JPS6179606A - セラミツクスを材料とする成形用型及びその製造方法 - Google Patents
セラミツクスを材料とする成形用型及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6179606A JPS6179606A JP59203794A JP20379484A JPS6179606A JP S6179606 A JPS6179606 A JP S6179606A JP 59203794 A JP59203794 A JP 59203794A JP 20379484 A JP20379484 A JP 20379484A JP S6179606 A JPS6179606 A JP S6179606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- ceramics
- molding
- molding mold
- alkali metals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、セラミックスを材料とする成形用の型及びそ
の製造方法に関する。一般に成形用の金型あるいは鋳型
は、焼入れが可能な鋼材を所定の形状に切削研磨する工
程を経て作成されるのであるが、曲面等の複雑な形状を
削り出すために種々の刃物を必要とする。又、凹凸面で
はその寸法差が大きい程削り出すためには、極めて長時
間を要するものである。このようにしてできあがった型
は、表面を焼入れして研磨するか、又は硬質クロム仕上
げを行ない、硬度をビッカース硬さで７００以上にして
、射出成形、押し出し成形等の成形用型としている。こ
のため従来の金型は、製作のため長時間必要とし、かつ
多額の経費を要している。
の製造方法に関する。一般に成形用の金型あるいは鋳型
は、焼入れが可能な鋼材を所定の形状に切削研磨する工
程を経て作成されるのであるが、曲面等の複雑な形状を
削り出すために種々の刃物を必要とする。又、凹凸面で
はその寸法差が大きい程削り出すためには、極めて長時
間を要するものである。このようにしてできあがった型
は、表面を焼入れして研磨するか、又は硬質クロム仕上
げを行ない、硬度をビッカース硬さで７００以上にして
、射出成形、押し出し成形等の成形用型としている。こ
のため従来の金型は、製作のため長時間必要とし、かつ
多額の経費を要している。
本発明は以上の欠点を解消し、型製作の時間を短縮した
効率的な型の製造方法を提供するとともに、被成形物の
如何に拘らず、耐腐食性に富み、成形精度を長時間維持
することが可能な成形用型を提供することを目的とする
。
効率的な型の製造方法を提供するとともに、被成形物の
如何に拘らず、耐腐食性に富み、成形精度を長時間維持
することが可能な成形用型を提供することを目的とする
。
これらの目的を達成するため１本発明は、成形用型とし
て、アルカリ金属を含むアルミノケイ酸塩、フィロケイ
酸塩等の珪酸塩類を成分とする切削可能な特殊セラミッ
クスを素材として成形構成した型、その製造方法の１番
目として、第１発明に係わる特殊セラミックス材料を、
焼成前の柔らかい状態の時に、適宜切削や彫刻による凹
凸を持たせた加工を施し、これを焼成してセラミックス
とした後、必要に応じ適宜精密切削加工を行ない成形用
型とする方法、又製造方法の２番目として、第１発明に
係わる特殊セラミックス材料を、溶融炉から取り出して
完全に固体化する以前に、所定の形状に加工して、完全
固化後に精密加工を施して成形用型とする方法、更に製
造方法の３番目として第１発明に係わる特殊セラミック
ス材料を。
て、アルカリ金属を含むアルミノケイ酸塩、フィロケイ
酸塩等の珪酸塩類を成分とする切削可能な特殊セラミッ
クスを素材として成形構成した型、その製造方法の１番
目として、第１発明に係わる特殊セラミックス材料を、
焼成前の柔らかい状態の時に、適宜切削や彫刻による凹
凸を持たせた加工を施し、これを焼成してセラミックス
とした後、必要に応じ適宜精密切削加工を行ない成形用
型とする方法、又製造方法の２番目として、第１発明に
係わる特殊セラミックス材料を、溶融炉から取り出して
完全に固体化する以前に、所定の形状に加工して、完全
固化後に精密加工を施して成形用型とする方法、更に製
造方法の３番目として第１発明に係わる特殊セラミック
ス材料を。
溶融炉から取り出して粘土等からなる所定形状物に注ぎ
、完全に固形化した後に、精密加工を施して成形用型と
する方法をその構成とするものである。
、完全に固形化した後に、精密加工を施して成形用型と
する方法をその構成とするものである。
次にその一実施例について説明すると、本発明に用いる
特殊セラミックスは、アルカリ金属を含むアルミノケイ
酸塩、フィロケイ酸塩等の珪酸塩類を成分とするセラミ
ックス素材であって、実施例セラミックスとしては、非
晶質部分を含むＫ Ｍ ｇｌ（Ｓ１３ Ａｌ ０１０）
（ＯＨ）Ｚを結晶質としたアルミノケイ酸塩類とフッ素
を成分とする切削加工性のあるもノテあり、該素材を１
０００°Ｃ〜１５０ｏ′Ｃにて溶融し、所定の寸法の適
宜材質よりなる容器に注入し静かに冷却させるが、完全
固化する前に通常の刃物を使用して切削加工し、完全冷
却後切削研磨を行なうようにする。このような製造過程
をとることによって、加工時間を大幅に短縮することが
出来、しかも硬度は、ビッカース硬度１０００程度であ
