例示される。特に、注
射剤、点眼剤などの水性製剤の場合は、水溶性の高いX
VAUPのニナトリウム塩か好適に用いられる。
本発明薬剤のうちXVAUまたはXVAUPの単味製剤
は、放射線療法または抗腫瘍剤療法の適用対象となる悪
性腫瘍の治療の場において、これらの治療処置と併行し
て抗腫瘍効果を高める目的をもって使用される。
放射線療法の治療効果を高める目的で本発明薬剤を放射
線増感剤として使用する場合には、放射線療法における
放射線の照射前もしくは照射後lζ投与する。放射線療
法自体に関しては特に特別な方法、条件を採用する必要
はなく、一般の放射線療法技術をそのまま適用すればよ
い。本発明薬剤の併用により、従来より低線量域での放
射線療法が可能となる、放射線照射の線源としては、た
とえばX線、リニアツク高エネルギーX線、ベータトロ
ン32 MeV電子線、60COγ  線など一般線源
でよい。
抗腫瘍剤による化学療法における抗腫瘍効果を増強する
目的で使用する場合には、抗腫瘍剤の投与と同時、ある
いはその前後に投与する。本発明薬剤による効果増強対
象とされる抗腫瘍剤として゛ は、放射線類似作用物質
をはじめとして、その薬剤処理後に癌細胞にPLDRな
どの修復現象などXVATJまたはXVAUPが作用し
うる核酸代謝の変化を生起させつるものか例示される。
たとえば、代謝拮抗剤として、メントレキセート、6−
メルカプトプリン、5−FUおよびその誘導体−5−フ
ルオロウリジン、5〜フルオロ−2′−デオキシウリジ
ン、1−β−D−アラビノフラノシル−5−フルオロン
トシン、1−(2−テトラヒドロフリル)−5−FU(
以下、rFT−207Jと略称する)、1−(n−へキ
シルカルバモイル)−5−FU、1−エトキシメチル−
5−FU、1−エトキンカルボニル−5−F[[Fi−
フルオロ−5′−デオキシウリジンなどm、aracお
よびその誘導体(サイクロシチジノ、H44−バルミト
イルaraC,N4−ステアロイルaraC,N4−ベ
ヘノイルaraC,ara(ニー 5′−りん酸ステア
リルエステル、ara C−5’−りん酸オレイルエス
テルなと、)など、抗腫瘍性抗生物質として、プレオマ
イシン、ベプレオマイシン、ネオカルチノスタチン、ア
ントラサイクリン系抗生物質(ダウノマイノン、アドリ
アマイシン、アクラノノマインンなど)など、アルキル
化剤として、ACNU、BCNU、CCNU、MCCN
Uなどのニトロソウレア、3′〜〔3−(2−クロロエ
チル〕−3−ニトロンウレイド〕−3′−デオキシチミ
ジン、3’−(3−メチル−3−ニトロソウレイド)−
3′−デオキシチミジン、サイクロホスホミドなとか挙
げられる。抗腫瘍剤の投与方法、投与量は、本発明薬剤
の併用にあたって特に特殊な条件を設定する必要はな(
、それぞれの薬剤における最適条件を適宜に採用すれは
よい。
洟だ、本発明薬剤のうち抗R11ru剤とX V AU
またはXVAUPとの配合剤の場合は、tt’l 記の
抗腫瘍剤の一種以上とXVAUPとを各成分の種類1こ
応じて適宜の比率で配合して調製することかできる。
本発明薬剤の投与方法は一般の全身投与法もしくは局所
投与法によればよい。薬剤の投与単位形態としては治療
目的、投与方法に応じて各種の形態を選択することがで
きる。たとえば全身投与法に使用する形態としては、錠
剤、カプセル剤、顆粒剤、液剤等の経口剤形態、注射剤
、坐剤等の非経口剤形態など、局所投与法用形態として
は、徐放性カプセル剤、軟膏剤、注射剤等の形態に製剤
化することができる。かかる投与単位形態に成形するに
際しては、担体として薬学分野で使用されつるものを選
択し、公知の調剤手段に従って調製すればよい。また、
本発明の目的に適合する種々の調剤上の工夫も加えうる
本発明薬剤のXVAUまたはXVAUPの1日当りの投
与量はその種類によって多少相違するか、基礎効力実験
から、一般的には成人に対して1日あたり0.5〜50
my/#の範囲で投与されうる。
最適有効量は、放射線の種類、照射線量、抗腫瘍剤の種
類、投与量、病状、患部などに応して医師の判断により
決定されるへきである。
次に、本発明薬剤の薬理効果を放射線増感効果試験のデ
ータをもって示す。
試験例:マウス実験腫瘍レベルにおける放射線の抗腫瘍
作用の増強効果 ICR系マウス(n=5)の下太腿皮下にザルコーマ1
80腫瘍を107個−移植し、腫瘍の大きさが10jl
J直径に達したときIこ1−β−D−アラビノフラノシ
