JPS6181961A

JPS6181961A - プラスチツク容器蓋

Info

Publication number: JPS6181961A
Application number: JP59203537A
Authority: JP
Inventors: 与後　康二
Original assignee: Japan Crown Cork Co Ltd
Current assignee: Nippon Closures Co Ltd
Priority date: 1984-09-28
Filing date: 1984-09-28
Publication date: 1986-04-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は食用油、ソース、ドレッシング等の液体を収納
するための容器の蓋であって、これらの液体を注いだ後
、注出筒より滴下する、又はその外部をつたわって流れ
落ちる液体が、容器内に自然に戻ることができるようＫ
なった、液戻シタイブのプラスチック容器蓋に関する。

（従来の技術）液戻シタイブの容器蓋として、実公昭５７−３４１３３
号公報には、天板中央部に注出口が、注出口に隣接して
液戻フ用の空気孔が設けられた中蓋と、中板の天板部を
覆う上蓋よりなる注出キャッゾが提案されている。

（発明が解決しようとする問題点）上記従来の注出キャ、ｆは、消費者の手元に渡る前の流
通過程などにおいて、容器が倒れた場合に、内容液が注
出口および空気孔を通って、中蓋と上蓋との間に流出し
て、中蓋と上蓋の隙間から洩出したシ、あるいは上蓋に
耐着した液体が上蓋を開けたさい手指等を汚すおそれが
ある。まだ流通過程などにおいて、上蓋を開けて、内容
液の量を減らしたシ、あるいは他の液体と入れ替えたシ
、もしくは注出口又は空気孔より異物を混入するなどの
不正な操作を行なうことも可能である。

（発明の目的）本発明は、流通過程などにおいて、容器が倒れた場合に
も、内容液が蓋外に流出するおそれのない、液戻シタイ
ブのプラスチック容器蓋を提供することを目的とする。

さらに本発明は、流通過程などにおいて、不正な操作を
行なうことが困難な、液戻シタイブのプラスチック容器
蓋を提供することを他の目的とする。

（発明の構成）本発明は、円形天部、該天部の周縁よ多垂下するスカー
ト部、および該天部の上方に延びる、該スカート部よ）
小径の注出筒を備えており、該注出筒内側の該天部の部
分には、開口用・やネルを画定する弱め部と該弱め部を
引裂くためのタブが設けられておシ、該注出筒の付根部
には液戻多用の小孔が形成されていることを特徴とする
グラスチック容器蓋を提供するものである。

（実施例）以下実施例である図面を参照しながら本発明について説
明する。

第１図、第２図において、ｌはポリｆｃｘピレン又はポ
リエチレン等のグラスチックよりなる容器の周縁に沿い
、外径がスカート部の外径より僅かに小さい環状突出部
４が形成されている。環状突出部４の外面下部には環状
凹部４ａが形成されていて、グラスチックよりなる上蓋
５のスカート部６の下端の内側突出部６ａと保合可能に
なっている。

天部２の上部には、スカート部３より遥かに小径の注出
筒７が、上方に延びるように形成されている。注出筒７
のリップ部７ａは、円筒状主部７ｂの上端７ｂ＋から、
朝顔状に外方に拡がっている。環状突出部４と注出筒７
の間の天部上面の部分は、半径方向内方に向って、図示
のように好ましくは僅かに下り勾配を有する環状面８と
なっておフ、リップ部７ａの先端７ａｌが、環状面８の
上方に位置するように構成されている。

注出筒７の付根部には、１個又は複数（図では４個）の
、半径方向に延びる液戻多用の、好ましくは図示のよう
に、外面側が拡開した、断面楔状の小孔９が形成されて
いる。また小孔９の底面９ａは、環状面８および注出筒
７の内側の天板上面の周辺部分ｌＯと滑らかに接続して
いる。環状面８を上記のように下）勾配にし、小孔９の
外面側を拡開し、また底面９ａを上記のように滑らかに
接続するのは、リップ部７ａから滴下又は流下した内容
液の、環状面８からの液戻シがスムースに行なわれるよ
うにするためである。また小孔９を断面楔状に形成して
、小孔９の内面側高さを小さくしたのは、液戻シが可能
な範囲において、注ぎ出しのさい、小孔９を通る内容液
の環状面８への漏出を極力少なくするためである。内容
液が食時間の注ぎ出しのさいには漏出が起シ難い。