って１表面の研磨粗さは２．３μ前後ときわめて滑らか
となる。図に示したのはプラスチック製ホイールキャッ
プの射出成形用の型として製作した例であり、（１）は
プラスチック溶料を射出注入するためのノズル、（２）
は静止定盤で静止型（３）を固定しており、（４）は移
動定盤であって、移動型（５）を固定しており、（６）
は圧締シリンダーであって、ノズル（１）より溶融され
たプラスチック素材がランナー（７）を通過して成形空
間（８）へ導入され、圧締シリンダー（６）により押圧
し固型化してのち移動型（５）が離されて成形が完了す
る。以上の成形用型における静止型（３）及び移動型（
５）の素材として特殊セラミックスを用いたので、射出
出力に充分耐え得る強度を有し、かつ長期使用において
も腐食することがなく、かつ寸法安定性にも優れている
。更に表面粗さが極めて滑らかであるので、成形品の表
面の精度が厳密に設定される。
特殊セラミックスは、アルカリ金属を含むアルミノケイ
酸塩、フィロケイ酸塩等の珪酸塩類を成分とするセラミ
ックス素材であって、実施例セラミックスとしては、非
晶質部分を含むＫ Ｍ ｇｌ（Ｓ１３ Ａｌ ０１０）
（ＯＨ）Ｚを結晶質としたアルミノケイ酸塩類とフッ素
を成分とする切削加工性のあるもノテあり、該素材を１
０００°Ｃ〜１５０ｏ′Ｃにて溶融し、所定の寸法の適
宜材質よりなる容器に注入し静かに冷却させるが、完全
固化する前に通常の刃物を使用して切削加工し、完全冷
却後切削研磨を行なうようにする。このような製造過程
をとることによって、加工時間を大幅に短縮することが
出来、しかも硬度は、ビッカース硬度１０００程度であ
って１表面の研磨粗さは２．３μ前後ときわめて滑らか
となる。図に示したのはプラスチック製ホイールキャッ
プの射出成形用の型として製作した例であり、（１）は
プラスチック溶料を射出注入するためのノズル、（２）
は静止定盤で静止型（３）を固定しており、（４）は移
動定盤であって、移動型（５）を固定しており、（６）
は圧締シリンダーであって、ノズル（１）より溶融され
たプラスチック素材がランナー（７）を通過して成形空
間（８）へ導入され、圧締シリンダー（６）により押圧
し固型化してのち移動型（５）が離されて成形が完了す
る。以上の成形用型における静止型（３）及び移動型（
５）の素材として特殊セラミックスを用いたので、射出
出力に充分耐え得る強度を有し、かつ長期使用において
も腐食することがなく、かつ寸法安定性にも優れている
。更に表面粗さが極めて滑らかであるので、成形品の表
面の精度が厳密に設定される。
又本発明の成形用型の製造方法として、セラミックスの
焼成前に適宜の切削加工を施した後に焼成し、その後適
宜精密加工を行なうようにしたこと、セラミックス材料
を溶融炉から取り出し完全固体化前に所定形状に加工し
、完全固化後に適宜精密加工を施すようにしたこと、お
よびセラミックスを溶融炉から取り出し所定の型材に注
ぎ完全固形化後精密加工を施すようにしたことによって
。
焼成前に適宜の切削加工を施した後に焼成し、その後適
宜精密加工を行なうようにしたこと、セラミックス材料
を溶融炉から取り出し完全固体化前に所定形状に加工し
、完全固化後に適宜精密加工を施すようにしたこと、お
よびセラミックスを溶融炉から取り出し所定の型材に注
ぎ完全固形化後精密加工を施すようにしたことによって
。
型成形時間を短く出来るため、経費の節減を果しうるち
のである。
のである。
図面は、本発明°の一実施例の成形用型として射出成形
用型を示す成形機の一部断面図である。
用型を示す成形機の一部断面図である。
Claims (4)
- （１）、アルカリ金属を含むアルミノケイ酸塩、フィロ
ケイ酸塩等の珪酸塩類を成分とする切削可能なセラミッ
クスにより成形構成してなるセラミックスを材料とする
成形用型。 - （２）、アルカリ金属を含むアルミノケイ酸塩、フィロ
ケイ酸塩等の珪酸塩類を成分とするセラミックス材料を
、焼成前の柔らかい状態の時に、適宜切削や彫刻による
凹凸を持たせた加工を施し、これを焼成してセラミック
スとした後、必要に応じ適宜精密切削加工を行ない成形
用型とすることを特徴とするセラミックスを材料とする
成形用型の製造方法。 - （３）、アルカリ金属を含むアルミノケイ酸塩、フィロ
ケイ酸塩等の珪酸塩類を成分とするセラミックス材料を
、溶融炉から取り出して完全に固体化する以前に、所定
の形状に加工して、完全固化後に精密加工を施して成形
用型とすることを特徴とするセラミックスを材料とする
成形用型の製造方法。 - （４）、アルカリ金属を含むアルミノケイ酸塩、フィロ
ケイ酸塩等の珪酸塩類を成分とするセラミックス材料を
、溶融炉から取り出して粘土等からなる所定形状物に注
ぎ、完全に固形化した後に、精密加工を施して成形用型
とすることを特徴とするセラミックスを材料とする成形