ル−(E)−5−(2−ブロモビニ/l/ ) ウラツ
ル(B V A U ) ヲ400 mF/ / kQ
 アテ復腔内に投与した。投与30分後に60COr線
を20Gy 局所照射した。
照射後随時に腫瘍の大きさを計測し、その短径、長径、
高さの平均から腫瘍容量を求め、成長曲線を作成した。
その結果は、第1図に示したとおりてあり、BVAU併
用群は放射線単独処理群よりも著明に腫瘍増大が抑制さ
れた。
試験例:急性毒性試験 スイスアルピノ系JCI、  ICRマウスを用いて急
性毒性試験を行った。
それによれば、この系のマウスにおけるBVA上であり
、1−β−D−アラビノフラノシル−(E)−5−(2
−ブロモビニル)ウラツル(BVAUP )のLD50
値は静脈内投与時L360rlfi/に9てあった。
したかって、これらの化合物はいずれも毒性の低いもの
であった。
処方例 I BVAU            1ooffg乳糖 
            170 mgステアリン酸マ
グネシウム     3 mg結晶セルロース    
      57■1カプセル当り     330 
mg上記配合割合でカプセル剤を調製スル。
処方例 2 BVAU            toomg乳糖  
           100 trqpステアリン酸
マグネンウム      2mgタルク       
        3 mgヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース   1omg1錠当り         2
15 mg上記配合割合で錠剤を調製する。
処方例 3 BVAU            50(Jn9乳糖 
            240 mgコーンスターチ
         250+ffグヒドロキシプロピル
メチルセルロース   10mq1包当り      
 l OOOTn9上記配合割合で顆粒剤を調製する。
処方例 4 BVAUP (2Na)       100mWト 
 リ  ス ア  ミ  ノ  メ  タ  ン   
                 2  2  0 
119注射用蒸溜水         適  金1アン
プ/L/10 zl 上記配合割合で注射剤を調製する。
処方例 5 B V A U          $150 QFT
−20750#lグ トリスアミノメタン      220mg注射用蒸溜
水         適  量1アンプル当り    
  10jb 上記配合で注射剤を調製する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明薬剤の放射線の抗腫瘍作用を増強する
効果を示す試験結果である。 特許出願人 (677)ヤマサ醤油株式会社芋l因 0 対gi費 0 俸射峰駒魅咽騨 ・ 3VALJ岬絣

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)1−β−D−アラビノフラノシル−(E)−5−(
    2−ハロゲノビニル)ウラシルまたはその5′−モノり
    ん酸エステルもしくはその薬学的に許容される塩を活性
    成分として含有してなる抗腫瘍効果増強剤。 2)1−β−D−アラビノフラノシル−(E)−5−(
    2−ハロゲノビニル)ウラシルまたはその5′−モノり
    ん酸エステルもしくはその薬学的に許容される塩と抗腫
    瘍剤とを配合してなる医薬組成物。
JP20518884A 1984-09-29 1984-09-29 抗腫瘍効果増強剤 Granted JPS6183126A (ja)

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JP20518884A JPS6183126A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 抗腫瘍効果増強剤

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JPS6183126A true JPS6183126A (ja) 1986-04-26
JPH0533687B2 JPH0533687B2 (ja) 1993-05-20

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