字形のスコア蔀１２が形成されている。開口用・ぐネル
部１３にはタブ１４（この場合はリングタブ）が設けら
れていて、タブ１４を引張シ上げると、注出筒７の内側
の天部２に開口部１５が形成される。

容器蓋１のスカート部３の内面の下端には環状突起１６
が形成されている。環状突起１６の上方のスカート部３
の内径は、容器口部１７（第３図）の対応する部分であ
る環状膨出部１７ａの外径より若干小さくなっていて、
容器蓋１により容器ロ部１７を封緘した状態において、
スカート部１３が容器口部１７に緊挿され、かつ環状突
起１６が、環状膨出部１７ａの下面と係合して、容器Ｍ
１が容器口部１７より抜は難いように構成されている。

上蓋５の天部１８の下面には、注出筒７に嵌入可能の筒
部１９が形成されている。筒部１９は開口用・ぐネル１
３を除去した後、容器が倒れた場合等に、内容液が大量
に注出筒７の外に流出するのを防止する機能を有する。

なお、上蓋５は容器蓋の天部２や注出筒に埃等が耐着す
るのを防止し、また使用後は倒れた場合等に、内容液が
大量に流出するのを防止する役目を有するが、用途によ
っては必ずしも設ける必要がない。

（作用、効果）容器蓋１は液体が充填された容器を封緘した状態におい
て、消費者が使用のためタブ１４を引張って開口用パネ
ル１３を除去するまでは、天部２が閉鎖されているので
、流通過程等において容器が倒れた場合にも、内容液が
蓋外に流出するおそれがなく、また容器蓋１が開栓不能
又は困難に封緘されている場合、異物混入等の不正な操
作が行なわれることが防止される。

そして使用のため、弱め部を引裂いて開口用パネル１３
を除去して、開口部１５を形成した後は、注出筒７がス
カート部３より小径であるので、注ぎ出し後、注出筒７
のリップ部先端７ａｌに残った内容液は、注出筒７の外
面に沿って流れ落ちたシ、あるいは環状面８に流下又は
滴下した後、注出筒７の付根部に設けられた小孔９から
、開口部１５を通って容器内に戻る。

（他の実施例）本発明は以上の実施例によって制約されるものでなく、
例えば上蓋を容器蓋に対しヒンジ機構によ９〜体化して
取付けて、注出筒のヒンジ側の附根部のみに小孔を設け
てもよい。この場合は注ぎ出しのさい、通常はヒンジと
反対側の注出筒リッグ部が下方になるので、小孔を通っ
て内容液が流れ出るおそれが少ない故、小孔は比較的大
きなものであってもよい。さらに容器口部に螺合される
タイプのものであってもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例である容器蓋に、上蓋が装着さ
れた状態の縦断面図、第２図は第１図の■−■線に沿う
横断面図、第３図は第１図の容器蓋の開口後の状態を示
す縦断面図である。１・・・容器蓋、２・・・天部、３・・・スカート部、
７・・・注出筒、９・・・小孔、１２・・・弱め部（ス
コア部）、１３・・・開口用パネル、１４・・・タブ。第　１　図１つ第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）円形天部、該天部の周縁より垂下するスカート部
、および該天部の上方に延びる、該スカート部より小径
の注出筒を備えており、該注出筒内側の該天部の部分に
は、開口用パネルを画定する弱め部と該弱め部を引裂く
ためのタブが設けられており、該注出筒の付根部には液
戻り用の小孔が形成されていることを特徴とするプラス
チック容器蓋。