用型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59203794A JPS6179606A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | セラミツクスを材料とする成形用型及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59203794A JPS6179606A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | セラミツクスを材料とする成形用型及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6179606A true JPS6179606A (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=16479853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59203794A Pending JPS6179606A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | セラミツクスを材料とする成形用型及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6179606A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111319200A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-06-23 | 盐城摩因宝新材料有限公司 | 一种医用器件易脱模模具及其制作工艺 |
| CN111319194A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-06-23 | 盐城摩因宝新材料有限公司 | 一种便于脱模医疗注塑件模具及其制作工艺 |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP59203794A patent/JPS6179606A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111319200A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-06-23 | 盐城摩因宝新材料有限公司 | 一种医用器件易脱模模具及其制作工艺 |
| CN111319194A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-06-23 | 盐城摩因宝新材料有限公司 | 一种便于脱模医疗注塑件模具及其制作工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR940009888B1 (ko) | 광학기판 성형용 주형 | |
| DK1085954T3 (da) | Fremgangsmåde og indretning til direkte fremstilling af en præcisionsstøbeform til støbeemner af metal | |
| JPS6179606A (ja) | セラミツクスを材料とする成形用型及びその製造方法 | |
| DK0625386T3 (da) | Præcisionsstøbemetode til fremstilling af støbeemner | |
| US4220190A (en) | Method of making tooling | |
| JPH03182313A (ja) | 成形金型の製造方法 | |
| JPS60145243A (ja) | 金型の製造方法 | |
| KR970001026B1 (ko) | 정밀세공 악세사리의 제조방법 | |
| JPS6142447A (ja) | 簡易金型の製作方法 | |
| KR910006776B1 (ko) | 프레스(press) 금형의 주조 방법 | |
| KR100186642B1 (ko) | 곡형 호스금형의 제조방법 | |
| SU1130481A1 (ru) | Способ изготовлени безлитниковых керамических изделий | |
| US3393726A (en) | Method for making large precision die castings from cavityless casting molds | |
| Werning | High Quality Precision Shapes by Vacuum Mold Casting--Effect of Low Pressure | |
| SU761122A1 (ru) | СПОСОБ ИЗГОТОВЛЕНИЯ ЛИТЕЙНЫХ ФОРМ ·»ίϋ'5?*2β 3 ! < Ύ 1 | |
| SU821033A1 (ru) | Способ изготовлени формообразующихдЕТАлЕй пРЕСС-фОРМ | |
| JP3808379B2 (ja) | 鋳型の製作方法 | |
| Rowe | Mould-Making in Superplastic Alloys | |
| CN113523191A (zh) | 一种浇口杯制造方法 | |
| JPS63299844A (ja) | 射出成形方法 | |
| JPS6380941A (ja) | 鋳造方法 | |
| JPH03199015A (ja) | 成形金型の製造方法 | |
| JPS6360047A (ja) | 主型と中子取の製作法 | |
| JPH0362489B2 (ja) | ||
| JPH06145715A (ja) | 粉末による部品の製造方法 |